水(H2O) を電気分解すると、陰極(-)に水素、陽極(+)に酸素が発生し

F-0038-2013.08-H
水(H2O) を電気分解すると、陰極(-)に水素、陽極(+)に酸素が発生します。
この水分解により得られた水素 ・ 酸素の混合ガスを大容量で安全に使用できるシステムを開発しました。
水分解ガス(水素 ・ 酸素混合ガス)の特徴
経/済/性
- 短時間内に対象物の温度を 1,900℃以上に昇温できる高効率なエネルギー
- おおよそ 1m3 の水分解ガス発生時、2.3kW の低消費電力
環/境/性
- 水素及び酸素のみで構成され、燃焼時 CO₂、ダイオキシン、SOx など有害な公害物質を発生しないクリーンなエネ
ルギー
安/全/性
- 低圧(0.18Mpa 以下)のガスを必要な量だけその都度発生させるシステムであり、ガスの貯蔵部が無く安全
各法令との関連性
高圧ガス保安法
0.18MPa 以下で使用する為に、高圧ガス(常用の温度に於いてゲージ圧力 1MPa 以上)に該当し
ない。
消防法
水分解ガスは 0.18MPa 以下で発生させるために、【高圧ガス製造(1MPa 以上 )】に該当しない。
労働安全基準法
法の定める圧力容器の規定の適用外です。
規定 : 第2種圧力容器=ゲージ圧力 0.2MPa 以上で、かつ容量が 0.04m3 以上の容器
簡易容器=大気圧を超える圧力を有し、内容積が 0.1m3 を超える物
建築基準法
規制は貯蔵施設に対してであり、その都度必要な量のみを発生させる当社の装置は対象外。
規定 : 用途地域ごとに貯蔵できる水素ガスの量について制限を設ける。
例)市街化区域の第一、二種住居地域での水素ガス貯蔵量は最大 35m3。
防爆対策
水素は拡散性が良く、使用する圧力も低いことから対策の必要はありません。
発生器を密閉した空間に設置する場合も、換気扇を設置することで非危険場所と判断出来ます。
溶断の燃料を(LNG + 予熱酸素)の代わりに水分解ガスに切り替え、溶断速度の向上と溶断幅(Loss)を縮め、粉塵を
大幅に低減し、環境改善とコスト削減が可能になる。
[ 600mm タンディッシュスラグ / 250mm スラブ 溶断 ]
[ 250mm 熱間スラブ ]
[ SC-950mm / SCM-810mm 溶断 ]
[ シリンダーカバー溶断 ]
[ SMCビレット2段溶断 ]
[ カーボン含有スラグ 溶断 ]
溶断幅の削減 [LPGと水分解ガスの比較]
[ 250mm Slab溶断の比較 ]
[ 650mm炭素合金鋼の溶断幅 67%削減 ]
[ ステンレスタンディッシュスラグ溶断幅 54% 削減 ]
250mm 熱間スラブ 溶断比較表 [ LNGと水分解ガスの比較 ]
項目
LNG
水分解ガス
備考
溶断速度
250mm / min
460mm / min
1.8倍の速さ
溶断幅(Loss)
9~10mm(上部) 33mm(下部)
6~7mm(上、下部共に)
30% 削減
溶断の段差
トーチ二つ使用により段差発生
トーチ一つ使用により段差が発生しない
―
バリ
大きい
小さく容易に除去できる
―
煙霧の発生量
多量発生
少量発生
70% 削減
環境性
二酸化炭素の発生
二酸化炭素が発生しない
―
安全性
窒息や爆発危険
窒息や爆発危険無し
―
厚板溶断の比較 [ LPGと水分解ガスの比較 ]
溶断速度 (mm/min)
LPG
水分解ガス
鉄板の厚さ
20mm
Max 400
513~720
40mm
Max 300
480~600
80mm
Max 230
280~460
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本
西
東
中
広
社
部
部
部
島
・
営
営
営
営
工
業
業
業
業
場
部
部
部
所
特徴
水分解ガスで溶断時、LNGより
- 溶断面が平滑で、後加工が不必要
- 溶断幅(Loss)が少ない
- バリが少ない
[溶断面]
- バリ除去が容易
※ 適用 : 製鉄、造船、重工業など溶断及び加工分野
※
TEL (06)6556-1601
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URL:http://www.omco-taiyo.co.jp
製造元
[40mm スラブ 溶断]