契約書(案)(PDF:271KB)

(案)
委 託 契 約 書
収入印紙
貼付
堺市生活援助サービス従事者研修実施業務
業務名
堺市内他
履行場所
履行期間
平成28年10月17日
から
平成29年 3月31日
まで
円
契約金額
(うち取引に係る消費税及び地方消費税の額
円)
契約保証金
上 記 の 業務 に つ い て 、 発 注 者と 受 注者 は 、 お の おの 対 等な 立 場 に お
け る 合 意 に 基 づい て、 次 の 条 項 に より 契約 を 締 結 し 、信 義 に従 っ て 誠
実 に これを履行するものとする。
こ の 契 約の 成 立を 証 す る た め、 本 書2 通 を 作 成 し、 当 事者 記 名 押 印
の う え、各自1通を保有す る。
平成
年
月
日
発
注
者
住 所
名 称
代表者
受
注
者
住 所
名 称
代表者
堺市堺区南瓦町3番1号
堺
市
堺市長
竹 山 修 身
(総
第1条
則)
発注者及び受注者は、契約書記載の業務(以下単に「業務」という。)の委託
契約に関し、この契約書、別紙仕様書その他の関係書類(以下これらを「契約書類」
という。)に基づき、日本国の法令を遵守し、信義に従い誠実にこれを履行しなけれ
ばならない。
2
受注者は、業務を契約書記載の履行期間(以下単に「履行期間」という。)内に履
行するものとし、発注者は、その契約金額(単価契約の場合にあっては、契約単価に
発注した数量を乗じて得た額(以下「発注総額」という。))を契約代金として支払
うものとする。
3
こ の 契 約 に お け る 期 間 の 定 め に つ い て は 、契 約 書 類 に 特 別 の 定 め が あ る 場 合 を 除 き 、
民法(明治29年法律第89号)及び商法(明治32年法律第48号)の定めるとこ
ろによるものとする。
4
この契約の履行に関して発注者と受注者との間で用いる言語は、日本語とする。
5
この契約書に定める金銭の支払に用いる通貨は、日本円とする。
6
この契約の履行に関して発注者と受注者との間で用いる計量単位は、契約書類に特
別の定めがある場合を除き、計量法(平成4年法律第51号)に定めるところによる
ものとする。
7
この契約は、日本国の法令に準拠するものとする。
(管轄の合意)
第2条
この契約に関する争訟の提起、申立て等は、発注者の所在地を管轄する裁判所
に行うものとする。
(業務実施計画書等の提出)
第3条
受注者は、この契約の締結後、直ちに業務実施計画書及び業務に必要な関係書
類を作成し、発注者に提出するものとする。ただし、発注者においてその必要がない
と認めるものについては、この限りでない。
(権利義務の譲渡の禁止)
第4条
受注者は、この契約によって生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継
させてはならない。ただし、合併等を原因とする承継で、あらかじめ発注者の承認を
受けたものについては、この限りでない。
(再委託の禁止)
第5条
受注者は、この契約の履行について、業務を第三者に委任し、又は請け負わせ
ること(以下「再委託」という。)をしてはならない。ただし、業務の一部について
相当の理由があるときは、この限りでない。
(再委託の届出等)
第6条
前条ただし書の規定により業務の一部について再委託する場合、受注者は、あ
らかじめ発注者と協議し、発注者の同意を得た上、再委託しようとする相手方(以下
「再委託先」という。)の商号又は名称並びに業務のうち再委託する部分及び再委託
する理由その他発注者が必要とする事項を、書面をもって発注者に届け出 なければな
らない。ただし、別記「個人情報取扱特記事項」第7の第2項の規定に基づき再委託
の申請及び承諾が行われた場合において発注者が必要でないと判断した場合は、この
限りでない。
2
受注者が前項の規定により業務の一部を再委託するときは、次のとおりとする。
(1) 受 注 者 は 、 堺 市 入 札 参 加 有 資 格 者 の 入 札 参 加 停 止 等 に 関 す る 要 綱 ( 平 成 1 1 年 制
定)第2条第1項の規定による入札参加停止を受けた者(以下「入札参加停止者」
という。)及び堺市契約関係暴力団排除措置要綱(平成24年制定)第3条第1項
の規定による入札参加除外を受けた者(以下「入札参加除外者」という。)並びに
第18条第1項第8号に該当する者を再委託先としてはならない。
(2) 受 注 者 は 、 再 委 託 先 の 行 為 の 全 て に つ い て 責 任 を 負 う も の と す る 。
3
