議会答弁支援システム更改検討に係る情報提供依頼 沖 縄 県

議会答弁支援システム更改検討に係る情報提供依頼
沖
縄
県
1 情報提供依頼趣旨
本県では、議会答弁書原稿作成に係る業務の効率化を目的として平成 8 年に導入した、議会答弁支援システ
ムの更改業務の委託発注を検討しております。
本依頼は、上記検討にあたり、本県が提示する要件を踏まえた機能の仕様、効率的な機器構成、システム運
用、業務効率化についての案、関係経費の概算見積等の情報の提供をお願いするものです。
2 想定している業務の概要
2.1 業務名(仮)
議会答弁支援システム更改業務委託
2.2 業務内容
⑴ 要件定義
打合せ、要件定義書作成
⑵ 設計管理
業務計画書作成、システム設計、工程管理等
※1 パッケージ製品又は DBMS 等を用いたアプリケーション開発による更改を想定
※2 システム形態については、オンプレミス型又は LGAWAN-ASP 型を想定
⑶ システム構築
各種ハードウェア設定、各種ソフトウェア設定、データ移行、各種テスト等
⑷ 教育
管理者、利用者向け操作マニュアルの作成、操作研修会実施
⑸ 運用保守
セキュリティパッチ適用、障害時等対応、運用支援等
2.3 スケジュール(案)
⑴ 平成 29 年 4 月~6 月 事業者選定、契約締結
⑵ 平成 29 年 7 月~平成 30 年 1 月 構築
⑶ 平成 30 年 2 月~3 月 仮稼働
⑷ 平成 30 年 4 月~ 教育、本稼働
2.4 調達範囲
⑴ オンプレミス型の場合
・ ハードウェア(Web サーバー、DB サーバー、UPS 等)
・ ソフトウェア(DBMS ソフトウェア、バックアップソフトウェア等)
・ セキュリティ対策ソフトウェア(LGWAN-ASP 型パターンファイル配信サービスに対応した製品)
・ EIA 規格 19 インチラック
・ その他(ケーブル等)
・ 運用保守サービス
⑵ LGWAN-ASP 型の場合
・ アプリケーションサービス(使用ライセンス)
・ 運用保守サービス
3 業務要求(現行システムについて)
3.1 現行システムの概要
⑴ IBM Notes/Domino により開発されたアプリケーション(Notes9、Domino9)
⑵ オンプレミス型
⑶ 仮想マシン※上にて稼働
※ 仮想化ソフトウェア : Vmware vSphere 4 Essential Plus
OS : RedHat Enterprise Linux 6(64bit)
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CPU : Intel Xeon E5649 2.53GHz (仮想サーバ 1P/6C 、仮想マシン 1vCPU)
メモリ : 2,048MB
プロビジョニングストレージ : 284.01GB
3.2 現行システムの用途
⑴ 答弁書作成までの業務における利用
・ 質問通告
・ 答弁書作成主管課決定
・ 答弁書作成
⑵ 答弁書のデータベース化
・ 過去に作成した答弁書のデータベース化
・ キーワード検索対応
・ 各部局別の件数の集計
・ 議事検索システムとの連携
3.3 業務要求
⑴ 質問通告
・ 財政課
議会からの質問通告を取りまとめ、質問内容を入力し、質問別に答弁書作成を担当する部局を割り振り
行う。
・ 各部局総務課
自部局が答弁書作成担当として割り振られた質問について確認を行う。
・ 各課
自部局が答弁書作成担当として割り振られた質問について確認を行う。
議会
質問通告書を送付
財政課
各部局総務課
質問通告書を取りま
とめ
各部局へ割り振る
通告内容を確認
各課
通告内容を確認
⑵ 答弁書作成主管課決定
・ 各部局総務課
自部局が答弁書作成を担当することとなった質問について、答弁書作成を担当する課の決定を行う。
自部局への割り振りについて疑義がある場合、他部局等と調整したのち財政課へ変更を依頼する。
・ 各課
自課が答弁書作成を担当することとなった質問について確認を行う。
・ 財政課
各部局より割り振り変更依頼のあった質問について、答弁書作成を担当する部局を変更し、全庁への展
開を行う。
財政課
割り振りを変更
各部局総務課
割り振り変更依頼
疑義がある場合、関
係課等と調整
関係課等
⑶ 答弁書作成
・ 財政課
全体の進捗状況を管理するとともに、答弁書等の取りまとめを行う。
・ 各部局総務課
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各課
答弁書作成担当課を
決定
