患者向医薬品ガイド・ワクチン接種を受ける人へのガイド

患者向医薬品ガイ ド
2016年 9月 作成
エヌケー エス ワン配合 OD tt T20
エヌケー エス ワン配合 OD tt T25
【この薬は ?】
販 売名
一 般名
含有量
エ ヌ ケ ー エ ス ワ ン配 合 OD tt T20
エ ヌ ケ ー エ ス フ ン配 合 OD tt T25
NKS-l combination OD tablet T20
NKS-l combination OD tablet T25
テ ガ フー ル ・ ギ メ ラ シル ・ オ テ ラ シル カ リウ ム
Tegafur・ Gimeracil ・ Oteracil Potassium
1錠 中
1錠 中
ァガ フール 20。 Omg
ギメラシル 5.8mg
オテ ラシルカ リウム 19。 6mg
テガフール 25。 Omg
ギメラシル 7.25mg
オテラシルカ リウム 24.5mg
患者 向医薬 品 ガイ ドに つ いて
患者 向医薬 品 ガイ ドは 、患者 の 皆様や 家族 の方 な どに 、医療 用 医薬 品 の正 しい理 解
と、重 大 な副作用 の 早期発 見 な どに役 立 てて い た だ くた めに作成 した もの で す。
したが って 、この 医薬 品 を使 用す る ときに特 に知 ってい ただ きた い こ とを 、医療 関
係 者 向 けに作成 され て い る添付 文書 を基 に 、 わか りや す く記載 してい ます。
医薬 品 の使 用 に よる重大 な副作 用 と考 え られ る場合 には 、た だ ちに医師 また は薬剤 師
に相 談 して くだ さい。
ご不 明 な点 な どあ りま した ら、末尾 に記 載 の「お 問 い 合 わせ 先 」にお尋 ね くだ さい 。
さ らに詳 しい 情報 と して 、PMDAホ ー ムペ ー ジ 「医薬 品 に関す る情 報 」
http:〃 ― .pmda.gO.jp/safety/info services/drugS/0001.htmlに 添付 文 書 情 報
が 掲載 され て い ます 。
【この 薬 の 効 果 は ?】
。この薬 は 、抗 がん剤 の なか の代謝 拮抗剤 (フ ッ化 ピ リミジ ン系 )と 呼 ばれ るグ
ル ー プ に属す る薬 で す。
・ 3種 類 の成 分 を配合 す る こ とに よ り効 率 的 にが ん細胞 (腫 瘍 )の 増殖 を抑 えま
す。
・ 次 の病気 の人 に処方 され ます 。
胃癌 、頭 顕部癌
。この薬 は 、体調 が よ くな っ た と自己判 断 して使 用 を 中止 した り、量 を加 減 した
りす る と、病気 が悪 化 す る こ とが あ ります 。指 示 どお りに使 用す る こ とが重 要
です。
1
【この薬 を使 う前 に 、確認すべ き こ とは ?】
O患 者や家族 の方は、この治療 の必要性や注意すべ き点な どについ て十分理解 でき
るまで説明を受けて ください。説明に同意 した場合 に使用が開始 されます。
い
い
の
がだ
血 し
○ この薬 は 、骨 髄抑制
青 あ ざが で き る)、 出血 が止 ま りに くい 、息切れ 、 めま い 〕 がお き る と使 用 で き
な いの で 、頻 回 に血液 検 査 が行 われ ます 。
Oこ の薬 は 、劇 症肝炎 な どの重篤 な肝 障害 (イ本がだるい 合 欲 不 振 、発 熱 、皮 膚や
白 目が黄色 くな る、吐 き気 、日
匠吐 、意識 の低 下 )が お こ る こ とが あ るの で 、早期
発 見 の た め 、定期 的 に肝機 能検査 が行 われ ます 。
○次 の 人 は 、 この薬 を使 用す る こ とはで きませ ん。
・過 去 にエ ヌ ケ ー エ ス ワンに含 まれ る成 分 で重 篤 な過敏 な反応 を経 験 した こ とが
あ る人
・ 重篤 な骨髄 抑 制 (貧 血 、 自血 球減少 、血 小板減少)が あ る人
・ 腎臓 に重 篤 な障害 が あ る人
