提案書 - 丸亀市

新香川県立体育館の
丸亀総合運動公園への誘致について
県民とアスリートが誇り、安心できる環境をめざして
香川県丸亀市
新香川県立体育館を丸亀総合運動公園に誘致するメリット
新香川県立体育館候補地
●県内随一のアクセス環境を活用できます
●アクセス対応を強化します
-駐車場整備計画-
●アクセス対応を強化できます
-シャトルバス運行計画-
●競技施設の集積によるメリットがあります
●スポーツツーリズムを推進できます
●災害時における拠点機能を強化できます
図:丸亀総合運動公園
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≪県内随一のアクセス環境を活用できます≫
丸亀総合運動公園であれば、県内随一のアクセス環境
を活かすことができます。
荷物輸送の観点からも、選手や関係者の移動が、
基本的に自動車(バス)移動である点を配慮すると、
善通寺ICから5分という立地条件が、
選手や大会関係者のストレスを軽減し、
その好印象は、将来的な大会誘致に繋がっていくことも
期待できます。
善通寺ICから5分
【アクセス例】
・高松中央IC 32分
・引田IC 1時間
・大野原IC 24分
・松山IC 1時間25分
・高知IC 1時間10分
観戦客についても、中四国や近畿地方までターゲットに
することが可能です。
施設運営経費を確保する意味でもポイントとなる、
コンサートのような多目的活用を検討する場合にも、
大きなメリットとして後押ししてくれます。
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≪アクセス対応を強化します≫
-駐車場整備計画-
丸亀総合運動公園周辺は、放射状に延びる複数の幹線道路に囲まれ、
県内全域からアクセスしやすく、交通渋滞も緩和しやすい環境です。
抜群のアクセス条件ではあるものの、大規模大会や複数のイベントが
重なる場合は、慢性的な駐車場不足が課題となっています。
市道昭和町田村線~
県道21号線(浜街道) 経由
市道原田金倉線(整備中)~
県道205号線 経由
県道33号線 経由
国道11号線 経由
そこで、現状の駐車場不足を解消するため、丸亀総合運動公園
周辺に新たな駐車場整備を計画し、充実した台数を確保します。
【 整備後の目標駐車台数: 4,000 台 】
国道319号線 経由
※現状の約2倍
これまでに開催された大規模な大会では、現状の駐車場に加えて、臨時の
駐車場が設けられていますが、同規模であれば十分対応が可能となります。
善通寺IC 経由
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大会等
入場者数等
臨時駐車場
第69回香川丸亀国際ハーフマラソン大会
11,262人
1,300台
なでしこジャパンvsニュージーランド代表戦
14,154人
2,600台
≪アクセス対応を強化できます≫
JR丸亀駅~ 15分
(香川丸亀国際ハーフマラソンより)
JR高松駅~ 50分
(サッカーJ2リーグより)
高松空港~ 1時間
(空港リムジンバス 坂出・宇多津経由
丸亀駅行き 1時間13分)
-シャトルバス運行計画-
新県立体育館が建設される場合は、より強力なアクセス対応が
必要となり、駐車場を充実させるだけでなく、公共交通を活かした
臨時シャトルバスでの対応が重要となります。
丸亀総合運動公園では、既に確立された運行ルートがあります。
丸亀駅からは約15分。高松駅、空の玄関口からは1時間程度。
県都からもストレスなくアクセスが可能です。
選手や大会関係者にとっては、宿泊地選択の幅が広がり、
県内の均衡ある発展が期待できます。
全国大会、国際大会にも安心です。
⑤
善通寺市役所~
(バスケットボールbjリーグ
で起点実績あり)
JR琴平駅~ 30分 ※琴参バス琴平線より
(モンスターバッシュで起点実績あり)
例えば、既存の琴参バス(琴平線)を活かして、公共交通機関の
集積地である琴平を新たな起点にすると、JR予讃線だけでなく、
JR土讃線やことでん沿線の県民をカバーすることが可能です。
また最寄りの各駅からも近く、それぞれからのシャトルバス運行を
計画するうえでも、良い条件となっています。
<多度津駅(15分)、金蔵寺駅(5分)、善通寺駅(15分)>
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≪競技施設の集積によるメリットがあります(1/2)≫
丸亀総合運動公園には、県立丸亀競技場など、トップレベルの大会や大規模大会開催の可能な施設が充実しています。
これらの競技施設が集積することで、様々なメリットが生まれ、互いの機能・効用を最大化できます。
大会主催関係者としては、多種目の競技を開催する
ことが可能となり、例えばシャトルバスの運行や
スタッフ体制の面でコストダウンが図られるなど、
運営上の利便性向上が期待できます。
四国コカ・コーラボトリング
スタジアム丸亀
観戦客の立場からも、多種目の競技を観戦する
機会が提供され、多様な主体が交流するとともに、
一層の来場促進も期待できます。
丸亀市民体育館
また、県立丸亀競技場、丸亀市民体育館には、
トレーニングルームが完備されています。
既存設備と新県立体育館を組み合わせれば、
地域への経済波及効果の高いスポーツ合宿なども、
新たに設備投資することなく、効率的かつ効果的に
受入する体制が実現できます。
【競技例】
陸上競技
バレーボール
バスケットボール
バドミントン
卓球
ソフトボール など
香川県立丸亀競技場
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≪競技施設の集積によるメリットがあります(2/2)≫
また、丸亀総合運動公園周辺の中讃地域には、コンパクトにスポーツ施設が
整っています。また、高速道路等を利用すれば、西讃地域のスポーツ施設にも
容易にアクセスできます。
多度津町屋内温水水泳プール
なかでも、観客席施設の整った体育館が複数あり、
新県立体育館と合わせた複数会場での開催や、
練習会場の確保など、大規模大会の大会運営者
にとって、条件の良い環境となっています。
観客
席数
バスケット
ボール
バドミン
トン
飯山総合運動公園
善通寺市民体育館
3
2
12
24
400
3
2
8
10
善通寺市民体育館
1,580
3
3
12
14
多度津町民体育館
418
3
2
8
16
三豊市総合体育館
606
3
2
10
12
観音寺市総合体育館
833
3
2
10
24
飯山総合運動公園体育館
丸亀総合運動公園
卓球
1,887
丸亀市民体育館
多度津町総合スポーツセンター
競技面数
バレー
ボール
広域連携で
均衡ある発展!
