第4期 - 羽生市

羽生市障がい福祉計画
(第4期)
平成 27 年度~平成 29 年度
平成 27 年3月
羽
生
市
目
次
第1章 計画策定にあたって ...............................................
............................................... 1
1-1 計画策定の趣旨 ................................................. 1
1-2
障がい者制度改革の経緯 ......................................... 3
(1)社会福祉基礎構造改革と支援費制度 ................................ 3
(2)障害者自立支援法 ................................................ 3
(3)障害者総合支援法改正 ............................................ 4
1-3
第4期障がい福祉計画の位置づけ ................................. 5
(1)法的な位置づけ .................................................. 5
(2)他の計画との関係 ................................................ 5
1-4
計画の期間 ..................................................... 5
1-5
計画の対象者 ................................................... 5
1-6
障害者総合支援法の概要 ......................................... 6
(1)目的の改正 ...................................................... 6
(2)基本理念の創設 .................................................. 6
(3)障がい者・障がい児の範囲の見直し ................................ 6
(4)障がい支援区分の創設 ............................................ 6
(5)障がい者に対する支援の拡充 ...................................... 7
(6)サービス基盤の計画的整備 ........................................ 8
第2章 羽生市の現状と課題 ...............................................
............................................... 9
2-1 羽生市の障がい者をめぐる現状 ................................... 9
(1)身体障がい者手帳所持者の状況 .................................... 9
(2)療育手帳所持者の状況 ........................................... 10
(3)精神障がい者保健福祉手帳所持者の状況 ........................... 11
2-2
障がい者(児)実態調査結果の概要 .............................. 12
(1)日常生活・外出の状況 ........................................... 13
(2)必要なサービスや支援 ........................................... 15
(3)相談・情報 ..................................................... 17
(4)災害時の対応 ................................................... 19
(5)障がいに対する理解 ............................................. 20
(6)暮らし方・働き方の希望 ......................................... 21
2-3
関係団体・事業所調査結果の概要 ................................ 23
(1)障がい福祉関連団体をとりまく現状と主な課題 ..................... 24
(2)就労支援事業所における現状と主な課題 ........................... 24
第3章 計画の基本的な考え方 ............................................
............................................ 26
3-1 基本理念 ...................................................... 26
第4章 平成 29 年度の成果目標の設定 .....................................
..................................... 27
4-1 福祉施設入所者の地域生活への移行 .............................. 27
4-2
地域生活支援拠点等の整備 ...................................... 27
4-3
就労支援事業の利用者数 ........................................ 28
第5章 障がい福祉サービス量の見込みと確保策 ............................ 29
5-1 障がい福祉サービスの体系 ...................................... 29
5-2
障がい福祉サービス量の見込み .................................. 30
(1)訪問系サービス ................................................. 31
(2)日中活動系サービス ............................................. 32
(3)居住系サービス ................................................. 36
(4)障がい児支援 ................................................... 37
(5)相談支援 ....................................................... 39
5-3
地域生活支援事業 .............................................. 41
(1)必須事業 ....................................................... 41
(2)任意事業(その他の事業) ....................................... 45
5-4
総合的な支援体制 .............................................. 47
(1)計画相談支援 ................................................... 47
第6章 計画の推進 ......................................................
...................................................... 48
6-1 自立支援協議会 ................................................ 48
6-2
障がい福祉施策の総合的な推進 .................................. 49
6-3
PDCAサイクルによる点検及び評価 ............................ 50
資 料 編 ...............................................................
............................................................... 51
資料1
障害者総合支援法の対象疾病一覧(151 疾病) ..................... 51
資料2
計画策定の経緯 ................................................ 52
資料3
羽生市障がい福祉計画策定委員名簿 .............................. 53
第1章 計画策定にあたって
計画策定にあたって
1-1 計画策定の趣旨
本市では障害者基本法に基づく「羽生市障がい者計画」を平成 21 年3月に策定し、平
成 24 年3月、障害者自立支援法に基づく「羽生市障がい福祉計画(第3期)」(以下、
「第3期計画」という)を策定しました。
障がい者の自立と社会参加等、誰もが暮らしやすいまちにすること(ノーマライゼーシ
ョン社会)の実現に向けて計画する、総合的・中長期的な「障がい者計画」に対し、「障
がい福祉計画」は、障がい福祉サービスの実施計画的なものとして位置づけられ、3年を
1期として策定することが定められています。
平成 18 年度から平成 20 年度までの3か年を計画期間とした「羽生市障がい福祉計画
(第1期)」では、障害者自立支援法に基づく新しいサービス体系移行期限の平成 23 年
度までに達成するための中間段階の計画として、続く「羽生市障がい福祉計画(第2期)」
(平成 21~23 年度)では、新サービス体系における事業の定着や移行に係る新たな課
題への対応等を図っていく計画として、「羽生市障がい福祉計画(第3期)」(平成 24~
26 年度)では、新サービス体系移行後の計画として策定しました。
この間、障がい福祉計画の法的根拠となっていた「障害者自立支援法」に代わる、「障
害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するため法律(以下、「障害者総合支援法」
という)が、平成 24 年に成立しました。この法律では、障害者基本法の理念を土台とし、
これまで制度の谷間となっていた難病患者への支援提供や、知的障がい及び精神障がいに
おける障がい支援区分の適切化などの改正が行われました。
「羽生市障がい福祉計画(第4期)」(以下、「第4期計画」という)は、障害者総合支
援法に基づき、平成 27 年度から 29 年度までの3年間を計画期間とし、具体的な数値目
標や、各年度における障がい福祉サービス等の見込み量を設定し、本市における施策の一
層の充実を図るために策定するものです。
◇ノーマライゼーションとは、障がいの有無にかかわらず、社会生活を共にするのが本来の望ましい
姿であるとする考え方。
◇「障がい」の表記について
