健康科学研究科 - 帝京平成大学

平成29年度
入学試験要項
大 学 院
健康科学研究科
はり灸学専攻
(修士課程)
柔道整復学専攻
(修士課程)
健康栄養学専攻
(修士課程)
言語聴覚学専攻
(修士課程)
作業療法学専攻
(修士課程)
理学療法学専攻
(修士課程)
病院前救急医療学専攻
(修士課程)
臨床心理学専攻
(博士課程)
帝京平成大学 入試課
HP
http://www.thu.ac.jp/
お問い合わせ
0120 918 392
入試相談
TEL.03 5843 3200 FAX.03 5843 3210
池袋キャンパス
中野キャンパス
千葉キャンパス
ちはら台キャンパス
〒170
〒164
〒290
〒290
8445
8530
0193
0192
東京都豊島区東池袋2 51 4
東京都中野区中野4 21 2
千葉県市原市うるいど南4 1
千葉県市原市ちはら台西6 19
「個人情報の取り扱いについて」
出願においてお知らせいただいた個人情報
(氏名、
住所等)
は本学におきまして入学案内、
入学試験
に関する業務を行うために利用します。
この業務の一部は、本学より当該業務の一部を委託した業者(以下、
「受託業者」
という)
にて行い
ます。業務委託にあたり、個人情報の保護に関する契約を締結した受託業者に、
お知らせいただいた
個人情報の全部又は一部を提供する事があります。
健康科学専攻
鍼灸学分野
(博士課程)
柔道整復学分野
(博士課程)
健康栄養学分野
(博士課程)
言語聴覚学分野
(博士課程)
作業療法学分野
(博士課程)
理学療法学分野
(博士課程)
病院前救急医療学分野
(博士課程)
アドミッションポリシー .................................................... 1
入学試験概要
健康科学研究科
修士課程 .............................................................................. 5
博士課程 .............................................................................. 7
出願手続
出願から入学手続まで .................................................... 9
出願に必要な書類 ........................................................... 10
志願票の記入例・注意事項 ....................................... 11
受験料の納付 ..................................................................... 13
出願方法 ................................................................................ 13
受験上の注意 ..................................................................... 14
合格発表・入学手続
合格発表 ................................................................................ 15
入学手続 ................................................................................ 17
納付金 ..................................................................................... 18
試験場の案内
試験場案内図 ..................................................................... 19
研究指導内容
健康科学研究科
修士課程 ........................................................................... 22
博士課程 ........................................................................... 37
Q&A ....................................................................................
55
入学資格審査申請書 ................................................. 巻末
留学生個人票 ................................................................. 巻末
研究業績一覧 ................................................................. 巻末
コンビニエンスストア、
クレジットカード、
ペイジー、
ネットバンキングでの
受験料払込方法 ...................................................... 巻末
志願票・振込依頼書 .................................................... 添付
志願票郵送用封筒 ...................................................... 添付
帝京平成大学大学院
はじめに
この入学試験要項には、出願手続から入学手続完了までのすべてが記載されていますので、まず一通り熟読し、そのう
えで必要なページを読み返して、誤りのないよう出願書類を記入してください。
出願にあたってはこの冊子に添付している書類と受験生の方に用意していただくものがあります。本入学試験要項は健
康科学研究科について記載したものであり、他の研究科等を志望する場合は出願書類が異なります。出願後の記入内容の
変更はいかなる場合もできませんので注意してください。また、試験場案内図や試験日の時間割も記載しておりますので
試験日当日、この冊子を必ず持参してください。
◦各キャンパスには身体の機能に障がいがある方のための特別な施設はありません。身体の機能に障がいがあり、受験及び修
学上特別な配慮を必要とする場合は出願に先立ち(遅くとも出願締切日の 1 週間前までに)入試課まで必ず連絡してくださ
い。
(入試課:03-5843-3200)
アドミッションポリシー
【大学全体】 本学の建学の精神は、
「実学の精神を基とし、幅広い知識と専門分野における実践能力を身につけ、創造力豊かな逞し
い人間愛にあふれた人材を養成する」です。これは、われわれを取り巻く諸問題に対して、氾濫する多種多様な情報の中
から、問題の背景や内容を理解し、創造的に解決し、社会に貢献できる人材を養成することを意味します。総合大学たる
本学は、21世紀のグローバルな社会において、国際社会に通用する幅広い知識を活用し、専門分野で求められる実践能力
を発揮して、真に社会に役立てるプロフェッショナルな人材を養成することを目指しています。
従って、入学試験では、志望する学部、学科で必要な基礎知識を問いますが、いわゆる学力だけに偏重することなく
◦目的意識を持って、地道に自己を研鑽し、社会に貢献するという志を持っているか
◦豊かな人間性を育み、チームワークを大事にし、社会性のある行動がとれるか
◦知識や理論の獲得のみならず、関連する資格を取得し、社会における実践を目指せるか
このような資質を備えているか、又は今は不十分でも、そのための努力を惜しまずに行う強い意志を持っているか否かも
判定基準に加味して選抜しております。
【健康科学研究科】
健康科学研究科は修士課程 7 専攻と博士課程 2 専攻で構成されている。教育目的は、健康科学及び臨床心理学の分野
における高度専門職業人や各専門分野の教育者・指導者、さらには研究者の養成である。この目的を達成するために、以
下の入学者を求める。
①保健、医療、福祉、介護分野における専門職業人として、社会を支え貢献したいという強い意欲を有している。さらに
博士課程においては、これらの各分野、および関連する学際的分野の諸課題に興味を持ち、研究を行う意欲と能力を有
している。
②各専攻や分野が求めている入学者要件を満たしている。
1
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
健康科学研究科
[修士課程]
健康科学研究科修士課程は 7 専攻で構成されている。高度専門職業人、および各専門分野の教育者・指導者や研究者を養成す
るという修士課程共通の教育目的を達成するために、以下の入学者を求める。
①保健、医療、福祉、介護分野における専門職業人として、社会を支え貢献したいという強い意欲を有している。
②各専攻分野が求めている入学者要件を満たしている。
はり灸学専攻(修士課程)
健康科学研究科はり灸学専攻(修士課程)は、鍼灸医学の指導者となる資質を有し、この分野における学問体系を構築していけ
る人材を育成する。この教育目的を達成するため、以下の入学者を求める。
①鍼灸医学の分野における専門職業人として、社会を支え貢献したいという強い意欲を有している。
②研究に必要な基礎的能力を有している。学部において卒業研究を行っている、あるいはそれと同等の経験を済ませていることが
望ましい。
③主体的に研究を進める意欲と同時に、他者との協調性や指導を受け入れる柔軟性を有している。
④研究を行う過程で困難に遭遇してもへこたれない忍耐力や、目的を貫徹しようとする強い意思を有している。
柔道整復学専攻(修士課程)
健康科学研究科柔道整復学専攻(修士課程)では、柔道整復学分野の研究者や教育者の育成を目的としている。建学の精神で
ある「実学」、
「実践力」
、
「創造力」
、そして「人間性」を基本とし、健康科学の研究と教育に高い関心を持っている以下のような入
学者を求める。
①柔道整復という伝統的臨床技術を体系立った応用学問として確立しようとしている。
②経験に基づく施術方法を科学的に検証して、得られた知見を臨床現場の活動にフィードバックしたいと希望している。
③柔道整復の治療手技に止まらず健康科学の広い視野を持って学び、医療・保健分野の専門職や指導者・教育者として社会に貢
献することを目標としている。
健康栄養学専攻(修士課程)
健康科学研究科健康栄養学専攻(修士課程)は、
“食・栄養と健康”に関する高度な専門職業人、教育者、研究者の育成を目的
としている。この教育目的を達成するため、以下の入学者を求める。
①食・栄養・健康に関心があり、より専門的能力を修得しようとする意欲を有している。
②食・栄養に関して問題意識を持ち、課題に取り組もうとする意欲と能力を有している。
③食・栄養・健康の活動を通して、積極的に社会に貢献したいと希望している。
④他者へのいたわり・思いやりをもち、協調性を有している。
言語聴覚学専攻(修士課程)
健康科学研究科言語聴覚学専攻(修士課程)は、言語聴覚学領域における指導的な役割を担う臨床家、教育者、研究者の養成
を目的としている。この教育目的を達成するため、以下の入学者を求める。
①研究に必要な基礎的能力を有している。
②言語聴覚学領域について研究する明確な動機と研究意欲を持ち、積極的に研究を遂行できる。
③臨床、教育、研究に必要な基本的協調性と社会性を持ち、国内外の研究活動を通して社会に貢献する意欲を有している。
作業療法学専攻(修士課程)
健康科学研究科作業療法学専攻(修士課程)では、作業療法分野における教育・研究者を育成するという教育目的に基づき、
以下の入学者を求める。
①作業療法領域における研究と教育に対する意欲と情熱を有している。
②研究に必要な基礎的能力を有している。学部において卒業研究を行っていることが望ましい。
③主体的に研究を進める意欲と同時に、他者との協調性および指導を受け入れる姿勢や態度を有している。
④研究を行う過程で困難に遭遇してもめげない強い意志を有している。
理学療法学専攻(修士課程)
健康科学研究科理学療法学専攻(修士課程)は、理学療法学における専門技術を高めるとともに、様々な分野との連携を通して、
学術的な発展を目指す医療専門職者を養成するため、以下の入学者を求める。
①明確な研究意識を持ち、意欲的に情報収集して問題解決にあたることができる。
②リハビリテーション医療チームの研究者の一員として、協調性を有している。
③コミュニケーション能力と、国際的な視点に立って、社会に貢献する意欲を有している。
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
2
病院前救急医療学専攻(修士課程)
健康科学研究科病院前救急医療学専攻(修士課程)は、病院前救急医療学分野における教育・研究者を育成するという教育目
的に基づき、以下の入学者を求める。
①病院前救急医療学領域における研究と教育に対する意欲と情熱を有している。
②自ら学ぶことができ、物事を論理的に考えることができる能力を有している。
③倫理的な問題に真摯に向き合い、その解決に向けて取り組む意思を有している。
④社会的関心をもち、国際的な視野に立ってものごとを見、考える力を有している。
健康科学研究科
[博士課程]
健康科学研究科健康科学専攻(博士課程)の教育目的は、健康に関わる諸問題に対し複眼的な視点から研究を行うことができ
る高度専門職業人、各専門分野の教育者・指導者、研究者を養成することである。この教育目的を達成するために、以下の入学者
を求める。
①保健、医療、福祉、介護などの各分野、および関連する学際的分野の諸課題に関心を持ち、研究を行う意欲を有している。
②関連領域の研究成果を学習し、問題意識を発展させ、高度な専門知識と研究手法を修得して、課題解決に取り組むことができる。
③修士課程修了レベルの学力や研究経験があり、研究に必要な基礎的・応用的能力を有し、倫理的側面を含む研究関連の基本的
事項を理解している。
④各専門分野が求めている入学者要件を満たしている。
臨床心理学専攻(博士課程)
健康科学研究科臨床心理学専攻(博士課程)の教育目的は、本学の建学の精神「実学の精神」に則り、臨床心理学の実践方法