受注者は、第1項の規定により業務の一部を再委託したとき並びに受注者及び再委
託先が資材又は原材料の購入契約その他の契約をしたときの相手方(以下「再委託先
等 」と い う 。)が 、堺 市 暴 力 団 排 除 条 例( 平 成 2 4 年 条 例 第 3 5 号 。以 下「 暴 排 条 例 」
という。)第2条第2号に規定する暴力団員(以下単に「暴力団員」という。)又は
同条第3号に規定する暴力団密接関係者(以下単に「暴力団密接関係者」という。)
で な い こ と を そ れ ぞ れ が 表 明 し た 誓 約 書 を 徴 取 し 、発 注 者 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。
ただし、発注者が必要でないと判断した場合は、この限りでない。
4
発注者は、受注者が第1項の規定による届出を経ずに再委託した場合、入札参 加停
止者を再委託先とした場合又は入札参加除外者若しくは第18条第1項第8号に該当
する者を再委託先等とした場合は、受注者に対して、当該再委託先等との契約の解除
を求めることができる。この場合において、当該契約が解除された場合における一切
の責任は、受注者が負うものとする。
(不当介入に対する措置)
第7条
受注者は、この契約の履行に当たり暴力団員又は暴力団密接関係者から、暴排
条例第2条第1号に規定する暴力団を利することとなるような社会通念上不当な要求
又は契約の適正な履行を妨げる行為(以下「不当介入」という。)を 受けたときは、
直ちに発注者に報告するとともに、警察に届け出なければならない。
2
受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を受けたとき
は、直ちに発注者に報告するとともに、当該再委託先等に対して、警察に届け出るよ
う指導しなければならない。
3
発注者は、受注者が発注者に対し、前2項に規定する報告をしなかったときは、暴
排条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。
4
発注者は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約の履行に
ついて遅延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者が第1項の規定による
報告及び届出又は第2項の規定による報告及び指導を行った場合に限り、必要に応じ
て履行期間の延長等の措置をとるものとする。
(特許権等の使用)
第8条
受注者は、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他日本国の法令に基づき
保護される第三者の権利(以下「特許権等」という。)の対象となっている業務仕様
又は履行方法を使用するときは、その使用に関する一切の責任を負わなければならな
い。ただし、発注者がその業務仕様又は履行方法を指定した場合において、契約書類
に特許権等の対象である旨の明示がなく、かつ、受注者がその存在を知らなかったと
きは、発注者は、受注者がその使用に関して要した費用を負担しなければならない。
(法令上の責任等)
第9条
受注者は、業務に従事する者及び第11条に規定する業務責任者の使用者とし
て、労働基準法(昭和22年法律第49号)、労働者災害補償保険法(昭和22年法
律第50号)、職業安定法(昭和22年法律第141号)、最低賃金法(昭和34年
法律第137号)、健康保険法(大正11年法律第70号)、厚生年金保険法(昭和
29年法律第115号)、雇用保険法(昭和49年法律第116号)その他 関係法令
を遵守するとともに、これら法令上の一切の責任を負い、かつ、責任をもって労務管
理を行うものとする。
(監督員)
第10条
発注者は、この契約の履行に関し、発注者の指定する職員(以下「監督員」
という。)を定めたときは、その氏名を受注者に報告しなければならない。監督員を
変更したときも、また同様とする。
2
監督員は、この契約の他の条項に定める職務(第16条第2項の規定による検査及
び第4項の規定による再検査の規定による検査を除く。)を行う権限のほか、次に掲
げる行為を行う権限を有する。
(1) 業 務 の 進 捗 状 況 の 確 認 及 び 履 行 状 況 の 監 督
(2) 契 約 の 履 行 に つ い て の 受 注 者 又 は 受 注 者 の 業 務 責 任 者 に 対 す る 指 示 、 承 諾 及 び 協
議
(3) 契 約 書 類 に 基 づ き 受 注 者 が 作 成 し た 書 類 の 承 諾
