鹿児島県かごしま材利用推進事業( CLT利活用加速化事業) 募集要領

鹿児島県かごしま材利用推進事業( C L T 利活用加速化事業) 募集要領
1
2
事業の趣旨
C L T の需要拡大を加速化さ せるため, 県では, C L T 工法によるモデル的な木造
建築物等の整備を支援すること により , 更なる県産材の利用拡大を図ること と し てい
る。
募集事業の内容, 採択基準等
別紙1 のとおり とする。
3 応募者の要件
( 1) 本事業を行う意思及び具体的計画を有し,かつ,2に定める事業内容を的確に実施でき
る能力を有すること。
( 2) 本事業に係る経理及びその他の事務について, 適切な管理体制及び処理能力を有
すること ( 定款, 寄付行為, 役員名簿, 団体の事業計画書・ 報告書, 収支計算書等
を備えていること。)
( 3) 次のア∼イのいずれにも該当し ない者であること。
ア 宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体等
イ 暴力団又はその構成員及びその統治下にある者が関係する団体等
4 応募期限と応募方法等
( 1) 応募期限
平成28年9 月16日( 金) まで
( 2) 応募方法
応募書類を応募先に郵送又は直接提出すること。
( 3) 応募書類
① 要望調査票( 様式1 )
② 団体・ 企業の概要( 様式2 )
③ 位置図( 施設の整備予定箇所を記入し たもの)
④ 整備予定箇所周辺の写真
⑤ 設計図( 正面図, 側面図, 平面図)
※C L T 採用箇所を明記すること
⑥ 完成イメ ージ図
( 4) 提出部数 1 部
( 5) 応募先・ 問い合わせ先
〒890-8577 鹿児島市鴨池新町10番1 号
県庁環境林務部かごしま材振興課木材利用推進係 担当: 緒方
TEL ( 099) 286-3366
FAX ( 099) 286-5638
E-mai l mokuzai sui si n@pref . kagoshi ma. l g. j p
5
事業の流れ( 応募者の主な手続き)
提出さ れた書類に基づき書面審査等を行い, 事業実施の採否を決定する。
なお, 必要に応じ , 追加説明資料の提出を求めること やヒ アリ ングを行う こと があ
る。
事
業
実
事業の実施
事
補
書
採
施
業
助
応
類
択
計
実
金
募
審
通
画
績
の
査
知
書
の
請
の
報
求
提
出
補助金交付手続き
告
別紙1
かごし ま材利用推進事業( C L T 利活用加速化事業) の事業内容, 採択基準等について
第1
第2
1
補助対象事業
C L T 利活用加速化事業の対象と する施設は, 原則と し て別記1 のC L T 建築物建設仕様
基準を満たすも のと し , こ れにより がたい場合は, 知事に協議するも のと する。
補助対象経費
建物建築費
直接工事費
本館工事費
仮設工事費
コンクリート工事費
木工事費
○○工事費
純工事費
準備費
仮設建物費
工事原価
動力・ 用水・ 光熱費
共通仮設費
試験調査費
工事価格
整理清掃費
工事費
現場経費(諸経費)
機械器具費
事業費
消費税相当額
運搬費
( 消費税相当額を含む) 工事雑費
一般管理費(諸経費)
その他
ただし , 整備する施設等に係る電気・ 上下水道工事等に係る経費は除く 。
( 1) 工事費
純工事費及び諸経費と する。 ただし , 消費税相当額を含む。
ア 純工事費
工事( 工事に必要な仮設工事を含む。) に要する経費と し , その内容は, 次のと お
り と する。
a 直接工事費
労務費, 材料費, その他工事施工に直接必要な経費であっ て, 共通仮設費以外の
も のと する。
b 共通仮設費
建物等の各種の直接工事に共通し て必要と なる次表に揚げる経費と し , その積算