本計画では、障がいの「害」という漢字からくる印象を考慮し、法律名以外は全て「障がい」と平
仮名で表記します。
1
「障がい福祉計画について」
障害者総合支援法において、市町村障がい福祉計画に盛り込む事項は、次の 3 点が挙
げられています。
1
各年度における障がい福祉サービス又は相談支援の種類ごとの必要な量の見込み
2
障がい福祉サービス又は相談支援の種類ごとの必要な見込み量の確保のための方策
3
地域生活支援事業の種類ごとの実施に関する事項
障がい福祉計画は、障がい福祉サービスに関する3か年の実施計画的な位置づけとして
策定するものであり、「サービス見込み量(目標量)」の設定が中心的な内容となります。
(参考)【障害者総合
【障害者総合支援法第
総合支援法第 88 条】
※法律の原文のため、ここでは「障害」と表記しています。
(市町村障害福祉計画)
第八十八条
市町村は、基本指針に即して、障害福祉サービスの提供体制の確保その他この法律に基づく
業務の円滑な実施に関する計画(以下「市町村障害福祉計画」という。)を定めるものとする。
2
市町村障害福祉計画においては、次に掲げる事項を定めるものとする。
一
障害福祉サービス、相談支援及び地域生活支援事業の提供体制の確保に係る目標に関する事項
二
各年度における指定障害福祉サービス、指定地域相談支援又は指定計画相談支援の種類ごとの必要
な量の見込み
三
3
地域生活支援事業の種類ごとの実施に関する事項
市町村障害福祉計画においては、前項各号に掲げるもののほか、次に掲げる事項について定めるよう
努めるものとする。
一
前項第二号の指定障害福祉サービス、指定地域相談支援又は指定計画相談支援の種類ごとの必要な
見込量の確保のための方策
二
前項第二号の指定障害福祉サービス、指定地域相談支援又は指定計画相談支援及び同項第三号の地
域生活支援事業の提供体制の確保に係る医療機関、教育機関、公共職業安定所その他の職業リハビリテー
ションの措置を実施する機関その他の関係機関との連携に関する事項
4
市町村障害福祉計画は、当該市町村の区域における障害者等の数、その障害の状況その他の事情を勘
案して作成されなければならない。
(以下省略)
2
1-2 障がい者制度改革の経緯
(1)社会福祉基礎構造改革
(1)社会福祉基礎構造改革と支援費制度
社会福祉基礎構造改革と支援費制度
平成 11 年 6 月に当時の厚生省より「社会福祉基礎構造改革について」として社会福祉
事業法等改正法案大綱骨子が示されました。
この改革は、昭和 26 年の社会福祉事業法制定以来大きな改正の行われていない社会福
祉事業、社会福祉法人、措置制度など社会福祉の共通基盤制度について、今後増大・多様
化が見込まれる国民の福祉需要に対応するため、見直しを行うものでした。
この改革の理念は、「個人が尊厳をもってその人らしい自立した生活が送れるよう支え
るという社会福祉の理念に基づいて推進する」としています。また、以下のような具体的
な方向性が掲げられました。
・個人の自立を基本とし、その選択を尊重した制度の確立
・質の高い福祉サービスの拡充
・地域での生活を総合的に支援するための地域福祉の充実
これを受け、障がい者の自己決定を尊重し、事業者との対等な関係・契約によりサービ
スを利用する仕組みとして、平成 15 年に「支援費制度」が導入されました。
ノーマライゼーションの理念に基づいて導入された支援費制度により、障がい者保健福
祉施策は飛躍的に充実しましたが、①身体障がい・知的障がい・精神障がいといった障が
い種別ごとに縦割りでサービスが提供されているため、②施設・事業体系がわかりにくく
使いにくいこと、③地方自治体間におけるサービスの提供体制の格差が大きいこと、④支
援費制度における国と地方自治体の費用負担のルールでは、増え続けるサービス利用のた
めの財源を確保することが困難なこと等、制度上の問題点が指摘されていました。
(2)障害者自立支援法
(2)障害者自立支援法
支援費制度の問題点や課題を解決するとともに、障がいのある人々が利用できるサービ
スを充実し、一層の推進を図るために、平成 18 年 4 月に障害者自立支援法が施行され
ました。
同法の主な柱は、①障がいの種別にかかわらずサービスが利用できるよう障がい福祉サ
ービスを一元化し、施設・事業を再編、②市町村が一元的にサービスを提供する、③利用
者応益負担と国の財政責任の明確化、④就労支援の抜本的強化、⑤支給決定の仕組みの透
明化・明確化等が挙げられます。また、障がいのある人々の自立を支えるために、障がい
福祉サービス、相談支援及び地域生活支援事業の提供体制の確保に関する計画(市町村障
がい福祉計画)の策定が定められました。
3
○障害者自立支援法をめぐる動向
障害者自立支援法の施行後、①サービス利用料 1 割負担の導入による利用者の負担増
大、②事業報酬の減収、③新事業体系への転換の遅れ、④地域生活支援事業の実施への不
安等が課題として挙げられました。
このため国では、平成 18 年度から平成 20 年度の 3 年間の特別対策として、①利用
者負担の更なる軽減、②事業者に対する激変緩和措置、③新法への円滑な移行等のための
緊急的な経過措置を実施しました。また、平成 19 年 12 月には、障害者自立支援法の抜
本的な見直しに向けた緊急措置として、①利用者負担の見直し、②事業者の経営基盤の強
化、③グループホーム等の整備促進を実施しました。更なる、平成 22 年 4 月には、低
所得者の障がい福祉サービス及び補そう具に係る利用者負担について無料化としています。
(3)障害者総合支援法改正
障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて、障がい者(児)を権利の主体と
位置づけた基本理念を定め、制度の谷間を埋めるために障がい児については児童福祉法を
根拠法に整理しなおすとともに、難病を対象とするなどの改正を行い、平成 25 年 4 月
「障害者総合支援法」が「障害者自立支援法」に代わるものとして施行されました。
法律名は「障害者総合支援法」に変更されましたが、法律の基本的な構造は障害者自立
支援法と同じです
※障害者総合支援法の概要は P6参照
4
1-3 第4期障がい福祉計画の位置づけ
第4期障がい福祉計画の位置づけ
(1)法的な位置づけ
障がい福祉計画は、「障害者総合支援法」第 88 条に基づく障がい福祉サービス等の確
保に関する市町村障がい福祉計画であって、策定にあたっては国の定める基本指針に即す
ることが規定されています。
(2)他の計画との関係
本計画は、市の最上位計画である「羽生市総合振興計画」の分野別計画として位置づけ
られるとともに、「羽生市障がい者計画」「埼玉県障がい者支援計画」との整合を図り策
定します。また、まちづくりを進めるにあたって基本となる「羽生市まちづくり自治基本
条例」の趣旨に即して、同計画を推進します。
1-4 計画の期間
本計画は、3 年を 1 期とした計画で、第4期計画の期間は平成 27 年度から平成 29
年度までの 3 年間とします。
1-5 計画の対象者
平成 23 年 8 月に改正された障害者基本法第2条第1項において、障がい者とは「身
体障がい、知的障がい、精神障がい(発達障がいを含む。)その他の心身の機能の障がい
がある者であって、障がい及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な
制限を受ける状態にあるもの」と定義されています。
また、平成 25 年 4 月に施行された「障害者総合支援法」では、難病等も計画の対象
となりました。
ただし、各障がい福祉サービスの対象となる障がい者の範囲は、個別の法令等の規定に
よりそれぞれ限定されます。
5
1-6 障害者総合支援法の概要
(1)目的の改正
(1)目的の改正
法の目的で「障がい者及び障がい児が自立した日常生活又は社会生活を営む」との表記
を「障がい者及び障がい児が基本的人権を享有する個人としての尊厳にふさわしい日常生
活又は社会生活を営む」とするとともに、「地域生活支援事業」による支援を含めた総合
的な支援を行うことが明記されました。
(2)基本理念の創設
(2)基本理念の創設
第 1 条の2に新たに「基本理念」が創設され、
①全ての国民が、障がいの有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのな
い個人として尊重されること
②全ての国民が、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊
重し合いながら共生する社会を実現すること
③全ての障がい者及び障がい児が可能な限りその身近な場所において必要な日常生活又は
社会生活を営むための支援を受けられること
④社会参加の機会が確保されること
⑤どこで誰と生活するかについての選択の機会が確保され、地域社会において他の人々と
共生することを妨げられないこと
⑥障がい者及び障がい児にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会
における事物、制度、慣行、観念その他一切のものの除去に資すること
が掲げられました。
(3)障がい
(3)障がい者・
障がい者・障がい
者・障がい児の範囲の見直し
障がい児の範囲の見直し
法が対象とする障がい者の範囲について、これまで示されていた身体障がい者、知的障
がい者、精神障がい者(発達障がい者を含む)に、制度の谷間となって支援の充実が求め
られていた難病等(治療方法が確立していない疾病その他の特殊の疾病であって政令で定
めるものによる障がいの程度が厚生労働大臣が定める程度である者)が加えられました。
(※対象疾病については資料編参照)
(4)障がい
(4)障がい支援区分の創設
障がい支援区分の創設
障害者自立支援法の「障がい程度区分」について、名称を「障がい支援区分」に改める
とともに、区分の認定が障がいの多様な特性や心身の状態に応じて適切に行われるよう、
認定調査項目や各項目の判断基準等の見直しが行われました。
6
(5)障がい
(5)障がい者に対する支援の拡充
障がい者に対する支援の拡充
①重度訪問介護の対象拡大
これまで「重度の肢体不自由者であって常時介護を要する障がい者」とされてきた対象
を「重度の肢体不自由者その他の障がい者であって常時介護を要するものとして厚生労働
省令で定めるもの」に改正され、重度の知的障がい若しくは精神障がいにより行動上著し
い困難を有する障がい者に対象が拡大されました。
②ケアホームとグループホームの一元化
共同生活を行う住居における介護サービスが柔軟に提供できるよう、ケアホーム(共同
生活介護)とグループホーム(共同生活援助)がグループホームに一元化され、地域生活
の基盤となる住まいの場の確保の促進が図られました。また、1人で暮らしたいというニ
ーズに応えていく観点から、グループホームと連携した「サテライト型住居」が創設され
ました。
③地域移行支援の対象拡大
住居の確保や障がい福祉サービスの体験利用・体験宿泊のサポートなど地域生活へ移行
するための支援を内容とする「地域移行支援」の対象(障がい者支援施設等に入所してい
る障がい者、精神科病院に入院している精神障がい者)に保護施設、矯正施設等に入所し
ている障がい者が加えられました。
④地域生活支援事業の拡大
障がい者に対する理解を深めるため、下記を市町村が行う事業に追加されました。
1)研修や啓発を行う事業
2)意思疎通支援を行う者を養成する事業等
【市町村】