(4) 契 約 書 類 の 記 載 内 容 に 関 す る 受 注 者 の 確 認 又 は 質 問 に 対 す る 回 答
(業務責任者)
第11条
受注者は、業務を履行するに当たっては、業務責任者を定め、その氏名等を
発注者に報告するものとする。業務責任者を変更したときも、また同様とする。
2
業務責任者は、この業務の履行に関し、その運営及び取締りを行うほか、契約金額
(単価契約にあっては契約単価)の変更、履行期間の変更、契約代金の支払の請求及
び受領、業務関係者に関する措置請求並びに契約の解除に係る権限を除き、この契約
に基づく受注者の一切の権限を行使することができる。
(業務内容の変更)
第12条
発注者は、必要があると認めるときは、業務内容を変更し、又は業務の履行
を中止させることができる。この場合において、契約金額(単価契約にあっては契約
単価)又は契約内容を変更する必要があるときは、発注者及び受注者が協議して定め
る。
2
受注者は、その責めに帰することができない理由その他正当な理由により、業務が
履行できなくなったときは、直ちに発注者にその旨を明示して、その指示を求めなけ
ればならない。
(臨機の処置)
第13条
受注者は、災害防止等緊急の必要があるときは、臨機の処置をとらなければ
ならない。この場合において、受注者は、その処置の内容を直ちに発注者に通知しな
ければならない。
(立会・報告)
第14条
発注者は、必要があると認めるときは、この業務の履行に立ち会い、又は受
注者に対し報告を求めることができる。この場合において、発注者は、業務の履行が
適正でないと認めるときは、その補正を求めることができる。
(損害の負担)
第15条
受 注 者 は 、受 注 者 の 責 め に 帰 す べ き 事 由 に よ り 発 注 者 に 損 害 を 与 え た と き は 、
直ちに発注者に報告し、損害を賠償しなければならない。
2
受注者は、この契約の履行に関し、第三者(発注者の職員を含む。)に損害を与え
た と き は 、発 注 者 の 責 め に 帰 す べ き 場 合 を 除 き 、そ の 損 害 を 賠 償 し な け れ ば な ら な い 。
(検査)
第16条
受注者は、業務が完了したときは、発注者に対して業務完了届を提出しなけ
ればならない。
2
発注者は、前項の業務完了届を受理したときは、その受理した日から起算して10
日以内に検査しなければならない。
3
前項の場合において、検査に要する費用は、受注者の負担とする。
4
受注者は、検査の結果、契約書類の記載内容及び発注者と受注者の協議により定め
た事項と適合しない部分について発注者から改善指示を命ぜられたときは、直ちに当
該部分の改善を行い、再検査を受けなければならない。
(契約代金の支払)
第17条
受注者は、前条第2項の規定による検査又は第4項の規定による再検査に合
格したときは、次のとおり支払請求書を発注者に提出し、契約代金の支払を請求する
ものとする。
一括払
2
円
発注者は、前項の支払請求書を受理したときは、その受理した日から起算して30
日以内に受注者に支払わなければならない。
(発注者の契約解除権)
第18条
発注者は、堺市契約規則(昭和50年規則第27号)第43条に定めるもの
のほか、受注者が次の各号のいずれかに該当するときは、契約を解除することができ
る。
(1) 正 当 な 理 由 な く 契 約 を 履 行 し な い と き 。
(2) 本 契 約 に 関 し て 受 注 者 又 は 業 務 に 従 事 す る 者 若 し く は 第 1 1 条 に 規 定 す る 業 務 責
任者に、不正又は不当な行為があったとき。
(3) 業 務 履 行 上 の 過 失 又 は 不 手 際 が 度 重 な っ た と き 。
(4) 契 約 の 履 行 に 当 た り 、 発 注 者 の 指 示 に 従 わ な い と き 又 は そ の 職 務 の 執 行 を 妨 げ た
とき。
(5) 破 産 、 民 事 再 生 、 会 社 更 生 若 し く は 特 別 清 算 の い ず れ か の 申 立 て が あ っ た と き 又
はこれと同視しうる経営危機に陥ったと認められるとき。
(6) 第 6 条 第 4 項 の 規 定 に よ り 、 発 注 者 か ら 再 委 託 先 等 と の 契 約 の 解 除 を 求 め ら れ た
場合において、これに従わなかったとき。
(7) 前 各 号 に 定 め る も の の ほ か 、 受 注 者 の 責 め に 帰 す べ き 理 由 に よ り 、 契 約 の 目 的 を
達成することができないと認められるとき。
