賃貸物件ダイレクト取引システム。 【1】概要 仲介

賃貸物件ダイレクト取引システム。
【1】概要 仲介手数料ゼロの賃貸情報&取引サイト。
(賃貸物件の不動産取引を、ネットオークの用にサイト上で取引ができるシステム)
【2】主要機能 … ネットオークションのように手軽にカンタンに不動産取引が出来る。
・ユーザー登録
・物件登録 ・物件検索
・問合せ、家賃、条件交渉
・内覧予約
・引き渡し日の連絡
・解約申し出
(出来れば追加したい機能)
・契約書作成
・自動翻訳(定型文を選択する形で情報を掲載してもらう→あらかじめ翻訳文を作っておく)
・物件募集(物件を探している人が、希望の条件を提示する機能)
・地元情報
(各地域の治安、住居環境の状況を記載したページへのリンクを物件に合わせて表示。
ユーザーも書き込みが行え、随時情報が更新されていく)
(将来的に追加したい機能)
・検索連動型広告
(Google アドワーズのように、検索に連動して表示される広告。クリック課金を行う)
・決済システム(家賃回収の代行を行い)
・評価システム(オーナーの貸し出し実績、借りてからの評価。借り主の支払い状況を閲覧できるよう
にする)
【3】このシステムのメリット
仲介手数料が無料 → 不動産会社を通さずオーナー側が直接出来るので仲介業者が不要になる
広告掲載料が要らない
→ 不動産会社や不動産情報媒体に広告料を払わなくて良い。
随時新しい情報が観覧できる → 不動産情報サイトのようにタイムラグがない
【※現状、不動産情報サイトは不動産業者の集客のためにダミー物件ばかり載せていて全く当てにならな
い】
サイト内で取引を完結できる → 取引を簡素かでき、不動産業者が間に入らなくてもオーナーの負担が少なく済む。
細かい条件が指定できる → 特殊な事情がある物件も借り手が見つかるチャンスがある。
【4】コンセプト
「借りてのいなくて困っているオーナーと、格安で借りたいユーザーのニーズをマッチさせる」
古民家や古い空きビル、マンション、アパートなどは通常のほうほうではなかなか借り手がつかない。
しかし、起業家やベンチャー企業、外国人や一時的に出張でその地に滞在する人などをターゲットとし、
格安で貸し出せば需要がある。
シェアオフィス・シェアハウス SOHO 利用可能な物件専門などのマイナー需要に対応。 古民家や空きビル、リノベーションマンションを利用した SOHO オフィスを、
起業家やベンチャー企業に格安で貸し出す
あるいは、自宅の一部を昼間だけオフィスやなにか作業する場所(音楽制作や漫画やイラスト制作)
として貸し出したり、外国人や出張の人に貸し出すなど。
※当初はマイナー需要から初めて、徐々に一般的な物件へ拡大して行く。
【5】 不動産業者を通した取引のデメリットと、当システムのアドバンテージ
1)仲介手数料が非常に高い。
・今現在、物件の貸出となると、事実上不動産会社を通さなければならない。
仲介手数料はオーナー側がひと月家賃分の50%
顧客側が残り50%
というのが一般的。
ただ、物件を紹介してもらうだけでこれだけの金額を支払うのは非常にもったいない。
・仲介業者の収入源が事実上仲介手数料しかないため非常に高額になる。
・そもそもインターネットで情報を閲覧できれば不動産会社は不要ではるはず。
2)情報が遅い。不正確
不動産情報サイトに掲載されている、物件情報は大抵古いことが多い。
また客寄せのために、ダミーの物件も多く、不都合なことはほとんど書かれていない。
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このシステムでは…
契約交渉に入った段階で、検索より除外。
また、オーナー自ら取引をするので、正確な情報を記載しておかなければ自分がトラブルを抱えるこ
とになる。
そのため、サイト内では正確な情報を記載することを推奨する。
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3)やり取りの無駄が多く余計な時間がかかっている。
〔不動産会社を通しての取引〕
不動産情報サイト→不動産会社→オーナーへ確認→
内覧→不動産会社→オーナーへ交渉→契約 という流れが一般的
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このシステムでは…
サイト→オーナーと直接交渉→内覧→オーナーと交渉→契約
と改善される
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4)トラブルが多い。
不動産業者はFC店舗が多く、対応がまちまち。
なかには質の悪い業者も多くトラブルが多発している現状がある。
契約や重要なことの説明は店舗や物件で行われるため、業者側に有利に働く
また、その際口頭でのやりとりとなるので記録が全く残らない。
結果、入居もしくは契約後に公開することが多かった。
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このシステムでは…
説明があらかじめネットで覧ることが出来る。分からないところもネットで質問が可能。
交渉もネットでのやり取りを中心とすればオーナー側のてもさほど煩わせない。
また、ネット上に情報が残るのでトラブルになりにくい。
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5)間に第三者を挟むことよるデメリットも多い。
・確認に時間がかかる (顧客→不動産業者→オーナーまたは管理会社)
・意思疎通に齟齬が生じる可能性がある (又聞きなため起こること)
・どちらが対応すべきかわからない(オーナー? 不動産業者?)