通告内容を確認
自部局の進捗状況を管理するとともに、答弁書等の取りまとめを行う。
各課が作成した答弁書を確認し、答弁者(知事、部局長等)と内容調整を行う。
・ 各課
答弁書を作成し、答弁者(知事、部局長等)と内容調整を行う。
上記調整をもとに答弁書の修正等を行い、確定したものについては以後編集不可の処理を行う。
知事
財政課
各部局総務課
全体の進捗管理、取
りまとめ
部局の進捗管理、取
りまとめ
内容調整
各課
答弁書を作成
内容調整
⑷ データ取込み
・ 県議会事務局議事課
議会閉会後、質問通告書、答弁書等データを「議事検索システム」に取り込む。
議事 検索 システ ム
議会答弁支援システム
データ取り込み
(県議会事務局議事課)
4 機能要求
4.1 一般事項
⑴ パッケージ製品又は DBMS 等を用いたアプリケーション開発による更改を想定している。
⑵ システム形態は、オンプレミス型又は LGWAN-ASP であること。
⑶ Web 型システムであり、ブラウザを特定することなく利用が行えること。
⑷ 特殊なプロトコル、ActiveX 等のソフトウェアを用いずに利用が行えること。
⑸ 利用形態は職員個人単位ではなく、財政課、各部局主管課、各課、システム管理者等の組織単位を想定
している。ついては、各組織に所属する職員が、所属する課の ID、PW を用いてログインし、業務用 PC※
上からの利用が行えること。
※ 現行 Windows7Professional(64bit)、平成 30 年度より Windows10Enterprise(64bit)
⑹ 最大 2,000 職員による同時利用が行えること。
⑺ ネットワークに起因する場合を除き、各システム画面とも 3~4 秒以内に遷移すること。
⑻ 現行システム(IBM Notes データベース)からのデータ移行※を行い、検索、閲覧用データベースを作
成すること。
※ 移行対象データ ユーザーデータ、過去の質問書、答弁書データ等(平成 8 年度から平成 29 年度分、
180,000 文書、3GB 程度)
※ 現行システムからのデータ抽出は現行システム構築事業者にて実施予定、データの形式等については
事業者間で協議を行うこと。
4.2 拡張性
⑴ 利用端末の OS を含む各種ソフトウェアのバージョンアップ後も問題なく利用が行えること。
⑵ 組織改編に応じ、組織名称の変更、追加等が容易に行えること。
4.3 機能
⑴ 質問通告書、答弁書の作成、管理が容易に行えること。
⑵ 答弁書については、通告書に紐付ける形で作成、管理が行えること。
⑶ 質問通告書、答弁書については、編集、閲覧、印刷の可否等の権限設定を、部局単位、課単位で行える
こと。
⑷ 答弁書については、内容が確定したもの、していないものとを区別して進捗管理が行えること。
⑸ 答弁書については、内容が確定したものは以後編集ができないよう設定が行えること。
⑹ 質問通告書、答弁書については、質問順位、担当部局、担当課、質問者別、進捗状況別に表示、管理が
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行えること。
⑺ 質問通告書、答弁書については、議会閉会後は、閲覧のみ可とする設定が行えること。
⑻ 閉会した議会に係る質問通告書、答弁書については、データベース化し、キーワード検索、会期別、質
問者別、回答者別検索が行えること。
⑼ 閉会した議会に係る質問通告書、答弁書については、データベース化し、各部局別に件数を集計し表示
が行えること。
⑽
閉会した議会に係る質問通告書、答弁書については、沖縄県議会事務局所管の議事検索システム
(Notes/Domino アプリケーション)が取込み可能な形式での質問書、答弁書等データの出力が行えること。
⑾ 質問者については、議員名、会派情報等の登録が行えること。
⑿ 印刷プレビュー機能、印刷最適化処理機能を有し、ブラウザから印刷が行えること。
5 非機能要求
⑴ 各種ハードウェア、ソフトウェア等については、契約想定期間(現時点では H35 年 3 月 31 日までを想
定)を十分に満たすメーカーサポート期間を有する製品を調達すること。
⑵ 各種ソフトウェアについては、ライセンス条項を遵守し、最適なライセンスを調達すること。
⑶ 各種ハードウェアについては、グリーン購入法に基づき調達すること。
⑷ 本システム稼働時間は、議会閉会中においては、平日※1 8 時 30 分から 17 時 15 分まで、議会開会中※2
においては、24 時間とすること。
