H26.04.08_避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライン(内閣府) 【段階設定の例】 ①第1次防災体制(災害準備体制):大雨注意報の発表 など ☑ 連絡要員を配置し、防災気象情報の把握に努める。 ※特定地域で個別設定された基準があり、対応の始動が先に生じた場合は、それを優先する ②第2次防災体制(災害注意体制):台風が24時間以内に接近することが見込まれる ☑ 管理職を配置し、避難準備情報の発令を判断する体制とする。 ☑ 防災気象情報を分析し、専門機関との情報交換ができる体制とする。 ③第3次防災体制(災害警戒体制):大雨警報(土砂災害)の発表 台風が12時間以内に接近することが見込まれる ☑ 首長あるいは首長代理が登庁し、避難勧告の発令を判断できる体制とする。 ☑ 専門機関とのホットラインが活用できる体制とする。 ☑ 要配慮者の避難場所受け入れ体制の整備ができる要員を確保する。 降雨状況、危険が差し迫っている地域の有無を継続監視 A.補足情報配信システム(静岡県砂防課) http://www.gis.pref.shizuoka.jp/?mp=9004-1& B.気象庁ホームページ>防災情報>土砂災害警戒判定メッシュ情報 http://www.jma.go.jp/jma/menu/flash.html C.防災情報提供システム(気象庁) https://bosai.metinfo.go.jp の発表:県・静岡地方気象台 1.土砂災害警戒情報発表の確認 市町村名 :テレビのテロップ、ラジオ速報、NHK文字放送等 発表文 :気象庁ホームページ(カラー)、サイポスレーダー(カラー) 県防災行政無線FAX(白黒、要着信確認) 2-1.住民への周知(同報無線、電話連絡、CTI等) ☑ 住民への注意喚起 ☑ 災害時要援護者施設への連絡 2-2.危険が差し迫っている地域を特定し、避難勧告等の発令を検討(降雨状況を継続監視) A.補足情報配信システム(静岡県砂防課) http://www.gis.pref.shizuoka.jp/?mp=9004-1& 3.④第4次防災体制(災害対策本部設置):避難勧告を発令した段階 ☑ あらかじめ定めた防災対応の全職員が体制に入る。 土砂災害警戒情報の「解除」 ※ 発表時とは別の判断基準や災害の発生状況により行う。システムの色分けが消えてしまっても、 「解除」 の発表まで待つこと。 警戒判定メッシュのレベル定義と対応する市町の緊急対応の例 大雨注意報レベル 予測及び実況 大雨警報レベル 予測及び実況 3時間後予測 土砂災害警戒情報 2時間後予測 1時間後予測 発表基準を超過 実況値 A.補足情報 B.気象庁HP 対応する市町の対応の例 配信サイト C.防災情報提供 黄■ ・警戒強化(巡視開始検討等) 赤■ ・避難準備(要援護者避難)情報の検討・発令 ・避難勧告等発令対象区域の絞込みを開始 黄■ 赤紫■ 橙■ ・土砂災害警戒情報の確認 ・災害時要援護者関連施設への連絡 赤■ 紫■ 紫■ ・ 避難勧告等の発令 を検討 ※危険度判定のための計算にはかなりの時間を要するので、必ずシステムの表示時刻を確認してください。 ※降雨予測は、降雨の推移応じて常に見直しされます。したがって、上表の順番と表示順序は異なることがある。 ※システムには特徴がある。日頃から各々のシステムの特徴を把握することも重要。 1/2 【土砂災害警戒情報の作成・発表・伝達】 インターネット:土砂災害警戒情報補足情報配信システム http://www.gis.pref.shizuoka.jp/?mp=9004-1& メール・電話 静岡県砂防課 専用回線 国関係 機関 土砂災害 警戒情報 の 発 表 避難勧告等の 発令・伝達 市町 土木 事務所 防災情報提 供システム 防災行政 無線FAX 静岡県危機管理部 防災情報 提供装置 静岡地方気象台 テレビ・ラジオ テロップ データ放送 速報等 地域 住民 の 早期 避難 行動 気象庁:ホーム>防災情報>土砂災害警戒情報、土砂災害警戒判定メッシュ情報 http://www.jma.go.jp/jma/menu/flash.html 土砂災害警戒情報発表文の伝達ルート H19.6.15供用開始 気象台が提供する補足情報(パスワード有)の閲覧 〃 県が提供する補足情報(メール・電話)の伝達ルート 〃 県が提供する補足情報(インターネット)の閲覧 H20.6.01供用開始 気象庁が提供する補足情報(インターネット)閲覧 H26.6.25供用開始 【土砂災害警戒情報の発表基準】 5km格子単位で土砂災害発生の目安となる基準線(CL)を設定 1km格子単位で発表されるレーダー雨量と土壌雨量指数によ るスネーク曲線が基準線を越えたら発表する ○○市 約5km 【土砂災害警戒情報発表例】 60分間積算雨量(mm) CL:土砂災害発生危険基準線 (Critical Line) 土砂災害発生の目安となる基準で、過去の大規模な土 砂災害発生時の降雨から専門家による検討委員会で決定 ○○市に土砂災害 警戒情報を発表! 補足情報配信サイトでは 3時間後の雨量も参考表示 現時点 避難完了を考慮して、 2時間後 の雨量で判断 1時間後 第×号 平成XX年XX月XX日 XX時XX分 静岡県 静岡地方気象台 共同発表 土壌雨量指数(mm) スネーク曲線 :横軸を土壌雨量指数、縦軸を1時間雨量 として、一定時間間隔でプロットしたもの 【地震後の対応】 (静岡県地域防災計画) 地震が発生した場合、地盤の緩みを考慮し、引き 下げた暫定基準(縦横等倍率)を設けて運用する。 ● 震度6弱以上を観測した市町:現行基準の7割 ● 震度5強 〃 : 〃 8割 ※大雨注意報、大雨警報も、静岡地方気象台で同様 に引き下げを行う。 2/2
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