ア)障がい者に対する理解を深めるための研修・啓発
イ)障がい者やその家族、地域住民等が自発的に行う活動に対する支援
ウ)市民後見人等の人材の育成・活用を図るための研修
エ)意思疎通支援を行う者の養成
7
(6)サービス基盤の計画的整備
(6)サービス基盤の計画的整備
①障がい福祉計画に「サービスの提供体制の確保に係る目標」等を必ず定める事項として
追加
②基本指針・障がい福祉計画に関する定期的な検証と見直しを法定化(PDCAサイクル
にそった障がい福祉計画を見直し)
③市町村は障がい福祉計画を作成するに当たって、障がい者等のニーズ把握等を行うこと
を努力義務化
④自立支援協議会の名称について、地域の実情に応じて定められるよう弾力化するととも
に、当事者や家族の参画を明確化
また、法の施行後 3 年を目途として次のことを検討することとなっています。
①常時介護を要する障がい者等に対する支援、障がい者等の移動の支援、障がい者の就労
の支援その他の障がい福祉サービスの在り方
②障がい支援区分の認定を含めた支給決定の在り方
③障がい者の意思決定支援の在り方、障がい福祉サービスの利用の観点からの成年後見制
度の利用促進の在り方
④手話通訳等を行う者の派遣その他の聴覚、言語機能、音声機能その他の障がいのため意
思疎通を図ることに支障がある障がい者等に対する支援の在り方
⑤精神障がい者及び高齢の障がい者に対する支援の在り方
8
第2章 羽生市の現状と課題
2-1 羽生市の障がい者をめぐる現状
各種障がい者の手帳所持状況をみると、平成 25 年度末現在、身体障がい者手帳所持者
が 1,798 人(うち 18 歳未満 31 人)、療育手帳所持者が 415 人(116 人)、精神障
がい者保健福祉手帳所持者が 262 人となっており、身体障がい者の割合が全体の 7 割強
を占めています。
(1)身体
(1)身体障がい
身体障がい者手帳
障がい者手帳所
者手帳所持者の状況
・身体障がい者手帳所持者は 1,800 人前後、人口比率は 3.2%前後で推移しています。
等級別割合をみると、1級が最も多く 32.1%、次いで、4級が 23.4%となっていま
す。また、障がいの部位別割合をみると、肢体不自由が最も多く 58.6%、次いで、内
部障がいが 26.3%となっています。
■身体障がい者手帳所持者の推移
人口比(%)
手帳所持者数(人)
3.16
3.25
3.23
3.21
3.16
2,500
4.0
2,000
1,810
1,807
1,769
1,798
1,779
34
28
29
2.0
31
31
1,500
0.0
-2.0 障がい児
1,000
1,779
1,740
1,776
1,748
1,767
-4.0 障がい者
500
人口比率
0
-6.0
H21年度
H22年度
H23年度
H24年度
H25年度
※各年度末現在
■身体障がい者手帳等級別割合(平成 25 年度)
身体障がい
1,798人
32.1
0%
20%
1級
2級
17.5
16.7
40%
3級
60%
4級
23.4
5.8 4.5
80%
5級
100%
6級
■部位別割合(平成 25 年度)
1.4
身体障がい
1,798人
6.5 7.2
0%
視覚障がい
58.6
20%
聴覚・平衡障がい
40%
26.3
60%
音声・言語障がい
9
80%
肢体不自由
100%
内部障がい
(2)療育手帳所持者の状況
・療育手帳所持者は毎年 20 人前後増加して推移しており、平成 25 年度末現在 415 人、
人口比率は 0.74%となっています。
・障がい区分別でみると、B(中度)の割合が最も高く 32.5%、次いでC(軽度)が
25.8%となっています。
■療育手帳所持者の推移
手帳所持者数(人)
600
人口比(%)
0.8
0.74
0.70
0.67
0.63
0.61
500
415
0.6
397
372
355
400
341
116
112
95
86
300
0.4
85
障がい児
200
285
277
269
256
0.2
299
障がい者
100
人口比率
0
0.0
H21年度
H22年度
H23年度
H24年度
H25年度
※各年度末現在
■障がい区分(みどりの手帳ランク)別構成比(平成 25 年度)
知的障がい
415人
19.8
0%
A(最重度)
21.9
20%
32.5
40%
60%
A(重度)
B(中度)
10
25.8
80%
C(軽度)
100%
(3)精神障がい
(3)精神障がい者保健福祉手帳所持者の状況
障がい者保健福祉手帳所持者の状況
・精神障がい者保健福祉手帳所持者は、毎年 10~20 人程度増加しており、平成 25 年
度末現在 262 人、人口比率で 0.47%となっています。
・平成 25 年度の等級別構成比をみると、2 級に占める割合が高く 67.9%となっていま
す。
■精神障がい者保健福祉手帳所持者の推移
人口比(%)
手帳所持者数(人)
300
0.47
0.5
0.44
0.42
0.39
250
0.36
0.4
200
0.3
150
262
248
0.2
233
221
201
100
0.1
50
精神障がい者
人口比率
0
0.0
H21年度
H22年度
H23年度
H24年度
H25年度
※各年度末現在
■精神障がい者保健福祉手帳所持者の等級別構成比(平成 25 年度)
精神障がい
262人
9.2
67.9
0%
20%
1級
40%
22.9
60%
2級
11
80%
3級
100%
2-2
2-2 障がい者
がい者(児)実態調査結果の
(児)実態調査結果の概要
結果の概要
羽生市障がい福祉計画(第4期)策定にあたり、障がい手帳所持者(精神通院医療を含
む)に対して、計画策定の基礎資料を得るために、暮らしの状況や福祉サービスの利用、
将来の希望等について調査を実施しました。
■調査時期
・平成 26 年 8 月
■調査対象者
・市内在住の身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳(精神通院医療を
含む)を所持する市民
■調査票回収状況
・調査方法:郵送配布・回収
・調査対象者数(A):2,608 名
・回収数(B):1,430 名
・回収率(B/A):54.8%
12
(1)日常生活・外出の状況
(1)日常生活・外出の状況
○日常生活の支援
・「ひとりでできる」の割合が低いのは、「外出」が5割強と最も低く、次いで「お金の
管理」が6割弱、「薬の管理」が6割強となっています。
・「外出」について障がい種別にみると、知的障がい者での割合が4割弱と低くなってい
ます。
①食事
76.5
②トイレ
76.1
③入浴
12.6
9.9
69.9
④衣類の脱着
⑥家の中の移動
8.7
54.7
⑦外出
⑧家族以外の人との
意思疎通
20.3
65.0
⑨お金の管理
59.4
0%
20%
身体障がい
n=1,002
60%
一部介助が必要
54.2
知的障がい
n=272
全部介助が必要
20%
21.7
ひとりでできる
21.4
40%
60%
一部介助が必要
13
8.2
7.8
6.6
8.7
9.3
11.6
9.2
8.3
100%
無回答
17.1
32.0
59.1
0%
18.0
7.3
80%
19.1
37.1
精神障がい
n=337
18.6
10.0
40%
ひとりでできる
7.6
12.7
63.7
⑩薬の管理
15.7
15.9
7.3
7.2
16.4
76.0
6.6
11.7
12.7
67.6
⑤身だしなみ
7.4
11.1
72.8
4.2 6.7
9.7
9.2
10.1
80%
全部介助が必要
9.5
100%
無回答
○外出時に困ること
外出時に困ること
・外出時に困ることを障がい種別みると、身体障がい者では「道路や駅に階段や段差が多
い」の割合が高く、知的障がい者と精神障がい者では、「困った時にどうすればいか心
配」の割合が高く、また、精神障がい者では「外出時にお金がかる」の割合が高くなっ
ています。
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
15.2
公共交通機関が少ない(ない)
13.6
17.5
19.3
列車やバスの乗り降りが困難
14.0
11.6
29.8
道路や駅に階段や段差が多い
14.0
16.3
10.4
切符の買い方や乗換えの方法がわかり
にくい
17.6
11.9
身体障がい n=1,002
18.3
外出先の建物の設備が不便
9.9
8.9
知的障がい n=272
精神障がい n=337
6.8
介助者が確保できない
8.1
6.5
16.4
外出にお金がかかる
18.0
26.1
8.8
まわりの人の目が気になる
14.7
16.9
13.7
発作など突然の身体の変化が心配
17.3
18.7
16.4
困った時にどうすればいいのか心配
25.7
24.6
12.6
その他
9.9
12.8
14
(2)必要なサービスや支援
(2)必要なサービスや支援
○障がい福祉サービスの利用状況と利用意向
・現在利用中のサービスと、継続・新規利用を希望するサービスを比較すると、いずれの
サービスも継続・新規の割合が高く、特に「短期入所」は、現在の利用割合に比べ継
続・新規の割合が高くなっています。同様に、「総合相談」の継続・新規の割合が高く
なっています。
・継続・新規の利用を障がい種別にみると、知的障がい者で「総合相談」や「お金の管理
の支援」「行動援護」「グループホーム」「短期入所」の割合が高くなっています。
0%
5%
10%
15%
20%
4.1
居宅介護支援等
8.8
7.3
同行援護・行動援護
10.9
6.3
自立訓練
11.0
0.8
就労移行支援
5.6
1.3
就労継続支援
6.3
2.4
短期入所
16.4
2.2
グループホーム
7.6
2.9
施設等での生活介護
8.5
3.8
総合相談
14.5
3.6
お金の管理などの支援
7.6
1.1
手話通訳や要約筆記など
2.8
5.6
補そう具等の給付
9.0
1.7
地域活動支援センター
10.5
2.0
2.4
2.7
2.6
障がい児を対象した支援
その他
0%
現在利用中
継続または新規希望
5%
10%
15%
20%
継続・新規の利用希望
10.3
4.8
居宅介護支援等
8.6
9.9
19.5
同行援護・行動援護
11.9
11.3
11.4
自立訓練
10.4
3.1
8.1
就労移行支援
11.9
3.8
13.2
就労継続支援
10.1
17.6
18.8
短期入所
12.5
5.1
19.1
グループホーム
8.6
8.5
13.6
施設等での生活介護
7.4
12.7
20.2
総合相談
15.4
4.4
20.2
お金の管理などの支援
14.5
3.2
1.5
1.8
手話通訳や要約筆記など
11.5
2.9
補そう具等の給付
5.6
8.6
14.7
地域活動支援センター
12.2
0.9
8.1
障がい児を対象した支援
その他
1.8
2.2
2.7
6.6
15
身体障がい n=1,002
知的障がい n=272
精神障がい n=337
○サービスについての不満
・「サービス内容に関する情報が少ない」の割合が7人に1人強と最も高く、次いで「経
済的な負担が大きい」「相談や手続きに時間がかかり面倒くさい」がそれぞれ1割強と
なっています。
0%
2%
4%
6%
8%
10%
12%
14%
16%
3.9
サービス内容が障がい特性にあっていない
身近なところでサービスを利用できない
利用したい日・時間に利用できない
利用回数・時間などに制限がある
