【 添付資料 2】 安定 ヨ ウ素剤 の貸 与 に関す る覚書 関西広 域連合 を 「甲」、関西電力株 式会社 を 「乙」 とし、原子力発電所 の原子力災害 時にお ける乙か ら甲に対す る安定 ヨ ウ素剤 (以 下「ヨ ウ素剤」とい う。)の 貸 与 に 関 して 、 次 の とお り覚書 を締結す る。 (趣 旨) 第 1条 この覚書は、乙の原子力発電所 の原子力災害時 にお い て 、甲が住民等 の放射線 被 ば くを防護す るために、乙か らヨ ウ素剤 の貸与 を受 ける場合 に必要 となる基本 的な事項 を定 めるもの とす る。 (要 請 ) 第 2条 2 甲は、乙の原子力発電所 の原子力災害時 にお いて 、構成府 県市 を代表 して 、必 要 と判断 した 際 には 、 乙に対 して 、 ヨ ウ素剤 の貸 与 を要請す るもの とす る① 前項 の要請 は、文書 によ り貸 与期 間、場所 、貸与希望数量、返却時期等 を指定 して行 う。ただ し、時間的猶予 がない ときは、日頭 で貸 与 を要請す ることができ る。この場合 、甲は要請 した内容 を速や かに文 書 に よ り乙に通知す るもの とす る。 (貸 与お よび返却 ) 第 3条 乙は、 甲か ら前条 の要請 があつた ときは、 ヨ ウ素剤 の貸与 の可否、貸与可能 数量等 につい て検討 を行 うとともに、検討 の結果可能 な範 囲 で 甲に ヨ ウ素剤 を貸 与す るもの とす る。 2 ヨ ウ素剤 の運 1般 方法等諸事項 につい ては 甲お よび 乙が協議 して定める。 3 甲は、構成府 県市 を代表 して 、乙か ら貸 与 を受 けた ヨ ウ素剤 について 、構成府 県市 と調整 を行 い 、必要 とな る場所 に配 置す る。 4 貸 与期 間満 了までに、甲は貸 与 を受 けた ヨ ウ素剤 と同種 。同量 の ヨ ウ素剤 を調 達 し、 乙に返 却す る。 (費 用負担 ) 第 4条 2 前条 の規 定によ り、 甲または乙が ヨ ウ素剤 の貸与 お よび 甲か らの返却 に要 し た費用 は、 甲が負担す る。 前項 の費用 は、 当該貸与お よび返却 を行 うために要 した実費 とす る。 (費 用 の請求及 び支払 い) 第 5条 ヨ ウ素剤 の貸与 お よび返却 に関 して乙が費用 を支出 した際 の 甲の支払 い につ いて は 甲お よび 乙が協議 して定 める。 的外使用及び第 二者 へ の提供 の禁 止 ) 第 6条 甲は、乙が貸 与 した ヨ ウ素剤 につい て 、第 1条 に規定す る 目的以外 の 目的に使 用 し、又 は乙の 同意 な く、 甲の構成府 県市 を除 く第 二者 へ 提供 してはな らな い。 (目 (免 責事項 ) 第 7条 貸与 した ヨウ素剤 を服用 した者 に生 じた副作用等 の負 の影響 については、甲が対 応 を行 うもの とし、乙は一切 の責 を負わない。 (連 絡窓 口) この覚書 に 関す る連絡 ・ 引渡窓 日は、別途定 める。 第 8条 (有 効期 間) 第 9条 この覚書 の有効期 間は、締結 の 日か ら 1年 間 とす る。ただ し、期 間満 了 の lヶ 月前 までに、甲又 は乙のいずれ か らも改廃 の 申出がない場合 は 1年 間更新す るも の とし、そ の後 も同様 とす る。 (そ 第 の他 ) 10条 この覚書 に定 めのな い事項又 は この覚書 に定 め る事項 に関 して疑義 が生 じ た ときは、そ の都度 、甲及 び 乙が協議 して定 める。 この覚書 の締結を証するた め、本書 2通 を作成 し、甲乙記名押印の上 、各 1通 を保有 す る。 平成 28年 9月 21日 関西 広 域連合 連 合 長 井 戸 敏 三 岩 根 茂 樹 関西 電 力株 式 会社 取締役 社 長
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