(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター 新築工事

(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター
新築工事設計業務委託に係る
公募型プロポーザル
実施要項
1 プロポーザルの目的
(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター設計業務委託は、子育て
世代に向けて魅力的な施設の提供や複合型施設の設計のみでなく、旧取手第一中学校
跡地の駐車場整備や中道路も含めた敷地利活用計画、施設の保有総量及びランニングコ
ストの抑制など、高度な技術に加え、中長期的な視点を持ち合わせた技術提案が求めら
れ、経済性を持ちながら真に有用なものとする必要がある。そのために、優れた想像力、
技術力及び経験を有する設計者による質の高い技術提案を受けることにより、より優れ
た施設の建築を実現するため、公募型プロポーザル方式により設計者を選定するもので
ある。
2 業務概要
(1)業務名
(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター新築工事設計業務
委託
(2)業務内容
(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター新築工事に関する
建物・敷地計画の基本設計及び実施設計等(旧取手第一中学校校舎等解体工事
実施設計を含む)
(3)計画概要
【別紙1】
(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター新築工事
計画概要参照
(4)予定履行期間
契約締結日の翌日から平成30年3月23日
基本設計 平成29年6月30日まで
実施設計 平成30年3月23日まで
(5)履行場所
取手市井野3丁目15-1の一部
(6)業務の担当部局
〒302-8585
茨城県取手市寺田5139番地
取手市 福祉部 子育て支援課
TEL0297-74-2141(内線1341)
1
FAX0297-73-7016
E-mail [email protected]
(7)予算概要
契約限度額 77,000千円(消費税及び地方消費税を含む)
ただし、この金額は契約締結時の予定価格を示すものではなく、プロポーザル
内容の規模を示すためのものであることに留意すること。なお、後述する見積書
を提出する際は、上記契約限度額を超えてはならない。
3 スケジュール
平成 28 年 9 月 23 日(金)
公募開始
9 月 26 日(月)~10 月 3 日(月)
質問書受付期間
10 月 6 日(木)
質問書に対する市回答
11 月 2 日(水)
参加申請書及び技術提案書提出締切り
11 月 8 日(火)
第一次審査
11 月 14 日(月)
第一次審査結果通知
11 月 21 日(月)
第二次審査
11 月下旬
第二次審査結果通知
12 月中旬
最適業者との契約の締結
4 実施要項・必要書類の入手方法
(1)プロポーザル実施要項(本要項)及び各様式・参考資料は取手市ホームページの
「入札・契約」よりダウンロードすること。なお、窓口での配布は行わない。
取手市ホームページアドレス http://www.city.toride.ibaraki.jp/
(2)次に揚げる配付資料をホームページ上に掲載する。
①プロポーザル実施要項
②様式集(様式1~様式6-2)
③旧取手第一中学校跡地及び井野小学校跡地に関する利活用計画書
④(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター建設基本計画
⑤プロポーザル審査要領
⑥設計概要説明書・建築設計業務委託仕様書
⑦敷地図
5 参加資格条件
参加申請書及び技術提案書(以下「参加申請書等」という。
)を提出することができる
者は、提出時において次に掲げる条件をすべて満たした者とする。
(1)地方自治法施行令第167条の4第1項の規定に該当しない者及び同条第2項の
