平成28年度広域観光周遊ルート形成促進事業 「タイ・フライセントレアキャンペーン」事業 企画競争説明書 平成28年9月14日 中部運輸局 観光部国際観光課 下記のとおり、平成28年度広域観光周遊ルート形成促進事業「タイ・フライセント レアキャンペーン」事業業務委託に係る企画提案の提出を招請します。 応募される方は、下記事項に留意のうえ応募してください。 1. 業務名 平成28年度広域観光周遊ルート形成促進事業「タイ・フライセントレアキャ ンペーン」事業 2. 業務の概要 (1)業務の目的 広域観光周遊ルート「昇龍道」は、テーマ性・ストーリー性を持った一連の魅力 ある観光地をネットワーク化した広域観光周遊ルートの形成を促進し、海外へ積極 的に発信する「広域観光周遊ルート形成促進事業」として、2015年6月に国土 交通大臣から認定を受けたところである。 本事業では、2013年7月1日のビザ免除以降、訪日旅行者数が順調に伸長し、 2015年は過去最高の約80万人となったタイ市場に対して、平成27年度の観 光庁「訪日外国人消費動向調査」で訪日旅行者全体のFITの割合よりも高い割合 となり、今後ますますの増加が期待されるFIT層を主なターゲットとし、交通広 告 や W e b 広 告 、 2 0 1 7 年 2 月 に 開 催 さ れ る タ イ 国 際 旅 行 フ ェ ア ( Thai International Travel Fair(TITF) #20)会場内での広告等、様々な媒体を活 用したプロモーションを展開することで、昇龍道の4つのモデルコースをPRし、 主要ゲートウェイ施設の一つである「中部国際空港」のバンコク=セントレア便の 利用促進、昇龍道の更なる認知度向上及び昇龍道への誘客を図ることを目的とする。 (2)業務の内容 業務内容は、次に掲げる①~④の業務を行う。 ① 鉄道、バス、屋外看板等への交通広告の実施 タイからの訪日旅行者が最も多い4月の昇龍道への誘客をターゲットとし、バ ンコク市内でより多くの媒体接触回数が期待できる交通広告媒体の枠を購入し、 交通広告を実施することで、昇龍道への誘客及びセントレア便の利用促進を図る。 【実施時期】 平成29年1月~3月の期間内で 1 か月程度 ・事業目的を達成するために効果的と考えられる交通広告媒体を提案し、広告宣 伝を展開するための枠を購入し、広告を掲載すること。 ・広告表現はタイ語で作成すること。 ・タイにおいて訴求力の高い目的地、関心の高い項目等を踏まえ、昇龍道への訪 問意欲喚起及びセントレア便の利用促進に資する内容として複数提案するこ と。 ・クリエイター、デザイン、広告表現及び媒体については、関係者と協議の上、 決定すること。 ② SNSやWeb等を活用した広告の実施 タイにおいてFIT層への訴求効果が期待できる旅行会社等のWebサイト、 SNS(Facebook、LINE等)等のオンライン媒体を複数組み合わせ、 各媒体においてバナー広告やテキスト投稿等を実施し、昇龍道の観光情報を発信 することで、昇龍道4つのモデルコース及びセントレアを起点とした3県1市 (三重県・愛知県・岐阜県・名古屋市)の認知度向上を図る。 【実施時期】 平成29年1月~平成29年3月 ・タイ市場におけるFIT層への訴求及び実際の誘客促進に有効なオンライン媒 体を選定・提案し、実施に際し必要な手配調整をすること。その際、選定した 理由も併せて明示すること。 ・広告を実施するオンライン媒体の中で、特集ページの掲載は必須とする。 特集ページには、昇龍道4つのモデルコース、3県1市(三重県・愛知県・岐 阜県・名古屋市)それぞれの観光情報ページを作成すること。3県1市の各ペ ージには昇龍道4つのモデルコースを基本とした3県1市の魅力的な観光資 源や交通アクセス等の情報の掲載を必須とすること。 ・広告は各媒体で4回以上実施し、1回の広告・配信で3県1市(三重県・愛知 県・岐阜県・名古屋市)の各1地域を取り上げた内容とすること。取り上げる 地域の順番は定めない。 ・広告・配信時には昇龍道及び関係団体のホームページ、特集ページへの誘導を 行うこと。 ・プロモーションツールで使用する画像やメッセージ等、誘客ターゲットに訴求 するコンテンツやデザインを検討し、提案すること。その際、統一的なイメー ジ発信を意識し、ブランディングに資する内容とすること。 ・クリエイター、デザイン、広告表現や発信内容及び媒体については、関係者と 協議の上、決定すること。 ・広告実施の効果把握の方法を提案し、実施すること。 ③ タイ国際旅行フェア(Thai International Travel Fair(TITF)#20)会場に おけるプロモーション バンコク市内で2017年2月に開催が予定されている「タイ国際旅行フェア ( Thai International Travel Fair(TITF)#20) 」において、ブース出展する 現地旅行会社等と連携し、来場者に対して配布する紙袋、手提げ袋等、ビジュア ル面で強く訴求できるノベルティに広告を掲載することで、昇龍道およびセント レア便の認知度向上を図る。 ・事業目的を達成するために効果的と考えられる連携先(ノベルティ等)を(複 数)提案したうえで、広告掲載枠を購入し、広告を掲載すること。 ・広告表現はタイ語で作成すること。 ・制作部数は1万部以上とし、制作、印刷、配布の一切を行うこと。 ・タイ人に対して訴求力の高いデザイン、関心の高い項目等を踏まえ、昇龍道の 訪問意欲喚起及びセントレア便の利用促進に資する内容として複数提案する こと。 ・クリエイター、デザイン、広告表現等については、関係者と協議の上、決定す ること。 ④ 事業の分析・考察 本事業を通じて分析を行い、昇龍道におけるタイからの更なる誘客を図るた めの考察を行うこと。 3. その他 事業を円滑かつ効率的に進めるため、国土交通省中部運輸局の監督職員と密接な連 携を保ちつつ作業を進めるもとする。なお、作業の方針、内容等につき疑義が生じた 場合は、その都度国土交通省中部運輸局の監督職員と十分に協議の上対応するものと する。 また、国土交通省中部運輸局の監督職員は、本業務の実施期間中、必要に応じて業 務実施状況について報告を求めることができる。 4. 履行期限 平成29年3月30日(木) 5. 成果物の提出 実施した事業の内容について、事業に対する評価(成果のまとめ、課題、解決策等) ・ 今後の誘客に繋げていくための考察を盛り込んだ事業実施報告書を以下のとおり作 成すること。 事業実施報告書は、PowerPoint、Word 若しくは Excel 形式など国土交通省中部運 輸局において二次利用可能な形式にて作成するものとする。 ・日本工業規格 A4 判(簡易製本、カラー) ・電子データ(CD-R 等) 10 部 2枚 6. 企画書に盛り込む内容 (1)業務内容に関する具体的な企画案(項目、方法等) (2)業務実施体制、作業工程 (3)企画競争参加者の概要等 ・企画競争参加者の概要 ・担当者の氏名及び連絡先 (4)参考見積(概算・消費税含む) (5)再委託等の有無及び予定(ただし、発注者の承諾を要するものに限る) (6)平成 28・29・30 年度国土交通省競争参加資格(全省庁統一資格)に係る資格 審査結果通知書の複写(共同して提案を行う者についても提出のこと) 7. 企画書の提出 (1)提出期限 平成 28 年 9 月 26 日(月)17 時 00 分 必着 (2)提出部数 紙媒体 6 部、電子データ(CD-R 等) 1 部 (3)提出方法 持参又は郵送(書留郵便により上記時間までに必着のこと) (4)提 出 先 国土交通省中部運輸局観光部観光地域振興課(担当:上村) 〒460-8528 愛知県名古屋市中区三の丸 2-2-1 名古屋合同庁舎第 1 号館 10 階 電話:052-952-8009 ※企画書を提出する場合、事前に上記担当まで連絡すること。 8. 企画競争実施に際しての留意事項 (1)評価は、以下の基準により行います。なお、評価基準の配点等の質問は、一切 受け付けません。 ①業務の目的・内容について十分に理解しているか。 ②提案内容に独創性がみられ、かつ、説得力を有しているか。 ③提案内容が具体性、妥当性を伴っているか。 ④作業工程や内外での体制等が事業を確実に遂行できるものとなっているか。 (2)書類等の作成に用いる言語、通貨は、日本語及び日本国通貨に限ります。 (3)本業務の参考規模は、600万円(消費税を含む)を上限とします。 (4)提出期限までに企画書が到達しなかった場合は、いかなる理由をもっても企画 競争に参加できません。 (5)企画書の差し替え及び再提出は、原則認めません。なお、特定後においても企 画書の記載内容の変更は、原則認めません。 (6)提出された企画書の内容について、ヒアリングを行うことがあります。 (7)企画書の作成及び提出等に要する経費は、企画競争参加者の負担とします。 (8)特定した企画書は、国等の行政機関の情報公開法に基づき、開示請求があった 場合、あらかじめ「開示」を予定している書類とします。 (9)特定しなかった企画書は、原則返却します。(なお、返却を希望しない企画競 争参加者は、その旨、企画書を実施部局に提出する際に申し出てください。 ) (10)適当な企画案がない場合は、中止又はその他の方法によることがあります。 (11)特定した企画書を提出した企画競争参加者に対して、当該企画書を特定した旨 書面で通知するとともに、企画書を特定しなかった企画競争参加者に対して、 当該企画書を特定しなかった旨及び特定しなかった理由を書面により通知し ます。なお、本非特定通知は、別途行う契約手続きの執行を妨げるものではあ りません。 (12)企画競争の実施結果として、以下の項目について、特定通知後速やかに公表し 少なくとも契約締結日までの間は公表します。 ①特定した企画書を提出した企業等の名称、住所、代表者氏名及び決定日 ②企業毎、評価項目毎の評価得点及び合計点 (13)特定された場合には、業務担当職員と十分協議を行いながら事業を進めること とします。 (14)本契約により製作された制作物の著作権は国土交通省中部運輸局及び中部国際 空港利用促進協議会に帰属することとします。 (15)提案が特定された者は、企画競争実施の結果、唯一最適な者として特定したも のであるが、会計法令に基づく契約手続きの完了までは、国との契約関係を生 じるものではありません。
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