第6 海岸林造成 6-1 (参考歩掛)生育基盤盛土工 (1) 適用範囲 本歩掛は、締固めを行わない機械による盛土工の作業に適用するものである。 (2) 施工概要 施工概要は下記を標準とする。 盛 土 材 運 搬 か き 起 し 盛 土 法 面 整 形 機 械 盛 土 本歩掛で対応しているのは、実線部分のみである。 (3) 施工歩掛 名 世 普 通 称 話 作 業 規 格 単位 人 〃 役 員 数量 0.11 0.20 (100m3当たり) 備 考 敷均し補助作業 排出ガス対策型・クローラ型 h 1.04 バ ッ ク ホ ウ 運 転 山積 0.8m3(平積 0.6m3) ブ ル ド ー ザ 運 転 排出ガス対策型・普通 15t級 〃 0.69 備考 1 本歩掛は、締固め作業を行わない工事に適用する。 2 本歩掛は、盛土法面整形の作業を含まない。 3 盛土対象面積(ha)と平均高さ(m)を乗じた区分に応じて下表のとおり補正す ることができる。 施工歩掛の補正 区 分 0.6 未満 補 正 1.65 (4) 機械運転単価表 名 称 バックホウ ブルドーザ 0.6 以上 1.00 規 格 排出ガス対策型・クローラ型 山積 0.8m3(平積 0.6m3) 排出ガス対策型・普通 15t級 備 考 適用単価表 機-1 機-1 指定事項 6-2 海岸植栽 (1) 砂地造林歩掛 (100 本当たり) 区分 植穴堀付 植 付 名称 普通作業員(人) 0.47 0.17 備考 1 植穴の大きさは直径・深さとも 30cm を標準とする。 2 施肥、客土等を必要とする場合は別途計上する。 3 植穴堀付には、根切り等の軽度の地拵えを含む。 (2) 砂草植栽歩掛(1,000 株当たり) 名 称 砂草植生 普通作業員(人) 1.15 摘 要 摘 要 堀取0.43 植付0.72 (3) 埋わら等歩掛 区分 敷わら わら伏 わら立て 埋わら 名称 (10束当たり) (100㎡当たり) (10㎡当たり) (10m当たり) 普通作業員(人) 0.18 0.16 0.36 0.10 摘 要 6-3 コンクリ-ト根固ブロック工 6-3-1 適用範囲と施工概要 (1) 適用範囲 本歩掛は、11t 以下(実質量とする)のコンクリ-ト根固めブロックの現地製作、陸上 よりの敷設工事に適用する。 なお、50t 以下については別途考慮し適用するものとする。 (2) 施工概要 施工フロ-は、下記のとおりとする。 製 横 取 り ド 整 地 積 込 ・ 運 搬 鉄 筋 加 工 ・ 組 立 型 荷 横 卸 取 し り (仮置) 枠 清 は く 離 材 塗 布 掃 据 コ ン ク リ コ ン ク リ 型 組 - 製 作 足 場 撤 去 製 作 ヤ - 備 製 作 足 場 設 置 - 準 型 作 脱 立 ト 打 設 ト 養 生 型 枠 枠 後 片 付 け 付 (仮置) 必要に応じて計上 備考 本歩掛で対応しているのは実線部分のみである。 なお、ブロック製作後の各工程の作業内容については下記による。 1) 横取り:ブロックの移動(型枠脱型場所~製作場所仮置場又は据付場所仮置場~据付 場所)を目的としたもので、クレ-ンによるブロックの移動距離 50m未満の 範囲内の作業をいう。 ただし、クレーンの範囲内で、型枠脱型場所から直接製作場所仮置き場へ 小運搬を行う場合は、「型枠脱型」として取り扱う。 2) 運 搬:トラック等による運搬作業をいう。ただし、運搬距離が 50m未満の場合は横 取りとして取り扱う。 3) 荷卸し:トラック等から地面に置く作業をいう。 一旦地面に置くことなく、直接ブロック据付作業を行う場合は据付作業とす る。 (3) 機種の選定 ブロック製作から据付までに使用するクレ-ン等の機械、規格は次表を標準とする。 機種の選定 作業の種別 機械名 規 格 単位 数量 摘 要 (製作場所にお ける作業) 型枠工、コンクリ ラ フ テ レ - ン 排出ガス対策型 製 作 台 1 -ト工、横取り、 ク レ - ン 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 横 取 り 積込に使用。 