利用定員を超えて子どもを受け入れる場合の取り扱いについて

資料3
利用定員を超えて子どもを受け入れる場合の取り扱いについて
1.定員を恒常的に超過する場合の減算措置について
利 用 定 員 を 超 え て 子 ど も の 受 け 入 れ ( 定 員 超 過 ) を し た 場 合 、一 定 の 条 件 の 下 、給 付
費 の 減 算 措 置 が 設 け ら れ て い る が 、待 機 児 童 解 消 に 向 け た 緊 急 対 策 と し て 、平 成 28 年
度から保育認定子どもを受け入れる施設・事業所に限り、取り扱いが変更された。
<新旧対照表>
新 ( 平 成 28 年 度 )
旧 ( 平 成 27 年 度 )
やむを得ず利用定員を超えて受け入れを行っ
やむを得ず利用定員を超えて受け入れを行っ
た場合、
「連続する過去の 5 年間常に利用定員を
た場合、
「連続する過去の 2 年間常に利用定員を
超えており、かつ、各年度の年間平均在所率が
超えており、かつ、各年度の年間平均在所率が
120% 以 上 の 状 態 に あ る 特 定 教 育・保 育 施 設 等 の
120% 以 上 の 状 態 に あ る 特 定 教 育・保 育 施 設 等 の
場合」には、給付費の減算措置が適用される。
場合」には、給付費の減算措置が適用される。
起算点は、確認の効力が発生する年度となる
起算点は、確認の効力が発生する年度となる
た め 、 最 短 で 平 成 32 年 4 月 か ら 適 用 。
た め 、 最 短 で 平 成 29 年 4 月 か ら 適 用 。
※
※
※
保育認定子どもを受け入れる保育所、認定
幼 稚 園 、保 育 所 、認 定 こ ど も 園 ( 1 号 、 2・ 3
こ ど も 園 ( 2・ 3 号 部 分 )、 小 規 模 保 育 事 業 、 事
号 部 分 )、 小 規 模 保 育 事 業 、 事 業 所 内 保 育 事 業
業所内保育事業に限り、取り扱いが変更。
が対象。
幼 稚 園 、認 定 こ ど も 園 ( 1 号 部 分 ) に つ い て
は、これまでどおりの取り扱い。
<定員超過をする場合の留意事項>
○
利用定員を超えて受け入れをする場合であっても、利用子ども数に照らし、施
設・事業所の設備(面積等) 又は職員数が、設備運営基準等を満たしていること。
○
なお、教育・保育の提供は、利用定員の範囲内で行われることが原則であるこ
とから、給付費の減算措置が適用される施設・事業所に対しては、利用定員の見
直しに向けた指導が行われる。
1
(参考)これまでの利用定員に関する取り扱い
○
原則として、利用定員を超えて受け入れをすることができない。
○
ただし、次に掲げる事由に当てはまる場合は例外として、利用定員を超えた受
け入れをすることができる場合がある。
利用定員を超えた受け入れが可能な場合
解
説
年 度 途 中 に お い て 、育 児 休 業 明 け や 利 用 希 望 者 の
①
年度途中における需要の増大への対応
増大への対応をするための措置。
子 ど も ・ 子 育 て 支 援 法 第 34 条 第 5 項 又 は 第
他 の 特 定 教 育・保 育 施 設 等 の 撤 退 時 の 受 け 皿 と し
46 条 第 5 項 に 規 定 す る 便 宜 の 提 供 へ の 対 応
て対応する場合。
②
児 童 福 祉 法 第 24 条 第 5 項 又 は 第 6 項 に 規 定
③
市の児童福祉法に基づく措置に対応する場合。
する措置への対応
被 災 を し た 者 の 受 け 入 れ や 、虐 待 等 の 理 由 で 緊 急
災 害 、虐 待 そ の 他 の や む を 得 な い 事 情 が あ る
④
入 所 に 対 応 す る 場 合 。ま た 、市 が や む を 得 な い 事
場合
情があると認めた場合。
○
本 市 に お い て は 、供 給 を 上 回 る 保 育 需 要 が 発 生 し て い る こ と か ら 、「 や む を 得 な
い事情がある」ものとして、保育認定を受けた子どもを受 け入れる保育所等に限
り、年度当初からの定員超過を認めている。
○
やむを得ず利用定員を超えて受け入れを行った場合、
「連続する過去の 2 年間常
に 利 用 定 員 を 超 え て お り 、か つ 、各 年 度 の 年 間 平 均 在 所 率 が 120% 以 上 の 状 態 に あ
る特定教育・保育施設等の場合」には、給付費の減算措置が適用される。※起算
点 は 、 確 認 の 効 力 が 発 生 す る 年 度 と な る た め 、 最 短 で 平 成 29 年 4 月 か ら 適 用 。
2
2.小規模保育事業の定員超過について
小 規 模 保 育 事 業 ( A 型 ・ B 型 ) に つ い て は 、 定 員 19 人 以 下 の 事 業 で あ る た め 、 こ れ
ま で 19 人 を 超 え る 受 け 入 れ が で き な か っ た が 、待 機 児 童 解 消 に 向 け た 緊 急 対 策 と し て 、
平 成 28 年 度 か ら 定 員 を 超 え て 22 人 ま で の 受 け 入 れ が 可 能 と な っ た 。
<定員超過をする場合の留意事項>
○
定員を超えて受け入れをする場合であっても、利用子ども数に照らし、事業所
の設備(面積等)又は職員数が、設備運営基準等を満たしていること。
○
ま た 、小 規 模 保 育 事 業 に つ い て は 、2 歳 児 ま で の 受 け 入 れ と な る こ と か ら 、卒 園
後の受け入れ先等を考慮すること。
○
上 記 の 内 容 を 踏 ま え 、定 員 超 過 を 行 う 際 に は 、利 用 調 整 を 行 う 市 と 協 議 を 行 い 、
面積基準・人員配置基準・卒園後の受け入れ先等を総合的に勘案し、受け入れを
検討すること。
<お問い合わせ先>
船橋市 保育認定課
指導係
電 話 : 047-436-2328
Mail:[email protected]
3