別紙 ■公益財団法人大阪観光局 DMO 事業戦略策定およびマーケットリサーチ等業務委託プロポーザル 実施要綱業務仕様書 1.業務名 「公益財団法人大阪観光局 DMO 事業戦略策定およびマーケットリサーチ等業務委託 2.目的及び用途 業務の目的は、 「公益財団法人大阪観光局 DMO 事業戦略策定およびマーケットリサーチ等業務 委託プロポーザル実施要項」(以下「実施要項」という。)に記載してあるとおりである。 成果品は、公益財団法人大阪観光局の DMO 事業の推進において用いるものとし、その内容、 リサーチの結果については、原則大阪観光局と関連する行政機関、民間事業者に広く情報提供す るものとする。 なお、当業務は受託者が一方的に作成するものではなく、大阪観光局の関係各部職員と適宜意 見交換を行いながら作成する。また、成果品は十分に大阪観光局の現状に沿った形の実現可能性 の高い戦略となるよう留意すること。 3.業務の内容 大阪観光局は、実施要項に基づき受託者を選考のうえ、次の業務を委託する。 ① DMO アクションプラン検討業務 今後、 「大阪都市魅力創造戦略 2020 案」をもとに、公益財団法人大阪観光局が、DMO として取り組むべき事項をアクションプランとして整理する。 (a) 現状分析 ・効果的なアクションプランの役立てるため、現状の大阪府市の観光に関する状 況等を把握・分析する。 ・なお、現状把握・分析は、需要側(国内外からの観光客)および供給側(サー ビスを提供する側)それぞれの状況等を把握・分析するものとする。状況把握・ 分析にあたっては、国や大阪府市、大阪観光局、その他シンクタンク等が実施 している各調査結果を活用するとともに、今後の事業検討の基礎資料として役 立て、広く行政機関、民間事業者に情報提供することを前提として、わかりや すい形でまとめることとする。 (b) ターゲット設定 ・ (a)現状分析の結果や、その他状況分析の内容を踏まえつつ、大阪が今後優先的 に対応すべき、国、地域、年齢、性別などのターゲットの選定を行う。 ・ターゲットの選定については、別途実施する「マーケット調査業務」において、 詳細な調査・分析を実施し、適宜反映を行いながら設定を行うこととする。 (c) アクションプランの検討 ・上記、 (a)(b)の実施結果や、 「大阪都市魅力創造戦略 2020 案」をもとに、 今後大阪版 DMO として取り組むべきアクションプランの検討を行う。 ・なお、アクションプランについては、既存資料の確認や各部ヒアリングなどを 十分に行うことで、大阪観光局がこれまでや現状実施している事業の内容や事 業費等を把握し、事業種類ごとに今後の改善点を明確にした形で取りまとめる。 ・個々のアクションについては、「大阪都市魅力創造戦略 2020 案」での目標と の整合を図り、可能な限り明確な成果指標を設定し、今後のモニタリング、 PDCA に役立つものとする。また、アクションプランは、事業費を伴う事業、 伴わない運営事業双方を作成するものとする。 ※計画期間:2016年度~2020年度までの5年間とする。 ※計画期間内のラグビーワールドカップ、東京オリンピック/パラリンピック、ワ ールドマスターズゲームスなどの大規模プロジェクトに留意してまとめること。 (d) マーケティングの検討 ・DMO の主要な実施事項であるマーケティング活動について、現状の取り組みの 再整理、過不足等の分析を行い、今後取り組むべき内容の検討を行う。併せて、 大阪観光局内の PDCA のための仕組み構築を行う。 ・検討した内容は、適宜アクションプランに反映させることとする。 ② マーケットリサーチ業務 ・別途実施する「①DMO アクションプラン検討業務」で検討を行う優先ターゲット に関する現状把握、および効果的な施策の検討のため、主に海外マーケットに関 するリサーチを実施する。 ・当リサーチについては、 「①DMO アクションプラン検討業務」での「 (a)現状分 析」において実施する既存の各調査結果分析では把握しきれない、大阪独自、また 個別具体的な内容を想定している。 ・リサーチ内容については、大阪の観光資源の認知や興味、各国ターゲットの旅行 先の決定理由、旅行流通構造、市場動向などの事項に加え、それらの事項を踏まえ ての効果的な打ち手(施策)を、各優先ターゲット(マーケット)別に分析するも のとする。 ・マーケットリサーチ実施対象国/地域は、アジア圏3か国以上、欧米圏 2 か国以上 とする。なお、国別に実施方法を変更しても問題ない。 ・得られたデータに関しては、①アクションプラン策定に反映させることはもちろ ん、広く行政機関、民間事業者に情報提供することを前提として、わかりやすい形 でまとめることとする。 ・上記、マーケットリサーチを行う最適な方法については、提案されたい。 ・次年度以降、継続的にマーケットリサーチを行っていく必要を認める内容に関し ては、その費用対効果、必要性を踏まえたうえで、最適な提案を行うこと。 ③ DMO 運営モデル検討業務 今後、大阪版 DMO の機能を強化し、持続的に発展していくための運営モデルの検討 を行う。なお、比較対象として、モデルとなりうる海外の DMO については、参考事 例として盛り込むこと。 (a) 大阪版 DMO と大阪府・市町村との役割分担や体制整備に関する検討 ・ 「大阪都市魅力創造戦略 2020 案」で検討されている大阪観光局が主となり推 進する主要プロジェクトの実現や、今後の大阪における観光振興のために大阪 全体での体制整備の在り方に関する検討を行う。 (b) DMO としての機能、組織運営に関する検討 ・大阪観光局の現在の機能、組織運営の状況把握を行い、今後有すべき機能、およ び機能を充足するための要件に関する検討を行い、実現のための組織体制、運 営方法の最適化や業務改善に関する検討を行う。 ・大阪観光局が中長期的に発展していくための、人材育成のあり方についての検 討を行う。 (c) 財源強化のための検討 ・大阪観光局が大阪版 DMO として持続的かつ発展的な運営を実施してくために 必要となる財源の考え方、確保策についての検討を行う。 ・検討にあたっては、大阪観光局の収支分析を含めた財務体質の改善に向けた調 査を行うと共に、中長期的な財源のポートフォリオ、新規ビジネスモデル案を 含めるものとする。 (d) ロードマップの検討・作成 ・上記③(a)~(c)を踏まえ、明確に優先順位をつけたうえで、段階的に発展し ていくためのロードマップの検討・作成を行う。 なお、最終とりまとめ時に、大阪観光局職員等関係者に対して業務報告会を行うこととする。ま た、成果品は最終業務終了時に紙媒体及び電子ファイルにより納品するものとし、納品と同時に その作品の著作権と使用権は公益財団法人大阪観光局に帰属するものとする。 4.委託期間 契約締結日から平成 29 年 3 月 31 日まで 5.プロポーザルでの記載内容 下記項目についての内容を含めて、提案書として提出してください。 ・世界、日本の中での大阪観光の現状、将来性に関する見解 ・業務目的を達成するための独自の工夫、手法 ・各業務の組み立て、手法、スケジュール ・マーケットリサーチ業務の手法(外注での実施であればそのことも明記) ・業務実施体制(業務遂行責任者を含め、担当者の業務実績も記載すること) ・業務委託費用(各業務別の概算費用) 6.評価基準 大阪観光局においては、以下の項目で総合的に評価を行う。 ① 会社全体、業務担当者の類似業務での実績は十分か。 ② 観光産業および本業務に対する理解度が十分か。 ③ 大阪観光局の実情に沿った実現可能性のある戦略策定ができるか。 ④ 各業務の組み立て、手法は、目的を達成するために適切か。 ⑤ 本業務に対する意欲があるか。 ⑥ オリジナリティのある提案か。 ⑦ 業務遂行にあたり、着眼点や留意点が十分に理解されているか。 ⑧ マーケットリサーチは目的を達成するに十分、かつ適切な手法か。 ⑨ 業務遂行にあたり、無理のないスケジュールが組まれているか。 ⑩ 業務遂行にあたり、バックアップ体制含め、無理のない人員体制か。 ⑪ 見積もりは適正であるか。 ※⑪の金額については、適正さは評価基準として含めているが、単純に低コストであること を理由としてプラス評価はしない。 7.その他 参加事業者は、次の各号に留意のうえ本業務に応募するものとする。 ○ 関係法令及び実施要綱を遵守するとともに、業務遂行の過程で知りえた事項について守秘 義務を負うこと。 ○ 本業務を円滑に遂行するために、大阪観光局との連絡調整に努め、適宜協議を重ねること により、業務を完遂すること。 ○ 受託者は本業務における業務遂行責任者を明確に定め、契約に基づき業務に関する一切の 事項に責任を持って処理するものとする。なお、業務遂行責任者は、当該業務を遂行するに あたり、必要な能力と経験を有するものでなければならない。 ○ 受託者は、契約締結後 1 か月間は最低 1 週間に 1 回以上、また2か月目以降は最低 2 週 間に 1 回以上、大阪観光局に出向き、打合せや業務報告を行いながら、業務遂行を行うこ ととする。また、打合せの回数は、業務の進捗状況等によって適宜増やすことについて柔軟 に対応すること。 ○ 現状分析にあたり、これまで大阪観光局にて実施した関西国際空港での訪日外国人動向調 査等のリサーチデータは無償で貸与する。ただし、本データについては、本事業以外に用い てはならない。 ○ この仕様書に記載のない事項、疑義等については、双方協議のうえ決定する。 8.委託契約締結後の留意事項 (1) 受託者は、最終報告会での意見交換の内容を踏まえ、適宜加筆、修正等を行い、最終成果品 を提出し、納入とする。なお、この修正等に要する費用は受託者の負担とする。 暴力団等の排除に関する特記仕様書 1 暴力団等の排除について (1) 受託者(受託者が共同企業体であるときは、その構成員のいずれかの者。以下同じ。 )は、 大阪市暴力団排除条例(平成 23 年大阪市条例第 10 号。以下「条例」という。 )第 2 条第 2 号 に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。 )又は同条第 3 号に規定する暴力団密接関係 者(以下「暴力団密接関係者」という。 )に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材 料の購入契約又はその他の契約をしてはならない。 (2) 受託者は、条例第 7 条各号に規定する下請負人等(以下「下請負人等」という。 )に、暴力 団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料の購入契約 又はその他の契約をさせてはならない。また、受託者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団 密接関係者に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他の契 約をした場合は当該契約を解除させなければならない。 (3) 受託者は、この契約の履行にあたり暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる 者から条例第 9 条に規定する不当介入(以下「不当介入」という。 )を受けたときは、速やか に、この契約に係る当財団監督職員若しくは検査職員又は当該事務事業を所管する担当部長 (以下「監督職員等」という。 )へ報告するとともに、警察への届出を行わなければならな い。また受託者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者 から不当介入を受けたときは、当該下請負人等に対し、速やかに監督職員等へ報告するとと もに警察への届出を行うよう、指導しなければならない。 (4)受託者及び下請負人等が、正当な理由なく当財団に対し前号に規定する報告をしなかったと 認めるときは、条例第 12 条に基づく公表及び大阪市競争入札指名停止措置要綱による指名停 止を行うことがある。 (5)受託者は第 3 号に定める報告及び届出により、受託者が行う調査並びに警察が行う捜査に協 力しなければならない。 (6) 発注者及び受託者は、暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者からの不当 介入により契約の適正な履行が阻害されるおそれがあるときは、双方協議の上、履行日程の 調整、履行期間の延長、履行内容の変更その他必要と認められる措置を講じることとする。 2 誓約書の提出について 受注者及び下請負人等は、暴力団員又は暴力団密接関係者でないことをそれぞれが表明した誓 約書を提出しなければならない。