積 込 運 搬 ト ラ ッ ク 11t 積 〃 必要数 (据付場所にお ける作業) ラ フ テ レ ー ン 排出ガス対策型 荷 卸 し 〃 1 ク レ - ン 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 横 取 り 据 付 備考 1 ブロック実質量、作業半径、地盤等、現場条件により上記により難い場合は、別 途機種・規格を選定する。 2 ラフテレ-ンクレ-ンは賃料とする。 6-3-2 製作 (1) 鉄筋工 鉄筋工は、鉄筋(連結用フックを含む)の加工・組立費用及び材料費であり、別途計上 する。 (2) 型枠工 1) 型枠の賃料 型枠の賃料は、別途考慮する。 2) 型枠の組立・脱型及び型枠清掃、はく離剤塗布歩掛 型枠の組立・脱型及び型枠清掃、はく離剤塗布歩掛及びクレ-ンの運転時間は、次表 とする。 型枠の組立・脱型及び型枠清掃、はく離剤塗布歩掛 名 称 規 格 単位 (100 ㎡当たり) ブロック実質量 2.5tを超え 5.5tを超え 2.5t以下 5.5t以下 11.0t以下 0.6 0.6 0.5 0.5 0.5 0.5 2.2 2.2 1.8 世 話 役 人 特 殊 作 業 員 〃 普 通 作 業 員 〃 ラ フ テ レ - ン 排出ガス対策型 日 0.5 0.5 0.5 ク レ - ン 運 転 油圧伸縮ジブ型25t吊 備考 鋼製及び FRP 製型枠使用を標準とし、木製型枠使用の場合は、別途考慮する。 6-3-3 コンクリ-ト工 (1) コンクリ-ト投入打設方法 コンクリ-ト投入打設方法はクレ-ン打設を標準とする。 (2) コンクリ-ト投入打設歩掛 コンクリ-ト打設歩掛及びクレ-ンの運転時間は次表とする。 コンクリ-ト投入打設歩掛 名 称 規 格 単位 (100 ㎥当たり) ブロック実質量 2.5t を超え 5.5t を超え 2.5t 以下 5.5t 以下 11.0t 以下 1.6 1.6 1.6 2.9 2.9 2.9 3.2 3.2 3.2 世 話 役 人 特 殊 作 業 員 〃 普 通 作 業 員 〃 ラ フ テ レ - ン 排出ガス対策型 日 2.3 1.8 ク レ - ン 運 転 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 備考 現場条件等で上記により難い場合は、別途考慮するものとする。 1.7 (3) 養生工 養生工の歩掛は、次表とする。なお、給熱養生の場合は別途考慮する。 一般養生工歩掛 (100 ㎡当たり) ブロック実質量 2.5t 以下 2.5t を超え 5.5t 以下 5.5t を超え 11.0t 以下 普 通 作 業 員 人 1.6 1.6 1.3 備考 本歩掛は、むしろ、シ-ト掛け、養生剤程度のものである。 名 称 単位 (4) 材料の使用量 材料の使用量は、次式による。 使用量=設計量×(1+K) K:補正係数 補正係数 材 料 補正係数 コンクリ-ト +0.01 備考 現場練りコンクリートを使用する場合も、上表の補正係数を用いてもよい。 6-3-4 諸雑費 諸雑費は、コンクリ-ト投入打設に必要な小器材、型枠はく離剤、インパクトレンチ損料、 養生シ-ト及び電力に関する経費等の費用であり、労務費に次表の率を乗じた金額を上限とし て計上する。 諸雑費率 (%) 諸雑費率 3 備考 一般養生を行わない場合も適用できる。 6-3-5 施工 (1) 横取り、積込み、荷卸し、据付歩掛 ブロックの横取りから据付に至るまでの一連作業に関する日当たり施工歩掛は、次表に よる。 横取り、積込、荷卸し、据付 1 日当たり施工歩掛 ブロック実質量 横取り Qc1 積 込 Qc2 荷卸し Qc3 堀付(乱積み)Qc4 堀付(層積み)Qc5 2.5 t以下 78 69 72 66 50 2.5 tを超え 5.5 t以下 74 62 72 65 43 (個/日) 1.5 tを超え 11.0 t以下 52 55 60 48 36 (2) 編成人員 横取り、積込、荷卸し、据付のクレ-ン 1 台当たり編成人員は、次表を標準とする。 