平成 28 年度事業計画

平成 28 年度事業計画
当協会は、長年培ってきた特長と蓄積の共有・活用とさらなる発展を図りなが
ら、27 本年度は、現国土調査長期計画の中間見直し結果等を踏まえた国の推進
方向に関する様々な動きに即応し、地籍調査事業の一層の発展に貢献していく
ため、以下の取組みについて積極的な展開に努めることとする。
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国土調査の普及・啓発や技術の向上、担い手となる人材育成

新たな研修・資格制度の定着と充実
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会員動向・ニーズ等の把握と反映、会員への情報提供、

国を始めとする関係機関との連携・交流

財務構造の改善など協会経営基盤の充実
1. 地籍調査事業の普及・啓発等
地区活動の計画的推進による地籍調査等の広報・啓発
2. 地籍調査に関する調査研究
地籍調査の測量等について関係機関・会員のニーズに応じた技術に
関する調査研究と成果の活用・普及
3. 地籍調査に関する研修
1) 地籍調査に関する新たな制度・技術の進展に即した品質確保と技術力
向上のため、「[地籍の匠]担い手講座」実施による担い手となる人材育
成の促進
2) 「技術管理」の新設実施
3) 一筆地調査のマニュアル改定及び研修会の拡充
4.新たな資格制度体系の導入・普及と資格の活用
新たな協会資格制度体系として発足する「地籍の匠・担い手育成プログラ
ム」の普及・定着、これを通じた次世代担い手育成と新分野への対応力の強
化を促進する。また、資格制度と継続教育との有機的な連携を図る。
1) 新たな制度プログラムに沿い、本年度は、再編後の三資格のうち「地
籍調査管理技術者」「地籍調査担い手技術者」について試験を実施する。
また、新設の「地籍総合技術監理者」資格は 29 年度実施に向けた準備
を進める。
2) 「地籍調査管理技術者」現資格保有者を対象に「技術管理」講習を実
施し 2 項委託等に対応する技術力向上を図る。
3) 協会資格技術者の適切な評価と活用に向け、地区活動とも連携した
国・自治体への要請活動を充実・強化する。
5. 測量系CPD活用の普及と取得支援
1) 資格制度と連携した継続教育の啓発・普及を図るとともに、測量系C
PD協議会や同構成機関との協力・連携関係を強化する。
2)「地区事業委員会等」が主催する研修会の奨励とCPD登録、取得促進
に向けた支援を充実する。
6.会員動向、ニーズ等の把握と反映、会員への情報提供
1)
2)
会員の業務実態やニーズ・要請に関し臨機の把握と事業運営への反映
会員名簿の発行配付、関連情報の収集と適時適切な情報提供
7.国、地方自治体並びに関係法人等との連携・交流
国、各関係機関との課題共有や意思疎通に向けた取組み、課題、分野に
応じた関係法人との交流・連携の充実