(8) 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ る と き 。
2
受注者は、前項の規定により契約を解除された場合は、契約金額(単価契約の場合
にあっては、契約単価に予定数量を乗じて得た額(以下「予定総額」という。))の
10分の1に相当する額を違約金として、発注者の指定する期限までに発注者に支払
わなければならない。
3
前項の規定は、発注者に生じた現実の損害額が同項の違約金の額を超える場合にお
いて、その超過分につき、発注者の受注者に対する損害賠償の請求を妨げるものでは
ない。
(受注者の契約解除権)
第19条
受注者は、発注者がこの契約に違反し、業務を履行することができなくなっ
たときは、契約を解除することができる。この場合において、受注者が損害を受けた
ときは、発注者に対してその賠償を請求することができる。
(協議による契約解除)
第20条
発注者は、必要があると認めるときは、受注者の承諾を得て、この契約を解
除することができる。この場合において、受注者が損害を受けたときは、これを賠償
しなければならない。
(不正な行為等に係る賠償額の予約)
第21条
受注者は、この契約に関して次の各号のいずれかに該当するときは、契約の
解除の有無にかかわらず、かつ、発注者が損害の発生及び損害額を立証することを要
することなく、受注者は、契約金額(単価契約にあっては予定総額)の10分の2に
相当する額に、当該契約金額(単価契約にあっては予定総額)の支払が完了した日か
ら政府契約の支払遅延防止等に関する法律(昭和24年法律第256号)第8条第1
項に規定する財務大臣が決定する率(以下「支払遅延防止法の率」という。)で計算
した額の利息を加算した額を損害賠償金として発注者に支払わなければならない。こ
の契約が履行された後についても、また同様とする。
(1) 私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 2 2 年 法 律 第 5 4 号 。 以
下「独禁法」という。)第3条、第6条、第8条又は第19条の規定に違反すると
して、独禁法第7条、第8条の2又は第20条の規定による排除措置命令(独禁法
第2条第9項第3号に該当する行為及び不公正な取引方法(昭和57年公正取引委
員会告示第15号)第6項に規定する不当廉売に係るものを除く。)を受けた場合
であって、独禁法第8章第2節に規定する手続を経て当該排除措置命令が確定した
とき。
(2) 独 禁 法 第 3 条 、 第 6 条 、 第 8 条 又 は 第 1 9 条 の 規 定 に 違 反 す る と し て 、 独 禁 法 第
7条の2第1項(独禁法第7条の2第2項及び第8条の3において読み替えて準用
する場合を含む。)若しくは第4項、第20条の2、第20条の3、第20条の5
又は第20条の6の規定により課徴金の納付命令を受けた場合であって、独禁法第
8章第2節に規定する手続を経て当該課徴金納付命令が確定したとき。
(3) 前 2 号 に 掲 げ る 場 合 の ほ か 、 独 禁 法 第 7 条 の 2 第 1 項 ( 独 禁 法 第 8 条 の 3 に お い
て読み替えて準用する場合を含む。)の規定により課徴金を納付すべき場合であっ
て、納付命令を受けなかったとき。
(4) 受 注 者 が 、 独 禁 法 第 7 7 条 に 規 定 す る 抗 告 訴 訟 を 提 起 し 、 当 該 訴 訟 に つ い て 請 求
の棄却又は訴えの却下の判決が確定したとき。
(5) 受 注 者 又 は そ の 役 員 、 使 用 人 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 者 が 、 刑 法 ( 明 治 4 0 年 法 律
第45号)第96条の6若しくは第198条又は独禁法第89条第1項若しくは第
95条第1項第1号の規定に該当し、刑が確定(執行猶予の場合を含む。)したと
き。
(6) 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 2 2 年 政 令 第 1 6 号 ) 第 1 6 7 条 の 4 第 2 項 第 2 号 に 該
当すると発注者が認めるとき。
2
前項(第5号及び第6号を除く。)の規定は、独禁法第7条の2第6項に規定する
事前通知の対象となる行為であって発注者が特に認めるものについては、これを適用
しないものとする。
3
第1項の規定は、発注者に生じた現実の損害額が同項の損害賠償金の額を超える場