。肝臓 に重 篤 な障害 が あ る人
・ 他 の フ ッ化 ピ リミジ ン系抗 がん剤 を使 用 して い る人
。フ ッ化 ピ リミジ ン系抗真 菌剤 フル シ トシ ン を使 用 して い る人
。妊 婦 または妊娠 して い る可能性 が あ る人 (類 薬 の テ ガ フール・ ウラ シル 配 合剤
を使 用 した方 の お子 さん に奇形 が認 め られ た との報告 が あ ります 。)
○ 次 の 人 は 、慎重 に使 う必 要 が あ ります 。使 い 始 め る前 に医師 また は薬剤 師 に告 げ
て くだ さい 。
・ 骨 髄抑 制 (貧 血 、 白血 球減 少 、 血小 板減 少 )が あ る人
。腎臓 に障 害 が あ る人
。肝臓 に 障害 が あ る人
・ 感 染症 にかか ってい る人
・ 耐糖 能 異 常 の あ る人
・ 間質性 肺 炎 にかか つ て い る人 、 また は過 去 に 間質性 肺炎 にかか っ た人
・ 心 臓 に 障害 が あ る人 、 また は過 去 に心臓 に 障害 が あ っ た人
・ 消化 管潰瘍 (か い よ う)ま た は消 化 管 出血 の あ る人
・ 高齢 の人
○ この薬 には併用 して は い けな い 薬 [フ ッ化 ピ リミジ ン系抗悪性月
重瘍剤 の フル オ ロ
エ
・
ウラ シル (5-FU等 )、 テ ガ フール ウラ シル 配合剤 (ユ ー フテ ィ等 )、 テ ガ
フール (フ トラ フール 等 )、 ドキ シ フル リジ ン (フ ル ツ ロ ン)、 カ ペ シ タ ビン
(ゼ ロー ダ)、 ホ リナ ー ト・ テガ フール 。ウラ シル 療法 (ユ ーゼル ・ユ ー エ フテ ィ
等 )、 レボホ リナ ー ト 。フル オ ロ ウラ シル 療 法 (ア イ ゾボ リン・ 5-FU等 )、
フ ン化 ピ リミジ ン系抗真 菌剤 の フル シ トシ ン (ア ン コチル )]や 、併 用 を注意す
べ き薬 が あ ります 。他 の薬 を使 用 してい る場合 や 、新 た に使 用 す る場 合 は 、必 ず
医師 また は薬斉J師 に相 談 して くだ さい。
OB型 肝 炎 ウイ ル ス に感 染 してい る人 、また は過 去 に感 染 した こ とが あ る人 が 、 こ
の薬 を使 用す る と、 B型 肝 炎 ウイ ル ス の 再活性化 が起 こる可能性 が あ るた め 、血
液検 査 が行 われ ます 。
-2-
【この薬の使い方は?】
0使 用量 お よび回数
飲 む量 は、あなた の 体表 面積 (身 長 と体重 か ら計算 )や 、あな た の 症 状 な どに あ
わせ て 、 医師 が決 めます。
通 常、成 人 の使用す る量お よび 回数 は次 の とお りです。
エ ヌケ ー エ ス ワン配合 OD tt T20 エ ヌ ケ ー エ ス フン配 合 OD tt T25
販 売名
2∼ 3錠
一 回量
1日 2回 、朝 。夕食後 30分 以 内
飲 む回数
。この薬 は 、通 常 28日 間 (4週 間 )連 続 で飲 み 、 そ の 後 14日 間 (2週 間 )休
み ます。 これ を 1ク ール と して繰 り返 します。た だ し、医師 が あなた の症 状や
副作用 の様子 をみ なが ら、他 の抗 がん剤 な どを併 用 した り、飲 む 量 お よび 飲 む
期 間 を変 えた り (短 く した り)、 休 む期 間 を変 えた り (長 く した り、短 く した
り)す る こ とが あ ります ので 、 医師 の指示 を守 つ て くだ さい 。
。この薬 は 、骨髄抑制 、劇症肝 炎 な どの重篤 な副作用 を回避 す るた めに 、使 用 開
始 前 、使 用 中は 2週 間 に 1回 以 上 、臨床 検 査 が必 要 で す。 医師 が 指示 した 受
診 日を守 つ て くだ さい。
。この薬 は 、必ず 食事 の後 に飲 んで くだ さい。
0ど の よ うに飲 むか ?