規定に基づく取手市の入札参加資格制限を受けていない者であること。
2
(2)平成27・28年度に係る取手市競争入札参加者の資格等に関する規程第5条に
規定する有資格者名簿に登録されていること。
(3)取手市建設工事等の契約に係る指名停止等措置要領に基づく指名停止措置を、当
該業務委託の公告の日から契約の日までの間に受けていない者であること。
(4) 建築士法第23条の規定による一級建築士事務所の登録を受けている者であるこ
と。
(5)会社更生法に基づき更生手続開始の申し立てがなされている者又は民事再生法に
基づき再生手続開始の申し立てがなされている者でないこと。
(6)総括責任者は、平成17年4月以降に日本国内で竣工し、又は実施設計を完了し
た保育所等施設(保育所・幼稚園・認定こども園)で1,000㎡以上、もしく
は学校教育法における学校で1,500㎡以上の新築・改築工事の設計において
総括責任者または主任技術者として携わった業績があること。
6 審査方法
(1)本プロポーザルは、二段階方式で行う。審査は本業務委託に係る取手市公募型プ
ロポーザル審査委員会にて行う。
(2)第一次審査は提出された参加申請書等をもとに審査を行い、上位5者に二次審査
への出席要請を行う。
(3)第二次審査は第一次審査にて選出された者を対象に、
【別紙2】
「
(仮称)取手市立
取手東部保育所・地域子育て支援センター新築工事設計提案課題」に基づき提出
された技術提案書をもとにヒアリングを行う。そこで、参加申請書等・ヒアリン
グの内容を総合的に判断し、最適業者及び次席者を選定する。
ヒアリングは、1者につき50分以内とし、プレゼンテーション20分と質疑
応答30分を行う。
プレゼンテーションは、事前に提出した技術提案書のみの使用とし、追加資料
の使用は不可とする。
(ヒアリングの実施場所、時間、方法等の詳細は、後日二次審査対象者へ通知す
る。
)
7 プロポーザル参加申込み
(1)プロポーザルに参加を希望する者は、参加申請書等を提出すること。
①提出期限
平成28年11月2日(水)
②提出先
〒302-8585 茨城県取手市寺田5139番地
取手市福祉部子育て支援課 宛
③提出部数
様式1及び見積書は各1部提出。様式2~6-2は15部とし、
会社名等を記載し、押印した原本1部と、会社名等、提出者を特
定できるような情報を記載しないもの(副本)を14部とする
3
④提出方法
持参又は郵送(配達証明付書留郵便に限る。提出期限日必着のこ
と)
⑤綴り方
様式1と見積書は綴る必要はない。様式2から様式6-2の順に
綴るものとする。サイズはA4縦とし、A3横様式(様式6-1、
2)については、2つ折り中折り返しとする。左側2箇所をホチ
キス止めすること。
(2)提出書類
①プロポーザル参加申請書(様式1)
②設計事務所の概要(様式2)
ア
総括責任者は各主任技術者を兼任していないこと。また、各主任技術者は
他の主任技術者を兼任していないこと。
イ 技術職員の資格・担当別の人数を記入すること。
③総括責任者の経歴等(様式3)
ア 所属の欄には、原本1部のみ記載し、原本以外は空欄とすること。
イ 同種・類似業務の実績については、5件以内で記入すること。
④各主任担当技術者の経歴等(様式4)
ア 所属の欄には、原本1部のみ記載し、原本以外は空欄とすること。
イ 同種・類似業務の実績については、5件以内で記入すること。
⑤設計事務所の同種・類似業務実績(様式5)
ア 業務名は、受注した設計業務名を記入すること。
イ
同種の設計業務、類似の設計業務実績については、それぞれ 5 件以内で記
入すること。
⑥技術提案書(様式6-1、6-2)
ア
提案は、【別紙2】(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援セン
ター新築工事設計業務提案課題を参照し、設計にあたっての考え方、方策
等を文章で簡潔に記述すること。
イ
文章を補完するために写真、イラスト、イメージ図を使用(カラー可)し
て良いが、設計の内容が具体的に表現されたものであってはならない。
ウ 具体的な設計図、模型(模型写真を含む)、透視図等は使用しないこと。
