第2回宮崎県教科用図書選定審議会会議の概要(PDF:129KB)

第2回宮崎県教科用図書選定審議会
1
会議概要
日時
平成28年5月30日(月)
2
午後2時から午後4時まで
場所
宮崎県企業局庁舎1階
3
県電ホール
出席者
(1)
委員(15名出席)
岩切淳委員、柚木山尚未委員、瀧川美和委員、徳地真地子委員、川越俊彦委員、
土持光司委員、永井章造委員、髙森賢一委員、後藤克文委員、安影亜紀委員、
児玉晴男委員、新地辰朗委員、守川美輪委員、徳田
(2)
明委員、東泰代委員
事務局
教育次長(教育振興)、特別支援教育室長、学校支援監、
学校政策課主幹(義務教育・学力向上担当)、特別支援教育室副主幹(企画指導担当)、
学校政策課指導主事(義務教育・学力向上担当)、
特別支援教育室指導主事(企画指導担当)
4
議事内容
(1)
会長挨拶
(2)
議事
○
平成28年度宮崎県教科用図書選定審議会の答申について
・
事務局からの提案
・
質疑及び審議
(3)
その他
(4)
県教育委員会挨拶
5
要旨
○
学校政策課主幹(義務教育・学力向上担当)が、第1回の審議会の概要説明を行った。
○
学校政策課主幹(義務教育・学力向上担当)が諮問事項1及び2の答申(案)の説明を、特
別支援教育室副主幹が、諮問事項3及び4の答申(案)の説明を行い、審議が行われた。
6
主な質疑内容
(1)
答申(案)1「小学校及び中学校(県立以外)用教科用図書について
【委員】:
1回目の審議会で、公表については、HPをなかなか利用できない場合もあるた
め、紙媒体も必要であるという意見もあった。そこで、アの公表については、紙媒
体を情報センターに置き、HP等でも公表する、というような具体的な内容を答申
に記した方がよいのではないか。
【事務局】:
各採択地区協議会でそれぞれ工夫されていると考える。今後、積極的な公表に
向けて推進していきたいが、具体的な表記を入れるかどうかは各採択地区協議会
の実態を踏まえながら検討していきたい。
【委員】: 調査委員等の選任については、選任される前に教科書発行者との関係について、
調査を行うべきではないか。
【事務局】:
どの時期に聴取するかはなかなか難しいが、今後具体的なことについて市町村
や採択地区協議会と話をしていく予定である。現段階では、本人の了解をとる時
に確認したいと考えている。
【委員】: 公表の方法については、具体的なものを示した方が指導するときにわかりやすい
のではないか。
【委員】:
採択地区協議会は年間通じて実体があるわけではない。HPも協議会自体のHP
があるのではなく、市町村のHPを利用して公表している状況である。紙媒体を置
くにしても、センターをもっていないので、はっきりと紙媒体を置くと言いきるの
は難しい。「積極的な・・・」という言葉で包括的に表現するのがよいのではない
か。
【会長】:
紙媒体の表記を入れるかについて、委員会の方向性を確認したい。
【委員】: 各市町村教育委員会や採択地区協議会の実態を踏まえて、最終的に会長一任とい
う形でお願いしたい。
【会長】: この件については、少し時間をかけたい。文言がどうなるかにかかわらず、ここ
での議論は教育長に届けたい。
【委員】: (1)採択の在り方ということで、すべてをくくってしまうと、後半の3ページ
の特別支援学級や特別支援学校に関する答申(案)と矛盾が出るのではないか。
【委員】:
関連してこちらも審議したい。リード文の「なお・・」以下の部分では、「各採
択地区協議会」とあるが、「イ 調査委員等の選任」では、「県教育委員会及び各採
択地区協議会」となっており、違和感がある。
【事務局】: 今回は、これまでにない項目をいれた関係で、広く「在り方」というところで
まとめた。
【会長】: 提案ですが、「なお・・」の後に「県教育委員会及び各採択地区協議会」と入れ
たらすっきりするのではないか。
【委員】: 県教育委員会は、あくまでも指導・助言者である。「なお・・」の後に入れると
誤解が生じるのではないか。
【委員】: 「なお・・・」の部分を削除して、このリード文を「ア」とすれば、すっきりす
る。
【会長】: この部分については、修正という形でよろしいか。また、修正がある場合、具体
的な文言については、私にご一任いただいてよろしいか。
【委員】:
異議なし
【委員】: 他にも気になるところがある。「イ」の語尾は「・・・努めること」となってい
るが、これは「努力義務」と受け取られないか。国の文書では「・・・留意するこ
と」とあり、どちらが強い表現かはわからないが、国の表現を使った方がよいので
はないか。
【会長】:
この件についても預かってよいか。
【委員】:
異議なし
【委員】:
「ウ」の「教職員への周知」については、「市町村教育委員会が指導を徹底する
よう努めること」とあるが、現実的に可能なのか。文書を配付すること、などの
具体的な文言を入れる必要はないか。
【事務局】: P15にあるチェック表や文科省の通知文については、すでに2月に全ての教
職員に配付している。
(2)
答申(案)2「県立中学校及び中等教育学校(前期課程)用教科用図書について
【委員】:
「イ」については「誰が」ということがあえて書かれていないのだと思うが、明
確にした方がよいのではないか。ここは県教育委員会が校長に周知するということ
ではないのか。
【委員】:
県立中学校や中等教育学校においては、各学校、教科に1名しかいない状況での
学校での採択となる。もし、その1名が教科書会社と関係をもつと、採択が行えな
くなる。
だから、関係をもつなということを言いたいのではないか。
【事務局】:
ここは、校長が教職員に指導するという意で書いている。
学校内での採択委員会設置となるため、学校内で必ず伝えて欲しいという意図を
含んでいる。
実際、例えば、事前に発行者から執筆等を依頼された場合、答申(案)1の場
合は、エリアが広いので聴取することが必要なため、この書き方となっている。
しかし、県立中学校及び中等教育学校の場合は必ず所属長が把握していること
が予想されるため、2の書き方となっている。
【会長】:
今の話は、服務管理者ということでよろしいか。事務局の回答で、委員のご指摘・
ご意見にはお答えできたと思うので、現時点では、この形でお願いしたいと考える
かよろしいか。
【委員】:
異議なし
【事務局】:
事務局からお図りしたい点が1点ある。
「エ」の文言について、第1回目の諮問事項においては、「適切な採択基準等」
となっていたが、今回の答申では「計画的な準備等」という文言に変更した。そ
れは、来年度の採択に向けて、今後、県教育委員会では、情報収集や周知等を行
うことが必要になるためである。このことについて、ご了承をいただきたい。
【委員】:
異議なし
(3)答申(案)3「小学校及び中学校の特別支援学級用教科用図書」について
答申(案)4「特別支援学校の小学部及び中学部用教科用図書」について
【事務局】: 訂正をお願いしたい。P3(3)「ア」の中で「県立中学校及び中等教育学校
(前期課程)」とあるが、これは「中学校及び県立学校」という文言に差し替え
たい。合わせてP5(4)「イ」についても同じように修正したい。理由として、
県立中学校及び中等教育学校には特別支援学級・及び特別支援学校はないためで
ある。
【委員】:
異議なし
【委員】: P3(イ)下から3行目の「アに示す」とは何をさすのか。ここは「前項のア」
という表現にするのがよい。あわせて、P5(ウ)も同様である。
(4)
全体を通しての意見等
特になし
(5)
第1回審議会から通しての意見等
特になし
○
最後に会長より、修正については会長一任でよいかの確認があった。