クレ-ン類 1 台当たり編成人員 (人/台) 職種 世話役 特殊作業員 普通作業員 潜水士 潜水送気員 潜水連絡員 作業の種類 横 取 り 1 1 1 - - - 積 込 1 1 1 - - - 荷 卸 し 1 1 1 - - - 据 付 ( 陸 上 ) 1 1 2 - - - 据 付 ( 水 中 ) 1 1 2 1 1 1 備考 1 現場条件等で上表により難い場合は、別途考慮する。 2 本歩掛は連結金具設置の有無に関わらず適用できる。なお、必要により連結金具 材料費を別途積み上げるものとする。 3 据付(水中)とは、据付作業のうち、玉外し作業を水中で行う場合に適用する。 6-3-6 トラック等の運搬施工歩掛 (1) トラック等の運搬施工歩掛 トラック等によるブロックの時間当たり運搬作業量は、次式による。 QT= 60×n (n×T1)+ T2 QT :1 時間当たり運搬作業量 (個/h) n :トラック等 1 台当たりブロック積載個数 (個) n はブロックの形状、寸法及びトラック等の荷台寸法、積載質量を考慮し て決定するが、一般の場合は下記による。 n=X/W(小数以下切り捨て) X :トラック等の積載質量 (t) W :ブロック 1 個当たりの質量(実質量) (〃) T1:ブロック 1 個当たりの積込・据付時間 (min) T2:トラック等 1 台当たりの運転時間 (min) ブロック 1 個当たりの積込・据付時間(T1) (min) 作業の種類 積込 積込据付 積込据付 ブロック実質量 荷卸 (乱積) (層積) 2.5t 以下 10.6 11.0 12.9 2.5t を超え 5.5t 以下 11.2 11.7 14.6 5t を超え 11.0t 以下 13.0 14.6 17.2 備考 上表の積込・据付はトラック等からの直接ブロック据付作業の場合である。 トラック等 1 台当たりの運搬時間(T2) (min) 片道運搬距離(km) 0.5km以下 1.0km以下 1.5km以下 2.0km以下 2.5km以下 運搬時間(min) 2 3 5 6 8 片道運搬距離(km) 3.0km以下 3.5km以下 4.0km以下 4.5km以下 5.0km以下 運搬時間(min) 10 11 13 14 16 片道運搬距離(km) 5.5km以下 6.0km以下 6.5km以下 7.0km以下 7.5km以下 運搬時間(min) 18 19 21 23 24 片道運搬距離(km) 8.5km以下 9.5km以下 10.5km以下 11.5km以下 12.5km以下 運搬時間(min) 25 28 31 35 38 片道運搬距離(km) 14.0km以下 15.0km以下 運搬時間(min) 41 46 備考 1 運搬距離は片道であり、往路と復路が異なる場合は、平均値とする。 2 片道運搬距離が 15km を超える場合は別途考慮すること。 (2) 諸雑費 諸雑費は、ブロックの横取り、積込、荷卸し、据付の作業で必要なワイヤ-ロ-プ等の 費用であり、労務費の合計額に次表の率を乗じた金額を上限として計上する。 諸雑費率 (%) 諸雑費率 0.1 6-3-7 単価表 (1) ブロック(規格○○t)製作 10 個当たり単価表 名 称 規 格 単位 世 話 役 人 特 殊 作 業 員 〃 普 通 作 業 員 〃 数 量 (6-2-2(2))×A/100×10 +(6-2-3(2))×V/100×10 (6-2-2(2))×A/100×10 +(6-2-3(2))×V/100×10 (6-2-2(2))×A/100×10 +(6-2-3(2))×V/100×10+ (6-2-3(3))×V/100×10 摘 要 生コンクリ-ト ㎥ 6-2-3(4) ( 鉄 筋 ) t ラ フ テ レ - ン 排出ガス対策型 日 (6-2-2(2))×A/100×10 型枠工 ク レ - ン 賃 料 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 ラ フ テ レ - ン 排出ガス対策型 コンクリ 日 (6-2-3(2))×V/100×10 ク レ - ン 賃 料 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 -ト工 型 枠 賃 料 ㎡ 諸 雑 費 式 1 6-2-4 計 備考 1 養生工を給熱養生とする場合は、養生工の普通作業員を除き別途加算する。 