合において、その超過分につき、発注者の受注者に対する損害賠償の請求を妨げるも
のではない。
(不完全履行による減額、損害賠償)
第22条
発注者は、受注者が業務の一部を履行しないとき又は業務の履行が不完全で
あるときは、契約金額(単価契約の場合にあっては、発注総額)から、その不履行又
は不完全部分に相当する金額の減額を請求することができる。この場合において、発
注者が損害を受けたときは、受注者に対してその賠償を請求することができる。
(履行遅滞の場合における損害金等)
第23条
受注者の責めに帰すべき理由により履行期間内に業務を完了することができ
ない場合において、履行期間経過後相当の期間内に完了する見込みのあるときは、発
注者は受注者から損害金を徴収して履行期間を延長することができる。
2
前項の損害金は、契約金額(業務の一部について既に履行しており、 第17条第2
項の規定により契約金額の一部の支払が行われている場合にあっては、契約金額から
当該金額を控除した額とする。ただし、単価契約の場合にあっては発注総額とし、業
務の一部について既に履行しており、第17条第2項の規定により契約代金の支 払が
行われている場合にあっては、当該金額を控除した額とする。) につき、遅延日数に
応じ、当該契約締結の日における支払遅延防止法の率で計算した額とする。
3
発注者の責めに帰すべき事由により、第17条第2項の規定による契約代金の支払
が遅れた場合において、受注者は未受領金につき、遅延日数に応じ、当該契約締結の
日における支払遅延防止法の率で計算した額の遅延利息の支払を発注者に請求するこ
とができる。
(危険負担等)
第24条
業務が完了する前(成果物がある場合にあっては当該成果物の引渡し前)に
おいて、天災等で発注者と受注者のいずれの責めにも帰することができないものによ
り当該業務が履行不能となった場合その他損害が発生した場合においては、受注者が
これを負担するものとする。
(かし担保責任)
第25条
発注者は、契約の履行の成果物(成果物がない場合にあっては、履行した業
務)にかしがあるときは、受注者に対して当該かしの修補を請求し、又は当該修補に
代え、若しくは当該修補とともに、損害の賠償を求めることができる。
2
前項の規定によるかしの修補又は損害賠償の請求は、契約の履行の成果物の引渡日
(成果物の引渡しがない場合にあっては、業務が完了した日)から1年以内に行わな
ければならない。ただし、当該かしが受注者の故意又は重大な過失により生じた場合
には、当該請求を行うことのできる期間は、10年とする。
3
前項の規定にかかわらず、かし担保期間について契約書類で特別の定めをした場合
は、その契約書類の定めるところによる。
4
第1項の規定は、契約の履行の成果物のかしが支給材料の性質又は発注者の指示に
より生じたものであるときは、これを適用しない。ただし、受注者がその材料又は指
示が不適当であることを知りながらこれを発注者に通知しなかったときは、この限り
でない。
(変更の届出)
第26条
受注者について、名称、所在地、代表者、受任者及び使用印鑑のいずれかの
変更があったときは、速やかに発注者に届け出なければならない。
(秘密の保持)
第27条
受注者は、この契約に関し、業務上知り得た事項について、その取扱い及び
管理を適切に行うために必要な措置を講ずるとともに秘密の保持に努め、当該事項を
他に漏らしてはならない。この契約が終了し、又は解除された後において も、また同
様とする。
(紛争の解決)
第28条
この契約に関し紛争が生じた場合は、発注者と受注者との協議により解決を
図るものとする。
2
前項の規定にかかわらず、発注者及び受注者は、協議の上調停人を選任し、当該調
停人のあっせん又は調停により、その紛争の解決を図ることができる。この場合にお
いて、紛争の処理に要する費用については、発注者と受注者とが協議して特別の定め
をしたものを除き、調停人の選任に係るものは発注者と受注者とで折半し、その他の
ものは発注者と受注者とでそれぞれが負担する。
3
前2項の規定にかかわらず、発注者又は受注者は、必要があると認めるときは、前
2項に規定する紛争解決の手続前又は手続中であっても、その紛争について民事訴訟
法(平成8年法律第109号)に基づく訴えの提起又は民事調停法(昭和26年法律
第222号)に基づく調停の申立てを行うことができる。
(契約保証金)
第29条
受注者は、この契約の締結と同時に、現金又は国債、地方債その他の有価証
券で発注者が確実と認めるものにより、契約保証金を納付しなければならない。ただ
し、発注者がその必要がないと認めたときは、受注者は契約保証金の納付を免除され
