経営比較分析表

経営比較分析表
東京都 武蔵野市
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法適用
水道事業
末端給水事業
A3
142,138
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
現在給水人口(人)
-
69.49
100.00
1か月20m 当たり家庭料金(円)
2,378
3
142,899
面積(km2)
10.98
人口密度(人/km2)
12,945.17
給水区域面積(km2)
10.98
給水人口密度(人/km2)
13,014.48
グラフ凡例
■
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①経常収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
【113.03】
114.00
③流動比率(%)
④企業債残高対給水収益比率(%)
【0.81】
25.00
112.00
20.00
110.00
1. 経営の健全性・効率性について
【264.16】
700.00
300.00
600.00
250.00
500.00
108.00
15.00
106.00
【283.72】
200.00
400.00
150.00
104.00
300.00
10.00
102.00
100.00
200.00
100.00
5.00
98.00
96.00
50.00
100.00
0.00
0.00
0.00
当該値
H22
102.65
H23
102.87
H24
101.82
H25
103.87
H26
107.85
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
21.22
H26
0.00
当該値
H22
344.51
H23
352.96
H24
408.96
H25
379.38
H26
240.82
当該値
H22
166.07
H23
157.92
H24
149.71
H25
141.76
H26
133.62
平均値
109.88
107.74
107.91
108.44
113.11
平均値
1.14
0.45
0.58
0.81
0.00
平均値
589.42
608.24
633.31
648.09
344.19
平均値
260.54
263.84
257.41
253.86
252.09
「経常損益」
「累積欠損」
⑤料金回収率(%)
「支払能力」
⑥給水原価(円)
200.00
150.00
100.00
98.00
100.00
96.00
94.00
50.00
92.00
90.00
0.00
当該値
H22
95.46
H23
95.88
H24
95.49
H25
97.66
H26
102.13
平均値
102.82
100.16
100.16
100.07
106.22
当該値
H22
194.96
H23
198.80
H24
200.36
H25
195.89
H26
187.65
平均値
161.73
166.38
166.17
164.93
155.23
「料金水準の適切性」
【89.78】
【59.80】
76.00
74.00
72.00
70.00
68.00
66.00
64.00
62.00
60.00
58.00
56.00
106.00
102.00
⑧有収率(%)
【164.21】
250.00
104.00
「債務残高」
⑦施設利用率(%)
【104.60】
108.00
経常収支は黒字で全体として健全性を確保してい
るものの、料金回収率と共に類似団体平均よりも低
い水準にあります。これは主に固定費用である受水
費が費用全体の約40%を占め、経常費用及び給水原
価を押し上げていることに起因します。
数値の改善には費用を下げるか、収益を上げるか
しかありませんが、料金については平成23年度改定
で隣接地域である東京都水道局とほぼ同水準として
おり、これ以上の値上げは水道利用者の理解を得に
くいと考えています。また費用についても固定費用
が多く、更に今後は修繕費が嵩むことが予想され、
大幅な圧縮は困難です。
それでもこれ以上の悪化を防ぐため、少しずつで
も費用の圧縮に努める必要があります。
また流動比率を上げ、保有現金の残高を増やすた
めには、積極的な補助金や企業債の活用、あるいは
より有利な条件での資金運用を検討する必要があり
ます。
98.00
96.00
94.00
92.00
2. 老朽化の状況について
90.00
88.00
86.00
84.00
当該値
H22
73.39
H23
71.84
H24
70.86
H25
71.14
H26
71.08
当該値
H22
95.58
H23
95.17
H24
96.39
H25
95.69
H26
95.21
平均値
63.12
62.81
62.50
62.45
62.12
平均値
89.94
89.45
89.62
89.76
89.45
「費用の効率性」
「施設の効率性」
「供給した配水量の効率性」
有形固定資産減価償却率は上昇傾向にあります
が、管路経年化率は微減傾向にあります。これは
「配水補助管(40㎜以下)更新計画」に基づき耐震
性に劣る古い管路の更新を行っていることにより、
耐用年数を迎えた管路について一定のペースで更新
できていることの表れと言えます。
一方で管路以外の施設については「施設整備保全
計画」に基づき整備及び更新を図ってはいますが、
更新投資のペースが減価償却に追い付いていないと
も言えます。
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管路経年化率(%)
③管路更新率(%)
【46.31】
50.00
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
【12.42】
16.00
14.00
12.00
10.00
8.00
6.00
4.00
2.00
0.00
【0.78】
2.00
1.80
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
0.40
0.20
0.00
当該値
H22
34.57
H23
35.82
H24
37.22
H25
39.33
H26
40.75
当該値
H22
15.23
H23
14.57
H24
14.36
H25
14.00
H26
13.83
当該値
H22
1.67
H23
1.77
H24
1.50
H25
1.45
H26
1.03
平均値
38.29
39.16
40.21
41.12
44.91
平均値
7.87
9.14
10.19
10.90
12.03
平均値
0.90
1.01
0.88
0.85
0.75
「施設全体の減価償却の状況」
「管路の経年化の状況」
全体総括
経営状態の健全性の維持及び改善の方策として
は、当面は料金改定には頼らず、経営努力による費
用圧縮及び資金確保に主眼を置きます。人件費及び
物件費の上昇を抑制し、また積極的に補助金や企業
債を活用し、資金を確保することにより、老朽化施
設の更新財源としていきます。
また、将来にわたって、平時のみならず災害時や
事故発生時においても水道水を安定して供給できる
よう、早期に東京都営水道との一元化を図ります。
「管路の更新投資の実施状況」
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、管路経年化率及び管路更新率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。