インドネシア:Resources Prima 社 1~6 月純利益 前年度同期比 99.7%減 2016 年 9 月 1 日掲載 8 月 13 日付けの地元報道によると、シンガポールの Resources Prima Group 社は、インドネシアにて 石炭採掘を行なっているが、1~6 月の純利益は 1.7 万 USD(前年度同期比 99.7%減、前年度同期は 670 万 USD)、4~6 月は純損失 70 万 USD(前年度同期は純利益 160 万 USD)と発表した。 2016 年 12 月期 6 カ月および 2016 年 12 月期第 2 四半期のグループ収益は、主に、売上総利益の低下、 石炭の平均販売価格の低下に伴う石炭販売収入低下の影響を受けた。 同社の会長兼最高経営責任者(CEO)は、森林地域借用許可(IPPKH)の取得遅れにて、石炭の増産が出来 なかったとした。しかし、2016 年 7 月の IPPKH の取得によって会社の見通しが改善され、また、過去 2 カ月間での石炭価格の緩やかな改善は好ましいとした。更に、短期的には、現四半期における IPPKH 区 域での石炭生産開始への努力はもちろん、キャッシュ・フロー管理、操業コスト管理、剥土比管理に集中 するとした。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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