経済的な負担が大きい
急な変更に応じてもらえない
サービス提供者の対応が良くない
サービス提供者がよく変わる
サービス提供者の知識や経験が不足している
本人や家族の意向を尊重してもらえない
プライバシーなどの配慮に欠けている
他の利用者との相性を配慮してもらえない
サービス内容に関する情報が少ない
相談や手続きに時間がかかり面倒くさい
障がい程度区分の認定に疑問がある
その他
7.2
6.4
6.3
12.5
2.8
1.8
2.3
4.4
2.9
2.9
全体 n=1,430
1.6
14.3
10.3
6.3
10.5
○地域生活するためのサービスや制度の充足状況
・「足りないと思う」の割合は2割弱、「足りていると思う」が1割弱となっています。
・「足りないと思う」と回答した人の理由をみると、「事業所がない」「通いやすい場所
に事業所がない」「自分に合う事業所を選べない」などの割合が高くなっています。
全体 n=1,430
9.7
19.3
0%
47.2
20%
足りていると思う
40%
60%
足りないと思う
0%
23.8
80%
100%
わからない
5%
10%
15%
20%
無回答
25%
30%
28.6
事業所がない
25.7
自分に合う事業所を選べない
26.4
通いやすい場所に事業所がない
21.0
希望する曜日や時間に利用できない
12.3
サービスの質が悪い
17.4
現在の区分認定では使えるサービスがない
21.0
支給決定されたサービス量では足りない
11.2
その他
全体 n=276
6.2
無回答
16
35%
○障がい福祉サービス以外に必要な支援
・「ちょっとした不安や困りごとでも相談にのってくれる身近な相談サービス」が4人に
1人弱と多く、「外出の時に自動車で送迎してくれるサービス」が6人に1人、「話し
相手や地域の人の声かけ、訪問」が 1 割強となっています。
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
10.7
話し相手や地域の人の声かけ、訪問
23.9
不安や困りごとでも相談にのってくれる身近な相談サービス
10.6
趣味やスポーツなどの集まり
8.6
食事の配達サービス
15.7
外出の時に自動車で送迎してくれるサービス
9.4
買い物など外出に付き添ってくれるサービス
全体 n=1,430
2.9
その他
31.7
特にない
25.9
無回答
(3)相談・情報
○相談支援体制
・「自分の話を聞いてもらいながら、ゆっくりと時間をかけて相談できること」の割合が
4人に1人と最も高く、次いで「障がいにかかわる診断や治療・ケアに関する医療面で
の相談」「自分の家まで来て相談にのってもらえること」の割合が高くなっています。
0%
5%
10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45%
11.3
休日や夜間の電話相談
17.5
自分の家まで来て相談にのってもらえること
9.8
身近な地域で開設される福祉相談
全体 n=1,430
14.8
福祉の専門職を配置した相談窓口
自分の話を聞いてもらいながら、
ゆっくりと時間をかけて相談できること
障がいにかかわる診断や治療・
ケアに関する医療面での相談
24.3
20.8
5.8
その他
38.5
無回答
17
○福祉サービスに関する情報の伝達状況
・「あまり伝わってこない」の割合が3割弱と最も高く、次いで「伝わってこない」が4
人に1人と、半数以上が伝わってこないと回答しています。障がい種別にみると知的障
がい者では、(ある程度)伝わっている割合が高くなっています。
全体 n=1,430
8.0
20.8
28.0
身体障がい
n=1,002
8.4
20.4
27.9
知的障がい
n=272
10.3
精神障がい
n=337
10.4
0%
19.3
27.2
18.7
17.8
24.1
29.0
18.8
27.0
20%
伝わってきている
25.3
14.7
26.7
40%
17.2
60%
ある程度伝わってきている
80%
あまり伝わってこない
100%
伝わってこない
無回答
○必要な情報
・「各種サービスについて」の割合が3割と最も高く、次いで「医療や治療について」が
3割弱となっています。
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
30.0
各種サービスについて
14.7
通所や入所に関する福祉施設について
26.2
医療や治療について
16.4
福祉の法律や制度について
15.6
相談できる場所について
10.0
仕事について
7.3
スポーツや趣味の活動などについて
5.4
障がい者団体などについて
その他
1.5
18.7
特にない
全体 n=1,430
19.9
無回答
18
35%
(4)災害時の対応
○災害時の避難
・火事や地震等の災害が起こった時に一人で避難「できない」割合は3人に1人で、特に
知的障がい者での割合が高くなっています。
全体 n=1,430
38.0
34.6
20.4
7.0
身体障がい
n=1,002
37.6
36.2
18.9
7.3
知的障がい
n=272
29.8
精神障がい
n=337
44.5
41.5
0%
20.6
25.5
20%
25.5
40%
できる
5.1
60%
できない
7.4
80%
100%
わからない
無回答
○火事や地震等の災害が起きた時、困ること
・身体障がい者では、「薬が切れてしまうことや治療が受けられない」の割合が5割で最
も高く、次いで「避難場所の設備(トイレ等)や生活環境が不安」「安全なところまで、
避難することができない」となっています。知的障がい者では、「避難場所の設備(ト
イレ等)や生活環境が不安」「まわりの人とコミュニケーションがとれない」がそれぞ
れ4割強と多く、次いで、「安全なところまで避難することができない」が高くなって
います。精神障がい者では「薬が切れてしまうことや治療が受けられない」が6割弱と
なっています。
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
49.8
34.9
薬が切れてしまうことや治療が受けられない
58.5
9.5
補そう具の使用が困難になる
4.0
4.7
10.1
補そう具や日常生活用具の入手ができなくなる
5.5
7.4
20.8
31.3
誰かに助けを求めることができない
23.1
33.8
37.1
安全なところまで避難することができない
23.1
19.0
26.8
被害状況、避難場所などの情報が入手できない
16.0
14.7
40.4
まわりの人とコミュニケーションがとれない
24.6
44.4
40.8
避難場所の設備(トイレ等)や生活環境が不安
37.4
その他
特にない
無回答
3.6
4.0
5.0
9.9
9.9
8.6
身体障がい n=1,002
11.4
12.1
9.8
19
知的障がい n=272
精神障がい n=337
(5)障がいに対する理解
○障がいのある人に対する地域の理解
・「どちらともいえない」の割合が半数で、障がい種別による大きな違いはみられません。
「理解が深まってきていると思う」が1割強であるのに対し、「理解が深まっていると
は思わない」が4人に1人となっており、精神障がい者での割合がやや高くなっていま
す。
全体 n=1,430
10.4
49.4
25.9
14.2
身体障がい
n=1,002
10.4
50.0
25.1
14.5
知的障がい
n=272
11.8
精神障がい
n=337
10.4
50.0
26.1
45.1
0%
20%
31.5
40%
理解が深まってきていると思う
12.1
60%
どちらともいえない
13.1
80%
100%
理解が深まっているとは思わない
無回答
○差別や偏見を感じること
・「よく感じる」及び「ときどきある」の割合は4割強で、特に知的障がい者でその割合
が高くなっています。
全体 n=1,430
9.0
身体障がい n=1,002
7.1
知的障がい n=272
13.6
精神障がい n=337
13.4
0%
よく感じる
ときどき感じる
32.8
33.1
31.9
36.2
40.1
21.0
37.4
20%
24.9
40%
ほとんど感じたことはない
20
60%
12.5
12.5
12.2
12.6
12.9
12.5
12.2
12.2
80%
まったく感じたことはない
100%
無回答
(6)暮らし方・働き方の希望
○将来の暮らし方
・「自宅で、家族などと一緒に暮らしたい」の割合が5割弱と最も高く、次いで「自宅で、
ひとりで暮らしたい」「わからない」「障がいのある人のための入所施設で暮らしたい」
がそれぞれ1割前後となっています。
・「グループホーム等で、介助や支援を受けながら暮らしたい」の割合は知的障がい者で
高く、「自宅でひとりで暮らしたい」は精神障がい者での割合が高くなっています。
全体 n=1,430
11.0
身体障がい
n=1,002
9.3
知的障がい
n=272
9.6
精神障がい
n=337
48.6
7.6
53.5
5.3
29.0
17.3
16.3
20%
2.0
10.1
11.2
9.1
2.1
9.6
11.2
1.5
9.6
11.0
11.9
10.1
22.1
40.7
0%
9.5
8.0
40%
10.4
2.7
60%
自宅で、ひとりで暮らしたい
グループホーム等で、介助や支援を受けながら暮らしたい
その他
無回答
80%
100%
自宅で、家族などと一緒に暮らしたい
障がいのある人のための入所施設で暮らしたい
わからない
○希望の働き方
・「働く必要はない、または、働けないので、家や施設で過ごしたい」の割合が4割弱、
と最も高く、次いで「自宅でできる仕事がしたい」「いろいろな作業を経験し、できる
だけ自分にあった仕事や作業をみつけたい」「現在、一般企業で働いており、このまま
働き続けたい」がそれぞれ1割強となっています。
全体 n=1,430
11.3
身体障がい
n=1,002
11.0
知的障がい
n=272
10.3
精神障がい
n=337
8.6
0%
5.7
7.3
3.8 4.2
6.8
16.5
8.3
12.2
14.6
15.8
20%
21.3
44.2
12.9
13.4
39.4
26.8
18.7
9.6
15.7
40%
23.3
25.0
16.5
36.5
60%
17.5
80%
現在、一般企業で働いており、このまま働き続けたい
現在、利用している作業所や施設を利用し続けたい
できれば一般企業で働きたい
いろいろな作業を経験し、できるだけ自分にあった仕事や作業をみつけたい
自宅でできる仕事がしたい
働く必要はない、または、働けないので、家や施設で過ごしたい
無回答
21
100%
○望む暮らしを実現するために必要な
望む暮らしを実現するために必要なこと
必要なこと
・「病院や診療所が近くにあること」の割合が高く、特に身体障がい者での割合が高くな
っています。また、障がい種別にみると、知的障がい者では「地域の人の障がいのある
人への理解」の割合が高く、精神障がい者では「収入が確保できること」の割合が高く
なっています。
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
5.0
8.5
住まいを契約する時の保証人
11.0
6.7
7.4
公営住宅に優先的に入居できること
11.6
3.9
7.7
アパート等が借りやすくなること
9.8
13.3