。この薬 は 、苦 の上 に のせ 唾液 を含 ませ 口の 中で溶 か して唾 液 で飲 み込 む か 、
コ ップ 1杯 の水 ま たは ぬ るま湯 で飲 み込 んで くだ さい 。 寝 た まま の状 態 で は、
水 な しで服 用 しない で くだ さい 。
。この薬 は吠湿性 が あ るた め 、服用 直前 に シー トか ら取 り出 して くだ さい 。 (シ ー
トか ら取 り出 して湿 度 の 高 い 場所 に保 管 した 場合 、薬 の表 面 にひび が入 る こ と
が あ ります )
0飲 み 忘れ た 場 合の対応
決 して 2回 分 を一 度 に飲 まな い で くだ さい 。
飲 み忘れ に気 づ い た場合 には 、そ の薬 は飲 まず に とば して 、次 の 決 め られ た 時 間
に次 の薬 を飲 んで くだ さい 。
0多 く飲 ん だ 時 (過 量使 用 時 )の 対応
異 常 を感 じた ら、す ぐに医師 また は薬剤 師 に相 談 して くだ さい 。
【この薬の使用中に気をつ けなければならないことは ?】
。この薬 の使 用 中止 後 に 、他 の フ ン化 ピ リミジ ン系抗 がん剤 や抗真 菌剤 フル シ ト
シ ン を使 用す る場合 は 、少 な くとも 7日 以 上 の 間隔 をあけます。
・ 他 の フ ッ化 ピ リミジ ン系抗 がん剤 や 、抗真 菌剤 フル シ トシ ンの使 用 中止 後 、 こ
の薬 の使 用 を開始 す る場合 も、適切 な間隔 をあ けます。
。この薬 に よ り、体 の抵 抗 力 が 弱 ま り、かぜ な どの感 染症 にか か りや す くな る こ
とが あ ります。人 ごみ を避 けた り、外 出後 は手洗 い や うが い な どを した り、感
染症 にかか らな い よ うに気 をつ けて くだ さい 。
・ 出血 しや す くな る こ とが あ ります。鼻 血 、歯 ぐき の 出血 、青 あ ざな どの症 状 に
気 をつ けて くだ さい 。
+、
・ 間質性 肺 炎 思苦 しい 、息切 れ 、 か らHノ
ス
発熱 な ど)の 症 状 が あ らわれ た 場合
い
には 、ただ ちに受診 して くだ さ 。 この薬 を使 用 す る こ とに よ り、間質性 肺 炎
(′
-3-
が発現または増悪 し死亡に至 った との報告 があ ります。
・B型 肝炎 ウイルス に感染 してい る人、または過去に感染 したことが ある人は、
継続的 に血液検査 が行 われます。体 がだるい、食欲不振、発熱、皮膚や 白目が
黄色 くなるなどの症状があらわれた場合には、速や かに医師に連絡 して くだ さ
い
。
・ 妊 婦 ま た は妊 娠 して い る可能 性 が あ る人 は この 薬 を使 うこ とが で き ませ ん 。
(類 薬 の テガ フール・ ウラ シル 配合剤 を使 用 した方 の お子 さん に奇 形 が認 め ら
れ た との報告 が あ ります。)妊 娠 の 可能性 が あ る ときは 、す ぐに医師 に相 談 し
て くだ さい。
・ 授 乳 を中止 して くだ さい。
・他 の 医師 を受診 す る場合や 、薬 局 な どで他 の薬 を購 入 す る場合 は 、必 ず この薬
を飲 んで い る こ とを医師 また は薬斉J師 に伝 えて くだ さい。
副作用は
?
