創立20周年 研究助成特別事業 募 集 要 項 公益財団法人 医用原子力技術研究振興財団 医用原子力技術は、高齢化が急速に進む現代において人々の健康増進、福祉向上を支 えるために欠かすことの出来ない技術として、ますます重要性を増して進展していくと期待さ れています。そのためには、未だ解明されていない様々な研究課題に一層精力的に取り組 むことが求められます。 特に難治がんの治療、QOL の維持などの面で優れた特徴を有するとされる粒子線がん治 療に関しては、先進医療適用および保険収載の観点から、個々の疾患について、有効性、 安全性および費用対効果に関する重点的な科学的検証を行うことが喫緊の課題となってい ます。 このたび当財団が創立20周年を迎えたことを機に、粒子線治療の高度で信頼性の高い 有用な技術への進展とともに適切な普及を促進することを目的として、下記により研究助成 特別事業を実施します。 記 1. 助成対象および研究内容 粒子線がん治療の有効性、安全性および費用対効果の科学的検証および評価に資 する研究であって、高度の研究成果が期待できる、優れた特色ある学術研究を対象とし ます。具体的な目的、独創的な内容、合理的な経費、学術進展への貢献度などが明確 に示されるような未発表の研究であることを必要とします。 2.研究助成の対象者について 研究助成の対象者は、国内の大学、病院、研究機関等に所属する研究者または研 究グループ(数人で同一の研究機関に所属)とします。研究代表者(個人で行う研究の 場合は、当該研究者を研究代表者という)は、研究組織を代表し、その中心となって研 究計画の取りまとめを行うとともに研究計画の遂行の責任を負う者とします。 3.研究助成の申請方法について まずは、下記「10.申請書問い合わせ・送付先」宛て申請書記入フォーム( Microsoft Excel 形式)をご請求下さい。申請書に所要事項を記入後、申請締切日までに、簡易 書留で郵送して下さい。 申請締切日: 平成28年9月30日(金)(当日到着のものまで) 4.助成件数および研究助成金額について 研究助成件数は、1件で、研究助成金額は100万円を上限とします。 なお、研究助成金の使途は、助成対象者の研究に直接必要な経費とします(設備備 品類、消耗品費、旅費等)。 ただし、以下の費用は対象外とします。 (1)建物等の施設に関する経費(直接経費により購入した物品を導入することにより必 要となる軽微な据付等のための経費を除く) (2)助成期間中に発生した事故・災害の処理のための経費 (3)助成対象者が所属する組織のオーバーヘッド (4)助成対象者および共同研究者本人への人件費・謝金(臨時アルバイト等の雇用経 費は除く) 5.選考方法について 当財団において、申請書および添付書類等の内容を厳正かつ公平に審査し、助成 対象の研究を選考し、決定します。 6.選考結果の発表について 選考結果は、平成28年10月下旬までに研究代表者宛に直接文書にて連絡します。 また、当財団ホームページ (http://www.antm.or.jp/) でも発表します。 7.研究助成金の交付 平成28年10月末までに贈呈します。 8.成果報告と会計報告について 研究助成対象となった研究(研究代表者)は、研究助成成果報告書および会計報告 書を平成29年3月31日までに当財団に提出していただきます。 9.研究論文の提出 研究助成対象となった研究結果を発表する口頭発表(記録あり)、論文発表等には、 公益財団法人医用原子力技術研究振興財団(「英文名;ASSOCIATION FOR NUCLEAR TECHNOLOGY IN MEDICINE」)の研究助成を得た旨を必ず記載してくだ さい。 また、助成対象となった研究論文が掲載された別刷り等の印刷物または論文データ は、公表され次第当財団宛速やかに提出して下さい。 10.申請書問い合わせ・送付先 公益財団法人 医用原子力技術研究振興財団 20 周年研究助成係 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町7番16号 ニッケイビル5階 TEL:03‐5645‐2230 FAX:03‐3660‐0200 E-mail:[email protected] 以上
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