の開発・発展に寄与する研究課題について、高い倫理観と旺盛な探求心をもち、科学的で実証的な方法論を身につけ、創造的に問
題解明に取り組んで研究成果をあげることである。この教育目的を達成するため次のような入学者を求める。
①人と心に対する深い関心と理解力を持ち、臨床心理学の実践方法を改善するための問題意識を有している。
②関連領域の研究成果の学習につとめ、自らの問題意識をその中で発展させていくことができる。
③臨床心理領域における問題解決のための科学的方法論に関心をもち、それを体得していく意欲と能力を有している。
健康科学専攻
〈鍼灸学分野〉(博士課程)
健康科学研究科健康科学専攻(博士課程)鍼灸学分野は、鍼灸医学やそれに関わる分野に対して幅広い視点から研究を行うこ
とができる高度専門職業人を育成することを教育目的とする。この目的を達成するために、以下の入学者を求める。
①鍼灸医学や関連する健康科学の各分野に対する幅広い関心を持ち、研究を行う意欲がある。
②修士課程修了レベルの学力や研究経験があり、それらを応用する能力を有している。
③研究を進める上で十分な主体性や協調性を有するとともに、研究結果を積極的に発信する意欲を有している。
④得られた造詣の発信において、国際性にも豊かな視野を有している。
〈柔道整復学分野〉(博士課程)
健康科学研究科健康科学専攻(博士課程)柔道整復学分野は、柔道整復学分野における優れた専門知識と技能を有し、かつ研
究、教育を自立してできる研究者・教育者・臨床家の育成を教育目的としている。この目的を達成するために、修士課程修了後の、
更なる研究と教育に意欲を持つ入学者を求める。
①柔道整復という伝統的臨床技術を体系立った応用学問として発展させるために、自立した研究活動をおこなう意欲を有している。
②経験に基づく施術方法を科学的に検証して、得られた知見を臨床現場の活動にフィードバックできる研究者・臨床家を目指している。
③柔道整復の治療手技に止まらず健康科学の広い視野を持って学び、医療・保健分野における高度な専門職の指導者・教育者とし
て社会に貢献することを目標としている。
〈健康栄養学分野〉(博士課程)
健康科学研究科健康科学専攻(博士課程)健康栄養学分野は“食・栄養と健康”に関する高度な専門職業人、教育者、研究者
の育成を教育目的としている。この目的を達成するために、以下の入学者を求める。
①食・栄養・健康の活動を通して、積極的に社会に貢献したいと希望している。
②食・栄養の分野で、自分の研究テーマを持ち、研究しようとする意欲と能力を有している。
③栄養学分野において、指導的立場で活躍したいと希望している。
3
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
〈言語聴覚学分野〉(博士課程)
健康科学研究科健康科学専攻(博士課程)言語聴覚学分野は、言語聴覚学領域において自立して研究活動を行うために必要な、
高度な研究能力を備えた臨床家、教育者、研究者の養成を教育目的としている。この目的を達成するために、以下の入学者を求める。
①研究に必要な豊かで幅広い専門的知識を有している。
②論理的洞察力と客観的判断力を有している。
③言語聴覚学領域について研究する明確な動機と、自ら研究する強い意欲を持ち、多面的に研究を遂行できる。
④国内外の実践・臨床的知見を踏まえ、学問的に貢献できる研究を、自立して計画し実行できる力を有している。
〈作業療法学分野〉(博士課程)
健康科学研究科健康科学専攻(博士課程)作業療法学分野では、自律した教育・研究者を育成するという教育目的を達成する
ために、以下の入学者を求める。
①作業療法領域における高度な研究と教育に対する意欲と情熱を有している。
②高度で新規性のある研究に必要な基礎的・応用的能力を有している。
③主体的に研究を進める意欲と同時に、他者との協調性および指導力を有している。
④研究を行う過程で困難に遭遇してもめげない強い意思と目標到達に向けて高い動機付けを有している。
〈理学療法学分野〉(博士課程)
健康科学研究科健康科学専攻(博士課程)理学療法学分野は、健康や障がい・疾病に関する研究と教育を通して、国民の医療・
福祉のレベル向上に寄与できる、また、国際的に活躍できる高度医療専門職者を養成することを教育目的とする。この目的を達成
するため、以下の入学者を求める。
①幅広い教養、豊かな人間性と倫理観を共通基盤として、保健医療系の学部教育を受けているだけでなく、異なる背景の学問を身
につけている。
②地域や文化、国籍を問わず、広くやる気を有している。
③ディプロマポリシーが達成できる学力・創造力・論理性・倫理観・学習意欲を有している。
〈病院前救急医療学分野〉(博士課程)
健康科学研究科健康科学専攻(博士課程)病院前救急医療学分野は、自律した教育・研究者を育成するという教育目的を達成
するために、以下の能力を有する入学者を求める。
①病院前救急医療学領域における高度な研究と教育に対する意欲と情熱を有している。
②臨床経験から得た知見を生かし、論理的な思考に結びつける能力を有している。
③倫理的な問題に真摯に向き合い、その解決に向けて取り組む意思を有している。
④物事を柔軟に考え、変化を楽しみ、変化を起こす意欲を有している。
課程修了の認定および学位
課程
在学期間
修得単位および条件
学位
修士
修士課程 2 年以上
4 年以下
・30単位以上
・学位論文の審査および最終試験に合格した者
修士(健康科学)
博士
博士課程 3 年以上
6 年以下
・16単位以上
・学位論文の審査および最終試験に合格した者
博士(健康科学)
※修士課程において、社会人入学者で、通常 2 年のところ 3 年かけて修了したいと希望する方は授業料 2 年分を概
ね 3 等分することができます。
(P.18参照)
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
4
健康科学研究科 入学試験概要 修士課程 健康科学研究科
通学キャンパス 池袋
1.募集人員(社会人枠含む)
はり灸学専攻 3名
柔道整復学専攻 3名
健康栄養学専攻 3名
言語聴覚学専攻 3名
作業療法学専攻 3名
理学療法学専攻 3名
病院前救急医療学専攻 3名
2.出願資格
次の各号のいずれかに該当する者
⑴ 大学を卒業した者(平成29年 3 月卒業見込みの者を含む)。
⑵ 大学評価・学位授与機構により学士の学位を授与された者または平成29年 3 月までに授与される見込みの者。
⑶ 外国において、学校教育における16年の課程を修了した者または平成29年 3 月までに修了見込みの者。
⑷ 外国の学校が行う通信教育を我が国において履修することにより当該国の16年の課程を修了した者または平成29年 3 月
までに修了見込みの者。
⑸ 我が国において、外国の学校の課程(その修了者が当該外国の学校教育における16年の課程を修了したとされる者に限
る)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定
するものの当該課程を修了した者及び平成29年 3 月修了見込みの者。
⑹ 専修学校の専門課程(修業年限が 4 年以上であること、その他の文部科学大臣が定める基準に該当する者に限る)で文部
科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者、または平成29年 3 月末までに修了見込みの者。
⑺ 文部科学大臣の指定した者。
⑻ 平成29年 4 月 1 日現在で満22歳以上であり、本大学院において個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以
上の学力があると認めた者。
⑼ 社会人枠は、上記⑴~⑻のいずれかに該当し、病院・施設等の正規職員で、所属長から推薦を受けた者とする。
※
(注)1 「社会人枠」とは、病院・施設等に勤務している者を所属長からの推薦に基づいて選抜する制度である。
推薦を行う病院・施設等は、在職のままの修学について応諾することを前提とする。
※
(注)2 出願資格⑻で出願しようとする者は下記「入学資格審査」を確認すること。
入学資格審査
専攻
5
申請条件
はり灸学専攻
はり師並びにきゅう師の国家資格を有する者
柔道整復学専攻
柔道整復師の国家資格を有する者
健康栄養学専攻
栄養士の資格を有する者
言語聴覚学専攻
言語聴覚士の国家資格を有する者
作業療法学専攻
作業療法士の国家資格を有する者
理学療法学専攻
理学療法士の国家資格を有する者
病院前救急医療学専攻
救急救命士の国家資格を有する者
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
3.試験日・試験場
試験区分
出願期間
(出願期間内必着)
試験日
合格発表日
入学手続締切日
試験場
Ⅰ期
平成28年 9 月23日金〜10月 7 日金
10月15日土
10月19日水
10月26日水
Ⅱ期
平成29年 2 月 7 日火〜 2 月18日土
3 月 9 日木
3 月14日火
3 月21日火
帝京平成大学
池袋キャンパス
出
4.選考方法 筆記試験・面接・書類審査などで総合的に判定します。
⑴ 筆記試験
願
①英語:辞書は大学より貸与
②小論文
手
⑵ 面接
希望する研究分野別に研究計画等について行います。
続
5.時間割
9:00までに試験場に集合してください。
受験上の注意
小論文
英語
昼食
面接
9:15〜9:30
9:30〜10:30
10:50〜11:50
11:50〜12:55
13:00〜
合格発表・入学手続
面接の終了時間は順番によって異なります(昼食は学生食堂の利用も可能です)。
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
6
健康科学研究科 入学試験概要 博士課程 健康科学研究科
通学キャンパス 池袋
1.募集人員(社会人枠含む)
臨床心理学専攻 2名
健康科学専攻
鍼灸学分野
柔道整復学分野
健康栄養学分野
言語聴覚学分野 全分野で
作業療法学分野
5名
理学療法学分野
病院前救急医療学分野
2.出願資格
次の各号のいずれかに該当する者
⑴ 修士の学位や専門職学位を有する者(平成29年 3 月までに取得見込みの者を含む)。
⑵ 外国において、修士の学位や専門職学位に相当する学位を授与された者または平成29年 3 月までに授与される見込みの
者。
⑶ 外国の学校が行う通信教育を我が国において履修し、修士の学位・専門職学位に相当する学位を授与された者または平
成29年 3 月までに授与される見込みの者。
⑷ 我が国において、外国の大学院相当として指定された外国の学校の課程(文部科学大臣指定外国大学(大学院相当)日
本校)を修了し、修士の学位や専門職学位に相当する学位を授与された者または平成29年 3 月までに授与される見込み
の者。
⑸ 国際連合大学の課程を修了し、修士の学位に相当する学位を授与された者または平成29年 3 月までに授与される見込み
の者。
⑹ 外国の学校、⑷に規定する教育施設又は国際連合大学の教育課程を履修し、大学院設置基準第16条の 2 に規定する試験
及び審査に相当するものに合格し、修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認められた者または平成29年 3 月
までに授与される見込みの者。
⑺ 大学等を卒業し、大学、研究所等において 2 年以上研究に従事した者で、大学院において、修士の学位を有する者と同
等の学力があると認めた者。
⑻ 文部科学大臣の指定した者。
⑼ 平成29年 4 月 1 日現在で満24歳以上であり、本大学院において個別の入学資格審査により、修士の学位を有する者と同
等以上の学力があると認めた者。
⑽ 社会人枠は、上記⑴~⑼のいずれかに該当し、病院・施設等の正規職員で、所属長から推薦を受けた者とする。
※
(注)
「社会人枠」とは、病院・施設等に勤務している者を所属長からの推薦に基づいて選抜する制度である。
推薦を行う病院・施設等は、在職のままの修学について応諾することを前提とする。
3.試験日・試験場
7
試験区分
出願期間
(出願期間内必着)
試験日
合格発表日
入学手続締切日
試験場
Ⅰ期
平成28年 9 月23日金〜10月 7 日金
10月15日土
10月19日水
10月26日水
Ⅱ期
平成29年 2 月 7 日火〜 2 月18日土
3 月 9 日木
3 月14日火
3 月21日火
帝京平成大学
池袋キャンパス
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
4.選考方法 筆記試験・面接・書類審査などで総合的に判定します。
⑴ 筆記試験
①英語:辞書は大学より貸与
②小論文
⑵ 面接
希望する研究分野別に専門分野の学力・修士論文・研究計画等について行います。
出
5.時間割
9:00までに試験場に集合してください。
願
面接の終了時間は順番によって異なります(昼食は学生食堂の利用も可能です)。
小論文
英語
昼食
面接
9:15〜9:30
9:30〜10:30
10:50〜11:50
11:50〜12:55
13:00〜
手
受験上の注意
続
合格発表・入学手続
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
8
出願から入学手続まで 大学院担当教員
への連絡
出願書類の
準備
(10〜12ページ参照)
受験料を
納付する
(13ページ参照)
出願書類を
提出
(13ページ参照)
受験票を
受け取る
◦研究テーマおよび指導教員のページ
(P.22〜54)
を参照し、本学の研究指導内容を確認してください。
◦出願する前に指導希望教員とご相談ください。なお、 指導希望教員の電話番号は池袋キャンパス入試課
(TEL.03-5843-3200)にお問合せください。
◦P.11〜12を参照し、志願票に鉛筆またはシャープペンシルで必要事項を記入。
◦横 3 ㎝×縦 4 ㎝のカラー写真
(出願前 3 ヶ月以内に撮影した、正面上半身、無帽、無背景のもの)を用意し、
志願票に貼付してください。
※写真の裏に氏名・生年月日を記入してください。
◦出願に必要な書類(成績証明書等)
を用意
(P.10参照)
。
出願書類に不備がある場合は受理できませんので注意してください。
◦出願期間内に金融機関の窓口(ゆうちょ銀行を除く)、コンビニエンスストア、クレジットカード、ペイジ
ー、ネットバンキングにて払い込んでください。窓口以外で払い込む場合は巻末「コンビニエンスストア、
