「予想が難しいゲリラ豪雨の怖さ」(PDF:78KB)

平成 28 年 9 月 6 日
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予想が難しいゲリラ豪雨の怖さ
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近年、短時間に記録的な大雨となることが増加し、新聞やテレビでその被害状況
を伝えられることがめづらしくなくなりました。ゲリラ豪雨は、降っている雨そのものが
強いこと以上に、降った雨が低地に集中的に集まり、その地域に大きな被害をもた
らします。都市部の下水は1時間に100ミリを超える雨を許容できないので、短時間
でも水害に結び付いてしまうのです。
△体感でわかるゲリラ豪雨の前兆
◎冷たい風がいきなり吹き始めて空気が変わったとき
蒸し暑い空気から、冷たい空気に変わりだしたら、大気に大きな変化が起こるということの前兆です。
◎暗い雲が自分のいる場所の近くに来たとき
暗い雲というのは、大気の乱れによって発生し、雨を多く含んでいます。その雨というのはいつ降り出
すか分かりません。
◎雷(音や光)が自分がいる場所の近くで発生したとき
雷というのは、雨が降る前に発生することが多いものですので、雷が発生すればそのあとには雨が
必ず降るというくらいに考えておくといいでしょう。
△ゲリラ豪雨の兆候を感じたら
前兆が現れ始めたら、屋内に避難する事が最も安全です。豪雨以外にも、雷が落ちることがあります
ので、高い木の下や、周りに何もないところで傘を開いたりなどしては絶対にいけません。
急に水が流れ込む可能性があるので、地下道やトンネルからはできるだけ離れておくのがベターです。
また、大雨で道路のマンホールや側溝の蓋が外れことがありますので、足下が浸水して見えない状
態になっていたら、水が引くまで道路上を歩くことは避けて下さい。