特 に ご注意 い ただ きた い 重大 な副作用 と、それ ぞれ の 主 な 自覚症 状 を記 載 しま し
た。副作用 で あれ ば 、それ ぞれ の重 大 な副作用 ご とに記載 した主 な 自覚症 状 の う
ち、 い くつ か の症状 が 同 じよ うな時期 に あ らわれ る こ とが 一 般 的 で す。
この よ うな場合 には、 ただ ちに医師 または薬剤 師 に相 談 して くだ さい 。
主 な 自党症 状
重 大 な副作用
鼻 血 、息切 れ 、青 あ ざがで き る、歯 ぐき の 出血 、 出血
骨髄 Jアロ
制
が止 ま りに くい 、体 がだ るい 、発熱 、 出血 しや す い 、
こつず いよ くせ い
の どの痛 み 、動悸 (ど うき)、 めま い
ふ らつ き、 立 ち くらみ 、 白 目が 黄色 くな る、皮 膚 が 黄
溶血性貧血
色 くな る、疲 れやす い 、褐 色尿 、頭 が 重 い 、 めま い 、
よ うけつせいひんけつ
体 がだ るい 、動 く時 の動悸 (ど うき)や 息切 れ
播種性 血 管 内凝 固
症候群 (DIC)
は しゅせ い け つか ん な い ぎ ょ う
こ しょ う こ うぐん (デ ィー アイ
シー )
尿 が黄色 い、 白目が黄色 くなる、 めまい、鼻血 、皮膚
が黄色 くなる、動悸 (ど うき)、 息切れ、耳鳴 り、紫色
のあざ、頭痛、青 あざができる、歯 ぐきの 出血
発熱 、判 断力 の低 下、 か ゆみ 、皮膚 が 黄 色 くな る、 吐
き気 、発 疹 (ほ っ しん)、 嘔 吐 (お う と)、 意識 の 低 下 、
重篤 な肝 障害
じゅ うとくなかん しょうがい
羽 ばた くよ うな手 のふ るえ、体 がだ るい 、白 目が黄色 く
な る 、食欲 不振 、考 えがま とま らな い
体 がだ るい 、尿 量 が減 る、下痢 、 の どが 渇 く、意識 が
脱水症状
うすれ る、深 く大 きい 呼吸 、手指 のふ るえ、考 えが ま
だつ〕い しょうじょう
とま らな い 、判 断力 の低 下
重 篤 な腸炎 (出 血 性 腸 吐 き気 、嘔 吐 (お うと)、 下痢 、激 しい 腹痛 、急激 な腹
炎 、虚 血 性月
易炎 、壊 死 痛 、発熱 、 血 が 混 ざつ た便 、む かむ か す る、腹 が は る
性月
易炎 )
じゅ うとくなちょうえん
(し ゅ つ けつ せ い ち ょ うえん、
きょけつせ いちょうえん、え しせ
い ち ょうえん)
間質性月
市炎
+、
ノ
息苦 しい 、息切 れ 、 か らロ
ス
発熱
かん しつせ い は い えん
-4-
息苦 しい 、急激 に胸 を強 く押 さえつ け られ た感 じ、
しんきんこうそ く
狭 心痛 、冷や 汗
胸 が 押 しつ ぶ され るよ うな感 じ、冷や 汗 、胸 の 痛 み 、
狭 心症
きょっしん しょっ
胸 が しめつ け られ る感 じ、胸 を強 く押 さえつ けた 感 じ
不整脈 (心 室頻拍な ど 脈 が とぶ 、脈 が 乱れ る、脈 が 速 くな る、息切 れ 、動 悸
を含む)
(ど うき)、 気 を失 う、意識 が な くな る、胸 部 異 和感 、
