平成 28 年 9 月 10 日組合員・ご利用者様佐久浅間農業協同組合代表理事組合長井出健不祥事のお詫び、ならびに調査結果報告について平素より当組合事業に深いご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。去る 7 月 9 日、ご報告申し上げました職員による現金着服という不祥事により、組合員・ご利用者の皆様に多大のご迷惑とご心配をお掛けいたしまして、あらためて心よりお詫び申し上げます。発覚直後より被害全容解明に向け内部調査を行ってまいりましたが、当該職員が着服を繰り返していた期間が長く、さらにお金の流れを証する物証に乏しく調査が２ヵ月に渡り、ご報告が遅れましたこと、重ねてお詫び申し上げます。調査結果と当該職員への対応は下記のとおりでございます。記 1 被害状況種目被害者数（延べ人数）貯金 22 41,895,353 円 36,150,060 円共済 3 5,183,771 円 5,183,243 円合計 23(25) 47,079,124 円 41,333,303 円被害額損害額（被害額野沢支所 15,611,041 円、佐久町中央支所 31,468,083 円）被害額と損害額の差 5,745,821 円は、着服せず隠蔽のため一時的に不正操作・流用した金額です。被害に遭われた皆様には、全額回復処理をさせていただきました。 2 不祥事件の行われた時期、期間平成 19 年 5 月～平成 28 年 6 月の間、9 年 2 ヵ月。 3 当該職員への対応平成 28 年 9 月 10 日付で懲戒解雇処分としました。刑事告訴準備を進めています。 4 被害額の弁済当事者ならびに身元保証人より既に全額弁済を受けております。役員責任 5 役員の管理監督責任を痛感するところであり、役員責任調査委員会で審議いただき、役員の処分に厳正に取り組みます。 6 再発防止策外部有識者を含めた内部統制確立委員会を設置し、不祥事の再発が防げず、発見が遅れた検証体制等を徹底的に分析し、再発防止策の実践に取り組み、一日も早い信頼の回復を目指します。これからもみなさまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。