総合学科通信 №2 静岡県立駿河総合高等学校 総合学科推進室 ○「系列」と「系列選択」について学習しました 4 月 12 日の「産業社会と人間」では、主として「系列」と「系列選択」について学習しました。 前号でもお知らせしたように、「系列」とは「選択科目の集まり」のことで、駿河総合高校には「人文社 会」、「自然科学」、「ビジネス」、「会計」、「情報」、「デザイン」、「生活文化」、「ものづくり総 合」の8系列があります。生徒たちは進路希望に応じて、これら8系列のなかから、自らが学習する「系列」 を選択することになります。例えば、「英語の先生になりたい」と考える生徒は「人文社会」系列を、「福 祉について深く学びたい」と考える生徒は「生活文化」系列を選択するのがよいでしょう。ただし、この「系列選択」は駿河総合高校卒 業後の進路、ひいては生徒の人生を大きく左右するものです。したがって、安易な選択は避けなければなりません。学校でも、担任や系 列チューター(各系列の専門教員)を中心に適切な「系列選択」がなされるよう指導していきますが、御家庭でもお子様と話し合いをす る時間を設けていただければと思います。※この「総合学科通信」は本校HPにおいてカラーで見ることができます。 ○生徒の感想を紹介します 中学生の頃はとりあえず高校を目標に頑張っていこうという 姿勢で進路のことを考えていたけど、高校生になった今、進学 や就職など、もっと幅広く自分の進路を見つめていかなければ いけないと思いました。時間は限られているので、これから自 分がどんな職業に就きたいのか、どんなことを勉強したいのか、 自分自身と向き合って深く考えていきたいです。 私は駿河総合高校に入学する前から、生活文化系列を選び、 福祉の勉強をしようと考えていました。だから福祉の専門のこ とだけを学べばいいと思っていましたが、「基礎力が大切」と いうことを聞き、まずは普通教科をしっかり頑張ろうと思いま した。仕事は人生と言っても過言ではないので、良い仕事に就 くためにも自分のことを知り、社会のことを知って学習してい きたいです。 系列が多く、幅広く選択することができるため、安心して夢を みつけられると思います。私は就職希望なので、就職に有利な資 格を取得できてよいなと思いました。そのためにも、進路や人生 を決めるこの 1 年間をまず頑張ろうと思いました。将来に向けて 無駄なことは何もないので、他人に合わせるのではなく自分のや るべきことをしっかりやろうと思いました。
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