クレジットカード、ペイジー、ネットバンキングでの受験料払込方法」
をよくお読みください。
◦金融機関窓口へはA票、B票、C票を切り離さず持参してください。
◦金融機関収納印のある振込金受領書
(C票)
は大切に保管しておいてください(郵送はしないでください)
。
◦納付された受験料については、理由のいかんを問わず返還できません。
◦本学を 2 回以上受験する場合、 2 回目以降は受験料が軽減されます。
◦志願票郵送用封筒に、志願票と出願に必要な書類を同封し郵送してください。または、池袋キャンパス入
試課へ出願期間内に持参してください。
◦出願期間内必着です(消印有効ではありません)
。
◦出願後は、専攻(分野)および試験日等の変更はできません。
◦出願期間は厳守してください。出願期間前に提出した場合は受理できません。
◦一度提出した書類は返還できません。
◦受験票は、志願票A票に記入された住所(本人宛)へ速達封筒で送付します。志願票の処理の関係上、受験
票の送付には日数がかかる場合がありますので早めに出願してください。試験日前日になっても受験票が
届かない時には池袋キャンパス入試課に電話で照会してください
(入試課:03-5843-3200)
。
※お手元に受験票が届きましたら、必ず専攻
(分野)
および試験日等の記載内容を確認してください。
試験実施(14ページ「受験上の注意」参照)
合格発表
(15〜17ページ参照)
入学手続
(17ページ参照)
9
◦合格者には発表日に入学許可書および入学手続書類を志願票A票に記入された住所(本人宛)へ速達で発送
します。
◦発表日に限り、Webおよび電話による合否照会を実施しますので確認してください。
◦その他の方法での合否発表は行いません(本学への電話等による問い合わせには一切応じることができま
せん)。
◦合格発表時に届いた入学手続書類を使用し、入学手続締切日までに手続を完了してください。
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
出願に必要な書類 間違いや不備のないよう、よく読み、郵送または提出する前に再度確認してください。
全員必須
●志願票 A票
(表面)
記入例(P11〜12)を参照し、間違いや記入もれのないよ
該当者のみ
●学位授与証明書
〈修士課程出願資格⑵に該当する方のみ〉
大学評価・学位授与機構が証明したものを提出すること
(授
ールペン不可)。
与見込の場合は、学位授与申請受理証明書を提出すること)
。
医療系の国家資格を取得されている方は提出してください。
●入学資格審査申請書(巻末添付)
最終学歴校の学校長等が作成し、厳封したもの。
大学院で研究したいことについてご記入ください。
各専攻修士課程志願者のみ必須
●卒業
(見込)証明書
最終学歴校の学校長等が作成し、厳封したもの。
●修士課程修了
(見込)証明書
出身大学等で作成し、厳封したもの。
●修士論文・修士研究概要、研究業績一覧
(様式任意・巻末添付)
究の内容を2,000字(英語の場合は500words)程度に要約
本学所定の用紙に必要事項を記入してください。
●受験承諾書(様式任意)
官公庁、民間企業などに在職中の方は、所属長の受験承諾
書を添付してください。
●留学生個人票(巻末添付)
〈留学生のみ〉
本学所定の用紙に必要事項を記入してください。
●在留カードまたは外国人登録証明書のカラー
コピー〈日本国内に在留している外国籍の方のみ〉
両面をカラーコピーしたもの。在留期間・現住所が更新さ
れたものを提出してください。
●日本語能力試験結果
研 究 指 導 内 容
修士課程修了者は修士論文の内容を、修了見込者は修士研
のみ〉
試 験 場 の 案 内
各専攻博士課程志願者のみ必須
〈修士課程出願資格⑻・博士課程出願資格⑼に該当する方
合格発表・入学手続
●研究希望書(様式任意)
続
●成績証明書
●取得資格免許証のコピー
手
必要事項を黒のボールペンで記入してください。
願
●志願者履歴書
(裏面)
出
うに鉛筆またはシャープペンシルで記入してください(ボ
〈留学生で日本語能力試験合格者のみ〉
した概要を提出してください。他に、公表論文・研究業績
日本語能力試験合格( 1 級もしくは 2 級)を証明する合否
がある場合は、その写しおよび業績一覧を添付してくださ
結果通知書または認定書をコピーして提出してください。
い。
※婚姻等により出願書類と姓が異なる場合は、戸籍抄本を提出してください。
Q
※外国語で作成されている書類には、必ず公的機関等発行の日本語の翻訳を添付してください。
&
A
入学試験に関するお問い合わせ先 ※志願者本人がお問い合わせください。
帝京平成大学 池袋キャンパス 入試課
所 在 地:〒170-8445 東京都豊島区東池袋 2 -51- 4
入試相談
:0120-918-392
電 話:03-5843-3200
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
10
志願票の記入例・注意事項 A票
HBまたはFの鉛筆またはシャープペンシル
︵ ㎜ ︶を使用
170-8445
東京都豊島区東池袋
2-51-4
ヘイセイ
タロウ
06
04
平成 太郎
03
09012345678
0358433200
東京
1ケタの場合は
「0」を入れてください。
○
29
帝京平成大学
ヒューマンケア学部
柔道整復学科
0.5
コンビニエンスストア、ク
レジットカード、ペイジー、
ネットバンキング払い込み
の場合この欄に
「収納証明
書」
を貼ってください。
巻末「コンビニエンスストア、
クレジットカード、ペイジー、
ネットバンキングでの受験料払
込方法」参照
35
B票
黒のボールペンを使用
11
28 9 23
28 9 23
35
C票
送付せずに
保管してください。
35
ヘイセイ
タロウ
平成 太郎
1
70 8445
平成太郎
0358433200
東京都豊島区東池袋
2-51-4
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
金融機関振り込みの
場合3ヶ所に収納印
を金融機関に押して
もらってください。
❶ 現住所、氏名を記入してください。受験票、合格通知、
記入上の注意事項
入 学 試 験 概 要
出願後は専攻(分野)、
試験日等の変更はできません。
下記の注意事項をよく読み、記入例を参照して間違いの
ないように記入してください。
入学手続書類を郵送する際に使用します。
記入したものがそのまま複写され宛先となりますので詳
しく、濃く、丁寧に記入してください。
(0.5㎜)を使用し、A票の受験料振込金額記入欄お
よびB票・C票は黒のボールペンを使用して、枠内
出
❷ 大学から本人に確実に連絡の取れる携帯電話番号を記入
1 .A票はHBまたはFの鉛筆またはシャープペンシル
に記入してください。
とれる電話番号等を記入してください)
。
入してください。
❺ 志望する専攻(分野)1ヶ所のみをマークしてください。
❻ 志望する試験日1ヶ所のみをマークしてください。
❼ 修士課程において、社会人入学者で、通常 2 年のところ
字、マークは、下表の「記入標準字体例」に記載され
た文字を参照し、正確に記入してください。
3 .誤って記入した場合、A票はプラスチック消しゴム
合格発表・入学手続
❹ 研究指導内容(P.22〜54)を参照し、指導希望教員名を記
てください。なお、カタカナ、アルファベット、数
続
ださい。
2 .A票・B票・C票とも文字は楷書体で丁寧に記入し
手
❸ 外国人留学生の方のみ、いずれかにチェックをつけてく
願
してください
(携帯電話をお持ちでない方は、
日中連絡の
で消し跡が残らぬよう、きれいに消してください。
B票・C票は必ず二重線と本人訂正印で修正してく
ださい。
4 .A票は機械で読み取りますので、取扱いには十分注
意し、汚したり、折り曲げたり、クリップやホチキ
スでとめないでください。
試 験 場 の 案 内
3 年かけて修了したいと希望する方(授業料 2 年分を概
ね 3 等分)
はマークしてください
(P.18参照)
。
❽ 帝京平成大学出身者はマークしてください。
❾ 横 3 ㎝×縦 4 ㎝のカラー写真(出願前 3 ヶ月以内に撮影
した、正面上半身、無帽、無背景のもの)を貼付してく
研 究 指 導 内 容
ださい。
※写真の裏に氏名・生年月日を記入してください。
いずれかをマークしてください。
受験料振込金額(P.13参照)を黒のボールペンで記入して
ください。
※出願回数により、受験料が異なります。
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
12
受験料の納付 ❶ 受験料
本学を 2 回以上受験する場合、 2 回目以降は受験料が軽減されます。
※本学出身の方は受験料が免除されます。志願票の記入方法等で不明な点がある場合は入試課(TEL.03-5843-3200)まで
お問い合わせください。
研究科
健康科学研究科
受 験 料
1 回目
2 回目以降
35,000円
20,000円
❷ 納付方法
●金融機関からの振り込み(ゆうちょ銀行を除く)
本学所定の振込依頼書・志願票に必要事項を記入の上、金融機関の窓口(ゆうちょ銀行を除く)で振り込んでください(ATM
では振り込まないでください)
。
◦手続の際、志願票(A票)
・振込依頼書(B票)・振込金受領書(C票)の所定欄に必ず金融機関収納印( 3 ヶ所)を受け
てください。
◦金融機関収納印のある振込金受領書(C票)は大切に保管しておいてください(提出はしないでください)
。
なお、納付された受験料は、理由のいかんにかかわらず返還できません。
●コンビニエンスストア、クレジットカード、ペイジー、ネットバンキングからの払い込み
巻末「コンビニエンスストア、クレジットカード、ペイジー、ネットバンキングでの受験料払込方法」参照
なお、納付された受験料は、理由のいかんにかかわらず返還できません。
出願方法 ※出願後は専攻(分野)および試験日の変更はできません。また、いかなる場合も出願後の書類ならびに受験料の返還はいた
しませんので、出願資格から入学手続にいたる諸要件を十分注意・確認し、理解納得の上、出願してください。
郵送による出願
志願票郵送封筒に出願書類を入れて郵送してください。簡易書留速達郵便の扱いになります。出願期間内必着です。消印有
効ではありませんのでご注意ください。
直接来学による出願
受験料の納付を金融機関の窓口(ゆうちょ銀行を除く)またはコンビニエンスストア、クレジットカード、ペイジー、ネッ
トバンキングで済ませてから、出願書類を池袋キャンパス入試課へ出願期間内に持参してください。受験票については、受
付処理後に郵送いたします。
受付時間 平日 9:00〜16:00 土曜日 9:00〜12:00
※日曜、祝日の事務取扱いはいたしません。
※池袋キャンパス以外では窓口受付はしておりません。
出願場所(地図はP.19参照)
池袋キャンパス 入試課 〒170-8445 東京都豊島区東池袋 2 -51- 4
13
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
受験上の注意 ※受験票がお手元に届きましたら、必ず記載内容をご確認ください。
❶ 試験場
試験場は帝京平成大学池袋キャンパスです。
❷ 集合時間
出
集合時間は9:00です。机上の受験番号が記載されているラベルを確認後着席し、試験監督者・係員の指示に従ってください。
なお、試験場は8:00開場です(8:00以前には入室できません)。
願
9:15から受験上の注意。9:30から試験を開始します。
手
❸ 持参品
① 受験票
続
受験票は必ず携帯し、入室後は机上に提示しておいてください。受験票を忘れたり紛失した場合は、試験当日に事故受
付係に申し出てください。
合格発表・入学手続
② 筆記用具(定規・コンパス・下敷き等の使用は認めません)
③ 時計(時計機能のみのもの)
◦計算機能・辞書機能を有する時計、腕時計型端末等の使用は認めません。当日身につけていることがわかった場合、不
正行為となります。
◦携帯電話、PHS等は必ず電源を切り、アラームを解除して鞄に入れてください。また、これらを時計として使用するこ
とはできません。また、携帯電話を試験時間中に机に置いたり、身につけていることがわかった場合、不正行為となり
ます。
◦当日、時計の貸し出しはできません。
試 験 場 の 案 内
❹ 服装
服装については自由です(例えばスーツなど)
。
❺ 試験中の注意
試験時間内の答案提出、退出は認めません。試験中の体調不良等やむを得ない場合は、手を挙げて監督者の指示に従ってく
ださい。
研 究 指 導 内 容
また、不正行為者には退場を命じ、全科目無効となります。
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
14
合格発表 合格発表は、発表日に限り(13:00〜20:00)
、Webおよび電話による合否照会を実施いたします。
合否照会の方法については、下記をご参照ください。なお、合否照会において、「操作ミス」「聞き間違い」等によるトラブ
ルについては、本学は一切責任を負いません。
郵送による通知
合格者には、発表日に入学許可書および入学手続書類を本人宛に速達で発送いたします。到着には日数を要しますので、到
着日時は送付先住所によって異なります。なお、不合格者には通知しませんので、ご了承ください。
Webによる合否照会
http://www.gouhi.com/thu/
合否照会URL
(Webアドレス)
帝京平成大学ホームページからもリンクしています。
(携帯電話・パソコン共通)
QR対応機種にてご利用ください。対応
については、各携帯電話の機能説明書を
御確認いただくか、各携帯電話会社にお
問い合わせください。(本学へのお問い
合わせには応じかねます)
★http://www.thu.ac.jp/
携帯Webサイトからの照会方法
1
URLを
入力してください。
2
URL入力
アドレス
表示内容を確認して
研究科・専攻(分野)
を順に選択してください。
帝京平成大学
学部を選択してください。
大学合否発表サイトです。
ここでの発表は速報であり、
合格者には合格発表日に合
格書類を発送しますので、
確認してください。
http://
OK
4
現代ライフ学部
ヒューマンケア学部
健康メディカル学部
健康医療スポーツ学部
大学院
よろしいですか?
