資料10 飯塚第1体育館建替え・改修のメリット、デメリットによる比較表 建替え、改修のメリット、デメリットは次のとおりである(○メリット、●デメリット) 。 区 分 改 修 現地建替え 移転建替え 総事業費 ○当初工事費は安い ●設備の老朽化により維持 管理費・更新費用が増加す る。 ●当初工事費は高い ○最新の設備の導入により 維持管理更新費用を抑える ことが可能 ●当初工事費は高い ○最新の設備の導入により 維持管理更新費用を抑える ことが可能 耐久、耐用年数 利用者への影響 ●改修工事により、耐震性 ○現行体育館の鉄筋コンク ○現行体育館の鉄筋コンク は確保できても耐用年数は リ ー ト よ り 強 固 と な る の リ ー ト よ り 強 固 と な る の のびない。 で、耐用年数はのびる。 で、耐用年数はのびる。 ●改修期間中、使用できな いため利用者へのサービス 低下を招く。 ●改修期間中、代替え施設 を確保する必要がある。 ○改修後の基本的な間取り に変化は少ないので利用者 にとって影響は少ない。 ●建替え期間中、使用でき ないため建替え中は利用者 へのサービス低下を招く。 ●改修期間中、代替え施設 を確保する必要がある。 ○建替え中は、現状のとお り利用が可能と考えられる ため利用者へのサービスの 低下は招かない。 ●耐震診断を実施する必要 があり、診断結果の工事方 法によっては、有効床面積 が狭あいとなる。 ●耐震機能も耐震、制震機 能のみと限定される。 ○耐震診断を実施する必要 がなく、大規模な地震を想 定した耐震(制震、免震) 補強を行うことができる。 ○制震・免震機能を付加す ることにより耐震性は優れ る。 ●敷地面積に変更がないた め、工事方法によっては、 有効床 面積 が狭 あい とな る。 ○耐震診断を実施する必要 がなく、大規模な地震を想 定した耐震(制震、免震) 補強を行うことができる。 ○制震・免震機能を付加す ることにより耐震性は優れ る。 ●現行の建物を利用するた め、配置等については制限 がある。 ●バリ アフ リー 対応 が困 難。 ●敷地面積に変更がないた め、配置等については制限 がある。 ○バリアフリー・ユニバー サルデザインの建物とする ことができる。 ○将来の社会情勢等を見据 えた体育館等の設計が可能 である。 ○バリアフリー・ユニバー サルデザインの建物とする ことができる。 耐震機能 設計・計画 1 参考資料 コンクリート耐久性に関する資料 1.日本建築学会によるコンクリート耐久期間 参考資料 日本建築学会 JASS 5 鉄筋コンクリート工事 建築工事標準仕様書 コンクリート 設計供用の級 耐久設計基準強度 設計供用期間 (※1) 短期 (※2) 18N/㎜ 2 (現体育館の級) 標準 24/㎜ 2 (建替時の級) (※3) おおよそ おおよそ ~30 年 30 年~65 年 おおよそ おおよそ ~65 年 65 年~100 年 おおよそ 30N/㎜ 2 長期 供用限界期間 ~100 年 長 期 (※1)耐久設計基準強度とは 構造物及び部材の供用期間に応ずる耐久性を確保するために必要とされる圧縮 強度 (※2)設計供用期間とは 建築物の用途やさまざまな立地条件の中で、構造体や部材を大規模な修繕をする ことなく供用できる期間 (※3)供用限界期間とは 建物を継続使用したい場合、構造体や部材の大規模な修繕を必要とする期間 2.所得税法減価償却資産の耐用年数等に関する省令に基づく耐用年数 種 建 類 物 構造又は用途 細 目 鉄骨鉄筋コンクリ 住宅用、寄宿舎用、 ート造又は鉄筋コ 宿泊所用、学校用 ンクリート造のも 又は体育館用のも の の 2 耐用年数(年) 47
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