は, 当該直接工事の規模, 工事期間等の実情に応じ て適正に行う も のと する。
区 分
準 備 費
仮設建物費
動力・ 用水・ 光熱費
試験調査費
整理清掃費
機械器具費
運 搬 費
そ の 他
内
容
仮設路, 仮橋, 借地等に要する経費
仮事務所, 下小屋, 倉庫等に要する経費
動力, 用水, 光熱費等に要する経費
全般的な試験, 調査等に要する経費
全般的な整理, 清掃, 後片付け, 養生等に要する経費
数種目に共通的な機械器具等に要する経費
数種目に共通的な運搬又は共通仮設に伴う 運搬に要する経費
数種目に共通的なその他の仮設的経費
イ 諸経費
a 諸経費は, 請負施工における請負人又は直接施工における事業実施主体が必要と す
る現場経費( 現場管理上必要な労務管理費, 租税公課, 保険料, 人件費, 福利厚生費,
事務用品費, 通信交通費, 交際費, 補償費及び雑費と し , 共通仮設費に算入するも の
を除く 。) と する。
b
諸経費の積算は, 原則と し て現場経費及び一般管理費に区分し て行う も のと し ,
それぞれの純工事費に対する一定率( 従来使用さ れている適切な率による。) 以内と
する。 ただし , 直接施工における事業実施主体の一般管理費等率については, 利益相
当率を除く も のと する。
( 2) 工事雑費
事業実施主体が事業の施工に伴い, 直接必要と する次表に揚げる経費と し , その積算
は, 原則と し て工事費の3. 5%を限度と し , 事業の施工様態に応じ て行う も のと する。
区 分
報
賃
酬
金
旅
費
需 用 費
役 務 費
委 託 料
使 用料及 び 賃借料
備品購入費
公 課 費
第3
内
容
用地交渉, 土地物件等の評価及び登記事務
日々雇用者賃金( 測量, 事務, 現場監督補助人夫等の賃金), ただし ,
賃金支弁者に係る社会保険料の事業主負担分を含むも のと する。
事業実施の打合せ等に必要な旅費
消耗品費, 燃料費, 印刷製本費, 光熱水料費及び修繕費
通信運搬費, 手数料, 筆耕翻訳料, 広告料及び雑役務費
登記事務, 測量等の委託料
土地建物, 貨客兼用自動車, 事業用機械器具の借料及び損料
事業実施に直接必要な庁用器具及び事業用機械器具
補助率
1 /2 以内
第4
1
施設整備等の一般的基準
1 箇所又は1 施設の個々の事業については,単年度で完了するこ と を原則と する。ただし ,
県知事が, やむを得ない事情により 必要があると 認める場合は, こ の限り でない。
2 補助金の対象と なる事業費は, 本県又は当該市町村において使用さ れている単価及び歩掛
り を基準と し て, 当該地域の実情に即し た適正な現地実行価格により 算定するも のと する。
また, 施設については本県において一般的に使用さ れている仕様を基準と し , 規模, 構造等
についてはそれぞれの目的に合致さ せるも のと し , 努めて経費の節減を図るこ と と する。
3 自力若し く は他の助成によっ て整備に着手し た施設を本対策に切り 替えて補助金の対象と
するこ と は, 認めないも のと する。
4 目的外使用のおそれのあるも の又は事業効果の少ないも のは, 補助金の対象と し ないも の
と する。
5 補助金の対象と する施設は, 原則と し て, 耐用年数がおおむね5 年以上のも のと する。
6 補助残に対する自己資金の割合( 事業実施主体の自己資金( 事業実施主体と し て金融機関
等に返済の義務がないも の。) /( 事業費−交付額)) は, おおむね12%以上と する。
施設の整備に当たっ ては, 展示効果が上がるよう 地域材利用に関する情報を示す看板を
設置するこ と 。
8 本事業で整備し た施設においては, 施設利用者へのアンケート 実施などの各種試験, モニ
