インド:Odisha 州の製造業 中央物品税増収

インド:Odisha 州の製造業 中央物品税増収
2016 年 9 月 15 日掲載
9 月 9 日付けの地元報道によると、Odisha 州の中央物品税は、製造業活動の改善により、2016-2017 年
会計年度の 4 カ月で増加率 123%を記録した。中央物品税は、2016-2017 年度(4 月~7 月)は 412.8 億ルピ
ー、前年度同期は 185.2 億ルピーであった。
中央物品税は、Odisha 州では、製造業、特に石油と鉄鋼分野にて増加した。内訳は石炭公社(CIL)の子
会社 Mahanadi Coalfields Limited(MCL)で 220.8 億ルピー、国営石油(Indian Oil Corporation Ltd : IOC)
で 28.6 億ルピー、鉄鋼会社で 69.8 億ルピー等。
関税は、2016-2017 年度(4 月~7 月)は 128.0 億ルピー(前年度同期比 54%増、前年度同期比 44.7 億ルピー
増)。IOC の関税は 48.5 億ルビー。
サービス税は、2016-2017 年度(4 月~7 月)は 91.8 億ルピー(目標は 232.0 億ルビー)、前年度同期比 28%増、
前年度同期は 72.0 億ルピー。
2016-2017 年度(4 月~7 月)の間接税全体では 632.6 億ルピー(前年度同期比 86%増、前年度同期は 340.5
億ルピー)。
2016-2017 年度の間接税全体での目標は 1,630 億ルピー、うち、中央物品税 1,100 億ルピー、関税 280 億ル
ピー、サービス税 250 億ルピー。前年度実績は 1,193.6 億ルピー(目標は 1,142 億ルピー)。
Odisha 州では、大規模な投資地域(Jajpur 県 Kalinganagar の国家投資製造地区)、Paradip 市の石油化
学製品投資地域にて、製造業の活動が活発となっている。
(石炭開発部 辻
誠)
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