はい
いいえ
5
合格の場合
帝京平成大学
選択内容を確認してくださ
い。
大学院健康科学研究科
○○○専攻
(分野)
○○課程池袋キャンパス
受験番号000000ですね
よろしいですか?
はい
いいえ
帝京平成大学
合格おめでとうございます。
合格書類は本日郵送いたし
ました。
残念ですが、
不合格です。
② 携帯Webサイトと同様の流れですのでご参照ください。
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
帝京平成大学
大学院健康科学研究科
○○○専攻
(分野)
○○課程池袋キャンパス
受験番号000000
パソコンからの照会方法
15
不合格の場合
大学院健康科学研究科
○○○専攻
(分野)
○○課程池袋キャンパス
受験番号000000
① URLを入力する。http://www.gouhi.com/thu/
帝京平成大学
受験番号6桁を入力して下さい。
選択してください。
Cancel
選択した項目に間違いがないことを
確認し
「はい」
を押してください。
3
「受験番号」
・
「誕生月日」
を
半角数字で入力してください。
誕生月日を4桁で入力して
ください。
(例:3月5日 → 0305)
よろしいですか?
はい
いいえ
入 学 試 験 概 要
電話による合否照会
03-4580-1216(合格発表日の13:00∼20:00のみ)
電話による合否照会について
合否結果は、合格発表日の13:00〜20:00のみ、電話による合否照会システムによってお答えします。
1 .ご利用の際には、
「学科コード
( 4 桁)
」
(P.17参照)、「受験番号( 6 桁)」、「誕生月日( 4 桁)」が必要となります。
2 .プッシュ回線式の電話からおかけください。携帯電話、PHSからの利用も可能です。
出
〈注意〉
・電話回線にはプッシュ回線とダイヤル回線があります。電話機がプッシュ式でもダイヤル回線の場合がありま
すので注意してください。なお、ダイヤル回線でも電話機によっては、トーンボタン( /T)等を操作する
願
ことにより、プッシュ回線への切り替えができるものもあります。
詳しくは電話機の説明書を参照してください。
手
・うまくつながらない場合には、携帯電話またはプッシュ式の公衆電話を利用してください。
3 .サービス開始直後など、電話がつながりにくい場合は、時間をずらしてかけ直してください。
続
4 .操作ミスや聞き間違いなどの理由による、入学手続締切日を過ぎてからの入学手続は一切認められませんので注意
してください。
ガイダンス
受験生の操作
電話をする。 03-4580-1216
1
「こちらは帝京平成大学、合否案内センターです。回線を確認しま
すので、「 」と「 0 」を押してください。」
②「 」と「 0 」を押す。
試 験 場 の 案 内
2
合格発表・入学手続
5 .本学への合否結果、受験番号、誕生月日等に関するお問い合わせにはお応えできません。
③学科コードを押す。
3
「受験された学科コード 4 桁を押してください。」
学科コード( 4 桁)
(例)健康科学研究科
柔道整復学専攻→
修士課程
7 4 1 1
④受験番号を押す。
「受験番号 6 桁を押してください。」
受験番号( 6 桁)
(例)000001→
5
「あなたの受験番号は○○○○○○番ですね?」
「正しければ 1 、やり直す場合は 5 を押してください。
」
研 究 指 導 内 容
4
000001
⑤番号が正しければ「 1 」
、やり直す場合は「 5 」を押す。
⑥誕生月日 4 桁を押す。
6
「次に誕生月日 4 桁を押してください。」
誕生月日( 4 桁)
(例) 7 月 8 日→
〈合格の場合〉
「おめでとうございます。帝京平成大学大学院健康科学研究科○○
専攻(分野)○○課程池袋キャンパス合格です。合格書類は本日郵
送いたしましたので、明日以降お手元に届きます。
」
〈不合格の場合〉
「帝京平成大学大学院健康科学研究科○○専攻(分野)○○課程池
袋キャンパス残念ですが、不合格です。」
Q
&
7
0708
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
16
学科コード
種 別
健康科学研究科
学科コード
はり灸学専攻
修士課程
7311
柔道整復学専攻
修士課程
7411
健康栄養学専攻
修士課程
7511
言語聴覚学専攻
修士課程
7611
作業療法学専攻
修士課程
7711
理学療法学専攻
修士課程
7811
病院前救急医療学専攻
修士課程
7911
臨床心理学専攻
博士課程
8021
博士課程 鍼灸学分野
7321
博士課程 柔道整復学分野
7421
博士課程 健康栄養学分野
7521
博士課程 言語聴覚学分野
7621
博士課程 作業療法学分野
7721
博士課程 理学療法学分野
7821
博士課程 病院前救急医療学分野
7921
健康科学専攻
入学手続 入学手続方法
学費の納付は、本学指定の振込用紙とともに、振り込みの手続を行う方の本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パス
ポート等)をご用意のうえ、金融機関から入学手続締切日(P. 5〜8 を参照してください)までに入学金を含めた授業料
等の半期分あるいは 1 年分を振り込んでください。
※入学手続締切日までに振り込みがない場合は、入学許可を取り消します。なお、金融機関領収印は締切日当日まで有効
とします。
誓約書
卒業証明書(見込者は、卒業後ただちに提出してください。)
※は池袋キャンパス学生係へ必要事項を記入し、直接持参または郵送してください。
また、封筒にも必要事項を忘れずに記入してください。
17
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
区 分
入学金
授業料
施設設備整備費
入学時のみ
半期分(年額)
半期分(年額)
380,000
(760,000)
380,000
(760,000)
100,000
(200,000)
100,000
(200,000)
入 学 試 験 概 要
納付金 (単位:円)
学生傷害保険料 半期分納付の場合
入学時のみ (年額納付の場合)
健康科学研究科
修
士
課
程
学外出身者
200,000
1,750
681,750
(1,161,750)
481,750
(961,750)
出
学内出身者
1,750
士
課
程
200,000
100,000
(200,000)
100,000
(200,000)
2,600
2,600
562,600
(922,600)
362,600
(722,600)
続
学内出身者
260,000
(520,000)
260,000
(520,000)
手
修
学外出身者
願
社会人入学者で、通常 2 年のところ 3 年かけて修了したいと希望する者(授業料 2 年分を概ね 3 等分)
※ 2 年次、 3 年次納付金
(年額)
:700,000円
(授業料:500,000円、施設設備整備費:200,000円)
士
課
程
200,000
学内出身者
380,000
(760,000)
380,000
(760,000)
100,000
(200,000)
100,000
(200,000)
2,600
2,600
682,600
(1,162,600)
482,600
(962,600)
合格発表・入学手続
博
学外出身者
・教科書等については、別途費用がかかります。
本学では、株式会社ジャックスの提携学費ローン制度を導入しております。
提携学費ローン
(照会先)
・株式会社ジャックス コンシュマーデスク TEL.0120-338-817
試 験 場 の 案 内
・本学ホームページ(http://www.thu.ac.jp/exam/loan.html)
国の教育ローン
株式会社日本政策金融公庫 教育ローンコールセンター TEL.0570 ‐ 008656 http://www.jfc.go.jp/
入学辞退手続
入学手続を完了した方で入学を辞退する方は、平成29年 3 月31日(金)16:00までに本学池袋キャンパス会計課(TEL.035843-3166)まで入学辞退の旨、ご連絡ください。
研 究 指 導 内 容
※なお、ご連絡後の入学辞退の取消はできかねますのでご了承ください。
入学辞退の旨確認後、会計課より「入学辞退届」をお送りします。必要事項を記入の上、「入学許可書」とともに提出す
ることにより入学金を除いた納付金の返金(最大 1 ヶ月程度かかります)を受けることができます。
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
18
帝京平成大学試験場案内図 ※事前の試験場の下見は、交通機関・道順・所要時間・試験場の位置を調べるにとどめてください。
試験場への立ち入りはできません。
池袋キャンパス
JR高崎線
大宮
越線
JR川
東武東上線
川越
線
急
田
小
JR東海道線
線
池袋 有
宿
線
楽
町
東西
線
線
副都心線
丸
ノ
内
線
線
柏
新松戸
我孫子
JR常磐線
成田
上野
秋葉原
西船橋
船橋
JR総武線
川崎 大井町
JR京葉線
新木場
品川
JR南武線
千葉
京成千原線
東京
大崎
つくば
野
JR中央線
渋谷
登戸
蔵
線
線
JR山手線
橋本 西国分寺 中野 新宿
小田原 茅ヶ崎 横浜
本
つくばエクスプレス
田
線
新
八王子
JR横浜線
線
東横
東急
武
北
日暮里
武
町田
JR
野
田
西
京王線
東
JR
埼
所沢
JR
京
北朝霞
西武池袋線
JR中央線
武
赤羽
東飯能
大月
東
南浦和
武蔵浦和
成
高崎
JR
電車でのアクセス
京成千葉
海浜幕張
鎌取
蘇我
JR外房線
南船橋
りんかい線
ちはら台
八幡宿
アクアライン
五井
JR内房線
池袋キャンパス
埼京
上
線
東
通
り
◆池袋駅東口から徒歩12分
治
道
ローソン
東池袋三丁目
ヤマダ電機
線
帝京平成大学
池袋キャンパス
大塚駅
NTT
春
日
通り
サンシャインシティ
西武
百貨
店
豊島岡
女子学園
向原
東京
メ
有楽 トロ
町線
豊島区役所
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
エアライズタワー
東池袋駅
都
線
川
荒
電
◆都電荒川線
向原から徒歩10分
上記 駅からの
詳しい道順を、
本学ホームページ
「交通アクセス」
(http://www.thu.ac.jp/)
でご案内しています。
ダイハツ
東口
19
◆東京メトロ有楽町線
東池袋駅 番出口から
徒歩10分
山手
25
4
東
パル
コ
池袋駅
東京都豊島区東池袋 51
所在地 TEL. 03 5843 3200
0120 918 392(入試相談)
明
街
線
越
川
六ツ又交差点
ビックカメラ
武
帝京平成大学 池袋キャンパス
TEL.050
(5847)
7711
東京都豊島区東池袋 3 - 5 - 5
JR池袋駅東口徒歩 6 分
サンシャインシティプリンスホテル
TEL.03
(3988)
1111
東京都豊島区東池袋 3 - 1 - 5
JR池袋駅東口徒歩 8 分
センチュリオンホテル池袋
TEL.03
(6912)
6031
東京都豊島区東池袋 1 - 8 - 9
JR池袋駅東口徒歩 3 分
京王プレッソイン池袋
TEL.03
(5396)
0202
東京都豊島区南池袋 2 -29-11 JR池袋駅東口徒歩 4 分
第一イン池袋
TEL.03
(3986)
1221
東京都豊島区東池袋 1 -42- 8
JR池袋駅東口徒歩 2 分
TEL.03
(3980)
1911
東京都豊島区東池袋 1 -39- 4
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) TEL.03
(3984)
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続
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手
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願
TEL.03
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出
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入 学 試 験 概 要
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試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
20
21
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 修士課程 全専攻共通
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
1 年次で検索した国内外の専門分野に関する主要な論文を精読し、発表、討論を通して最新の動向につい