2 V:ブロック 1 個当たりコンクリ-ト体積 3 A: 〃 型枠面積 (2) ブロック(規格○○t)横取り 10 個当たり単価表 名 称 規 格 単位 数 世 話 役 人 特 殊 作 業 員 〃 普 通 作 業 員 〃 ラ フ テ レ - ン 排出ガス対策型 ク レ ー ン 運 転 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 諸 雑 費 計 日 式 10 量 摘 要 ×1 Qc1 10 ×1 Qc1 10 ×1 Qc1 10 Qc1 1 Qc1:日当たり作業個数 (個/日)6-2-5(1) 構成人員 6-2-5(2) 6-2-6(2) (3) ブロック(規格○○t)積込 10 個当たり単価表 名 称 規 格 単位 世 話 役 人 特 殊 作 業 員 〃 普 通 作 業 員 〃 ラ フ テ レ - ン 排出ガス対策型 ク レ ー ン 運 転 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 諸 雑 費 計 日 式 数 量 10 ×1 話 役 人 特 殊 作 業 員 〃 普 通 作 業 員 〃 ラ フ テ レ - ン 排出ガス対策型 ク レ ー ン 運 転 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 諸 雑 費 計 日 式 ×1 Qc2 10 ×1 Qc2 10 Qc2 1 10 6-2-6(2) 量 摘 ×1 ×1 Qc3:日当たり作業個数(個 /日)6-2-5(1) 構成人員 6-2-5(2) 1 6-2-6(2) Qc3 10 Qc3 10 Qc3 話 役 人 特 殊 作 業 員 〃 普 通 作 業 員 〃 排出ガス対策型 ラフテレ-ン 油圧伸縮ジブ型 クレーン運転 25t 吊 連 結 金 具 諸 雑 費 計 日 個 式 10 要 ×1 Qc3 10 (5) ブロック(規格○○t)据付(陸上)10 個当たり単価表 数 量 名 称 規 格 単位 世 要 Qc2 10 (4) ブロック(規格○○t)荷卸し 10 個当たり単価表 名 称 規 格 単位 数 世 摘 摘 要 ×1 Qc4 または Qc5 10 ×1 Qc4 または Qc5: 日当たり作業個数(個/日) ×2 6-2-5(1) Qc4 または Qc5 構成人員 6-2-5(2) Qc4 または Qc5 10 10 Qc4 または Qc5 1 必要に応じて別途計上 6-2-6(2) (6) ブロック(規格○○t)据付(水中)10 個当たり単価表 名 称 規 格 単位 数 量 世 役 人 特 殊 作 業 員 〃 普 通 作 業 員 〃 潜 話 水 士 人 潜 水 送 気 員 〃 潜 水 連 絡 員 〃 排出ガス対策型 ラフテレ-ン 油圧伸縮ジブ型 クレーン運転 25t 吊 連 結 金 具 諸 雑 費 計 日 個 式 (7) ブロック運搬 10 個当たり単価表 名 称 規格 単位 運搬用トラック運転 11t h 諸 式 雑 計 費 (8) 機械運転単価表 機械名 ト ラ ッ 規 ク ラフテレ-ンクレ-ン 10 摘 要 ×1 Qc4 または Qc5 10 ×1 Qc4 または Qc5 10 ×2 Qc4 または Qc5 10 ×1 Qc4 または Qc5 10 ×1 Qc4 または Qc5 10 Qc4 または Qc5: 日当たり作業個数(個/日) 6-2-5(1) 構成人員 6-2-5(2) ×1 Qc4 または Qc5 10 Qc4 または Qc5 1 数量 10 QT 1 格 必要に応じて別途計上 6-2-6(2) 摘 要 QT:時間当たり運搬作業量(個/h) 機械運転単価表 11t 積 機-6 排ガス対策型 油圧伸縮ジブ型 25t 吊 機-27 指定事項 運転労務数量 →0.14 運転時間 6.4h/日
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