⑦本業務委託に対する見積書(任意様式)
ア 見積金額には、内訳金額(消費税込)を記載すること。
イ 内訳金額は、人件費及びその他経費を記載すること。
⑧その他
ア
各様式に記載する業務実績等で、同種の業務とは、官民を問わず、延べ床
面積500㎡以上の保育所等施設(保育所・幼稚園・認定こども園)の新築・
改築設計業務とする。類似の業務とは、延べ床面積1,500㎡以上の学校
教育法における学校施設の新築・改築設計業務とする。
4
イ 各様式とも本要項で定めた様式とし、片面印刷とすること。
8 質問及び回答
(1)質問書の提出
この契約又はプロポーザルに関する質問の受付は、次のとおりとする。
①受付期間
平成28年9月26日(月)~10月3日(月)17時まで
②提出方法
質問書(様式任意。ただし、A4版縦に横書き)に記載し電子メ
ールに添付すること。
③提出先
取手市福祉部子育て支援課メールアドレス
[email protected]
(2)質問書に対する市の回答について
①回答日
平成28年10月6日(木)
②回答方法
取手市ホームページの「入札・契約」上に掲載する。
9 審査結果の通知
(1)審査結果の通知日程について
①第一次審査結果の通知
11月14日(月)
②第二次審査結果の通知
11月下旬
(2)審査結果の通知方法について
結果については電子メールにて送付後、書面を郵送する。
10 設計業務の委託
(1)市は、このプロポーザルにより選定した最適業者に、
(仮称)取手市立取手東部保
育所・地域子育て支援センター新築工事設計業務を委託するものとする。ただし、
何らかの事由により最適業者と契約に至ることができないときは、次席者と契約
を締結するものとする。
(2)業務委託契約は、77,000千円(消費税及び地方消費税を含む。
)の範囲内に
おいて、業務内容、仕様等に関する協議を行った後、予定価格を設定の上、見積
合わせを実施し、随意契約により業務委託契約を締結するものとする。
(3)なお、最適業者の技術提案は尊重するが、実際の設計においては、必ずしも提案
どおり行われるものではない。
(4)契約交渉の結果によっては、どのプロポーザル参加者とも契約を締結しない場合
がある。
11 失格要件
次のいずれかに該当する場合は、その提案に係る参加者は失格とする。
(1)審査結果に影響を与える工作等不正な行為が行われたもの
5
(2)提出方法及び提出期間を遵守しなかったもの
(3)許容された表現方法以外の表現方法が用いられたもの
(4)提出書類に虚偽の内容が記述されているもの
(5)他人の作品を盗用したもの及び著作権の侵害を疑われるもの
(6)審査委員会の委員とその家族、又は審査委員会の委員とその家族が自ら主管
し又は役員若しくは顧問として関係する営利法人、団体等であるもの
12 その他留意事項
(1)実施要項等の承諾
技術提案書を提出した者は、この要項の記載内容を承諾したものとみなす。
(2)費用負担
プロポーザル参加に係る費用は、すべて参加者の負担とする。
(3)使用する言語、計量単位、通貨単位及び時刻
プロポーザルに関して使用する言語は日本語、通貨は日本円、単位は計量法に定
めるもの、時刻は日本標準時とする。
(4)提出書類の取り扱い
提出後の提案書等の修正又は変更は、一切認めない。また、提出されたすべての
書類は返却しないものとする。
(5)現地説明会
現地説明会は実施しない。個別に現地を視察する場合は取手市福祉部子育て支援
課に事前に確認を取ること。なお、その際には近隣住民に影響を及ぼさないよう
に配慮すること。
(6)その他
①提出された技術提案書は、原則として技術提案書の審査以外に使用しないもの
とする。
②提出された技術提案書は、審査に必要な範囲で複製を作成する。
③提出された技術提案書は、取手市議会基本条例に基づく資料請求又は取手市情
報公開条例に基づく情報開示請求等があった場合において、必要な部分につい
て複製の作成、公表等を行うことがある。
④技術提案書の提出は、1者につき1案とする。
⑤本業務の実施にあたって参加申請書等に記述した配置予定の技術者は、特別の