・責任の所在が曖昧 (不動産業者の責任範囲は一般の認識と異なる)
6)細かいニーズに対応できない。
不動産会社を通すやり方では、仲介手数料がネックとなりどうしても契約期間を定めておかないと、
オーナー側にとって不利になる。
また家賃もある程度値段でなければ広告費などの採算性が取れなかった。
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このシステムでは…
仲介手数料がそもそも不要なので、一ヶ月だけ、場合によっては週単位での貸出も可能となる
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7)情報の正確さに問題がある
不動産情報サイトは事実上、客寄せのための物件掲載になっているので
細かい情報を掲載していない。
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このシステムでは、ネット上ですべてのやり取りを終えるので、情報をきちんとのせることが出来る。
仲介手数料も広告費も不要なので、オーナー側も気軽に掲載でき、無理に貸そうとしなくてよいのでち
ゃんと
細かい情報を載せることが期待できる。
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【6】収益方法
①広告収入
リリース当初は基本的に広告収益で賄う。
NTT 及び KDDI の代理店登録を行い、入居に合わせてインターネット回線の契約手配を行えば、PV
数がそれほどなくても高収益が可能(1契約あたり5万円程度も可能)
サイトのアクセス数がある程度になったら、入居後必要な家具や OA 機器のメーカー及び販売業者、
オーナー側に需要のあるハウスクリーニング会社やインテリア業者を
中心として広告掲載を行う。
②クリック課金
オーナー側に広告費を出してもらうことによりサイトのトップに表示させる、あるいは検索画面の
上位に表示させるなどサービスを行う。
③家賃決済代行による手数料収入
個人オーナーの場合、家賃の管理が大変(振込先を教えたり、入金を確認したり。支払いが遅れてい
る場合の催促など)なので、
家賃決済を代行する。家賃の中から一部手数料(5%程度)を差し引き手数料として受け取る。
【7】 このシステムのデメリット
オーナーや管理会社側が直接顧客に対応しなければいけない。
・内覧の受付
・質問に答える
・鍵渡し
など、従来仲介業者が行っていたことを自分でやらなければならない。
その代わり、仲介手数料を支払わなくても良くなる。
サービスが浸透すればオーナー、管理会社の側も自分でやるのが当たり前だという意識になる。
それほど手間にならない。
また、将来的にはサポートセンターを設置し、オーナー側の負担を減らすことも検討する。
【8】 競合サービス
https://nomad-a.jp/ ノマド (仲介手数料ゼロの不動産業者)
ノマドのサービスは非常に画期的だが、あくまでも仲介業者コンセプトが異なる。
ノマド: 月額利用料を設定することにより仲介手数料をゼロにする。
またオーナー側からは依然として広告掲載料を取っている。
当サービス: 利用料不要。オーナーと借りての直接取引を推進する。
オーナー側も広告費ゼロで掲載可能
ノマドは現在関東圏のみでサービスを行っている。
競合ではあるが非常に限定的。サービスを行う上でマイナスにはならないと考える。
むしろ仲介手数料ゼロという概念を浸透させる上でプラスの存在。
【9】 サイトの集客、物件を集めの方法
1.オーナー、管理会社へアプローチ。
・シェアハウス。古民家へアプローチ
・当初は自社サイトのみに物件を掲載しているオーナーをターゲットとする。
・街角に張り紙だけ敷かしていない所もアプローチ。 掲載によるデメリットがないので、その点をプッシュする。
2.地元情報を充実させ、借りてのアクセスを稼ぐ。
物件に合わせて表示される地元情報をあらかじめ入力して行く。
→地元情報を見るだけでも価値のあるサイトにすれば、借り手が自然と集まってくる。
→借り手が集まれば、掲載希望者も増える。
コンテンツを充実させることによってウェブサイトの価値があがり、検索順位も優位に働く。
ウェブ集客の効果も期待できる。