「自動車整備」ってどんなシゴト? 世界の現状は? 近年、開発途上国では急速なモータリゼーションにより自動車、 特に中古車が増えており、その多くは日本車です。一方、必要な 自動車整備技術を有した人材は十分でなく、整備不良車による交 通事故が後を絶たない状況です。多くの途上国ではエンジン修理、 キャブレター修理など一昔前に日本で求められていた整備技術を 必要としています。 その一方で、高度な電子制御や ハイブリッド車の修理等の技術を 必要とする国も増えつつあります。 「自動車整備」隊員とは? 途上国の職業訓練校や技術高等専門学校等で自動車整備技術を学 生たちに講義や実習で指導する活動です。多くの国で車は増えて いますが、自動車整備技術は不十分であるため、整備技術の向上 は交通安全上もたいへん重要な課題です。 1966年に最初の自動車整備隊員をインドとケニアに派遣して 以来、2016年現在、これまでに 1,450名以上の自動車整備隊員が 活躍してきました。そのうち770 名以上、過半数の隊員はアフリカ での活動です。 参考資料は? 自動車整備隊員には何が必要? 多くの要請は、自動車整備2級整備士(ガソリン/ディーゼル)の 資格を必要としています。 また、要請内容によってはハイブリッド車のメンテナンス経験や 特装車整備経験、車体整備士資格が求められる場合もあります。 実務経験は要請内容によって業務内容 が異なりますので、業務の難易度に応 じて、特に限定しないものから10年 以上のものまでと幅がありますが、 2~3年以上の経験を要する場合が多い です。 活動の様子 「JICAボランティアの世界日記」ホームページ http://world-diary.jica.go.jp/ 「人とシゴト」ホームページ http://jica.go.jp/voluntter/people/29/ 募集内容 ホームページ http://www.jica.go.jp/voluntter/ 「JICAボランティア」で検索 お問合せ先: (独)JICA青年海外協力隊事務局 応募相談窓口 03-5226-9813 [email protected]
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