※1 土曜、日曜、祝祭日、年末年始(12 月 29 日から 1 月 3 日)を除く
※2 通常、1 年度において、6 月議会、9 月議会、11 月議会、2 月議会の計 4 回、累計 120 日間程度
⑸ 保守対応時間は、議会閉会中においては、平日 8 時 30 分から 17 時 15 分まで、議会開会中においては、
24 時間とすること。
⑹ オンプレミス型の場合、不具合、障害等が発生した場合速やかにオンサイト保守を行うこと。
⑺ サーバーについては、仮想化の有無は問わない。
⑻ サーバー、UPS 等については、ラックマント型とすること。
⑼ DB サーバーについては冗長化を施すこと。
⑽ 障害の発生を未然に防止又は速やかに発見し担当者に通知する設計とすること。
⑾ 全てのサーバーに対し、各種ソフトウェア(OSS 含む)についてセキュリティ脆弱性情報を収集し、最
新のセキュリティパッチを適用する設計とすること。
⑿ 全てのサーバーに対し、セキュリティ対策ソフトウェアを導入し、最新のパターンファイルの適用、定
期スキャンを行う設計とすること。
⒀ 停電、落雷による障害発生を回避できる設計とすること。
⒁ LGWAN を除く外部ネットワークとの接続は行わないこと。
⒂ 次期システム移行時に、データ移行が容易にできるよう汎用的な方法でデータ抽出が行える設計とする
こと。
6 情報提供依頼内容
6.1 システム情報
⑴ 製品情報(カタログ、画面イメージ等)
⑵ 要求仕様への適合状況
⑶ 現行業務の効率化に寄与する運用方法、追加提案
6.2 システム構成情報
⑴ 構成図
⑵ 構成一覧(ハードウェア、ソフトウェア情報等含む)
6.3 構築情報
⑴ データ移行方法
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⑵ 構築所要期間
6.4 運用保守情報
⑴ 運用支援、保守メニュー
6.5 提案事業者情報
⑴ 事業者概要
⑵ 自治体等での導入実績
6.6 見積 ※ 様式にて情報をご提供ください。
⑴ 1 年目費用(構築、機器等調達費用等)
⑵ 2 年目~5 年目費用(各種保守費用等)
6.7 その他
上記以外に有益と思われる情報
7 提出手続き
7.1 提出期限:平成 28 年 9 月 28 日(水)17 時まで
7.2 提出先:沖縄県企画部総合情報政策課行政ネットワーク整備班 斎藤(詳細は 9 対応窓口を参照ください。)
7.3 提出方法:持参又は郵送
7.4 提出物:情報提供書及び見積書 4部(紙媒体)
※ 情報提供書については任意様式ですが、見積書は様式を定めておりますのでそちらをご利用ください。
7.5 本依頼に関する質問:質問書様式を用い、平成 28 年 9 月 12 日(月)17 時までに、沖縄県企画部総合情報
政策課行政ネットワーク整備班 斎藤あてメールにて提出してください(詳細は 9 対応窓口を参照くださ
い。)。
いただいた質問への回答については、平成 28 年 9 月 14 日(水)17 時までに、沖縄県 HP に掲載します。
8 注意事項
8.1 情報提供内容について、前提条件等がある場合には、その旨を情報提供書等に明記してください。
8.2 本依頼は、情報提供のあった事業者に対して、将来の契約締結を保証するものではありません。また、情
報提供を辞退した事業者について不利に扱うこともありません。
8.3 ご提供いただいた情報については、「1 情報提供依頼の趣旨」に示した目的のために当組織内で利用させ
ていただきます。情報提供のあった事業者の断りなく当組織外へ開示することはありません。
8.4 提案及び見積もりに係る費用一切についてはご負担ください。
8.5 ご提供いただいた情報、資料については返却いたしません。
8.6 ご提供いただいた情報に関して、後日問合せを行う場合があります。
8.7 本依頼おいて、本県から提供された全ての情報については、第三者に対して開示または漏洩しないようご
配慮ください。
9 対応窓口
沖縄県企画部総合情報政策課行政ネットワーク整備班 斎藤
住所: 〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎 1-2-2
TEL : 098-866-2036
FAX : 098-867-2998
Email : xx013005(@)pref.okinawa.lg.jp
※括弧を外して送信してください。
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