TOOLS NEWS B216J

TOOLS NEWS
2016.9 改訂
B216J
高能率仕上げ切削用正面削りカッタ
FMAX
テム
イ
ア 大
拡
超高能率切削と高精度を
実現した高速回転対応カッタ
φ50、φ63を追加
* CGによるイメージ
高能率仕上げ切削用正面削りカッタ
FMAX
超高能率切削
超多刃設計により、超高能率切削(F ≧ 20 m/min)を実現しました。
ボディプロテクタと内部クーラント効果で切りくずを最適排出!
ボディプロテクタ
* イメージ図
内部クーラント
インサートのすくい面上に設けたボディプロテクタにより、理想的な切りくずカールを
生成し、カッタボディ表面の摩耗を抑制します。さらに、内部クーラントの効果に
より、良好な切りくず排出を可能にします。
市販のFMHアーバ(クーラント穴付)のご使用も可能です。
高速回転対応
飛び出し防止構造
ダブテイル拘束(逆テーパ溝形状)
により、
遠心力方向へのインサートの飛び出しを防止します。
ダブテイル拘束
軽量・高剛性ボディ
アルミ合金と特殊スチール合金の組み合わせにより、
カッタボディの軽量化と高剛性を実現しました。
アルミ合金
市販アーバ
特殊スチール合金
1
高精度、イージーセッティング
大調整ねじと微調整ナットの組み合わせにより、複数回の再研磨に対応した調整量を確
保し、かつ、高精度な切れ刃正面振れ(5 μm以下)のセッティングを容易に行うことが
可能です。
大調整ねじ
微調整ナット
経済性、マルチユース
最大再研磨量は、切れ刃正面側および外周側ともに、0.6 mmです。
ご使用状態に最適な再研磨に対応いたします。
PCD
アルミ合金
新材種
GAMP 5°
2
高能率仕上げ切削用正面削りカッタ
正面削り用
90°
< 高能率仕上げ切削用 >
仕上げ
FMAX
P
M
K
N
S
図2
図3
ø80
ø100
ø125
H
KWL
非鉄金属
図1
KAPR : 90°
GAMP : +5°
GAMF : 0°
KAPR
LCCB
DAH
DCCB
DC
APMX
APMX
LCCB
DAH
DCCB
DC
LF
CBDP
CBDP
LF
LF
DC=mm, DCON=inch (DC=50,63 mm)
DAH
DCCB
DC
KAPR
APMX
LCCB
y カッタボディ
KAPR
DCSFMS
DCON
KWW
L8
DCSFMS
DCON
KWW
L8
CBDP
DCSFMS
DCON
KWW
L8
ø50
ø63
規格は右勝手(R)のみです。
クーラント穴あり
( mm)
DC
刃数
LF
DCON
WT
(kg)
APMX
RPMX
(min-1)
呼 び 記 号
在庫
図
50
FMAX-050A08R
a
8
40
22
0.37
2
30000
1
50
FMAX-050A10R
a
10
40
22
0.35
2
30000
1
63
FMAX-063A10R
a
10
40
22
0.67
2
27000
1
63
FMAX-063A12R
a
12
40
22
0.66
2
27000
1
80
FMAXR08010C
a
10
45
25.4
1.11
2
24500
2
80
FMAXR08014C
a
14
45
25.4
1.09
2
24500
2
100
FMAXR10012D
a
12
50
31.75
1.85
2
22000
3
100
FMAXR10018D
a
18
50
31.75
1.81
2
22000
3
125
FMAXR12516E
a
16
60
38.1
3.33
2
19600
3
125
FMAXR12524E
a
24
60
38.1
3.27
2
19600
3
* 超高能率切削では、最大切込み量は2 mm以下としてください。
対応部品
DC
*
*
( mm)
微調整ナット
大調整ねじ
バランス調整ねじ
カッタ
クランプボルト
レンチ
T10
レンチ
ø2.5
HSC10030H
TKY10T
RKY25S
カッタボディタイプ
50
FMAX-050
TSS04505S
KSN2
KSS2
HSS04004G
63
FMAX-063
TSS04505S
KSN2
KSS2
HSS04004G
HSC10030H
TKY10T
RKY25S
80
FMAX-080
TSS04505S
KSN2
KSS2
HSS05005G
HSCX12030H
TKY10T
RKY25S
80
FMAXR080
TSS04505S
KSN2
KSS2
HSS05005G
HSCX12030H
TKY10T
RKY25S
100
FMAX-100
TSS04505S
KSN2
KSS2
HSS06006G
HSCX16035H
TKY10T
RKY25S
100
FMAXR100
TSS04505S
KSN2
KSS2
HSS06006G
HSCX16035H
TKY10T
RKY25S
125
FMAX-125
TSS04505S
KSN2
KSS2
HSS08008G
HSCX20035H
TKY10T
RKY25S
125
FMAXR125
TSS04505S
KSN2
KSS2
HSS08008G
HSCX20035H
TKY10T
RKY25S
