死亡災害事例 第三次産業

平成27年 第三次産業死亡災害事例
月
業種
職種
年齢
経験
技術者
1
1月
その他の
事業
技術者
1月
その他の
事業
技術者
1月
教育研究
業
作業者・技能
者
2月
その他の
事業
作業者・技能
者
2月
清掃と畜
業
2月
その他の
事業
金融業
作業者・技能
者
3月
卸売業
4月
小売業
10
4月
小売業
客先常駐でシステム開発業務に従事していた被災者が、精神障害を発
病し自宅で縊死した。
起因物なし
墜落、転落
地山、岩石
墜落、転落
勾配約40度の傾斜地の草苅りを終え、集合場所へ戻る際、何らかの
原因により、傾斜地から転落したもの。被災者が最後に目撃されたの
は、被災者が転落していた箇所から高さ約5メートル、勾配42.5
度の傾斜地を降りているところであった。ロリップの設置等の墜落防
止措置は講じられていなかった。
屋上において、高圧洗浄機を用いて屋根ガラスの清掃作業中、被災者
がガラス上に乗った際にガラスが割れ、約9.5メートル下の通路に
墜落した。
その他
被災者は、外勤営業中に公園のベンチで意識を失い、搬送先の病院で
くも膜下出血により死亡した。
その他の起因
物
その他
自宅トイレで心肺停止状態で発見され、病院に搬送後、死亡した。被
災者の直近1ヶ月あたりの時間外労働時間は100時間を超えてい
た。
起因物なし
飛来、落下
顧客先の荷物用昇降機のモーターを交換するため、点検・確認作業を
行っていたところ、モーターと巻き上げ機の軸継手が破損し、破片が
点検作業員である被災者の頭部に激突した。
60歳代
30年以上
9
その他
40歳代
20年以上30年
未満
8
起因物なし
40歳代
事務員
3月
出張先のホテルで、ベッドに寝た状態で死亡していた。病名は心停
止。発症に至る背景には、直近の月平均時間外労働が80時間を超え
ていたことが認められた。
屋根、はり、
10年以上20年 もや、けた、
合掌
未満
10年以上20年
未満
7
その他
50歳代
営業・販売関
連事務員
6
起因物なし
70歳以上
10年以上20年
未満
5
システム不具合による修正作業により業務量が増加し、コンピュー
タープログラム作業中に吐血し、救急車で病院に搬送後一旦帰宅をし
たが自宅で縊死した。
20歳代
1年未満
4
その他
発生状況の概要
50歳代
5年以上10年
未満
3
起因物
20歳代
1年以上5年未
満
2
事故の型
エレベータ、
リフト
昼食の仕出し弁当に入れるおしぼりの購入のため同僚と2台のバイク
作業者・技能
交通事故(道 で公道を走行中、同僚を追い越した後、カーブを曲がり切れずポール
者
路)
に激突し死亡した。
50歳代
乗用車、バ
1年以上5年未 ス、バイク
満
バイクにて配達中、交差点に入ったところ軽自動車と衝突した。
運転者
交通事故(道
路)
10歳代
乗用車、バ
ス、バイク
1年未満
月
業種
職種
年齢
経験
技術者
11
4月
その他の
事業
作業者・技能
者
4月
その他の
事業
4月
14
5月
清掃員
5月
清掃と畜
業
その他のオペ
レーター
5月
清掃と畜
業
6月
小売業
清掃と畜
業
その他の職種
7月
飲食店
警備員
8月
その他の
事業
トラック
墜落、転落
建物外面の窓ガラス清掃をブランコを使用して行っていたところ、7
階清掃中に屋上から吊り下げていたメインロープが切れて地上に墜落
した。
その他の用具
墜落、転落
宿直用の布団を干していたところ、明かり取り用のトップライトのガ
ラスを踏み抜き墜落した。
その他
被災者はタンクローリーを運転中、胸部に圧迫痛を感じ停車後した。
被災者が自分で救急車を呼んだが、その後死亡が確認された。
起因物なし
墜落、転落
廃棄物の分別・圧縮作業を終えて片付け等の作業をしていた被災者
が、廃棄物を廃棄物圧縮機に投入するための垂直昇降反転機の搬器か
ら圧縮機内に墜落した。
その他の動力
クレーン等
分類不能
被災者は、調理場で、客へ提供する食材を試食したところ肉片が喉に
詰まり,呼吸困難に陥って救急搬送されたがその後死亡した。
40歳代
1年以上5年未
満
20