ふせいみゃ く (し ん じつひんぱ く
胸 の痛 ナ
心 筋梗塞
(ア
などをふ くむ)
体 がだ るい 、 全 身 の む くみ 、横 にな る よ り座 って い る
時 に呼吸 が楽 にな る、息苦 しい 、息切 れ 、動 く時 の 動
悸 (ど うき)
口の 中 が荒れ て 痛 い
心不全
しんふぜ ん
重篤 な 国内炎
じゅうとくなこうないえん
吐 き気 、 Ⅱ
匝吐 (お うと)、 黒色便 、 血 が混 ざっ た便 、
胃 の痛 み
消化管潰瘍
しょうかかんかいよ う
しょ うかかん しゅっけつ
血が混 ざつた便 、黒色便、吐き気 、血を吐 く、腹痛、
嘔 吐 (お うと)
辛
肖化 奪
等多
早子L
吐 き気 、激 しい 腹痛 、嘔 吐 (お うと)
消化 管 出血
しょ うかかんせ ん こ う
急 性 腎不 全
きゅうせい じんふぜん
ネ フローゼ症候群
意識 の低 下、眼 が はれ ば つ た い 、疲 れやす い 、尿 量 が
減 る、尿 がで な い 、頭痛 、体 がだ るい 、息苦 しい 、
体 の む くみ
全 身 の 著 明なむ くみ 、尿 量 が減 る、尿 の泡 立 ち の増 加
ネ フローゼ しょうこ うぐん
中毒 性 表 皮 壊 死 融
角罪近こ(Toxic Epidermal
関節 の痛 み 、全 身 の赤 い 斑 点 と破 れやす い 水 ぶ くれ (水
疱 )、 体 がだ るい 、発熱 、食欲 不振
Necrolysis :TEN)
ちゅ うどくせ いひ ょうひえ しゆ
うかい しょう (ト キシンクエ ピ
ダーマル ネ ク ロライ シス
テ ィーイーエヌ)
:
皮 膚粘膜 眼症候群
高熱 、陰部 の痛 み 、 ひ どい 国内炎 、唇や 口内のただ れ 、
三 発 熱 、 中央 にむ くみ を ともな っ た赤 い斑 点 、赤 い発 疹
(Stevens― 」OhnsOn 左
候群)
(ほ っ しん)、 まぶ たや 眼 の 充 血 、食欲 不振 、体 がだ るい 、
ひふねんま くがん しょうこ うぐ
結膜 の ただれ
ん (ス テ ィー ブンスジ ョン ノン
しょうこうぐん)
白質脳 症 を含 む精神 ばんや りす る、ふ らつ き、覚 え られ な い 、物 忘れ 、
神経障害
け い れ ん 、 しゃべ りに くい 、意識 が な くな る
は くしつの うしょ うをふ くむせ
い しん しんけい しょうがい
急性 膵炎
きゅ うせいすいえん
横 紋筋融解症
お うもんきんゆ うかい しょう
口
臭覚脱 失
吐 き気 、嘔 吐 (お うと)、 発熱 、急 に激 しくお なかが痛
む 、急 に激 しく腰 や背 中 が 痛 む
手足 の こわば り、足 の しびれ 、手 の しびれ 、脱 力感 、
筋 肉 の痛 み 、赤褐 色尿
臭 いが わか らな い
きゅ うか くだ つ しつ
涙道 閉塞
るい どうへ いそ く
涙 が一 日中あふれ て止 ま らな くな り、視 界 が不 良 に な
る、 めや にが 常 に あふれ る
-5-
以上の 自党症状を、副作用 の あらわれ る部位別 に並び替えると次 の とお りです。
これ らの症状に気づいた ら、重大な副作用 ごとの表を ご覧 くだ さい。