ただし、発注者が必要でないと判断した場合はこの限りでな い。 元請用 平成 公益財団法人 大阪観光局 溝畑 年 月 日 宏 様 住所又は事務所所在地 フ リ ガ ナ 商号又は名称 フ リ ガ ナ 氏名又は代表者名 生 年 月 日 受 任 者 名 誓 約 使用印 年 月 日生 書 私は、大阪観光局が大阪市暴力団排除条例に基づき、受託事業やその他の事務事業により暴力団を利す ることとならないように、暴力団員及び暴力団密接関係者を入札、契約等から排除していることを承知 したうえで、次に掲げる事項を誓約します。 1 私は、次の受託事業などを受注するに際して、大阪市暴力団排除条例施行規則第3条各号に掲げる 者のいずれにも該当しません。 業務の名称: 2 私は、大阪市暴力団排除条例施行規則第3条各号に掲げる者の該当の有無を確認するため、大阪観 光局から役員名簿等の提出を求められたときは、速やかに提出します。 3 私は、本誓約書及び役員名簿等が大阪観光局から大阪府警察本部に提供されることに同意します。 4 私が本誓約書1に該当する事業者であると大阪観光局が大阪府警察本部から通報を受け、又は大阪 観光局の調査により判明した場合には、大阪観光局が大阪市暴力団排除条例及び大阪市契約関係暴力 団排除措置要綱に基づき、ホームページ等において、その旨を公表するこ とに同意します。 5 私が大阪市暴力団排除条例第7条に規定する下請負人等を使用する場合は、これら下請負人等から 誓約書を徴し、当該誓約書を大阪観光局に提出します。 6 私が使用する下請負人等が、本誓約書1に該当する事業者であると大阪観光局が大阪府警察本部か ら通報を受け、又は大阪観光局の調査により判明し、大阪観光局から下請契約等の解除又は二次以降の 下請負にかかる契約等の解除の指導を受けた場合は、当該指導に従います。 (様式1) 平成 公益財団法人 年 月 大阪観光局 溝畑 宏 様 応募者 住 所 氏名又は名 称 代表者 印 担当者 電 話 電子メール 提 案 書 下記の業務について、別添のとおり提案書を提出します。 記 業務名: ■公益財団法人大阪観光局 DMO 事業戦略策定 およびマーケットリサーチ等業務委託 日 (様式2) 平成 年 月 日 応募者 住 所 氏名又は名 称 代表者 様 公益財団法人 大阪観光局理事長 溝畑 宏 結果通知書 下記の業務について、最優秀提案者として選定されましたので、通知します。 記 業務名:公益財団法人大阪観光局 DMO 事業戦略策定 およびマーケットリサーチ等業務委託 印 (様式3) 平成 年 月 日 応募者 住 所 名 称 代表者 様 公益財団法人 大阪観光局理事長 溝畑 宏 結果通知書 下記の業務について、最優秀提案者として選定されませんでしたので、通知します。 記 業務名:公益財団法人大阪観光局 DMO 事業戦略策定 およびマーケットリサーチ等業務委託 理由: 印 平成 公益財団法人 年 月 大阪観光局理事長 溝畑 宏 様 応募者 住 所 氏名又は名 称 代表者 担当者 電 話 電子メール 質問書 業務名:公益財団法人大阪観光局 DMO 事業戦略策定 およびマーケットリサーチ等業務委託 質問箇所 (例) 募集要項 ○○ページ 質問事項 質問がない場合は、提出不要です。 送付先:[email protected] 印 日 見 積 書 平成 公益財団法人 年 月 大阪観光局理事長 溝畑 宏 様 応募者 住 所 氏名又は名 称 代表者 千 百 十 万 印 千 百 十 円 金額 1 委 託 名 公益財団法人大阪観光局 DMO 事業戦略策定 およびマーケットリサーチ等業務委託 2 委託場所 公益財団法人 大阪観光局 3 内 訳 以下のとおり 項目 単価 数量 金額 (単位:円) 備 考 A 価格計 B 調整額(値引き等) C 合計金額(A-B) D うち消費税及び地方消費税相 当額 E 業務委託価格合計(C+D) 記入上の注意 1 見積金額の有効数字直前に¥を付すこと。 2 本書の内容が確認できれば別様式でもかまいません。 3 項目については、なるべく具体的に記入し、用紙が不足する場合は別紙を添付してもかまいません。 日
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