締付けトルク(N • m) : TSS04505S = 3.5
インサート取り付け、刃振れ調整要領については、
カッタボディに同梱されている取り扱い説明書をご参照ください。
a : 標準在庫品
3
インサート
クランプねじ
ミリサイズアーバ用
DC=mm, DCON=mm
KAPR : 90°
CH
: 0°
GAMP : +5°
GAMF : 0°
クーラント穴あり
DC
( mm)
呼 び 記 号
在庫
50
FMAX-050A08R
a
50
FMAX-050A10R
a
63
FMAX-063A10R
a
LF
DCON
WT
(kg)
APMX
RPMX
(min-1)
図
8
40
22
0.37
2
30000
1
10
40
22
0.35
2
30000
1
10
40
22
0.67
2
27000
1
刃数
63
FMAX-063A12R
a
12
40
22
0.66
2
27000
1
80
FMAX-080B14R
a
14
45
27
1.08
2
24500
2
100
FMAX-100B18R
a
18
50
32
1.81
2
22000
3
125
FMAX-125B24R
a
24
60
40
3.26
2
19600
3
* 超高能率切削では、最大切込み量は2 mm以下としてください。
FMAX取付一覧表
DCON
( mm)
DC
呼 び 記 号
刃数
CBDP
DAH
DCCB
LCCB
DCSFMS
KWW
L8
KWL
図
22
50
FMAX-050A08R
8
20
11
17
11
47
10.4
6.3
─
1
22
50
FMAX-050A10R
10
20
11
17
11
47
10.4
6.3
─
1
22
63
FMAX-063A10R
10
20
11
17
11
60
10.4
6.3
─
1
22
63
FMAX-063A12R
12
20
11
17
11
60
10.4
6.3
─
1
25.4
80
FMAXR08010C
10
24
13
26
10
68
9.5
6
─
2
25.4
80
FMAXR08014C
14
24
13
26
10
68
9.5
6
─
2
80
FMAX-080B14R
14
24
13
26
10
68
12.4
7
─
2
31.75
100
FMAXR10012D
12
32
17
32
9
79
12.7
8
90
3
31.75
100
FMAXR10018D
18
32
17
32
9
79
12.7
8
90
3
32
100
FMAX-100B18R
18
32
17
32
9
79
14.4
8
90
3
38.1
125
FMAXR12516E
16
36
22
38
11
88
15.9
10
112
3
38.1
125
FMAXR12524E
24
36
22
38
11
88
15.9
10
112
3
40
125
FMAX-125B24R
24
36
22
38
11
88
16.4
9
112
3
27
4
高能率仕上げ切削用正面削りカッタ
インサート
材 種
GOER1408PXFR2
MD2030
L
W1
S
BS
RE
14.0
9.0
4.2
2.0
0.8
R
E
BS
W1
5°
10°
S
a
5
L
呼 び 記 号
在 庫
インサート
外観
( mm)
a : 標準在庫品
(インサートは、1ケース 1個入りです)
新材種MD2030の特長
超微粒ダイヤモンドを採用したダイヤモンド焼結体
a ミーリング加工専用材種
a 断続加工における耐欠損性を向上させました。
a 刃先エッジの安定性が得られ、面粗さ安定、バリ抑制効果があります。
微粒ダイヤモンドの結合
MD205
結合
耐
摩
耗
性
MD220
ダイヤモンド
結合材
MD230
MD2030
ダイヤモンド粒子−ダイヤモンド
粒子を強固に結合し、刃先エッジ
の安定性を確保
耐欠損性
インサートの再研磨
● 再研磨量は最大0.6 mmまで可能です。
● 再研磨量が違うインサートの同一ホルダへの装着は推奨しておりません。
● バランスが悪い状態でのご使用は、工具破損や機械故障などのトラブルにつながる恐れがあります。
● 再研磨をすることで副切れ刃幅が小さくなり、仕上げ面が低下する場合があります。
● 外周切れ刃を再研磨するとカッタ径が小さくなります。
切れ刃径、切削幅などについて、再研磨量に応じた再設定を推奨いたします。
最大0.6 mm
※ 再研磨に関しては、最適な再研磨量の測定や再研磨を承りますので、お気軽に弊社担当者までご相談ください。
最大0.6 mm
5
副切れ刃幅
推奨切削条件
( mm)
被削材
特性
インサート材種
切削速度
VC
(m/min)
N
Si ˂ 12.5%
MD2030
2500
(2000 ─3000)
切削幅
ae
切込み深さ
ap
≦ 0.2 DC
≦2
(0.5 ─ 3)
≦ 0.5 DC
≦2
(0.5 ─ 2.5)
≦ 0.8 DC
≦2
(0.5 ─ 2.0)
≦ 0.2 DC
≦2
(0.5 ─ 3)
≦ 0.5 DC
≦2
(0.5 ─ 2.5)
≦ 0.8 DC
≦2
(0.5 ─ 2.0)
送り量
fz
(mm/t.)