て考察を深める。さらに発表の際のプレゼンテーションやディベートのスキルを演習を通して修得する。
健康科学特別研究ⅠA
指導教員の指導のもとで研究課題を明確にし、研究計画の立案を行う。その過程で、論文評価の技法を学
び、数編の論文評価を通して、論文の書き方を修得する。研究成果は中間発表で報告し、研究の進行状況
を確認する。
健康科学特別研究ⅡA
指導教員の指導のもとに設定した研究課題と研究計画に基づき、データの収集と分析を行い、修士論文を
完成させる。
&
健康科学特別演習ⅡA
Q
修士課程の初年度として、研究の構成要素を学び、具体的な研究課題の立て方および研究のプロセスを修
得する。さらにまた、興味と関心のあるテーマについて、ITを活用した文献検索の方法を演習を通して修
得する。
研 究 指 導 内 容
健康科学特別演習ⅠA
試 験 場 の 案 内
保健医療専門職教育学
特論
保健医療専門職の教育の質を高めるには、学生時代に自分が受けた教育や臨床経験を教えるだけでは“申
し送り教育”となり、十分とは云えない。ここでは、教育・実習指導者育成の視点から、学生や実習生に
対する教育力を向上させるために必要な教育学について学ぶ。具体的には、教育学の歴史、教育理論、教
育評価、教授方法、授業計画(カリキュラムやシラバス)の作成方法、および多職種連携教育と協働(IPE&
IPW)について、国内外の最新資料をもとに学び合う。
合格発表・入学手続
専門英語特論
医療英語および研究分野で使われる英語は、一般的英語とはかなり異なる。日常英語が得意な人でも、研
究分野の専門英語に慣れる必要がある。この科目では、健康科学や医学医療分野の英文読解力を養うこと
を目的とする。英語圏の一般人向けの雑誌記事や健康情報文を読みながら専門的英単語や構文を覚えるこ
とで、基礎的読解力を高める。その上で、将来英語の研究論文を書く場合にも役立つように、専門分野の
英語論文講読に進む。同時に研究倫理に関する事項も英文を通して理解を深める。
続
運動生理学特論
身体の運動は生命活動そのものである。生きている私たちの身体が、どのように動き、どのように生体内
外の環境の変化に対応し機能しているのかということについて理解を深める。そのためには解剖学、生理
学、運動学を中心とした学問をもとに、身体活動の源である、栄養代謝、呼吸循環、神経内分泌制御シス
テムなど体内運動に関連する学際領域や、姿勢の制御、運動パフォーマンス評価、社会で働く人々の動作
研究など、理論学習とその応用法についても学ぶことになる。これらを通じて専門分野のみならず、人間
として必要な思考力、研究能力を涵養することを目的とする。
手
健康医科学特論
高齢者と関わる機会の多い医療専門職には、医療現場における代表的な疾病、特に罹患率の高い生活習慣
病に関する知識が不可欠である。各種疾病について、病態の解明、診断基準の変化、薬物治療など、最近
の進歩を含めて学ぶ。疾病予防や健康維持の観点から、成長期や青年期の健康医学の内容も加える。医療
専門職として臨床医学分野の最新の知識を学ぶことは、自らの生涯学習として有用なだけでなく、専門職
として接する患者や家族の状況を理解し専門的判断を構築する際に役立つと思われる。
願
共 通 ※
健康科学マネージメント
特論
超高齢化社会を迎えた日本において、高齢者のヘルスプロモーションに貢献する研究は重要である。この
科目は、運動機能の専門職(理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師など)としての視点から健康科
学的基礎研究について解説する。今日、運動することによる個々の運動機能の改善と二重課題を行うこと
で、認知症をはじめとする退行変性疾患の「予防」に貢献することの実証が求められている。運動というキ
ーワードから、地域高齢者を対象に運動介入することによる各種の「予防」効果に関する研究、その研究方
法論、その根拠となる科学的基礎研究について学び合う。
また、保健、医療サービスの現状及び各医療職種が直面している課題について把握し、各医療職種間で議
論を深める。
出
基 礎 科 目
健康科学研究法特論
健康科学分野、特に臨床における研究の意義と研究論文作成の一連のプロセスを理解し、高度専門職とし
ての実践に貢献する研究方法論を学ぶことで、専門演習や特別研究を実施するための基礎を作る。具体的
には、目的に応じた研究デザインの設定と研究計画の作成法、データ収集と分析方法(医療・生物学分野
の基本的統計学)、研究倫理(倫理審査を受ける方法を含む)、科学論文の構成等を学ぶ。文献講読を通じ
て実例から学ぶ方式を取り入れ、信頼性の高い情報(科学的エビデンス)の収集・利用法や文献の批判的読
解法も学ぶ。
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
A
※共通科目は、全専攻で科目名は共通ですが、それぞれの研究テーマに沿って指導教員のもと研究をすすめていく科目のため、具体的な内容は各人
で異なります。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
22
健康科学研究科 修士課程 はり灸学専攻
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
基礎鍼灸学特論
本講義の目的は、高度で専門的な鍼灸臨床に必須となる鍼灸の治効理論を修得することである。ここでは、
鍼灸刺激が生体に対してどのような機序で影響を及ぼすかについて情報伝達や生体反応を含んだ鍼灸治効
の基礎、自律神経や生体防御機構における一般治効理論および鍼灸の臨床評価について理解を深める。加
えて、臨床鍼灸学特論Ⅰおよび臨床鍼灸学特論Ⅱの理解に役立てる。
臨床鍼灸学特論Ⅰ
臨床鍼灸学特論Ⅰでは、将来の高度で専門的な鍼灸臨床に必要な最近の知見も含めた治効理論を実践的に
理解する。ここでは、生体に対する鍼灸刺激により得られる自律神経、生体防御機構などの情報を測定し、
その結果を基礎鍼灸学特論で修得した一般治効理論により評価する。これにより実務で求められる客観的
なインフォームドコンセント能力を向上させる。
臨床鍼灸学特論Ⅱ
臨床鍼灸学特論Ⅱでは、さまざまな疾患や症候に対して科学的根拠にもとづいた鍼灸治療の診断法、治療
法について学習する。実際の病態から得られる情報を評価し、基礎鍼灸学特論、臨床鍼灸学特論Ⅰで修得
した治効理論を用いて解釈することで、鍼灸治療の診断治療学を客観的に理解する。また、これにより、
学際的な成果を自ら報告できる人材を育成する。
専 門 科 目
中医学特論
中医学は「整体観念(全人治療)」と「弁証論治」を特徴とし独特的な理論体系を確立している。本講義は中医
学を体系的に深く理解することを目的とする。講義内容としてまず「素問」、「霊枢」および「傷寒雑病論」と
「難経」の原文(漢文)を精読する。次に中国の代表的な学説とともに日本の大塚敬節氏、矢数道明氏および
山田慶児氏の学術思想を教授する。最後に中医学基礎理論に関する現代的な研究や「証」の標準化の進捗に
ついて講義する。
疼痛医学特論
鍼灸治療が最も頻繁に扱うのは痛み疾患である。したがって鍼灸がなぜ痛みを緩和するかを理解すること
は、臨床の場で施術を行う際に大変重要である。疼痛医学概論では、痛みの生じるメカニズムや鍼灸治療
の除痛作用を西洋医学、東洋医学双方の見地から学び、それによって疼痛疾患に対するさまざまな鍼灸治
療の適応を判断する根拠を身につけることができる。
統合医療学特論Ⅰ
統合医療の基礎的知識としてのCAMやEBMを調査した後、統合医療の現状や教育システムの実際と課題、
医療行政との関係、東洋の各種伝統医療について、フィールドも含め研修する。その後、EBMの確立に
向けた研究の基礎的調査法について学ぶ。
統合医療学特論Ⅱ
統合医療の先端医学的アプローチによるEBMを目指した研究を実践する。特に鍼灸などに関して、緩和
ケア病棟や高齢者福祉関係施設において、最先端医療機器を駆使してEBMを確立する研究や、鍼灸など
の応用による生理・心理・生化学的変化についてのヒト試験を行い、英語の論文あるいは報告書として発
表する。
附属治療院特別演習
附属治療院での診察から治療、およびそれらの評価に至る臨床鍼灸の流れを学び臨床力を高める。経験し
た症例は、病態把握や治療方法などを再検討し、その問題点を整理することで自身での問題解決能力を向
上させる。また、カンファレンスにてその考えや問題点を教員や他の学生に発表し、自分の意見を他人に
伝え、議論できる能力を身につける。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
23
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 修士課程 はり灸学専攻
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
疼痛医学
疼痛医学の分野で特に難治とされる神経障害性疼痛に対する補
完代替医療の臨床的有用性を検討する。特に鍼灸治療、波動療
法などエネルギー(気)の調整に重点を置いた手法に注目し、メ
カニズムも併せて検証する。
教
授
高
臨床薬理学、統合医療
西洋医学とは異なるパラダイムを有する東洋医学や補完代替療
法の有効性と作用機序・個体差の仕組み・安全性について、特
別なデザインと薬理・生理・心理・生化学的検査法を駆使して
研究することを指導する。
教
授
上馬塲 和 夫
精神神経免疫学
鍼灸刺激または機能性食品成分など生物反応修飾物質の介入が
脳および腸機能に影響を及ぼす際の効果および作用機序につい
て解明することを研究の目的とし、ヒト臨床試験を中心とした
基本的な評価方法や結果の解析方法を実践的に学び、客観的根
拠に基づいた研究の導き方についても指導を行う。
教
授
久
島
達
也
鍼灸科学
鍼灸の生体に及ぼす作用とそのメカニズムについて評価・解析
を行う。生理学及び神経科学的な実験技法を用いて、鍼灸刺激
の末梢受容から中枢・末梢神経系を介した臓器・器官への作用
を明らかにする。
教
授
今
井
賢
治
准教授
岩
昌
宏
講
秀
則
出
願
手
玉
井
秀
明
臨床疫学
科学的根拠にもとづく信頼性の高い「鍼(はり)」や「灸(きゅう)」
についての情報を患者や健康増進を望む人々や医療提供者及び
教育者、行政に提供できるようになることを目標として、不活
准教授
性な対照を用いた盲検法やランダム化比較試験などによる臨床
試験の立案、実施を支援するとともに、適切な統計手法を用い
た解析、評価方法について指導を行う。
宮
﨑
彰
吾
スポーツ医学(鍼灸、アスレティック
トレーニング)
スポーツ外傷障害の予防と治療における鍼灸とアスレティック
トレーニングの効果を解明することを目標として、スポーツパ
フォーマンス中の筋活動やバランス能力、動的アライメントに
着目した動作解析等の評価方法を用いた研究の指導を行う。
吉
田
成
仁
講
師
研 究 指 導 内 容
師
試 験 場 の 案 内
中枢神経系に対する鍼灸刺激の作用及びその機序について、国
内外の文献をもとに理解を深めるとともに研究を指導する。
合格発表・入学手続
神経科学
続
生理学
(消化器機能)
消化器特に下部消化管(大腸)の蠕動運動に対する鍼灸刺激の効
果及びそのメカニズムについての研究指導を行う。また、臨床
研究として、 便秘や下痢、 近年増加している過敏性腸症候群
(IBS)に対する鍼灸の効果についての研究指導も行う。
橋
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
24
健康科学研究科 修士課程 柔道整復学専攻
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
分子細胞生物学概論
講義等の内容
柔道整復治療の対象となる骨折・脱臼・筋腱軟部組織損傷の治癒過程について、細胞生物学の面から理解
を深める。細胞が細胞外からのストレスをどのように受け、細胞内でどう処理して組織修復に関与するの
かについて学ぶ。組織修復に限らず生命活動全般を基礎医学的に理解できる知力を養い、柔道整復を生命
科学のレベルで考察できるようにする。
専 門 科 目
柔道整復学特論
「分子細胞生物学概論」で学んだ知識をもとに、柔道整復医療技術に対する科学的捉え方を学ぶ。柔道整復
の取り扱う主要な器官、組織について、その発生、生理、病理、起こりやすい障害形態を学び、運動器の
バイオメカニズムを学習した後、運動器疾患・障害の発生機序ならびに修復機序を理解し、運動器疾患に
対する治療の原則を学ぶ。
骨折、脱臼、捻挫、打撲、筋腱軟部組織損傷について病態を分析し、徒手検査法を習熟し、また、柔道整
復術について適応を定めるとともに、誤りなくそれを行い得る技量を修得する。対象疾患の治療成績を判
定し得る解析能力を身につけ、病態の解明、治療の進歩を見据えた基礎的および臨床的研究を学ぶ。
柔道整復学演習
「柔道整復学特論」を受けて、学んだ基礎知識をもとに、骨折、脱臼、捻挫、打撲、筋腱軟部組織の損傷に
