平成28年8月30日(火) 厚生労働省山口労働局発表資料

ひと、くらし、みらいのために
厚生労働省
山口労働局
Press Release
Ministry of Health , Labour and Welrare
担
厚生労働省山口労働局発表
厚生労働省山口労働局
労働基準部監督課
課
長
藤岡達夫
平成28年8月30日(火)
当
主任監察官
電
話
橋本龍延
083-995-0370
県内の建設工事現場に対する監督指導の実施について
今年の県内における労働災害の死亡者数は、現時点で 12 人となっており、死亡災害
が多発した平成 26 年の死亡者数と同数となっている。さらに、第 12 次労働災害防止計
画(平成 25 年度から 29 年度の 5 か年計画)で平成 28 年度の目標とした「11 人以下」
を上回るものであり、加えて 6 月以降、建設工事現場において 3 人が立て続けに亡くな
られている状況にある。
このため、山口労働局(局長 小松原正俊)では、県内の建設工事現場(民間工事を
含む)に対する監督指導を 9 月から 10 月にかけて集中的に行うこととした。
なお、監督指導時において法令違反等の問題が認められる建設工事現場等に対しては、
作業停止、機械・設備の使用停止命令等の行政処分を実施するほか、特に悪質な現場等
については、送検手続きをとる等の厳しい姿勢で臨むこととしている。
また、6 月以降に発生した 3 件の建設工事現場における死亡災害のうち 2 件は山口県
発注の公共工事であることから、労働災害防止対策の徹底について、工事発注機関(国
土交通省、山口県)に対し 8 月 10 日付けで既に要請を行っており、市町に対しても所
轄労働基準監督署長から要請を行っている。
※
監督指導(9 月、10 月)における指導現場数(見込み)
県内の約 120 工事現場