起因物なし
70歳以上
5年以上10年
未満
19
被災者は、発症日前日の午後10時から発症日の午前3時30分まで
現場事務所で測量業務に従事し、業務終了後に事業場に帰社して仮眠
室で就寝中、急性うっ血性心不全を発症し死亡した。 なお、被災者
は発症前の2か月平均で85時間の時間外労働を行っていた。
50歳代
作業者・技能
者
6月
その他
屋根、はり、
1年以上5年未 もや、けた、
合掌
満
5年以上10年
未満
18
起因物なし
20歳代
商品訪問・移
動販売従事者
17
通勤途上にビルから飛び降り、直後に救急搬送されたものの、同日の
午後に死亡した。
40歳代
5年以上10年
未満
16
発生状況の概要
原動機付自転車で訪問介護利用者宅から事業場へ向かう途中の交差点
作業者・技能
交通事故(道 付近で右側を走行していたトラックと接触後、転倒したところ同車両
者
路)
の後輪にひかれた。
社会福祉
50歳代
施設
トラック
5年以上10年
未満
研修のため出張先で、研修を終えて同僚とともに宿泊先ホテルに向か
事務員
交通事故(道 う途中、青信号の横断歩道を歩いていたところ、右折して交差点に進
路)
入してきたトラックにはねられ全身打撲で死亡した。
金融業
20歳代
1年未満
15
その他
30歳代
1年以上5年未
満
13
起因物
40歳代
10年以上20年
未満
12
事故の型
60歳代
分類不能
墜落、転落
その他の仮設
10年以上20年 物、建築物、
構築物等
未満
被災者は、本来の勤務場所から離れた箇所である劇場2階客席間の移
動壁の縦穴から墜落した。
月
業種
職種
年齢
経験
機械修理工
21
8月
その他の
商業
事務員
8月
その他の
商業
事務員
8月
その他の
商業
作業者・技能
者
9月
清掃と畜
業
10月
26
11月
11月
清掃と畜
業
大学教員
11月
墜落、転落
取引先等を招待した会社主催のバーベキュー大会の準備で、被災者は
会場である会社敷地内に設置されていたポールにはしごを立てかけて
ちょうちんを取り付ける作業を行っていたところ、当該ポールが折れ
被災者が高さ約4メートルの位置から墜落した。
はしご等
墜落、転落
外観が階段状となっている5階建てマンションの防水工事現場で、同
現場のマンション管理を行っている不動産会社の営業社員である被災
者が、同現場の状況を確認中に4階屋上から3階屋上に墜落した。
建築物、構築
物
おぼれ
被災者は客先の浄化槽の点検作業を行っていた際、マンホールから浄
化槽内の接触ばっき室内に墜落し溺れた。
建築物、構築
物
教育研究
業
墜落、転落
被災者は、ビルの外階段の点検中、屋上から6階の間で階段を踏み外
し転倒し、後頭部を壁に強打し、病院に搬送後死亡した。
70歳以上
10年以上20年
未満
28
掘削用機械
被災者は出張先で、信号機付交差点の横断歩道を歩いていたところ、
営業・販売関
交通事故(道 右折してきた乗用車にはねられた。
連事務員
路)
卸売業
40歳代
乗用車、バ
20年以上30年 ス、バイク
未満
被災者が工事現場の交通整理を行っていたところ、走行してきた乗用
警備員
交通事故(道 車にはねられた。
路)
その他の
60歳代
事業
乗用車、バ
1年以上5年未 ス、バイク
満
作業者・技能
者
27
被災者はパワーショベルをトラック載せるため、傾斜した専用の台を
走行中にパワーショベルが転倒しそうなったため、飛び降りたが転倒
したパワーショベルのクローラ部分と専用の台の隣りにあった歩み板
の間に挟まれた。
40歳代
5年以上10年
未満
25
発生状況の概要
70歳以上
20年以上30年
未満
24
墜落、転落
60歳代
10年以上20年
未満
23
起因物
60歳代
30年以上
22
事故の型
階段、桟橋
被災者が、国外の出張先で交差点の横断歩道を歩いていたところ、交
交通事故(道 差点を右折してきた観光バスに巻き込まれた。
路)
40歳代
5年以上10年
未満
乗用車、バ
ス、バイク
本表の災害は、安全課が平成28年3月までに把握した、東京労働局管内の事業場で発生した平成27年第三次
産業の死亡災害です。