対する柔道整復保存治療や徒手的鑑別診断技法の理解と技術のあり方について考察させる。その考察をも
とに、まず理論的に実学的技術のあり方についてや、科学的技術として客観性と再現性をもっているかな
どについて教員および学生間で議論する。
柔道整復臨床データ解析
特論
柔道整復におけるEBM(Evidence-Based Medicine)の確立には、基礎医学研究に加え臨床柔道整復の臨
床データを客観的に解析し、その効果を検証することが必要であることを解説する。臨床柔道整復に関す
るテーマに関する統計学的手法と解析方法について示し、理論的な仮説に基づいた研究デザインの立て方、
臨床データの客観的なまとめ方、研究テーマに応じた統計学的手法を解説する。国内外の先行報告(臨床
データ)の比較検討の方法について解説し、社会におけるEBMにもとづいた臨床柔道整復の必要性を解説
する。
整形外科学および柔道整復に関する国内外の文献を抄読し、最新の知見を学習した上で、臨床データを客
柔道整復臨床データ解析 観的に解析し、その効果を検証する。プログラムを作成し実践する。仮説にもとづいたデータ回折研究デ
ザインの立て方、臨床データの客観的まとめ方、研究テーマに応じた統計学的手法を解説する。それらの
演習
結果をもとに、学科内でプレゼンテーションを行い、教員および学生間で議論する。
スポーツ医学柔道整復
特論
スポーツ医学の基礎となる事項として、外科的スポーツ外傷と障害および内科的スポーツ障害について解
説する。外科的スポーツ外傷と障害では、代表的疾患について基礎的事項(病態、治療)を解説し、柔道整
復師としてメディカルチェックや障害の予防をどのように行うべきか論ずる。さらに各疾患のアスレティ
ックリハビリテーションを解説する。内科的スポーツ障害では、呼吸・循環器・代謝領域の代表的疾患の
基礎的事項を解説した上で、健康の維持・増進、運動療法等に関連した生体の運動に対する応答と運動ト
レーニングに対する適応について解説する。
スポーツ医学柔道整復
演習
スポーツ医学および柔道整復に関する海外および国内の文献を抄読し、最新の知見を学習した上で、実際
にスポーツの現場やさまざまな施設において外科的疾患に対するアスレティックリハビリテーションプロ
グラムや内科的疾患に対する運動療法プログラムを作成し実践する。また、メディカルチェックや運動療
法教室を実践し、その結果を踏まえ学科内でプレゼンテーションを実施し教員および学生間で議論する。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
25
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 修士課程 柔道整復学専攻
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
今
村
哲
夫
スポーツ健康科学、解剖学、
自然人類学
奈良時代より現代の柔道整復師に至るまで連綿として引き継が
れてきた日本の手技療法である整復・接骨術を解剖学・運動生
理学的手法を通して解析し、柔道整復学の理論に基づく技術開
発に寄与するための研究を考える。
教
授
今
村
哲
夫
健康科学分野の研究法の基礎、
骨・カルシウム代謝、
生活習慣病一般
高齢化社会において患者数が増加している疾患の一つである骨
粗鬆症について、その予防や進行防止に関連する栄養学的側面
や運動の効果について、ライフステージを考えた視点からの研
究を考える。
教
授
山
本
通
子
柔道整復臨床研究・腱炎の修復過程と
画像診断について
肉離れや腱障害などの腱炎修復過程を、超音波検査カラードッ
プラー法にて血流評価を行い、更に弾性イメージング法にて筋
の弾性を評価する。これらの画像所見と腱炎の臨床症状を対比
検討し、腱炎の修復過程における画像診断の有用性について検
討する研究を考える。
教
授
安
田
秀
喜
臨床柔道整復学(骨折、脱臼、捻挫・
筋腱軟部損傷の非観血的療法の治療方
法等)
・ 運動器のバイオメカニズム・
医療経済学
柔道整復の外傷(骨折、脱臼、捻挫・筋腱軟部損傷)・手技療法
などの臨床研究と基礎運動機能の研究を考える。それに関連す
る研究計画を作成し、仮説の設定・実験及び調査方法・データ
の解析法を指導する。
教
授
樽
本
修
和
スポーツ医学、健康医学、循環器学
運動が人体にどのような変化をもたらすかについて考えたいと
思う。運動による形態的機能的変化、運動と突然死、運動によ
る疾患の予防・改善効果などをテーマとし、ヒトを対象とした
内科系の臨床的研究を考える。
教
授
高
田
英
臣
柔道整復臨床研究・神経損傷後の運動
機能・運動器解剖
柔道整復師が臨床現場で遭遇する疑問点について研究テーマを
設定し、研究デザインの立て方、計測・データの収集方法、デ
ータの解析方法について指導を行う。
准教授
掛
川
晃
手
授
願
骨・関節・筋・靭帯・神経の障害や疾患を基礎的な病理形態学
的視点から分析、解析し、臨床所見との関係について検討し、 教
運動生理学的所見も考慮した柔道整復施術への応用を試みる。
出
運動器の病理学
(形態学)
、
臨床病理学
続
合格発表・入学手続
試 験 場 の 案 内
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
26
健康科学研究科 修士課程 健康栄養学専攻
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
食材供給学特論
食と栄養の専門家として身につけなければならない食料の生産と供給の実態を学ぶことを目的とする。わ
が国は食料の多くを海外に依存していることから、世界的に見た食料生産・供給の安定性や、生産現場か
ら食卓までの食料供給行程の各段階における安全性確保の仕組み、関連の法制度などを学ぶとともに、食
材汚染に起因する食品事故の発生メカニズムを解析する能力を養う。
食品機能学特論
近年、機能性食品やサプリメント(栄養補助食品)の普及が著しい。これら食品には、免疫、神経、循環、
消化などの人体の生理機能を補助する作用がある。機能性食品やサプリメントに関わる人体の生理機能の
知識を深め、これら食品およびその成分が生理機能に及ぼす影響を理解する。さらに、独自に関連分野の
研究論文を調べ、理解し、発表する能力を身につける。食品機能に関する課題を取り上げ、研究し、その
成果を発表する。これらの特論、演習、研究を修得することにより、機能性食品やサプリメントの使用に
関して適切な助言と指導を行う能力を身につける。
臨床栄養学特論
肥満症や生活習慣病などの予防と食事療法、食事療法が重要な役割を持つ疾患の診断・治療の理解、入院
(所)患者の栄養管理、Nutritional support team(NST)での中核的役割などに関する専門的知識を修得
する。また、演習を行うことにより、実践力を身につける。独自に関連分野の研究論文を調べ、理解し、
発表する能力を培う。
栄養教育学特論
食育などの栄養教育の現場で、行動科学理論に基づいた栄養教育プログラムの開発や実践・評価法が研究
されている。本特論では、栄養教育の行動科学理論や方法論、実践的な栄養教育プログラムに関する理解
を深める。さらに、関連分野の研究論文を調べ、理解し、発表する能力を培う。
給食経営管理学特論
ライフステージに応じた高度な栄養管理学を修得する。さまざまな給食施設(保育園、学校、病院、重症
心身障がい児施設、高齢者入所施設など)における栄養管理システムを理解し、研究する。さらに、独自
に関連分野の研究論文を調べ、理解し、発表する能力を身につける。給食・栄養管理学に関する課題を取
り上げ、研究し、その成果を発表する。これらの特論、演習、研究を修得することにより、給食施設で栄
養管理を行う能力を身につける。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
27
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 修士課程 健康栄養学専攻
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
授
児
玉
浩
子
精神栄養学
うつやうつ病に起因する自殺者・休職者が増加し、総合的なメ
ンタルヘルス対策が進行している中、「精神栄養学」へのニーズ
は高まっている。「精神疾患と食事の関連」
「調理実習を活用し
た復職支援プログラム」が主なテーマ。比較的新しい分野であ
るため、チャレンジ精神を持って研究していく。
教
授
児
玉
浩
子
栄養教育学
幼児、学童、成人、高齢者など年代により食育のあり方は異な
る。食育推進での課題を取り上げて、研究計画を立て、研究を
行い、研究成果をまとめて学会で発表する。関連領域の研究論
文を読解する能力、栄養教育現場で栄養指導を行う能力を修得
する。
教
授
児
玉
浩
子
食品機能学
我が国では、以前より食品による健康維持について関心が高く、
医食同源という思想が通常の食生活に深く関わっている。食物
には、生体活動の調整、生体の自然治癒力等の機能が備わって
教
いる。食品の機能を科学的に検証し、健康維持、健康促進、病
気の予防、医療への応用等機能性食品や補助食品の役割につい
て明らかにする。
授
松
井
輝
明
摂食と代謝の調節メカニズム
私たちを取り巻く食の環境は、長い飢餓の時代から飽食の時代
に移るとともに著しく変化している。しかし、人体に備わって
いる摂食と代謝の調節メカニズムはこの急激な変化に対応しき
れず、さまざまな代謝性疾患を生み出す結果となっている。摂
食・代謝調節にあずかる自律神経と内分泌機能に関する最新の
知見を集め、有効で現実的な摂食障害やメタボリックシンドロ
ームの改善・治療法を研究する。
教
授
川
野
仁
食材供給学
現在我が国は比較的豊かな食環境に囲まれ、食材としての農産
物・畜産物・水産物は国内・世界の各地域からさまざまな経路
で届けられている。国内の人口動態・農業構造の変化や現在生
産額ベースで見て1/3を占める輸入食料の動向によっては、食
教
材の供給過程は大きく変化する可能性もある。生産現場から食
卓までの食材供給過程についていくつかの食材に焦点を当て、
統計数値を元にした解析を通し、流通システムに関する解析能
力を身につける。
授
山
岸
徹
栄養生化学
私たちのからだは数十兆個の細胞から成り立っている。腸管か
ら吸収された栄養素は各々の細胞に運搬されて細胞構築の材料
やエネルギー源となるほか、細胞の働きを調節する。このよう
な調節物質の中には免疫細胞を活性化してからだの防御力を高
めるものもあり、それを新たに検索してその細胞への働き方の
仕組みを研究する。
授
島
村
道
夫
願
教
出
臨床栄養学
生活習慣病などの疾患での食事療法に関する高度な専門知識を
修得する。臨床栄養に関する課題を取り上げて、研究計画を立
て、研究を行い、研究成果をまとめて学会で発表する。関連領
域の研究論文を読解する能力、臨床現場で栄養指導を行う能力
を修得する。
手
続
合格発表・入学手続
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
教
Q
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
28
健康科学研究科 修士課程 言語聴覚学専攻
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
言語聴覚学特論
言語聴覚障害の基本として、健常者の言語・コミュニケーションの生涯発達について学習する。言語・コ
ミュニケーション過程にはさまざまな要因が関与しており、視線、表情などの非言語的要因や、話しこと
ばの受容に関連する聴覚機能や注意機能、表出に関連する構音、語用論的問題などの言語的要因などが関
わっている。それらの要因について考察し、さらに乳幼児期から老年期にいたる言語・コミュニケーショ
ンの発達とそれぞれの発達段階で出現する問題や障害、加齢変化を、生涯発達の視点から学び、言語聴覚
障害研究の基礎力をつける。
言語聴覚学特論演習
言語・コミュニケーションに関与している諸要因、さらに乳幼児期から老年期にいたる言語・コミュニケ
ーションの発達とそれぞれの発達段階で出現する問題や障害、加齢変化に関する基礎・臨床研究について、
具体的な臨床データの分析・解釈、内外の文献講読、発表、討論を通し理解を深める。
言語聴覚障害学特論
言語・コミュニケーションが阻害される要因として、知的・認知的発達やその基盤となる運動機能の発達、
対人社会性の発達、聴覚機能の発達、摂食・嚥下機能の発達、構音の発達など発達上の問題と、言語・コ
ミュニケーション能力獲得後に障害を受けた場合の後天性障害がある。ここでは先天的・後天的諸要因、
および個人を取り巻く環境要因、双方によってもたらされる言語・コミュニケーションの多様な諸問題に
ついて、多面的な視点から評価・分析するための最新の知識と研究方法を修得する。当事者が日常で抱え
る問題性も含め、個人を包括的に捉える方法論を学ぶ。
言語聴覚障害学特論演習
