基督教共助会京阪神修養会

 2016 年度 基督教共助会京阪神修養会案内
主題 「隣国台湾に学ぶ~キリストの平和を祈り求めるために~」
「敗戦 70 余年を経て、私たちは厳しい問いにさらされている。戦後民主主義とは何であったのか、立
憲主義とは何であったのか、そして敗戦後の私たちの平和憲法が与えられた意味は何かである。」
(2016 年度基督教共助会夏期信仰修養会主旨文より)
私たちは、先の参議院選挙の結果を報じる「改憲勢力三分の二以上」の新聞見出しに、予想していた
にも関らず、強烈な衝撃を受けたことです。そして、日本の「正義・民主・平和・自由・人権」が壊さ
れてゆく過程が目に浮び、大きな危惧を覚えます。加えて、英国の EU 離脱に驚き、さらに、ベルギー、
フランス、バングラディッシュ、トルコ、アメリカ等、世界各国で次から次へと起こる惨劇を深く悲し
むと共に、暗澹たる思いにとらわれます。悪の力が全地を支配し、暗闇が地を広く覆っているが如き情
況に至った真の原因はどこにあるのか、神様の前に我々一人一人が問われている感が致します。
「神よ、わたしを憐れんでください…わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。」(詩編 51 編)
今年の基督教共助会京阪神修養会は、主題を「隣国台湾に学ぶ」としました。台湾は過酷な日本の植
民地支配、そして戦後の国民党統治を経て、今年、民進党主席の蔡英文氏が台湾の総統になりました。
それは、台湾において、これら「正義・民主・平和・自由・人権」を真剣に問い、願い、追及し、戦っ
てきた市民・学生たちがいた故でした。 「闇から光が輝きでよ」(コリント書Ⅱ 4 章 6 節)
さきに記した歴史を生き抜いてきた「隣国台湾に学」び、キリストの平和を真摯に祈り求めたいと考
えます。
* 日 時 11 月 22 日(火)夕方5時半より受け付け ~ 23 日(水)午後3時半閉会
* 会 場 日本基督教団北白川教会にて
* 参 加 費 5千円(部分参加3千円、学部学生は半額)
* 申 込 先 〒606-8266 京都市左京区北白川久保田町 3-3 北白川教会
電話・Fax 075-722-1340(北白川教会) 080-1523-0431(佐伯勲携帯)
部分参加の方は、参加の日時をお知らせ下さい。
申込み締め切りは 11 月 20 日(日)まで、葉書・電話・メール等でお願いします。
メール・アドレス [email protected]
なお、宿泊については希望される方は相談に応じます。この時期の宿泊予約は非常に
困難となっておりますので、10 月中にはお願い致します。
~講師紹介~
*北村嘉恵(北海道大学教員。京都みぎわキリスト教会会員)
*張智程(京都大学法学研究科助教。北白川教会会員)
*林 律(日本キリスト改革派千里摂理教会会員。共助会会員)
*修養会プログラム*
11 月 22 日 ( 火 )
17:30~18:00 受 付
18:00~19:00 開会礼拝「代表的台湾人―馬偕・李登輝・高俊明」林 律
19:00~20:30
講演Ⅰ「台湾の近現代史と〈日本〉Ⅰ」北村嘉恵 ~質疑応答~
11 月 23 日 ( 水 )
8:00~ 9:00 吉田山祈祷会(自由参加:吉田神社今出川通り参道前集合)
9:00~10:30 講演Ⅱ「台湾の近現代史と〈日本〉Ⅱ」北村嘉恵 ~質疑応答~
10:30~12:00
講演Ⅲ「ひまわり学生運動」張智程 ~質疑応答~
12:00~13:30
昼 食・自由時間・交わりの時
13:30~15:00 参加者から
15:00~15:30 閉会礼拝・祈祷会
* 教 会 周 辺 略 図 ( ホ ー ム ペ ー ジ “ 日 本 基 督 教 団 北 白 川 教 会 ” kitashirakawa.org 参 照 )