る。
2
前項の規定により契約保証金を納付した場合、当該契約保証金は、この契約に基づ
く受注者の債務が完了したときに返還する。
3
契約保証金には利子を付さない。
(違約金等への充当)
第30条
第18条第1項の規定により発注者がこの契約を解除した場合において、こ
の契約に基づき契約保証金の納付又はこれに代わる担保の提供が行われているときは、
発注者は当該契約保証金又は当該担保を第18条第2項に規定する違約金に充当する
ことができる。また、この契約に基づき、発注者が受注者に対して賠償金又は損害金
の請求権を有するときも、また同様とする。
(相
殺)
第31条
発注者は、受注者に対する金銭債権を有している場合において、受注者が第
18条第1項各号又は堺市契約規則第43条各号のいずれかに該当したときは、当該
金銭債権と第17条第1項の契約代金とを相殺することができる。
(賠償金等の徴収)
第32条
受注者がこの契約に基づく賠償金、損害金又は違約金を発注者の指定する期
間内に支払わないときは、発注者は、その支払わない額に発注者の指定する期間を経
過した日から支払の日までの日数に応じ、当該契約締結の日における支払遅 延防止法
の率で計算した利息を付した額と、発注者の支払うべき契約代金 (単価契約の場合に
あっては発注総額)とを相殺し、なお不足があるときは追徴する。
2
前項の追徴をする場合には、発注者は、受注者から遅延日数につき、当該契約締結
の日における支払遅延防止法の率で計算した額の延滞金を徴収する。
(著作権の帰属)
第33条
契約の目的物(以下「成果物」という。)が著作権法(昭和45年法律第4
8号)第2条第1項第1号に規定する著作物(以下「著作物」という。)に該 当する
場合には、著作権法第2章及び第3章に規定する著作権の権利(以下「著作権等」と
いう。)は、著作権法の定めるところに従い、受注者又は発注者及び受注者の共有に
帰属するものとする。
(著作物等の利用)
第34条
発注者及び受注者は、成果物が著作物に該当するとしないとにかかわらず、
当該成果物の内容を自由に公表及び使用することができる。
(成果物の内容の変更)
第35条
受注者は、成果物が著作物に該当する場合において、発注者が当該著作物の
利用目的の実現のためにその内容を改変しようとするときは、その改変に同意する。
また、発注者は、成果物が著作物に該当しない場合には、当該成果物の内容を受注者
の承諾なく自由に改変することができる。
(著作権の侵害の防止)
第36条
受注者は、その作成する成果物が、第三者の有する著作権等を侵害するもの
でないことを、発注者に対して保証する。
2
受注者は、その作成する成果物が第三者の有する著作権を侵害し、第三者に対して
損害の賠償を行い、または必要な措置を講じなければならないときは、受注者が、そ
の賠償額を負担し、または必要な措置を講ずるものとする。
(個人情報の保護)
第37条
受注者は、この契約による事務を処理するための個人情報の取扱いについて
は 、 堺 市 個 人 情 報 保 護 条 例 (平 成 1 4 年 条 例 第 3 8 号 )と 併 せ 、 別 記 「 個 人 情 報 取 扱 特
記事項」を遵守しなければならない。
(協
議)
第38条
この契約に定めのない事項については、地方自治法(昭和22年法律第67
号)、地方自治法施行令及び堺市契約規則によるほか、必要に応じて発注者と受注者
とで協議して定める。
別記
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1 受注者は、この契約による業務(以下「本件業務」という。
)を行うに当たり、個人情報を取り扱う
際には、堺市個人情報保護条例(平成14年堺市条例第38号。以下「条例」という。
)第11条第2項の
個人情報取扱事務の受託者として、個人情報の保護の重要性を認識し、個人の権利利益を侵害すること
のないよう適正に取り扱わなければならない。
(秘密の保持)
第2 受注者は、本件業務に関して知り得た個人情報を正当な理由なく他に知らせ、又は不当な目的に使
用してはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(罰則の教示等)
第3 受注者は、本件業務に従事している者に対し、在職中だけではなく退職後においても本件業務に関
して知り得た個人情報を正当な理由なく他に知らせ、又は不当な目的に使用してはならないこと、その
他個人情報の保護に関して必要な事項を周知しなければならない。
2 受注者は、前項の周知の際に、本件業務に従事している者又は従事していた者が、条例第56条及び