部位
全身
頭部
顔面
日
艮
耳
口や喉
胸部
腹部
背中
手・足
皮膚
筋肉
便
尿
そ の他
自覚症 状
体 がだ るい 、発熱 、 ふ らつ き、 立 ち く らみ 、疲 れ や す い 、
体 の む くみ 、全 身 の む くみ 、高熱 、全 身 の赤 い 斑 点 と破 れや
す い 水 ぶ くれ (水 疱 )、 関節 の 痛 み 、脱 力感 、 け い れ ん 、冷
や 汗 、全 身 の著 明なむ くみ
頭痛 、頭 が重 い 、めま い 、意識 の低 下、考 えがま とま らな い 、
意識 が うすれ る、 ぼんや りす る、意識 が な くな る
鼻 血 、臭 い がわか らな い
白 目が黄色 くな る、 眼 が はれ ば つ た い 、 まぶ たや 眼 の 充 血 、
結膜 の ただれ 、涙 が一 日中あふれ て止 ま らな くな り、視 界 が
不 良 にな る、 めや にが常 にあふれ る
ヨ判専り
歯 ぐき の 出血 、 血 を吐 く、 吐 き気 、 Π
匠吐 (お うと)、 の どが 渇
+、
ロ
ノ
い
く、 か ら ス 日の 中 が 荒れ て痛 、 ひ どい 国内炎 、唇や 口内
の ただれ 、 しゃべ りに くい 、 の どの痛 み
息切 れ 、重
力悸 (ど うき)、 動 く時 の動悸 (ど うき)や 息切 れ 、
深 く大 きい 呼吸 、息苦 しい 、 吐 き気 、横 にな る よ り座 ってい
る時 に呼吸が楽 にな る、胸 が 押 しつ ぶ され る よ うな感 じ、
胸 の痛 み、胸 が しめつ け られ る感 じ、胸 を強 く押 さえつ けた
感 じ、急激 に胸 を強 く押 さえつ け られ た感 じ、胸 が ドキ ドキ
す る、狭 心 痛 、胸 部 異和感
吐き気 、食欲不振、腹痛、激 しい腹痛、胃の痛み、急に激 し
くおなかが痛む、む かむかす る、急激な腹痛、腹がはる
急 に激 し く腰 や脊 中 が痛 む
手指 の ふ るえ、羽 ばた くよ うな手 のふ るえ、 関節 の痛 み 、
手足 の こわ ば り、 足 の しびれ 、手 の しび れ 、脈 が 乱れ る 、
脈 が 早 くな る、脈 が とぶ
青 あ ざがで き る、皮 膚 が 黄色 くな る、紫色 の あ ざ、 か ゆみ 、
発 疹 よっしん)、 中央 にむ くみ を ともな っ た赤 い 斑 点 、赤 い
発 疹 (ほ っしん)、 全 身 の赤 い 斑 点 と破 れや す い水 ぶ くれ (水
(イ
疱)
筋 肉 の痛 み
下痢 、黒色便 、血 が混 ざつ た便
褐 色尿 、尿 が 黄 色 い 、尿 量 が減 る、尿 がで な い 、赤褐 色 尿 、
尿 の 泡 立 ち の増 加
出血 が とま りに くい 、 出血 しやす い 、陰部 の痛 み 、判 断力 の
低 下 、覚 え られ な い 、物 忘れ 、 気 を失 う
-6-
【この薬の形は?】
エ ヌ ケ ー エ ス ワン配合 OD tt T20
販 売名
ワン
墨丞宅硯♂ T20
PTPシ ー ト
NKS 1 0D T20
石\20/`
サー
玉:l,フ
25
ペ
mg
螂H袴 及び夕白t`こ 籠劇
OD ET20
r=,ヤ
フィルム コーテ ィング錠