いこいの郷公園
スポーツセンターまんのう
三豊市高瀬町緑ケ丘総合運動公園
観音寺市総合運動公園
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財田町総合運動公園
≪スポーツツーリズムを推進できます(1/2)≫
さらに、観光産業との相乗効果も注目すべき点です。
もともと中・西讃地域は、高速道路だけでなく、JRや
琴電、国道11号や32号など、多様な交通インフラで
地域内が結ばれており、周遊する観光客にとっての
利便性に優れています。
そして、中・西讃地域には、県内最大の観光地
「こんぴら温泉郷」をはじめ、由緒ある史跡、
風光明媚な瀬戸内海の多島美など、
各所に魅力ある観光資源が豊富。
充実した宿泊施設も整っており、大会関係者や
観戦客の満足度も向上。
大会等の開催とセットで、香川県の魅力を効果的
に発信し、滞在型観光を促進することができます。
丸亀総合運動公園
★宿泊施設の収容可能人数(合計7,704人)
琴平 3,006 丸亀 2,637 善通寺 377 まんのう 67 多度津 110
高速道路
宇多津 320 三豊 410 観音寺 777
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国道
琴電
JR
≪スポーツツーリズムを推進できます(2/2)≫
また、県立丸亀競技場では、北京五輪や世界陸上大阪
大会・北京大会の事前合宿地として、既に世界レベルの
選手を受け入れた実績があります。
こうした実績も、スポーツツーリズムを推進するうえでは、
大きな強みです。
同じ丸亀総合運動公園内の新県立体育館であれば、
地域の体制も含めて、諸外国の関係者も一層安心です。
将来的に、屋内競技種目の合宿誘致を進めるうえでも、
有利な条件として働くことが期待できます。
合宿誘致は、関係者だけでなく、多くのスポーツファンが
全国から詰めかけ、交流人口の増進が図られます。
県民にとっても、教育振興や国際交流、さらには競技力
の向上など、様々な恩恵が受けられます。
県内の一大スポーツ拠点として、県の魅力が
高まることで、世界的な視点も含めたスポーツ
ツーリズムを、一層推進できる可能性を秘めて
います。
丸亀総合運動公園であれば、
新県立体育館のオープン記念事業として、
2020年東京オリンピックの事前合宿を誘致
することも視野に入れることができます。
“アートの香川”に続き、
“ ス ポ ー ツ の 香 川 ” を !
<北京五輪香川合宿オフィシャルブログより>
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≪災害時における拠点機能を強化できます≫
体育館などの体育施設は、スポーツ施設としての本来の役割だけでなく、
災害時には、避難所や支援物資の集積場所となる側面も有しています。
丸亀総合運動公園の立地する地域は、中讃地域の平野の中心部であり、
津波等の大規模災害時には、広域防災拠点となる条件を満たしています。
・広域支援部隊等の活動要員の一時集結・ベースキャンプ機能
・備蓄物資の効果的供給機能
・救援物資の中継・分配機能
<AMDA公式サイトより>
・海外からの救援物資の受け入れ機能 など
また、丸亀市は香川県で唯一、AMDA及び総社市と、災害時応援協定を結んでいます。
これは、南海トラフ地震などの大規模災害が発生した際に相互に連携しながら、被災地の支援活動を
行うための協定です。
四国地域に災害が起きた場合には、「四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀」などの施設が、
AMDAの救援活動の拠点となることが予定されています。
さらに、丸亀警察署に隣接という地の利、善通寺自衛隊との連携も取り易いという絶対的良好な環境。
丸亀総合運動公園に新県立体育館が加わり、避難所や人的・物的資源の集積機能を付加できれば、
有事の際にも県民の不安軽減と生活再建を支援し、「安心できる香川づくり」を推進できます。
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終わりに
丸亀総合運動公園であれば...
大会等
誘致促進
県内随一の
アクセス環境
競技施設の
集積メリット
観光
振興
県内随一のアクセス環境と、
競技施設集積のメリットにより、
将来に渡って、大会等の誘致や、
スポーツ合宿の受入を促進。
観光産業の活性化にも繋がり、
地域への経済波及効果が増大。
災害拠点
機能強化
有事の際にも、災害拠点施設として
重要な役割を果たすなど、
連鎖的に、様々な行政効果を生み出し、
最大の建設効果を図ることができます。
中・西讃地域の成長、香川県の均衡ある発展へ・・・
丸亀総合運動公園に、ぜひ新香川県立体育館を!
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