29.0
27.0
働く場所があること
13.9
20.2
通所施設や日中の居場所が近くにあること
15.1
7.1
17.3
グループホームが近くにあること
8.0
46.2
35.3
病院や診療所が近くにあること
38.9
42.1
33.8
いざという時に施設に入れること
26.7
21.3
15.4
16.3
在宅生活を支えるサービスが使えること
26.3
29.0
収入が確保できること
35.6
3.8
7.7
9.5
異性と出会う機会
22.3
22.1
21.1
家族の理解
17.3
36.8
地域の人の障がいのある人への理解
22.3
その他
1.8
2.2
2.4
身体障がい n=1,002
特に必要と思うことはない
8.2
8.1
10.4
知的障がい n=272
無回答
11.2
13.2
10.4
22
精神障がい n=337
2-3 関係団体・事業所調査結果の
関係団体・事業所調査結果の概要
結果の概要
■調査時期
・平成 26 年 8~9月
■調査対象者
・障がい福祉関連団体:7団体(回答:7団体)
・就労支援関連事業所:7事業所(回答:6事業所)
■調査票回収状況
・郵送配布、郵送又は FAX にて回答
■調査内容(項目)
○障がい福祉関連団体
・平成 24 年度以降に新たに始めた活動、休止した活動
・今後3年間の新たな取り組みと課題
・障がい施策全般について
○就労支援関連事業所
・平成 24 年度以降の新たな取り組みや工夫
・今後3年間の新たな取り組みと課題
・新規受け入れ
・障がい施策全般について
23
(1)障がい福祉関連団体をとりまく現状と
(1)障がい福祉関連団体をとりまく現状と主な課題
障がい福祉関連団体をとりまく現状と主な課題
①平成 24 年度以降に新たに始めた活動、休止した活動
(新たな取り組み)
・ろう者との交流活動:交流情報交換を目的に、平成 26 年 10 月より、ショッピングセ
ンターで月2回開催。
(休止した活動と理由)
・勉強会や講演会:会員減少と高齢化のため。
・ボランティア:受け入れ先の事業変更のため休止。
②今後3年間の新たな取り組みと課題
・アシスタント、通訳者の育成、防災対策:登録会員の半数程度しか活動できないなど、
人材不足。
③障がい施策全般について
・移動手段の確保と経済的負担の軽減。
・手話通訳者の派遣。
・災害時の対応(2件)。
(2)就労支援事業所における
(2)就労支援事業所における現状と主な課題
における現状と主な課題
①平成 24 年度以降の新たな取り組みや工夫
○工賃向上の取り組みと課題
・市のキャラクターむじなもんのパンやクッキーをつくり、イベントに積極的に参加。
課題:利用者が意欲的に取り組む姿勢がみられる一方、専門的な個別指導が困難であっ
たり、機材が高価であるため、工賃向上に結びつけるのが困難。
・生活態度を含めた加点方式によるボーナス制度の導入したことにより、出勤率アップ、
生産能力・生産性の向上、生活態度の改善などがみられる。
・取引先との密な連絡により、作業の準備等の効率化。
・取引先の整理と新規開拓により、不安定な作業の見直し。
課題:変化が少ない業務内容となり、かかわる利用者が固定化されてしまう。
・取引先工場の閉鎖により減収が見込まれる。新規開拓をしているが、難しい。
○就職先の開拓
・支援センターとの連携。
○生活全体の向上
・レクリエーションの充実。職員の担当制により、職員の資質の向上、職員同士のつなが
りが強くなり、利用者の理解が深まっている。
・相談支援者との連携。
24
②今後3年間の新たな取り組みと課題
・実習や就職先の開拓。
・新規開拓。
・継続して行える授産事業の開発:素人のため試作が難しい。授産商品初期段階から指導
者などの派遣などの支援があるといい。
・利用者の確保:条件にある利用者が少ない。
・相談支援事業所を行いたいが、管理者(職員の経験年数)不足。
③新規受け入れ
○受け入れは可能(3件)
○条件次第で受け入れは可能
・仕事をする意欲があり、作業の内容を理解できる、生活面の自立ができている。
○受け入れは困難(2件)
・定員に達しているため。
④障がい福祉施策全般について
・生活面での課題を多く抱える利用者が多く、関係機関との連携を図りながら取り組んで
いるが、難しいケースが増えている。
・就労施設間の連携。
・児童養護施設卒業生の住まいの確保。
・障害者優先調達推進法の積極的な活用、市の行事の景品等に授産商品の活用、PR。
・商工会、企業との連携:障がい者就労の説明会、職場体験等の企画。
25
第3章 計画の基本的な考え方
3-1 基本理念
「羽生市障がい者計画」では、障がいのあるなしにかかわらず、誰もがお互いにそれぞ
れの個性を尊重し、一人ひとりが主体的に社会で活躍できるまちづくりを目指すため、ノ
ーマライゼーションの理念のもと、「一人ひとりが自分らしく、安心して暮らすまち」を
基本理念に掲げています。
本計画は、障害者総合支援法に基づき、障がいの種類や程度を問わず、障がい者ができ
るだけ住み慣れた地域で安心して暮らすことのできるまちづくりを目指すため、「羽生市
障がい者計画」と共通の理念のもと、本計画の基本理念を次のように定めます。
一人ひとりが自分らしく、安心して暮らすまち
26
第4章 平成 29 年度の成果
年度の成果目標
成果目標の設定
目標の設定
4-1 福祉施設入所者の地域生活への移行
地域生活への移行を進める観点から、現在、福祉施設に入所している障がい者のうち、
今後、自立訓練事業等を利用し、グループホーム等に移行する者の数を見込み、国の考え
方を踏まえ、平成 29 年度末の数値目標を設定します。
国の基本指針においては、「平成 25 年度末時点の施設入所者数の 12%以上が地域生
活へ移行」「平成 29 年度末時点の施設入所者数を平成 25 年度末時点から4%以上削
減」としています。
県では、国と同様に地域移行者数を 12%以上とする一方で、県内の入所待機者は年々
増加しており、特に強度障がいや重度の重複障がい等による地域生活が困難な待機者が多
数いる状況であることから、入所者の削減数の数値目標は設定しないこととしています。
本市においては、地域資源を最大限に活用しながら地域移行を進める一方で、施設入所
待機者等を踏まえ、以下のとおり目標を設定します。
■地域生活移行者数の実績及び目標値
項
福祉施設
目
数値
平成 25 年度末
(A)
平成 29 年度末
備
考
61 人
入所者数
62 人
(B)
平成 29 年度末の
1人
施設入所からグループホームなどへの移行した者の数
(A-B)
地域生活移行者数
1.6% 移行割合(C/A)
(C)
【目標値】
削減見込み
(D)
-1 人 施設入所者の削減見込み数(A-B)
-1.6% 削減割合(D/A)
4-2
4-2 地域生活支援拠点等の整備
障がい者が地域で安心感をもって暮らすことができ、親元からの自立を希望する人を支
援するための拠点整備を目指し、平成 29 年度における成果目標を設定するものです。
国においては、「平成 29 年度までに各圏域に少なくとも一つを整備する」としていま
す。また、県では、「地域生活支援拠点」の役割や機能等について国が具体的に示されて
いないため、県の考え方を設定しないとしていることから、本市においては、県や圏域市
町と連携を図りながら、必要に応じて整備を進めていくこととします。
なお、本市は、埼玉県の障がい福祉圏域の利根圏域(行田市・加須市・久喜市・蓮田
市・幸手市・宮代町・白岡町・杉戸町)に属します。
27
4-3
4-3 就労支援事業の利用者数
福祉施設利用者のうち、就労移行支援事業等を通じて、平成 29 年度までに一般就労に
移行する者の数値目標を設定します。
国の指針においては、「福祉施設から一般就労への移行について、平成 24 年度の一般
就労への移行実績の2倍」「就労移行支援事業の利用者数について、平成 29 年度末にお
ける福祉施設の利用者を平成 25 年度末から6割以上増加」「就労移行支援事業所のうち、
平成 29 年度末における就労移行率が3割以上の事業所を全体の5割以上」としています。
また、県においては、「福祉施設から一般就労への移行について、平成 24 年度の一般
就労への移行実績を3割以上増やすことを基本とする」としています。
本市においては、これまでの実績及び地域の実情を踏まえて、下記のとおり設定します。
項
目
数値
【基準値】
平成 24 年度
(A)
7人
【目標値】
平成 29 年度
9人
(Aの 1.3
倍)
【基準値】
平成 25 年度
(B)
19 人
【目標値】
平成 29 年度
21 人
(Bの 1 割
増)
【目標値】
平成 29 年度
42%
福祉施設から一般就労への移行者
就労移行支援事業所の利用者数
就労移行率3割以上の
就労移行支援事業所の割合
28
備考
第5章 障がい福祉サービス量の見込みと確保策
障がい福祉サービス量の見込みと確保策
5-1 障がい福祉サービスの体系
国や都道府県の義務的経費が伴う個別給付としての「自立支援給付」と、地域での生活
を支えるために、国や都道府県の財政援助(裁量的経費)のもと、市町村が地域の実情に
応じて、実施する「地域生活支援事業」があります。
■訪問系サービス
○居宅介護
○重度訪問介護
○同行援護
○行動援護
○重度障がい者等包括支援
介
護
給
付
■日中活動系
○生活介護 ○療養介護 ○短期入所
自
■居住系サービス
○施設入所支援
立
■日中活動系
○自立訓練(機能訓練・生活訓練)
○就労移行支援
○就労継続支援(A 型・B型)
障
支
訓
練
等
給
付
■居住系サービス
○共同生活援助(グループホーム)
援
害
地域相談支援給付
付
総
給
者
計画相談支援給付
自 立 支 援 医 療
■相談支援
○地域移行支援
○地域定着支援
■相談支援
○計画相談支援(サービス利用計画書の作成)
育成医療、更生医療、精神通院医療
合
車いす、義手、義足、補聴器など
補
う
具
■必須事業
援
法
地 域 生 活 支 援 事 業
支
児
童
福
祉
法
そ
○理解促進研修・啓発事業
○自発的活動支援事業
○相談支援事業
○成年後見制度利用支援事業
○成年後見制度法人後見支援事業
○意思疎通支援事業
○日常生活用具給付等事業
○手話奉仕員養成研修事業
○移動支援事業
○地域活動支援センター機能強化事業
■任意事業
■障がい児支援
○児童発達支援
○放課後等デイサービス
○保育所等訪問支援
○医療型児童発達支援
○障がい児相談支援
29
・訪問入浴サービス事業
・日中一時支援事業
・自動車運転免許取得費及び自動車改造費補
助事業
・聴覚障がい者等ファクシミリ使用料補助事業
本計画では、■表示があるサービスについ
て、量の見込み、確保策を定めます。
5-2 障がい福祉サービス量の見込み
本計画では、下記の障害者総合支援法に基づくサービスと児童福祉法に基づくサービス
について計画期間中(平成 27~29 年度)の見込み量、確保策等を定めます。
■障がい福祉サービス
○訪問系サービス
①居宅介護
②重度訪問介護
③同行援護
④行動援護
⑤重度障がい者等包括支援
○日中活動系サービス
①生活介護
②自立訓練
③就労移行支援
④就労継続支援
⑤療養介護
⑥短期入所
○居住系サービス
①施設入所支援
②共同生活援助(グループホーム)
■障がい児支援
①児童発達支援
②放課後等デイサービス
③保育所等訪問支援
④医療型児童発達支援
■相談支援
○相談支援
①計画相談支援(サービス利用計画書の作成)
②地域移動支援
③地域定着支援
④障がい児相談支援
■地域生活支援事業
