小児科 - 久留米大学病院

新専門医制度
小児科
1 プログラムの名称
6 到達目標と評価方法
久留米大学病院小児科専門研修プログラム
子どもの総合診療医として、新生児医療、救急医療、成育医療、地域医療、およ
2 プログラムの理念と使命
ることを到達目標とします。指導医が専攻医に対して、
日常の診療に場におい
本プログラムは、小児医療のレベルアップ・進歩発展を図り、小児の健康増進お
て様々な形成的評価を行います。研修医自身、それを元に、常に自己評価を行
よび福祉の充実に寄与する優れた小児科専門医を育成することを目的としま
い、
その都度振り返り、研修手帳の記載などにより確認します。毎年2回、研修管
す。一定の専門領域に偏ることなく、幅広い研修ができます。専攻医は「子ども
理委員会と指導医が連携して各専攻医の研修の進捗状況をチェックします。
びプライマリケアに必要な知識・技能を修得し、
自ら診療に対応できるようにな
の総合診療医としての小児科医」
という基本姿勢に基づいて3年間の研修を
行い、
「子どもの総合診療医」
「育児・健康支援者」
「子どもの代弁者」
「学識・研究
者」
「医療のプロフェッショナル」の5つの資質を備えた小児科専門医になれま
す。久留米大学病院小児科病棟で12のサブスペシャルティーの指導のもと、重
症・希少患者から心身症・発達障害、新生児疾患まで幅広く学びます。2年目以
降は、地域医療の中核を担う教育連携病院で小児救急、小児保健、社会医学等
の研修を行ないます。
7 修了基準
小児科医として必須の知識および問題解決能力、(2) 小児科専門医としての適
切なコミュニケーション能力および態度について、指導医・同僚研修医・看護師
等の評価に基づき、研修管理委員会で修了判定を行います。
8 採用方法・処遇
3 プログラムのモデルケース
毎年6∼9月にプログラム説明会を実施し応募者を募集します。研修プログラ
専門研修1年目は久留米大学病院小児科病棟で感染性疾患・内分泌代謝疾
ムへの応募者は、9月30日までに、
プログラム統括責任者宛に履歴書等定めら
患・血液腫瘍疾患・アレルギー・呼吸器疾患・消化器疾患・腎泌尿器疾患・循環
れた書類を提出してください。
申請書は、電話あるいはe-mailで問い合わせて
器疾患・神経疾患/発達障害・小児心身症・小児救急疾患を担当医として研修
ください(Tel: 0942(31)7565 / [email protected])。
し、総合周産期母子医療センター新生児部門で新生児疾患・先天異常疾患を研
原則として10月中に書類選考および面接を行い、専門研修プログラム管理委
修します。
員会は審査のうえ採否を決定します処遇は大学規定に沿いますが、個別に経
2年目以降は、聖マリア病院、麻生飯塚病院、北九州市立八幡病院、大分こども
済面の支援を実施しています。
病院などの教育関連病院の中から1年間ずつ担当医として研修し、3年間を通
じ、外来での乳幼児健康診査と予防接種などの小児保健・社会医学の研修と救
急疾患の対応を担当医として研修します。女性医師のライフスタイルに合わせ
たフレキシブルな勤務体制や、結婚、子育て後も安心して職場復帰できるブ
ラッシュアップセミナーなどの教育支援体制も整備しています。
9 プログラム統括責任者から一言
「医療は暖かく、研究はクリエイティブに、教育には情熱をもって、社会貢献を!」
という理念をもってプログラムに関わるスタッフ一同、切磋琢磨しています。
あ
なたもぜひその仲間に加わってください。
4 連携病院・地域医療
10 担当者の連絡先
研修連携施設は、聖マリア病院、麻生飯塚病院、久留米大学医療センター、北九
久留米大学医学部小児科学講座 州市立八幡病院、大分こども病院、大牟田市立病院で、関連施設は公立八女総
Tel:0942-31-7565 Fax:0942-38-1792
合病院、社会保険田川病院、筑後市立病院です。地域小児総合医療を、連携施
E-mail:[email protected] 設である長崎県壱岐病院(長崎県の離島)、牛深市民病院で研修することがで
担当:医局長 永光信一郎
きます。
5 プログラム統括責任者・指導医数
プログラム統括責任者:山下 裕史朗 小児科指導医数 77名
11 研修プログラムのURL
http://www.ped-kurume.com/