先天的、または後天的諸要因と個人を取り巻く環境要因双方によってもたらされる言語・コミュニケーシ
ョンの諸問題を評価・分析するためのさまざまな方法論に関する基礎・臨床研究について、具体的な臨床
データの分析・解釈、内外の文献講読、発表、討論を通し理解を深める。また、具体的な臨床研究データ
をもとに、個人を包括的に捉える方法論を演習を通して修得する。
言語聴覚療法学特論
言語・コミュニケーション障害をもつ対象者に対する機能訓練の技法と訓練効果の検証法、および障害特
性に応じたAACの適用等について修得する。また、生活支援、家族支援、教育支援、就労支援の視点から、
障がいをもった個人および彼らを取り巻く人々への臨床実践のあり方や、地域社会への働きかけの方法に
ついて、効果的な実践法を検討する。
言語聴覚療法学特論演習
言語・コミュニケーション障害、その基礎となる認知機能、高次脳機能、発声・発語機能、聴覚を中心と
した感覚機能の障害に対する訓練方法と訓練効果の検証法、および障害特性に応じたAACの適用等に関
する基礎・臨床研究について、具体的な臨床データの分析・解釈、内外の文献講読、発表、討論を通し理
解を深める。また、リハビリテーション研究の具体例を通して障がいをもった個人および彼らを取り巻く
人々への訓練・支援の臨床実践のあり方や、地域社会への働きかけの方法論を演習を通して修得する。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
29
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 修士課程 言語聴覚学専攻
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
言語・コミュニケーションの
発達と障害に関する分野
言語発達及び言語発達障害について、言語発達心理学、臨床発
達心理学的観点から研究指導を行う。特に、発達障がい児や言
語発達遅滞児の言語・コミュニケーションの評価や支援に関す
る研究、また、障がい児を取り巻く周囲の人々への言語支援に
関する研究について指導を行う。
教
授
瀬
構音障害治療に関する分野
小児及び成人にみられる構音障害のうち、口唇口蓋裂や口腔癌
術後の構音障害及び機能性構音障害などの構音動態解析及び評
価に関する研究について指導を行う。また効率的な構音訓練法
の構築に関する研究についても指導を行う。
教
授
山 下 夕香里
高次脳機能障害とコミュニケーション
障害に関する領域
脳血管障害、脳外傷、てんかん等により生じた高次脳機能障害
とコミュニケーション障害との関係を研究している。高次脳機
能障害やコミュニケーション障害のある人々に対する就労支援
や、社会生活支援のための包括的な介入法について指導する。
教
授
廣
實
真
弓
「聴覚障がい児・ 者のコミュニケーシ
ョンとQOL、臨床支援」に関連する分
野
聴覚や言語に障害を有する人々の「現実(アクチュアリティ)」の
視点から、当事者(患者、家族)にとって「より良く生きる」ため
の支援とは如何なるものであるのかを、臨床の場における関与
観察とエピソードの記述を用いて質的に研究する。また「相互
主体性」の観点に立ち、臨床家と患者双方を検討対象とする方
法を吟味する。
教
授
黒
田
生
子
言語・非言語コミュニケーション障害
の脳内メカニズムに関する認知神経心
理学的アプローチ
脳血管障害や神経変性疾患などにより、脳の一部あるいは脳内
ネットワークが破綻をきたしたとき、どのようなコミュニケー
ション障害が生じるのかについて研究している。特に、顔や表
情認知とその障害をきたす脳領域、描画発達とコミュニケーシ
ョン障害の関係などが関心領域である。研究指導では、研究プ
ランの立て方や脳画像を含むデータの見方から、効果的な論文
作成の方法までを指導する。
教
授
永 井 知代子
淳
子
出
戸
願
手
続
馬
有
里
植
田
恵
試 験 場 の 案 内
相
合格発表・入学手続
失語症・高次脳機能障害に関する基礎的、臨床的な研究につい
失語症・高次脳機能障害の評価・訓練・
て対応する。特に失語症の会話や談話の分析方法などについて 准教授
指導に関する分野
指導を行う。
高次脳機能障害全般について扱うが、中でも特に認知症の神経
研 究 指 導 内 容
高次脳機能障害の評価・治療・介入、
心理学的評価の枠組みと解釈、治療・介入の技法等について取
准教授
および加齢による認知機能の低下に関
り上げる。また加齢による認知機能の低下についての基礎的研
する領域
究にも対応する。
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
30
健康科学研究科 修士課程 作業療法学専攻
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
身体障害者について、ICFモデルにもとづく機能・器質障害に焦点をあて、活動および社会参加を阻害す
身体障害作業療法学特論 る要因との関係について学び、障害の解決に有効な手法等について、内外の文献を調べ考察を深める。具
体的には、脳血管疾患や関節リウマチ、神経内科疾患等について、最新の知見をもとに考察を深める。
専 門 科 目
身体障害作業療法学演習
身体障害作業療法学特論で学んだ知識をもとに、演習では、動作解析を行い検証するための具体的な手法
を学ぶ。
作業活動分析学特論
健常者や肢体不自由者を対象に、人の身体機能と活動・動作の関係を運動学的視点から分析し、身体機能
と合理的な動作との関係、効率の良い動作とはどのようなものか、探索を深める。具体的には、内外の文
献検索による先行研究にもとづき、新たな仮説をたて、分析器具を使用した動作解析を行う解決手法を学
ぶ。
作業活動分析学演習
作業活動で必要とされる上肢機能の運動学的理解を深めるための、手の模型の作成を行い、手の動作の成
り立ちを運動学・生体工学的に理解する。その上で各種上肢機能障害の影響について分析し、その障害の
成り立ちについて理解を深める。また、国内外の先行研究にもとづき、テーマを抽出し、新たな仮説を立
て、各種測定機器を用いた小規模な測定計画を作成する。
生活障害作業療法学特論
身体障害、精神障害および知的障害や先天性障がい児、さらには発達障がい児・者を対象に、彼らの機能
障害が諸活動や社会参加にどのように影響するのか、阻害する要因を分析し、解決に有効な手法を探索し
考察を深める。具体的な内容としては、全領域に関わる就労支援、精神障がい者の生活障害、知的・発達
障がい児・者の生活障害について、内外の文献を精読し、障害の要因と解決手法について考察を深める。
国内外の自らの関心のあるテーマに関連する先行研究を精読し、作業療法における対象者の評価および介
生活障害作業療法学演習 入、さらには作業療法の研究方法を検討し、過去の研究動向を把握し、考察を深める。
対象者の生活支援当事者や専門家からも情報収集を行い、自らの研究テーマの抽出につなげる。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
31
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 修士課程 作業療法学専攻
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
授
菊 池 恵美子
作業の人への効果について、 健常者、 作業療法で用いる作業が人に与える、主に精神的な効果を生化
教
障がい者を対象とした調査、実験研究 学的指標を用いた実験や調査を通じて検討する。
授
埜 﨑 都代子
出
障害の有無や領域を問わず、支援が必要な対象者に対する就労
やキャリア支援のための現状分析及び支援法の開発について、
及び、作業療法教育のあり方と教育方法について、現状分析と 教
新たな手法の開発について研究指導を行う。QOLの向上では、
高齢・障がい者の衣服に関する研究指導を行う。
障がい者の就労支援、キャリア構築、
QOLの向上について
作業療法教育方法について
願
教
授
古
城
徹
障がい者等の活動・動作時の
身体機能分析と介入分析に基づく
生活支援機器などを用いた環境調整
障がい者・高齢者の作業遂行能力障害について、主として身体
機能面の運動学・生体力学的手法による分析と機能改善、障害
に応じた生活支援機器や住環境などの環境調整による作業療法
介入の方法について研究指導を行う。
教
授
根
本
悟
子
障がい児・者の生活活動における
身体機能低下の分析と介入及び
環境調整
身体障害、老年期障害及び発達障がい児・者を対象に、生活活
動における身体機能低下(特に廃用症候群等)を人間工学的に分
析し、予防的介入と共に環境調整の手段を探究する。
教
授
樋
口
正
勝
高齢者とその家族の支援、
及び生活の構築に関する研究
主に高齢者とその家族を対象に、彼らの諸活動や社会参加など
の生活上の問題を明らかにし、生活の構築に有効な手法を探索
する。
准教授
菊
池
和
美
続
超高齢化を迎える社会の要請に応えるために、脳梗塞などの身
体的疾患及び認知症などの認知障害について、さらに理解を深
めるための知識を身につけ、障害を持つ人々への具体的アプロ
ーチをさぐるための研究指導を行う。
手
身体的、知的障害に対する評価の
仕方と援助のあり方について
合格発表・入学手続
試 験 場 の 案 内
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
32
健康科学研究科 修士課程 理学療法学専攻
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
理学療法評価・分析学
特論
人間の各種の障害や高齢者を研究対象とした臨床研究であり、人間の運動や生活動作(活動)とその異常や
障害に焦点をあて、その障害を臨床的に、各種測定機器を利用して測定し、その特性を解析、分析を学習
する。また、リハビリテーション医療、介護予防、福祉機器、義肢装具、介護保険、障害者自立支援法な
どの視点からも障害を解析、分析法を学習する。また、障がい者・高齢者に必要な生活環境改善について、
建築学、ユニバーサルデザインの視点から解析法を学習する。
理学療法評価・分析学
演習
理学療法評価・分析学特論を踏まえて、人間の運動や生活動作(活動)とその異常や障害に焦点をあて、そ
の障害を臨床的に、各種測定機器を利用して測定し、その特性について解析、分析を実践する。また、リ
ハビリテーション医療、介護予防、福祉機器、義肢装具、介護保険、障害者自立支援法、生活環境、建築
学、ユニバーサルデザインの視点から障害を解析、分析法について演習する。
理学療法治療学特論
脳血管障害などの中枢神経系運動障害、姿勢調節異常、コミュニケーション障害、半側視空間無視などの
高次脳機能障害を対象にして、評価法並びに機能回復の方法、技術について学習する。また、健常者並び
に障がい者・高齢者の健康増進に焦点をあてて、適切な運動処方のあり方、運動負荷が生体に与える生理
的影響について学習する。また、各種のスポーツ障害に対する評価、解析、リハビリテーションプログラ
ム(運動療法)について学習する。
理学療法治療学演習
理学療法治療学特論を踏まえて、脳血管障害などの中枢神経系運動障害や高次脳機能障害を対象にして、
評価法並びに機能回復の方法、技術について研究開発する。また、健常者並びに障がい者・高齢者の健康
増進に焦点をあてて、適切な運動処方のあり方、運動負荷が生体に与える生理的影響について測定し、解
析する。また、各種のスポーツ障害に対する評価、解析、リハビリテーションプログラム(運動療法)につ
いて実践し、データ解析を行う。
理学療法学を基盤とした介護予防および地域リハビリテーションの観点から、地域で生活する障がい者、
統合リハビリテーション学 小児障がい者、神経難病そして高齢者の特徴とニーズを知り、地域を基盤として活動する理学療法士によ
る専門的支援の知識・技術的シーズについて学習する。各種制度についてディベート方式で討議を進行さ
特論
せて、地域リハビリテーションの視点で地域の社会保障制度の立案、実施に関する研究を行う。
理学療法学を基盤とした介護予防および地域リハビリテーションの観点から、地域リハビリテーションの
統合リハビリテーション学 現地視察・実態調査から客観的な課題を把握する能力を高め、模擬患者のケアマネージメントプランの演
習形式で確認し、課題事業についての事業計画書、許認可申請書等の作成を通して、将来の事業責任者ま
演習
たは地域リハビリテーションのリーダーとしての資質を高める。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
33
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 修士課程 理学療法学専攻
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
青
木
主
税
高齢者の理学療法
わが国は、医療の発展とともに寿命の延長を実現している。し