タ リ ングに協力するこ と 。
9 本事業で整備し た施設においては, 木材利用の魅力を公衆にP R する観点から , 施設の見
7
学等に協力するこ と 。
第5
施設の管理
事業実施主体は, 事業について厳正的確な実施を期すると と も に, 事業の目的が十分達成さ
れるよう 事業完了後における運営管理に必要な措置を講ずるも のと する。
1 管理主体( 原則と し て事業実施主体と する。 以下同じ 。) は, 補助金により 取得し , 又は
効用の増加し た財産等については, 補助金の趣旨に即し て適正に管理運営するも のと する。
2 管理主体は, 施設の管理運営状況を明確にするため, その種類, 所在, 構造規模, 価格,
得喪変更の年月日等を記載し た台帳を備えるも のと する。
3 管理主体は, 施設ごと に管理規程を定めて適正な管理運営を行う と と も に, その更新等に
必要な資金( 償却引当金等) の積立てに努めるも のと する。
4 事業実施主体が, 普通地方公共団体である場合は, 地方自治法( 昭和22年法律第67号) 第
244条の2 第3 項に定める指定管理者に管理を行わせるこ と ができる。
別記1
かごし ま材利用推進事業( C L T 利活用加速化事業)
C L T 建築物建設仕様基準
( 対象)
1 事業の対象と する建築物は, C L T 工法やC L T 部材を用いて建設するも のと する。
ただし , 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律施行令( 平成22年9 月14日政
令第203号) 第1 条に規定する公共建築物は除く 。
( 施行令第1 条に規定する公共建築物)
① 学校
② 老人ホーム, 保育所, 福祉ホームその他こ れら に類する社会福祉施設
③ 病院又は診療所
④ 体育館, 水泳場その他こ れら に類する運動施設
⑤ 図書館, 青年の家その他こ れら に類する社会教育施設
⑥ 車両の停車場又は船舶若し く は航空機の発着場を構成する建築物で旅客の乗降又は待
合いの用に供するも の
⑦ 高速道路の通行者又は利用者の利便に供するための休憩所
2
3
( 木造施設等)
1 の施設の種類は, 次のと おり と する。
( 1) C L T 工法によるモデル的な木造建築物
構造耐力上主要な部分にC L T を用いた構造を有する建築物
( 2) C L T 部材利用による木質内装施設
( 1) 以外の施設でC L T を用いたも の
( 木材の使用)
建築物は, 極力木材の使用に努めるも のと し , 内装については, 別紙目標値のと おり 木質化
するこ と を原則と する。 ただし , 知事がやむを得ないと 認める場合はこ の限り でない。
( 使用さ れる木材)
4 建築物で使用さ れる木材のう ち, 構造材・ 羽柄材・ 床材・ 壁材については, 原則と し て合法
証明さ れたかごし ま材を使用するも のと する。 ただし , 知事がやむを得ないと 認める場合はこ
の限り でない。
また, 上記以外の木材についても , 可能な限り かごし ま材の使用に努めるも のと する。
5
( 合法証明)
4 の「 合法証明さ れた」 と は, 森林関係法令に基づき合法的に伐採さ れたこ と が証明さ れた
こ と をいう 。
( かごし ま材)
6 4 の「 かごし ま材」 と は, 県内の森林から 伐採さ れた素材( 原木) を県内の製材工場等にお
いて加工し た製品をいう 。
( 別紙)
内装木質化の目標値
区 分
木 質 化 の 目 標
床
・ 住宅は, 住戸専用面積の7 割以上
・ 住宅以外は, 延床面積の4 割以上
壁
・ 住宅は, 住戸専用面積の7 割以上
・ 住宅以外は, 延床面積の2 割以上又は, 壁面積の3 割以上