○必須事業
①理解促進研修・啓発事業
②自発的活動支援事業
③相談支援事業
(障がい者相談支援事業、基幹相談支援センター等機能強化事業、住宅入居等支援事業 )
④成年後見制度利用支援事業
⑤成年後見制度法人後見支援事業
⑥意思疎通支援事業
⑦日常生活用具給付等事業
⑧手話奉仕員養成研修事業
⑨移動支援事業
⑩地域活動支援センター機能強化事業
○任意事業
①訪問入浴サービス事業
②日中一時支援事業
③自動車運転免許取得費及び自動車改造費補助事業
④聴覚障がい者等ファクシミリ使用料補助事業
30
(1)訪問系サービス
(1)訪問系サービス
①居宅介護
障がい者・障がい児を対象に、家庭にヘルパーを派遣して入浴、排せつ、食事の身体介
護や掃除などの家事援助を行うサービスです。
②重度訪問介護
重度の肢体不自由者又は重度の知的障がい若しくは精神障がいにより、行動上著しい困
難を有する人で常時介護を必要とする人を対象に、家庭にヘルパーを派遣して食事や排せ
つの身体介護、掃除などの家事援助、コミュニケーション支援の他、外出時における移動
介護などを総合的に提供するサービスです。
③同行援護
視覚障がいにより、移動に著しい困難を有する障がい者に対し、外出時等において、そ
の障がい者に同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護等の支援を行い
ます。
④行動援護
知的障がい・精神障がいにより、行動上著しい困難を有する障がい者等であって、常時
介護を要する者につき、行動する際に生じる危険を回避するために、必要な援護、外出に
おける移動中の介護等を行うサービスです。
⑤重度障がい
⑤重度障がい者等包括支援
障がい者等包括支援
障がい支援区分 6 に該当する者のうち、意思の疎通が困難な重度の障がい者を対象に、
複数のサービスを包括的に提供するサービスです。
【サービス利用の見込みの設定】
訪問系サービスの利用者数は増加傾向にあり、今後もこの傾向が続くと想定し、サービ
ス見込み量を設定します。
■サービス利用時間・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
居宅介護
利用時間
重度訪問介護
(時間)
同行援護
実利用者数
行動援護
(人)
重度障がい者等包括支援
2,237
2,587
2,975
3,421
3,934
4,524
58
71
87
107
132
162
31
(2)日中活動系サービス
①生活介護
常時介護を必要とする障がい者で、障がい支援区分 3 以上(50 歳以上の場合は区分 2
以上)である方に対し、施設などで入浴、排せつ、食事の介助や創作的活動、生産活動の
機会などを提供するサービスです。
利用日数、利用者数に大きな変化はないことから、3%程度の増加で推移すると想定し、
サービス見込み量を設定します。
■サービス利用日数・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
利用日数
(人日)
1,630
1,845
1,926
2,000
2,040
2,080
実利用者数
(人)
104
100
98
100
102
104
生活介護
②自立訓練(機能訓練・生活訓練)
「機能訓練」は、地域で生活できるようにすることを目的に、身体機能や生活能力の維
持・向上を図る目的で一定の支援が必要な身体障がい者又は難病等対象者に、一定期間
(基本は 18 か月)のプログラムに基づき、身体機能・生活の機能向上のために必要な訓
練などを提供します。
「生活訓練」は、地域での生活を送る上で、生活能力の維持・向上を図る目的で一定の
支援を必要とする知的障がい者・精神障がい者を対象に、一定期間(基本は 24 か月)の
プログラムに基づき、地域での生活を営む上での必要な訓練などを提供するサービスです。
事業所等のサービス基盤等を踏まえると、利用者数の大幅な増加は想定されませんが、
利用日数の増加を想定して、サービス見込み量を設定します。
■サービス利用日数・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
利用日数
(人日)
2
2
3
4
5
6
実利用者数
(人)
1
1
1
1
1
1
利用日数
(人日)
4
5
18
48
48
48
実利用者数
(人)
1
1
2
3
3
3
機能訓練
生活訓練
32
③就労移行支援
一般就労を希望し、実習や職場探しを通じて適性に合った職場への就労などが見込まれ
る 65 歳未満の障がい者を対象に、一定期間(基本は 24 か月)のプログラムに基づき、
生産活動やその他の活動の機会を通じて、就労に必要となる知識や能力の向上のための必
要な訓練などを提供します。
公共職業安定所、近隣や地元の一般企業、特別支援学校、就労支援施設等との連携を強
化し、支援の充実を図ります。
利用者数は、利用日数一定の幅で推移していることから、微増(毎年10%程度)の増
加を想定し、サービス見込み量を設定します。
■サービス利用日数・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
利用日数
(人日)
168
156
132
144
156
168
実利用者数
(人)
12
13
11
12
13
14
就労移行支援
33
④就労継続支援
ⅰ) A型(雇用型)
就労移行支援事業を利用したが一般企業への雇用が結びつかなかった方、特別支援学校
を卒業後に就職活動をしたが雇用に結びつかなかった方などを対象に、事業者と雇用関係
を結び、就労の機会の提供を受け、生産活動その他の活動の機会を通じ、知識や能力の向
上のために必要な訓練などを提供します。
埼玉県内に就労継続支援A型の事業所が僅かなため、一般企業等への就労に結びつかな
かった方等の雇用・就労が進まないのが現状ですが、利用者数や利用日数の増加を見込み、
支援の強化を図ります。
ⅱ)B型(非雇用型)
年齢や体力の面から就労が困難な障がい者、就労移行支援事業などを利用したが雇用に
結びつかなかった障がい者を対象に、就労の機会を提供し、生産活動その他の活動の機会
を通じて、知識や能力の向上のために必要な訓練などを提供します。
年度により、サービスの利用量に変動はみられますが、微増(年間2%)程度の増加を
想定し、サービス量を見込みます。
■サービス利用日数・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
利用日数
(人日)
0
3
12
60
60
80
実利用者数
(人)
0
1
1
3
3
4
利用日数
(人日)
2,640
1.819
1,744
1,776
1,808
1.840
実利用者数
(人)
132
107
109
111
113
115
就労継続支援A型
就労継続支援B型
34
⑤療養介護
病院などへの長期の入院による医療的ケアに加え、常時介護を必要とする障がい者に対
して、主に昼間に病院や施設での機能訓練、療養上の管理、看護、医学的管理のもとでの
介護、日常生活上のサービスを提供します。
療養介護は、利用対象者の特性から利用実績の増減は少ないと想定し、サービス量を設
定します。
■サービス利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
実利用者数
(人)
療養介護
8
9
10
10
10
10
⑥短期入所
介助者の病気などの理由により障がい者の介助ができなくなった場合、障がい者・障が
い児を対象に、夜間を含めて施設に短期間入所し、入浴、排せつ、食事などの介護を行う
サービスです。
短期入所施設のうち、医療的なケアに対応できる施設整備が十分でないなどの状況を勘
案し、利用者数、利用者数とも横ばいで推移すると想定し、サービス量を見込みます。
■サービス利用日数・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
利用日数
(人日)
42
21
14
14
14
14
実利用者数
(人)
7
7
7
7
7
7
利用日数
(人日)
1
1
6
1
1
1
実利用者数
(人)
1
1
2
1
1
1
短期入所(福祉型)
短期入所(医療型)
35
(3)居住系サービス
①施設入所支援
夜間での介護を必要とする障がい者や、自立訓練・就労移行支援を利用している障がい
者の中で単身の生活が困難である方、又は、様々な事情により通所が困難な方を対象に、
夜間における居住の場を提供し、入浴や食事などの日常生活上の世話を行うサービスです。
退所(地域生活への移行)支援を充実する一方で、待機者等の状況を踏まえ、現状程度
の利用者を見込みます。
■サービス利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
実利用者数
(人)
施設入所支援
64
61
61
62
62
62
②共同生活援助(グループホーム)
夜間や休日、共同生活を行う住居で、入浴、排せつ、食事の介護等を行います。
なお、障害者総合支援法が施行により、平成 26 年 4 月よりグループホームとケアホ
ームが一元化されました。
新たなホームの整備を踏まえ、利用者数を見込みます。
■サービス利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
共同生活援助
実利用者数
(人)
39
37
36
38
41
41
42
(4)障がい児支援
①児童発達支援
身体障がいや知的障がい、精神に障がいのある児童(発達障がい児を含む)を対象に、
日常生活における基本的な動作の指導や知識技能の付与、集団生活への適応訓練等を行い
ます。
今後も一定のニーズの増加を想定し、サービス見込み量を設定します。なお、医療発達
支援については、県内に事業所数が少ないことから、本事業で対応していきます。
■サービス利用日数・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
利用日数
(人日)
40
80
96
98
119
120
実利用者数
(人)
5
10
12
14
17
20
児童発達支援
②放課後等デイサービス
就学している障がい児に対して、放課後や夏休み等の長期休暇中において、生活能力向
上のための訓練等を継続的に提供することにより、自立の促進と放課後の居場所づくりを
推進します。
今後もニーズの増加が想定されることから、事業所との連携を強化し、サービス基盤の
充実を図ります。
■サービス利用日数・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
利用日数
(人日)
360
180
360
390
430
470
実利用者数
(人)
30
18
36
39
43
47
放課後等デイサービス
37
③保育所等訪問支援
保育所や集団生活を営む施設に通う発達障がい児その他気になる児童を対象に、障がい
児に対する指導経験のある児童指導員・保育士等が訪問し、本人や施設スタッフに対し専
門的な支援を行います。
■サービス利用日数・実利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
利用日数
(人日)
-
-
-
1
1
1
実利用者数
(人)
-
-
-
1
1
1
保育所等訪問支援
38
(5)相談支援
①計画相談支援(サービス利用計画書の作成)
障がい福祉サービスの利用者を対象に、支給決定を行う際にサービス利用計画を作成す