0.08
(0.05 ─ 0.2)
アルミニウム合金
Si ≧ 12.5%
* 切込み深さ(
MD2030
600
(400 ─ 800)
0.08
(0.05 ─0.2)
)は、切削幅に応じて調整してください。
仕上げ面粗さ (Rz)
1.50
仕上げ面粗さ Rz (μm)
1.40
1.30
<切削条件>
被
削
工
イ ン サ ー
材
回 転 速
送
り
切 込 み
1.20
1.10
1.00
0.90
加
0.80
8000
10000
工
形
材 : ADC12 シリンダヘッド
具 : FMAXR12524E
ト : GOER1408PXFR2
種 : MD2030
-1
度 : 8000‒12000 min
量 : 0.08 mm/t.
量 : ap = 2.0 mm
ae = 68 mm x 3 pass
態 : 内部スルークーラント 4MPa
12000
回転速度 n (min-1)
切りくず排出可能領域
切込み量 ap (mm)
3
2
1
0
20%
40%
60%
80%
100%
切込み量 (切削幅 ae) / カッタ径 DC
6
使用例
使
用
工
FMAXR10018D
GOER1408PXFR2 (MD2030)
具
使 用 イ ン サ ート( 材 種 )
FMAXR08014C
GOER1408PXFR2 (MD2030)
アルミ合金
加
工
アルミ合金
物
切削条件
回 転 速 度 (min-1)
8000
8000
切 削 速 度 (m/min)
2513
2011
0.2
0.13
28800
15000
切 込 み 量 (mm)
1.5
2.5
50
20
送
り
量 (mm/t.)
テ ー ブ ル 送 り (mm/min)
切
削
幅 (mm)
加
工
形
態
湿式
湿式
使
用
機
械
横形MC
横形MC
従来条件に対し、加工能率が2.6倍向上しま
した。
仕上げ面も良好で安定した切削ができました。
従来条件に対し、加工能率が2.2倍向上しまし
た。
仕上げ面も良好で安定した切削ができました。
結
果
顧客使用事例により推奨条件と異なる場合があります。
安全について
●切れ刃や切りくずには直接素手で触らないでください。●推奨条件の範囲内で使用し、工具交換は早めに行ってください。●高温の切りくずが飛散したり、長く伸びた切りくずが排出されることがあります。安全カバーや保護めがね
などの保護具を使用してください。●不水溶性切削油剤を使用する場合は、防火対策を必ず行ってください。●インサートや部品の取付けは、付属のレンチやドライバーを用いて確実に取り付けてください。●工具を回転して使用す
る場合、必ず試運転を実施し振れ、振動、異常音がないことを確認してください。
加工事業カンパニー
http://carbide.mmc.co.jp/
営
業
本
部
流 通 営 業 部 03-5819-5251 仙 台 営 業 所 022-221-3230 新 潟 営 業 所 025-247-0155 南 関 東 営 業 所 045-332-6925
直 需 営 業 部 03-5819-5241 北 関 東 営 業 所 0285-25-8380 上 田 営 業 所 0268-23-7788 富 士 営 業 所 0545-65-8817
苫小牧営業所 0144-57-7007 営 業 企 画 部 03-5819-8770 グローバルキーアカウント部 03-5819-7057
名 古 屋 支 店
流 通 営 業 課 052-684-5536 直 需 営 業 課 052-684-5535 三 河 営 業 所 0566-77-3411 浜 松 営 業 所 053-450-2030
大
阪
支
●電話技術相談室(携帯電話からも通話可能です)
ヨ
イ
工
具
0120-34-4159
店
流 通 営 業 課 06-6355-1051 京 滋 営 業 所 077-554-8570 広 島 営 業 所 082-221-4457 九 州 営 業 所 092-436-4664
直 需 営 業 課 06-6355-1050 明 石 営 業 所 078-934-6815
(仕様はお断りせずに変更する場合がありますのでご了承ください)
EXP-14-E012
2016.9.E(3B)