理由があると認められる場合を除き変更することはできない。
⑥ヒアリングにおいては、提出された技術提案書以外の資料は使用できないもの
とする。
⑦この要項等に記載するもののほか、プロポーザルにあたって必要な事項が生じ
た場合には、参加者に通知する。
6
【別紙1】
(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター新築工事計画概要
この計画概要に記載した事業内容の数値等の設定は、プロポーザル技術提案のためのもので、現
時点での想定数値を示します。
(1)事業地の概要
①所在地
取手市井野3丁目15-1の一部
②敷地面積
全体敷地面積 :約15,000㎡
保育所敷地面積:約5,000㎡
駐車場敷地面積:約1,800㎡
外構敷地面積 :約8,200㎡
③用途地域等
第一種中高層住居専用地域
第三種高度地区
防火地域 建築基準法第22条地域
建ぺい率60% 容積率200%
④周辺道路
北・東側道路:市道1-4305号線 幅員5.4~8m
西側道路
:市道0116号線 幅員4.6m
(2)施設条件
①施設の用途:保育所(定員220名)・子育て支援センター(約200㎡)
②施設の規模:延べ面積 約2,000~2,500㎡
③主要構造・階数:特に定めない
(3)概算建設費の想定
約10億円
(4)全体予定行程
平成28年度 基本設計着手
平成29年度 基本設計完了・実施設計着手
平成30年度 工事着工
平成31年度 竣工・供用開始
【別紙2】
(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター新築工事設計業務委託
提案課題
地域の特性や、配付資料である「旧取手第一中学校跡地及び井野小学校跡地に関する利活用計画
書」
(以下、利活用計画書)及び「
(仮称)取手市立取手東部保育所・地域子育て支援センター建設
基本計画」
(以下、建設基本計画)などの理解を基に以下の課題について提案を行うこと。なお、
利活用計画書に記載された配置図やイメージ図は今回の提案の際には考慮しないものとする。
課題1 業務の実施方針についての提案(様式6-1 A3
1枚)
①地域の特性や利活用計画・建設基本計画の内容・敷地条件等を基にしたコンセプト
②業務の取組体制
③業務の進め方、業務を推進する上での工夫
④担当チームの特徴、業務スケジュール
課題2 3 つの設問についての提案(様式6-2
A3
2枚)
1.今回の提案における設計理念
⑤取手市の子育て支援へどのように寄与していくか
⑥社会情勢の変化にどのように対応していくか
⑦特に重視する設計上の配慮事項等の提案
2.多様な世代が集う地域の交流の場を形成する配置計画についての提案
建設基本計画「2.新施設の建設予定地と跡地利活用計画」2 ページの条件を満たして
いれば、各施設の配置は自由とする。
⑧周辺環境への影響を考慮した配置計画
⑨運動施設利用者・保育所利用者・地域子育て支援センター利用者の動線に配慮した敷地
内通路・駐車場・送迎スペース
⑩地域の交流の場として利用できる配置計画
3.建設基本計画に記載された基本方針に基づき、5つの柱からなるやさしい保育施設の
実現についての提案
⑪すべてのひとにやさしい施設
防災・防火・防犯等、安全に配慮した施設、バリアフリー、ユニバーサルデザインに配
慮した施設など、すべてのひとにやさしい施設の提案
⑫地球環境にやさしい施設
外壁や屋根の断熱性能が高く、熱負荷に配慮した施設、自然と共生し、植栽等で四季を
感じられる環境など、地球環境にやさしい施設の提案
⑬地域住民にやさしい施設
子育て世代の集いの場となる施設、地域環境へ配慮した施設など、地域住民にやさしい
施設の提案
⑭子育て世帯にむけたやさしい防災対策施設
災害時に妊産婦や乳幼児のケアサービスができる施設、おむつ、ミルク、離乳食、アレ
ルギー食等の備蓄倉庫を備える施設など、子育て世帯にやさしい防災対策施設の提案
⑮コスト管理に厳しい施設
ライフサイクルコストに配慮した施設、市民のニーズを踏まえ、使用状況の変化に対応
できる施設など、コスト管理に厳しい施設