るとともに、一定期間後において、サービスの利用状況の検証を行い、計画の見直しを行
います。(※P47 参照)
計画作成にあたっては、各種サービスを組み合わせながら、その人らしく日常生活や社
会生活を営めるよう支援していきます。
計画相談支援の利用者数については、平成 26 年度までに全ての対象者に対して実施し、
個々の状況に応じて年間作成件数の違いを踏まえ、見込み量を設定します。
■計画作成件数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
件数
計画相談支援
0
62
120
538
578
618
②地域移行
地域移行支援
移行支援
障がい者施設に入所している障がい者や入院している精神障がい者等を対象に、住居の
確保その他の地域生活に移行するための活動に関する相談支援を行います。
③地域定着支援
施設・病院からの退所・退院、家族との同居から一人暮らしに移行した人、地域生活が
不安定な人等を対象に、常時の連絡体制を確保し、緊急事態等に対する相談や緊急訪問・
対応等を行います。
【サービス利用の見込みの設定】
地域移行支援、地域定着支援ともに年間1人を見込み、地域の関係機関や事業所の連携
の強化し、支援の充実を図ります。
■サービス利用者数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
地域移行支援
実利用者数
(人)
0
0
0
1
1
1
地域定着支援
実利用者数
(人)
0
0
0
1
1
1
39
④障がい児相談支援
障がい児相談支援
障がい児通所支援を利用する障がい児を対象に、支給決定を行う際に障がい児支援利用
計画を作成するとともに、一定期間後において、サービスの利用状況の検証を行い、計画
の見直しを行います。
■計画作成件数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
障がい児相談支援
実利用者数
(人)
-
40
40
59
66
74
84
5-3 地域生活支援事業
地域生活支援事業は、地域の特性や利用者の状況に応じ、柔軟な形態により効率的・効
果的に実施する事業として位置づけられています。
(1)必須事業
(1)必須事業
①理解促進研修・啓発事業
共生社会の実現を図るため、地域社会の住民に対して障がい者等に対する理解を深める
ための研修・啓発を行います。
②自発的活動支援事業
障がい者等の自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、本人や家族、地域
住民等による自発的な取り組みを支援します。
③相談支援事業
ⅰ)障がい
ⅰ)障がい者相談支援事業
障がい者相談支援事業
障がい者やその家族などの保健福祉に対する相談に応じ、障がい福祉サービスなど必要
な情報の提供と利用の援助、専門のサービス提供機関の紹介を行うとともに、虐待の防止
や早期発見のため関係機関と連絡調整し、障がい者の権利擁護のために必要な援助を行い
ます。また、各種サービスや支援制度について、ホームページ等を活用して分かりやすく
伝えていきます。特に、利用実績が少ないサービスについては、周知を強化します。
3市(行田市・加須市・羽生市)共同で障がい者生活支援センター2 箇所を設置(委
託)し、それぞれ相談支援を行っています。
今後も引き続き2箇所で対応していきます。
■相談支援事業実施箇所数
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
障がい者相談支援事業
箇所数
2
2
2
2
2
2
■障がい別相談件数の推移(年間)
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
平成 24 年
平成 25 年
身体障がい
459
418
466
419
470
知的障がい
447
267
352
397
224
精神障がい
478
628
324
225
143
-
274
580
616
336
就労
41
ⅱ)基幹
ⅱ)基幹相談支援
基幹相談支援センター等
相談支援センター等機能強化事業
センター等機能強化事業
困難ケースの対応や、相談支援事業者への指導・助言を行うために社会福祉士、保健師、
精神保健福祉士等の専門的職員の配置を行い、相談支援機能の強化を図る事業です。
基幹型相談支援センターの設置については、指定・委託・基幹相談支援事業所の役割を
整理し、北埼玉地域自立支援協議会で議論を重ねていきます。
■事業の実施の有無
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
基幹相談支援センター
等機能強化事業
実施の有無
無
無
無
無
無
無
ⅲ)住宅入居等支援事業
ⅲ)住宅入居等支援事業
賃貸住宅(公営住宅及び民間の賃貸住宅)への入居を希望しながら保証人がいない等の
理由で入居が困難な障がいのある人に対して、入居に必要な調整等に係る支援を行います。
生活の基盤となる住まいの支援策として、サービスの周知を図るとともに利用を促進して
いきます。
■サービス利用者数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
住宅入所者等支援事業
利用者数
(人)
0
0
0
1
1
1
④成年後見制度利用支援事業
成年後見制度の利用が有効と認められる知的障がい者・精神障がい者に対して、成年後
見制度の利用を促進し、成年後見制度の申し立てに要する経費(登録手数料、鑑定費用な
ど)及び後見人などの報酬の全部又は一部を助成します。
サービスの周知を図るとともに、利用を促進していきます。
■サービス利用者数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
成年後見制度利用支援
事業
利用者数
(人)
0
1
0
1
1
1
⑤成年後見制度法人後見支援事業
成年後見制度における後見等の業務を行うことのできる法人等に対して、法人後見に必
要な知識・技能・倫理の修得のできる内容の研修等を行います。
42
⑥意思疎通支援事業
聴覚障がいや言語障がい、音声機能その他の障がいのため、意思の疎通が困難な障がい
者に対して手話通訳者、要約筆記者の派遣を行い、障がい者とその周りの者の意思疎通を
円滑なものにします。
埼玉聴覚障がい者情報センターへ手話通訳者、要約筆記者の派遣を委託していますが、
時期的・時間的な問題で対応できない場合があることから、関係機関と連携して、手話通
訳者の育成に努めます。
■サービス利用者数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
手話通訳者派遣事業
利用者数
(人)
108
114
140
142
144
146
要約筆記者派遣事業
利用者数
(人)
1
1
4
4
4
4
手話通訳者設置事業
利用者数
(人)
0
0
0
0
0
0
⑦日常生活用具給付等事業
重度の障がい者・障がい児であって当該用具を必要とする方を対象に、日常生活に必要
な用具を給付又は貸与するサービスです。
排せつ管理支援用具については、一定の増加を見込み、他の品目については、現状程度
の利用を見込みます。
障がい児・者の特性、ニーズを的確に把握し、必要性に応じ基準を見直しするなど、サ
ービスの充実を図ります。
■サービス利用件数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
介護訓練支援用具
件数
3
1
6
1
1
1
自立生活支援用具
件数
9
3
4
3
3
3
在宅療養等支援用具
件数
4
6
1
6
6
6
情報・意思疎通支援用具
件数
5
17
6
9
9
9
排せつ管理支援用具
件数
796
862
900
1,006
1,087
1,174
住宅改修費
件数
2
0
2
1
1
1
43
⑧手話奉仕員養成研修事業
手話奉仕員を養成し、日常会話程度の手話表現技術を身につけてもらうことにより、聴
覚障がい者との交流を図り、支援を行う人材を確保する事業です。
任意事業として実施していた事業ですが、必須事業となった事業として継続していきま
す。
■研修実施回数(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
手話奉仕員養成研修事業
回数
2
2
1
1
1
1
⑨移動支援事業
屋外での移動が困難な障がい者に対して、複数での利用の支援などへの対応を図り、社
会生活上に必要な外出及び余暇活動などの社会参加のための外出の際の支援を提供します。
行動援護の利用者が増加していることを踏まえ、本サービスの利用者増を見込みます。
■サービス利用者数・利用時間の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
実利用者数
(人)
27
29
42
33
35
37
4,927
4,084
3,120
3,686
3,502
3,327
移動支援事業
利用時間
(時間)
⑩地域活動支援センター機能強化事業
地域活動支援センター機能強化事業
地域活動支援センターにおいて創作活動の場や生産活動の機会の提供を行い、身体障が
い者・知的障がい者・精神障がい者が通うことによって、地域生活の支援を促進する事業
です。
事業所2箇所のうち、平成 24 年度に1箇所、平成 25 年度に1箇所が他事業に移行し
たため、現在、地域活動支援センターはありません。
事業所等と連携を図りながら、地域活動支援センターを設置できるように努めます。
44
(2)任意事業(その他の事業)
①訪問入浴サービス事業
在宅で生活し、一人で入浴することが困難な身体障がい者に対し、訪問入浴等を定期的
に派遣し、入浴サービスを提供する事業です。
大きな増加は見込まれないことから、今後も同程度を見込みます。
■サービス利用者数の見込み(月平均)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
訪問入浴サービス事業
利用者数
(人)
1
2
3
3
3
3
②日中一時支援事業
介助者の就労や一時的な休息のため、一時的に見守りなどの支援が必要な障がい者
(児)を対象に、日中における活動の場を確保し、日常的な訓練などの支援を行う事業で
す。
ニーズの増加を踏まえた見込み量を設定します。
■サービス利用者数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
日中一時支援事業
利用者数
(人)
7
8
14
14
15
16
③自動車運転免許取得費及び自動車改造費補助事業
身体障がい者が自動車運転免許の取得及び自動車を改造する際に要する費用の一部を助
成することで、障がい者の社会参加を促進する事業です。
今後、各事業 1 人ずつの利用を見込みます。
■サービス利用者数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
自動車運転免許取得費及 利用者数
(人)
び自動車改造費補助事業
4
1
45
1
1
1
1
④聴覚障がい者等ファクシミリ使用料補助事業
聴覚、音声及び言語機能障がい者に対し、ファクシミリ使用に係る基本料金の一部を補
助することにより、経済的な負担の軽減と社会生活の利便性を図る事業です。今後も、同
程度を見込みます。
■サービス利用者数の見込み(年間)
3期計画の実績
4期計画
区 分
26 年度
24 年度
25 年度
27 年度
28 年度
29 年度
(見込み)
聴覚障がい者等ファクシ 利用者数
