MAZDA ANNUAL REPORT 2016 構 造 改 革ステージ 2 マツダは、将来のさらなる成長に向け、ビジネスの質的成長を図り、ブランド価値の向上を加速するため、中期経営計画「構造改革ステージ2」 (2017年 3月期~ 2019年 3月期) を策定し、主要施策に取り組んでいます。 グローバル販売・ネットワーク強化 商品・開発 「走る歓び」 と「優れた環境・安全性能」を提供する新型車6車種(派生車1車種含む)を 投入 正 価販売方針のグローバル展開と浸透により、ネットレベニュー/車両残価/リテン ションを向上 最新デザイン/技術/装備を、 「商品改良モデル」として全商品に展開 SKYACTIV 商品群の継続的進化により、 ◦ドライビングアカデミーや商品・技術価値伝達の販売現場教育をグローバルに推進 持続的な台数成長とインセンティブ抑制 2020 年までに全車平均燃費を 約 50% 向上(2008 年対比) を両立 ネットレベニュー (実売価格)と収益性向上 全車平均燃費 CX シリーズのラインアップ拡充により 「SKYACTIV GEN2」モデル開発と投入 約 50% カスタマーケア強化やお客さまのブランド体験向上施策に重点を置いた現場改革を推進 ◦顧客参加・交流型イベントの拡充 ◦新世代店舗をグローバルに展開 約 30% GEN2 リテンション向上を重視した販売施策の強化 ◦トレ ードサイクル マネ ジメントの 強 化 により、 SKYACTIV 商品顧客の代替獲得を向上 先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の進化 ディーラーネットワークの強化/改編に向けた段階 GEN1 2008 年 2015 年 2020 年 グローバル生産・コスト改善 着 実な台数成長とビジネスの質的成長によるブランド価値の向上で、安定的な利益、 キャッシュ・フローを創出 ◦国内で培った「モノ造り革新」をグローバル全拠点に展開 主 要拠点の生産効率を最大化、165万台に向けた台数成長を、 新たな工場建設なくサポート ◦財務基盤を強化(自己資本の充実と純有利子負債の削減) ◦拠点間の相互補完を可能にするグローバルスイング生産 ◦配当性向を改善、資本効率の維持・向上 ◦乗用車/クロスオーバー(CX)系車種の生産フレキシビリティ拡大 ◦将来に向けた研究開発や設備投資を推進 2019年3月期目標(為替前提 USドル120円/ユーロ130円) 生産効率最大化に向けた各生産拠点の取り組み 日本 海外 防府 ◦2017年3月期後半に「CX-3」を生産開始 宇品 ◦「CX-5」、 「CX-9」の生産能力拡大 新世代店舗 的取り組み 財務基盤強化 「モノ造り革新」 のグローバル展開によるコスト改善加速 8 SKYACTIV 商品のフルラインアップによる販売強化 自己資本比率 配当性向 ROE 45% 以上 20% 以上 13〜15% 以上 MMVO(メキシコ) ◦「Mazda3」を防府との相互補完が可能となるスイング生産、フル稼働へ その他 コンテンツ ◦タイ(「CX-3」)、マレーシア(「CX-5」)の生産能力も増強 マネジメントメッセージ 事業活動のレビュー 価値創造のドライバー 持続的成長を支える基盤 財務セクション
© Copyright 2024 ExpyDoc