(口 腔内崩壊錠)
形状
ン
温
]ワ T25
品
:名 舌
/ `
猛 凝
挑 ,議
Xフ
エ ヌケ ー エ ス ワン配 合 OD tt T25
ー
ェス,フ oD:守
7'S
フ ィル ム コー テ ィ ン グ錠
(口
腔 内崩 壊 錠 )
工貫ク‐
エスワン
エヌ
ツ
エスワ
'‐
外形
直径 :7.1llm
厚 さ :3.21lm
直径 :7.6HIIn
厚 さ :3.5,lm
重 さ
139mg
173mg
色
うす い 青緑色
うす いだいだい色
本 体表示
エ ヌケ ー エ ス フン T20
エ ヌケ ー エ ス ワン T25
T20
T25
【この薬 に含まれているのは ?】
販 売名
有効成 分
添力日物
エ ヌ ケ ー エ ス ワン配合 OD tt T20
エ ヌ ケ ー エ ス フン配合 OD tt T25
エ リス リ トール 、 ク ロス ポ ビ ドン、結
晶 セル ロー ス 、酸化 チ タ ン、三二 酸化
鉄 、 ス ク ラ ロー ス 、 ス テ ア リン酸 マ グ
ネ シ ウム、 タル ク、 トウモ ロコ シデ ン
プ ン、乳糖水和物 、 ヒ ドロキ シプ ロ ピ
ル セル ロー ス 、 ヒプ ロ メ ロー ス 、 プ ロ
ピ レン グ リコー ル 、Dマ ンニ トール 、
エ リス リ トール 、 ク ロス ポ ビ ドン、結
晶 セル ロー ス 、酸化 チ タ ン、三 二 酸化
鉄 、ス ク ラ ロー ス 、 ス テ ア リン酸 マ グ
ネ シ ウム 、 タル ク、 トウモ ロ コ シデ ン
プ ン、乳糖 水 和物 、 ヒ ドロ キ シプ ロ ピ
ル セル ロー ス 、 ヒプ ロ メ ロー ス 、 プ ロ
ピ レン グ リコール 、Dマ ンニ トール 、
香料
青色 2号 アル ミニ ウム レー キ
香料
黄色 5号 アル ミニ ウム レー キ
テガ フール・ ギメラシル 。オテラシルカ リウム
-7-
その他】
【
0こ の 薬 の 保 管方法 は ?
。直射 日光 と湿気 を避 けて室温 (1∼ 30℃ )で 保 管 して くだ さい 。
・ 吸湿性 が あ るた め 、 シー トの まま湿気 を避 けて朱 管 して くだ さい 。
・ 子供 の手 の届 か な い ところにイ
呆管 して くだ さい。
● 薬 が残 つて しま つた ら ?
・ 絶姑 に他 の人 に渡 しては い けませ ん。
・ 余 つ た場合 は 、 処 分 の方 法 につ いて薬 局や 医療機 関 に相 談 して くだ さい 。
余 っ た薬 を 自分 の判 断 で使 用 して は い けませ ん。
【この薬 についてのお問 い合わせ先は ?】
・ 症状 、使 用方法 、副 作用 な どの よ り詳 しい 質 問 が あ る場合 は 、主治 医や薬剤 師
にお尋 ね くだ さい。
。一 般 的 な事項 に関す る質 問 は下記 へ お 問 い合 わせ くだ さい。
製造販 売会社 :日 本化薬株 式会社 (http://― .nipponkayaku.cO.jp/)
医薬 消費者 相 談 窓 口
電話 :0120-656-216
受付 時 間 :9時 ∼ 18時
(月 ∼金 、 ただ し祝 日、 当社 の休 業 日を除 く)
-8-