摘
要
畳敷きは木質と し て計上
※ 区分欄の「 床」 及び「 壁」 と は, 各種法令等の制限がなく , また, 使用方法等も 木質化が可
能と 判断さ れる床又は壁をいう 。
様式1
CLT利活用加速化事業要望調査票
担当者
氏名
事業実施主体名
〒 −
TEL
- - FAX
- - 所在地
整備場所
CLT工法
施設区分
CLT部材利用
用途
担当者
氏名
設計者
施設の概要
構造・階数
構造
CLT採用部位
建築面積(㎡)
延床面積(㎡)
全体事業費(千円)
補助対象事業費(千円)
県補助金(千円)
現在の状況
特記事項
留意事項
1 「施設区分」は,「CLT工法」,「CLT部材利用」のいずれかに○をつけてください。
2 「用途」は,具体的に記載してください。
(例)店舗(農林水産物販売所),共同住宅(アパート),事務所,観光案内所,食堂等
3 「構造」は,CLTのみの場合は,「CLT工法」,そのほかの場合は,実態にあわせて「木造軸組+CLT」,
「RC+CLT」, 「鉄骨+CLT」と記載してください。
4 「CLT採用部位」は,CLTを使用する箇所等を「1階RC,2∼3階CLT」,「木造軸組の壁にCLT」,
「鉄骨造の床にCLT」 などと記載してください。
5 「特記事項」には,その他特記すべき事項がある場合は,記載してください。
階数
様式1(記載例)
CLT利活用加速化事業要望調査票
事業実施主体名
㈱○○○
担当者
氏名
○○ ○○
〒 −
TEL
***-***-****
○○市○○町1234
FAX
***-***-****
所在地
整備場所
○○市○○町
CLT工法
施設区分
CLT部材利用
用途
農林水産物販売所
設計者
㈱○○設計
施設の概要
・ ○○町の農林水産物等を販売する施設
・ 床,壁,屋根の構造材としてCLTを全面的に使用することにより,農林水産物販売所という機能だけで
はなく,周囲の景観に配慮した木のもつ温かみを感じることのできるデザインとし,CLTそのものの使い
方,デザイン性によってCLTの魅力を伝える建築物となる。○○町の農林水産物を多くの方に知っても
らうととに,木とふれあう場とする。
・ 来店されるお客様や地域住民に対し,見学会を開催し,かごしま材及びCLTのPRに取り組む。
構造・階数
構造
担当者
氏名
CLT工法
CLT採用部位
壁,床,屋根野地
建築面積(㎡)
170㎡
延床面積(㎡)
300㎡
全体事業費(千円)
65,000
補助対象事業費(千円)
50,000
県補助金(千円)
25,000
現在の状況
実施設計中
特記事項
留意事項
1 「施設区分」は,「CLT工法」,「CLT部材利用」のいずれかに○をつけてください。
2 「用途」は,具体的に記載してください。
(例)店舗(農林水産物販売所),共同住宅(アパート),事務所,観光案内所,食堂等
3 「構造」は,CLTのみの場合は,「CLT工法」,そのほかの場合は,実態にあわせて「木造軸組+CLT」,
「RC+CLT」, 「鉄骨+CLT」と記載してください。
4 「CLT採用部位」は,CLTを使用する箇所等を「1階RC,2∼3階CLT」,「木造軸組の壁にCLT」,
「鉄骨造の床にCLT」 などと記載してください。
5 「特記事項」には,その他特記すべき事項がある場合は,記載してください。
○○ ○○
階数
2
様式2
団 体・ 企 業 の 概 要
団
企
体
業
名
名
代表者氏名
所
在
地
連
絡
先
〒
−
TEL
FAX
担 当 者 名
設立年月日
【 団体】 構成員数
【 企業】 社 員 数
【 団体】 設立目的
【 企業】 業務内容
そ の他事項
添 付 書 類
【 団体】 会則, 会員名簿
【 企業】 企業パンフレッ ト
※連絡先のTEL 欄は, 必ず担当者と連絡のとれる電話番号を記載してく ださい。