(人)
ミリ使用料補助事業
12
14
46
13
13
14
15
5-4
5-4 総合的な支援体制
総合的な支援体制
(1)計画相談支援
障がい福祉サービス又は地域相談支援を利用する全ての障がい者、障がい福祉サービス
を利用する全ての障がい児を対象に、「サービス利用計画・障がい児支援利用計画」(以
下、「計画」という)案を作成します。
また、定期的にサービス等の利用状況の検証を行い計画の見直しを行います。
支給決定後のののの
サービス利用計画
サービス利用
支給決定時のののの
サービス利用計画
サービス担当者会議
支給決定
サービス等利用
計画のののの作成
障害支援区分のののの認定
受付・・・・申請
一定期間ごとの
支給決定時から
モニタリング
ケアマネジメント
を実施
計画作成者は、特定相談支援事業所・障がい児相談支援事業所となります。
47
第6章 計画の推進
6-1 自立支援協議会
(1)協議会の位置づけ
地域自立支援協議会は、障害者総合支援法第77条第1項の規定に基づき、相談支援事
業をはじめとする地域の障がい福祉に関するシステムづくりに向けて、中核的な役割を果
たす場として位置づけられています。
■北埼玉障がい者自立支援協議会イメージ図
提言
≪全体会≫(年1~2回程度開催)
年1~2回程度開催)
各 市
北埼玉障がい者自立支援協議会(合同で会議を開催)
羽生市障がい者支援協議会
行田市障がい者支援協議会
加須市障がい者支援協議会
・年1~2回程度開催
・地域の課題や取り組み状況の確認、方針の決定など
障がい福祉計画
等に反映
≪定例会(毎月開催)≫
定例会(毎月開催)≫
専門部会
プロジェクトチーム
事例検討会
・全体会で承認、設置。課
題別に集まり、その解決
に向けて話し合いを深め
る場。
・課題解決やネットワークづくりに向
けて話し合いを深める場、一定期間
話し合う場。
・一定の目的を達したら解散。
・困難ケースの検討。
・困難ケース等から地
域の課題、ニーズの
抽出。
◎精神障がい
◎精神障がい者部会
がい者部会
◎教育関係者ネットワーク会議
・スキルアップ。
・地域課題の抽出。
・特別支援学校と障がい福祉の関係機
関の連携及び情報の共有。
◎就労部会
◎相談支援事業所ネットワーク会議
・障がいのある方がもっと
働きやすくなるように。
・相談支援事業所(市委託、計画相談
事業所)の情報共有。
ニーズ・課題・困難ケース等
A さん
個別
支援会議
B さん
個別
支援会議
C さん
個別
支援会議
D さん
個別
支援会議
48
E さん
個別
支援会議
6-2 障がい福祉施策の総合的な推進
障がい福祉施策の総合的な推進
(1)施策相互の連携・ネットワーク化
本計画による施策展開を効果的かつ効率的に推進するため、上位・関連計画や、今後策
定される計画との連携を図り、社会経済環境や市民ニーズの変化に対応した適切な事業を
展開するとともに、関係機関及び庁内関係各課による連絡調整等を十分に行います。
(2)国、埼玉県
(2)国、埼玉県、近隣自治体との連携
埼玉県、近隣自治体との連携
本計画の内容は、羽生市単独で対応できないものも含まれています。国、県の事業や施
設を利用することが必要なものや、近隣の自治体と協働することにより、より効果的な事
業展開を図ることができるものについては、関係機関との連携を図り、きめ細やかなサー
ビスの提供に努めます。
(3)専門的人材の育成・確保
本計画に掲げられている各種施策を推進していくためには、今後ますます増大・高度化
するニーズに対応できるよう、保健福祉サービス等を担当する専門職員の育成・確保、資
質の向上に努めるとともに、手話通訳者・要約筆記者をはじめとする人材の確保を進めま
す。
(4)財源の確保
本計画を推進するため、財源の確保について努力するとともに、国、県に対し各種の補
助制度の拡充等、財政的支援について要望します。
49
6-3 PDCAサイクルによる
PDCAサイクルによる点検及び評価
サイクルによる点検及び評価
障がい福祉計画の点検・評価については、国の基本指針に即して、毎年度、計画期間の
各年度におけるサービス見込み量等について、施設入所者の地域生活への移行が進んでい
るか、一般就労への移行が進んでいるか等、見込み量や目標値の達成状況を、自立支援協
議会等から意見を聞きながら点検及び評価をし、この結果に基づいて、計画の見直しを実
施します。
○評価にあたっての基本的な考え方及び留意点
○評価にあたっての基本的な考え方及び留意点
・障がい福祉サービス等の福祉施策の評価は、単純に見込み量や目標値の達成状況を数値
のみで評価をするのは適切ではありません。それは、その人らしい生活をするためのサ
ービス利用であり、数値目標に近づけるために、サービス利用の抑制につながることは
あってはないことや、限られた特定の人しか利用サービスの場合、利用状況により全体
数に大きく影響を与えることもあります。
・一方、ひとつの評価尺度として、数値による達成状況を確認することも不可欠です。数
値が低かった場合、供給不足で利用が少なかったのか、認知度が低いために利用が少な
かったのか、類似サービスや代替サービスの利用が多かったのかなど、背景に焦点をあ
てた検証が不可欠です。
■PDCAサイクルのイメージ
資料:厚生労働省
50
資料編
資料1
資料1 障害者総合支援法の対象疾病
障害者総合支援法の対象疾病一覧(
支援法の対象疾病 覧(151
覧(151 疾病)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
IgA腎症
亜急性硬化性全脳炎
アジソン病
アミロイドーシス
ウルリッヒ病
HTLV-1関連脊髄症
ADH分泌異常症
遠位型ミオパチー
⻩⾊靭帯骨化症
潰瘍性大腸炎
下垂体前葉機能低下症
加齢性⻩斑変性症
肝外門脈閉塞症
関節リウマチ
肝内結石症
偽性低アルドステロン症
偽性副甲状腺機能低下症
球脊髄性筋萎縮症
急速進⾏性糸球体腎炎
強皮症
巨細胞性動脈炎
巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症
ギラン・バレ症候群
筋萎縮性側索硬化症
クッシング病
クリオピリン関連周期熱症候群
グルココルチコイド抵抗症
クロウ・深瀬症候群
クローン病
結節性硬化症
結節性多発動脈炎
血栓性血小板減少性紫斑病
原発性アルドステロン症
原発性硬化性胆管炎
原発性高脂血症
原発性側索硬化症
原発性胆汁性肝硬変
原発性免疫不全症候群
顕微鏡的多発血管炎
硬化性萎縮性苔癬
好酸球性筋膜炎
好酸球性消化管疾患
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
後縦靭帯骨化症
甲状腺ホルモン不応症
拘束型心筋症
広範脊柱管狭窄症
抗リン脂質抗体症候群
コステロ症候群
骨髄異形成症候群
骨髄線維症
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
ゴナドトロピン分泌亢進症
混合性結合組織病
再生不良性貧血
再発性多発軟骨炎
サルコイドーシス
シェーグレン症候群
CFC症候群
色素性乾皮症
自己貪食空胞性ミオパチー
自己免疫性肝炎
自己免疫性溶血性貧血
視神経症
若年性肺気腫
シャルコー・マリー・トゥース病
重症筋無力症
シュワルツ・ヤンペル症候群
神経性過食症
神経性食欲不振症
神経線維腫症
神経有棘赤血球症
進⾏性核上性麻痺
進⾏性骨化性線維形成異常症
進⾏性多巣性白質脳症
102
スティーヴンス・ジョンソン症候群
125
スモン
正常圧水頭症
成人スチル病
成長ホルモン分泌亢進症
脊髄空洞症
脊髄小脳変性症
(多系統萎縮症を除く。)
脊髄性筋萎縮症
全身型若年性特発性関節炎
全身性エリテマトーデス
先天性QT延⻑症候群
先天性魚鱗癬様紅皮症
先天性筋無⼒症候群
先天性副腎低形成症
先天性副腎皮質酵素欠損症
大脳皮質基底核変性症
高安動脈炎
多系統萎縮症
多発血管炎性肉芽腫症
多発性硬化症/視神経脊髄炎
多発性嚢胞腎
遅発性内リンパ水腫
チャージ症候群
中毒性表皮壊死症
腸管神経節細胞僅少症
TSH受容体異常症
TSH分泌亢進症
126
51
134
TNF受容体関連周期性症候群
天疱瘡
特発性拡張型心筋症
特発性間質性肺炎
特発性基底核石灰化症
特発性血小板減少性紫斑病
特発性血栓症
特発性大腿骨頭壊死症
特発性門脈圧亢進症
特発性両側性感音難聴
突発性難聴
難治性ネフローゼ症候群
膿疱性乾癬
嚢胞性線維症
パーキンソン病
バージャー病
肺静脈閉塞症/肺毛細血管腫症
肺動脈性肺高血圧症
肺胞低換気症候群
バッド・キアリ症候群
ハンチントン病
汎発性特発性骨増殖症
肥大型心筋症
ビタミンD依存症二型
非典型溶血性尿毒症症候群
皮膚筋炎/多発性筋炎
びまん性汎細気管支炎
肥満低換気症候群
表皮水疱症
フィッシャー症候群
封入体筋炎
ブラウ症候群
プリオン病
135
PRL分泌亢進症(高プロラクチン血症)
136
ベスレムミオパチー
ベーチェット病
ペルオキシソーム病
発作性夜間ヘモグロビン尿症
慢性炎症性脱髄性多発神経炎
/多巣性運動ニューロパチー
慢性血栓塞栓性肺高血圧症
慢性膵炎
慢性特発性偽性腸閉塞症
ミトコンドリア病
メニエール病
網膜色素変性症
もやもや病
ライソゾーム病
ランゲルハンス細胞組織球症
リンパ脈管筋腫症
ルビンシュタイン・テイビ症候群
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
127
128
129
130
131
132
133
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
資料2
資料2 計画策定の経緯
時期(月日)
平成 26 年7月3日
内
容
第1回羽生市障がい福祉計画策定委員会
○委嘱状の交付
○委員長及び副委員長の選出
○議事
・第4期計画の策定に向けて
・第3期計画の進行状況について
・アンケート調査(案)の実施について
平成 26 年 7月 29 日
・障がい者アンケート調査実施
~8月 12 日
平成 26 年 8月 8日
・サービス事業者及び関係団体アンケート調査実施
~9月 12 日
平成 26 年 10 月 23 日
第2回羽生市障がい福祉計画策定委員会
○議事
・アンケート調査結果について
・羽生市障がい福祉計画骨子案について
平成 26 年 12 月 11 日
第3回羽生市障がい福祉計画策定委員会
○議事
・羽生市障がい福祉計画素案について
平成 27 年 1 月 16 日
.
パブリックコメント実施
~2月 16 日
52
資料3 羽生市障がい福祉計画策定委員名簿
(敬称略)
№
所属及び職名
氏
名
備考
委員長
1
埼玉県立特別支援学校羽生ふじ高等学園
井 桁
幸 雄
2
羽生市民生委員・児童委員協議会
斎 藤
行 弘
3
一般社団法人
池 澤
明 子
4
羽生市身体障害者福祉会
齋 藤
貞 男
5
羽生市聴覚障害者協会
今西
理枝子
6
羽生市視力障害者福祉会
柿 沼
博
7
羽生肢体不自由児者父母の会
尾 上
滿
8
知的障害(児)者羽生市愛の会
大 門
裕 子
9
羽生市わかくさ会
日 髙
美 幸
10
社会福祉法人
瀬 山
和 代
11
特定非営利活動法人
橙
徳田
かの子
12
特定非営利活動法人
あかり
野 口
健 二
13
社会福祉法人
渡 辺
隆 志
14
北埼玉障がい者生活支援センター
太 田
和 美
15
北埼玉障がい者就労支援センター
堀
勲
16
市民福祉部長
田 沼
昭
羽生医師会
翼会
羽生市社会福祉協議会
53
副委員長