第57条の違反行為をしたときは、本条例により懲役又は罰金に処されること(各本条の規定は、条例第
60条により、堺市の区域外においてこれらの違反行為をした者についても適用されることを含む。)
を教示しなければならない。
3 受注者は、本件業務に従事している者又は従事していた者が、条例第56条及び第57条の違反行為
をしたときは、条例第61条により、受注者に対しても、各本条の罰金刑が科されることを十分認識し、
本件業務を処理しなければならない。
(収集の制限)
第4 受注者は、本件業務を処理するために個人情報を収集するときは、当該処理に必要な範囲内で、適
法かつ公正な手段により行わなければならない。
(適正管理)
第5 受注者は、本件業務に係る個人情報の漏えい、改ざん、滅失又は毀損の防止その他個人情報の適正
な管理のため、次の各号に掲げる措置のほか必要な措置を講じなければならない。又、発注者が必要と
認めるときは、個人情報を取り扱う施設の実地調査を受けなければならない。
(1) 施錠が可能な保管庫又は施錠若しくは入退室管理の可能な保管室で厳重に個人情報を保管すること。
(2) 発注者が指定した場所へ持ち出す場合又は発注者が事前に承諾した場合を除き、個人情報を定めら
れた場所から持ち出さないこと。
(3) 個人情報の漏えい、改ざん、滅失又は毀損その他の事故を防ぎ、真正性、見読性及び保存性の維持
に責任を負うこと。
(4) 作業場所に、私用電子計算機、私用外部記録媒体その他の私用物を持ち込んで、個人情報を扱う作
業を行わせないこと。
(5) 個人情報を利用する作業を行う電子計算機に、個人情報の漏えいにつながると考えられる本件業務
に関係のないアプリケーションをインストールしないこと。
(6) 本件業務に着手する前に、個人情報の保護、情報セキュリティに対する意識の向上その他本件業務
の適切な履行に必要な教育及び研修を、作業従事者全員に対して実施すること。
(返還、廃棄等)
第6 受注者は、
本件業務を処理するために発注者から提供され、
又は自らが収集した個人情報について、
保有する必要がなくなった、又はこの契約が終了し、若しくは解除されたときは、発注者の指定した方
法により、確実かつ速やかに返還若しくは引き渡し又は消去若しくは廃棄しなければならない。
2 受注者は、個人情報の消去又は廃棄に際して発注者から立会いを求められた場合は、これに応じなけ
ればならない。
3 受注者は、本件業務において利用する個人情報を廃棄する場合は、当該情報が記録された電磁的記録
媒体の物理的な破壊その他当該個人情報を判読不可能とするのに必要な措置を講じなければならない。
4 受注者は、個人情報の消去又は廃棄を行った後、消去又は廃棄を行った日時及び消去又は廃棄の内容
を記録し、書面で発注者に報告しなければならない。
(再委託の禁止)
第7 受注者は、本件業務を処理するための個人情報については、自ら取り扱うものとし、第三者にその
処理を委託してはならない。
2 前項の規定に関わらず、事前に再委託先の商号又は名称、再委託する業務の内容、再委託する理由、
その他発注者が必要とする事項を記載した書面をもって申請し、発注者が事前に承諾した場合に限り、
受注者は、本件業務の一部を第三者(以下「再委託先」という。
)に委託することができる。この場合にお
いて、受注者は、再委託先に対し、受注者と同様の義務を負わせ、その遵守を監督しなければならない。
3 受注者は、前項の規定により、本件業務の一部を再委託したときは、その契約内容を速やかに書面で
発注者に報告しなければならない。
(目的外の使用等の禁止)
第8 受注者は、発注者の指示又は承諾がある場合を除き、本件業務に関して知り得た個人情報を、本件
業務を処理する以外の目的に使用し、又は第三者に提供してはならない。
(複写及び複製の禁止)
第9 受注者は、発注者の指示又は承諾がある場合を除き、本件業務を処理するために、発注者から提供
された個人情報が記録された資料等を複写し、又は複製してはならない。
(事故発生時における報告)
第10 受注者は、この個人情報取扱特記事項に違反する事態が生じ、又は生じるおそれがあると認める
ときは、その旨を速やかに発注者に報告し、その指示に従わなければならない。この契約が終了し、又
は解除された後においても同様とする。
(損害賠償)
第11 受注者は、この個人情報取扱特記事項に違反したことにより、発注者又は第三者に損害を与えた
ときは、その損害を賠償しなければならない。
(契約の解除)
第12 発注者は、受注者がこの個人情報取扱特記事項に違反していると認めたときは、この契約を解除
することができる。