かし、生活において何らかの介護が必要な高齢者が増加してい
教
る現実がある。本研究指導では、上記高齢者の移動歩行能力に
関与する身体機能について、その特性を知ることを目的とする。
授
長
尾
邦
彦
末梢神経学
顔面神経麻痺評価表の相互関係の研究-Sunnybrook法、柳原
40点法、House-Brackmannグレード分類について研究を行
う。
教
授
栢
森
良
二
サリドマイド胎芽症に
関する評価・分析
サリドマイド胎芽症の50年後の障害と問題点について研究を行
う。
教
授
栢
森
良
二
顔面筋の評価・分析
表情筋23個の拮抗関係の研究を行う。表情筋は皮筋であり、四
肢の伸筋と屈筋のような拮抗関係でない。しかし眼周囲、口周
囲を中心に拮抗関係は存在する、これについて研究する。
教
授
栢
森
良
二
地域リハビリテーション
(小児)
障害を持つ小児とその家族らが、地域で安心して生活を営める
ように実施されているさまざまな施策や支援等について、実際
の研究活動を通して研究指導を行う。
教
授
田 代 千惠美
地域リハビリテーション運動学習
「地域リハビリテーション」では、超高齢社会、小児療育等の領
域における地域リハビリテーションのシステムと公共政策につ
いてのテーマを取り上げる。「運動学習」では、脳可塑性を背景
とする運動学習についての課題を捉える。
教
授
阪
井
康
友
リハビリテーション分野の
生活環境支援に関する評価・分析
バリアフリー・ユニバーサルデザインの評価・分析、ハウスア
ダプテーションの評価・分析、共生を目指したまちづくりに関
する研究などを通じて、理学療法における生活環境支援のあり
方を探究する。
教
授
徳
田
良
英
運動器系の理学療法
運動やさまざまな疾患で生じる心身の変化を、理学療法やその
周辺領域の分野を活用することにより多角的に分析し、問題提
起することや課題に対する解決プログラムを検討することを目
的とする。
准教授
窪
川
徹
手
授
願
教
出
障害の評価・分析
高齢者や各疾患による障害に対して、種々の測定機器を使用し
て評価・分析を行い、障害特性を把握する。また、義肢装具に
関する運動学的解析ならびに福祉機器の有効活用に研究指導を
行う。
続
合格発表・入学手続
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
34
健康科学研究科 修士課程 病院前救急医療学専攻
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
病院前救急医療学特論
地域の救急医療において病院前救護(プレホスピタルケア)の重要性が高まりつつある。病院前救護の現状
を分析し、問題点と改善の方策について議論し、理解を深める。特に救急救命士の指導者としての使命を
理解してもらうように努める。
水難救助システム特論
わが国における水難救助システムを科学的手法によって解析する。さらに、水難から生還するための要素
をさまざまな事故例から顕在化する。このような知見にもとづき、より合理的な水難救助システムのあり
方について考察することのできる実力を身につける。
蘇生学特論
重症外傷や救急疾患にもとづく心肺停止やショックは、医学研究者にとって極めて重要な研究分野である。
蘇生法については世界的なガイドラインが策定されているが、さらに効果的な蘇生方法を模索するために
蘇生救護訓練を通じて蘇生方法の有効性の比較を中心に研究を行う。同時に、同じテーマに関する内外か
ら発信される研究論文の抄読を通して論文作成の具体的指導を行う。
外傷学特論
外傷傷病者に対する適切な対応は、救急医療の重要な課題の一つである。重症外傷の疫学や病態の理解を
深め、病院前救護から病院内での治療へと連携していくための知識や技能の修得には常に新しい知識の吸
収が必要である。欧米から発信される最新の外傷診療事情を学ぶために、英文臨床雑誌の抄読を行う。ま
た、広く生体侵襲学の視点から修士論文作成に直結するさまざまな知識を学ぶ。
災害医学特論
自然災害、集団災害の実際を学び、医療関係者として災害現場で適切な行動がとれるように、限られた医
療資源で最大限の命を救うという災害医療の目的を理解する。
病院前救急医療国際比較
特論
病院前救急医療システムは、その国の成り立ちや歴史・文化・経済・軍事などの複合的要素による社会シ
ステムとして構築されている。本邦の救急救命士制度導入のモデルとなったパラメディック制度を運用す
るアメリカの最新の病院前救急医療の動向について学ぶ。また、ベトナムにおける病院前救急医療の現状
や課題や問題点を通じて、日本が発展途上国に対して今後どのような医療支援を提供することが可能なの
かを共に考える。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
35
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 修士課程 病院前救急医療学専攻
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
教
授
小
林
國
男
外傷と生体侵襲
外傷の疫学、外傷の病態、外傷に対する生体反応などについて
研究指導を行う。
教
授
小
林
國
男
急性中毒学
病院前救急医療に必要な急性中毒について研究指導を行う。
教
授
鈴
木
宏
昌
蘇生再生学
心肺蘇生後の臓器の虚血再灌流傷害の病態やその対策(再生な
ど)を学ぶとともに研究指導を行う。
教
授
久保田 俊一郎
感染症学
病院前救急医療の現場における感染対策の必要性について研究
指導を行う。
教
授
山
浦
常
災害と遺伝子
各種災害時における被災者や医療従事者の意識を調査し、災害
経験が与える行動変化だけでなく、免疫反応や生体恒常性の維
持に関わる遺伝子変化についても学ぶ研究指導を行う。
教
授
山
田
修
願
病院前救急医療の発展の経緯、救急救命士制度の現状と問題点
について研究指導を行う。
出
病院前救急医療システム学
手
続
合格発表・入学手続
試 験 場 の 案 内
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
36
健康科学研究科 博士課程 臨床心理学専攻
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
臨 床 心 理 学 分 野
臨床心理学特講
臨床心理学における様々な領域の基本的な文献を読み、臨床心理学におけるものの見方や考え方を整理し
学習する。国内外の文献の検討を通して、臨床心理学領域に求められる研究方法論と、得られた知見を科
学的に評価する能力を磨く。さまざまな領域の課題に自ら問題意識を持ち、高い倫理性のもとで、臨床心
理学の立場から科学的にアプローチしていく方法を身につける。
臨床心理学面接特講
臨床心理学における様々なアセスメントの方法や面接法・治療法を学習し、これらを来談者がかかえる課
題やニーズに対応して柔軟に適用していく方法を学ぶ。臨床活動や、ケースカンファレンスへの参加・ス
ーパービジョンなどにより、来談者の意向や希望を尊重しつつ適切にアセスメントを行い、計画的に介入・
支援を行い、その結果を自ら客観的に評価してその後の臨床活動の改善に生かすことの出来る能力を養成
する。
社会心理学特講
社会心理学は社会での人々の行動や、その背後の心的過程・社会文化的な相互関係について研究する科学
分野である。他の人文社会・自然科学領域と学際的な協同関係にある。特講では、社会的状況での情報処
理過程、共感性などの対人的行動、リーダーシップなどの集団組織行動について国内外の文献を読みつつ
議論しながら理解を深める。また、ここで得られた知見を、司法や高齢化、インターネットなどの現代の
社会的諸問題に応用する方法を学ぶ。
認知心理学特講
認知−行動に関する理論を中心に、学習理論、応用行動分析、情報処理理論などについて体系的に学習す
る。これらの理論についての基本的な論文や書籍を読み、認知行動学の考え方を身につけるとともに、ど
のように臨床心理学に活用されているかを学ぶことを目的とする。
認知情報システム特講
人の認知は知覚、注意、学習、情動などが人をとりまく環境情報とともに構成する情報システムである。
ここでは主に聴覚情報処理を例として人間の認知情報システムについて学ぶ。最終的に、基礎的な認知処
理過程が現実場面でどのように働くかについて理解を深め、さらにそれを人工的手段により補償・拡張す
ることについて考える。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
37
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 臨床心理学専攻
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
授
医学博士
安
西
信
雄
臨床心理学面接法
臨床心理学においては、来談者中心療法や精神分析療法、認知
行動療法など、さまざまな理論があり、それらに基づくアセス
メントや面接法がある。これらは本来、対象者のニーズに即し
て柔軟に適用されるべきものであるので、臨床活動を通して、
これらの理論と技法の修得を進め、柔軟に実践できる力量を養
成していく。更に面接は、クライエント自身の抱える問題と環
教
境、本人の希望を踏まえたアセスメントに基づいて、計画的に
介入・支援を行い、その結果を客観的に評価する必要がある。
ケースカンファレンスやスーパービジョンを通して、これらの
能力を養い、さまざまな問題を抱えるクライエントへの面接技
法の改善を研究課題としてとりあげ、実証的根拠に基づいて検
討を進めていく方法を指導する。
授
医学博士
安
西
信
雄
神経心理学
神経心理学の理論やモデル、神経心理学研究の方法の理解と研
究の展開について促進できるように助言・指導を行う。特に、
後天性脳損傷に対する神経心理学的リハビリテーションの過程
において、①現象学的現場の理解、②神経心理学的面接、③神 教
経心理学的検査、④効果的なリハビリテーションの計画・実施・
効果判定、について具体的な研究方法や文献研究などの指導を
行い、議論を深め、より研究が深化するように指導する。
授
博 士
中
(健康科学)
島
恵
子
発達臨床心理学
ハイリスク児及び健常児の健全育成のための支援プログラムに
関する研究を行う。行動科学の基礎知識を身につけて、学校・
教育場面での適切な心理臨床を行えるように指導する。行動科
学の基礎知識を身につけて、臨床心理アセスメント、援助の方
法論、コミュニティ援助、そして研究法など心理学独自の理論
や方法を学び、研究者としての臨床心理士養成を行う。
教
授
医学博士
齊
藤
和
惠
精神科遺伝研究、産業スト
る産業ストレスとうつ病の関連、生活習慣やうつ病との関連に 教
レスと精神疾患の疫学研究 ついて統計調査を中心に行っている。
授
医学博士
音
羽
健
司
願
手
続
合格発表・入学手続
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
精神疾患、特に不安障害やうつ病の遺伝子解析や、職場におけ
出
臨床心理学
心理学は人の行動と心理的過程についての科学的研究であり、
臨床心理学はその応用過程に関する学問領域である。その探究
にあたっては自然科学的な量的データに基づくアプローチとと
もに、質的研究を科学的に行う方法論の発展が必要である。ま
た臨床心理学の基本はアセスメントと介入によってクライエン
トに関わり、その人の人生の豊かさと可能性を広げていく臨床
過程にあるので、実践を通しての研究も重要である。こうした
教
視点から、臨床心理学の基礎をなすものの見方や考え方をふり
かえり、臨床心理学への社会的要請を踏まえて、さまざまな領
域で深刻化している課題と臨床ケースをとりあげ、アセスメン
トと適切な支援・介入方法について、内外の文献考察や実例の
分析を通して検討を深める。これらを通して、科学的な視点で
ものごとを捉えて分析し、自ら実証的な視点で問題の解決方法
を探求していく力量を養成する。
Q
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
38
39
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻全分野共通
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
健康科学特別研究ⅢB
健康科学特別研究ⅠB、ⅡB、ⅢBと 3 年間にわたって指導教員の指導下で研究活動を行う科目の 3 年目
である。学会等での発表や専門分野の研究者との情報交換および論文投稿を通して、自立した研究者とし
て研究を計画・実施する能力、論文作成に必要とされるデータ解析と研究的思考能力を修得する。具体的
な学修内容や方法は指導教員の指導に基づくが、以下の内容を含む。
① 3 年間の研究結果を整理統合し、原著論文を投稿する。
②博士論文の作成を進める。
③学位審査の研究発表会に向けて準備を進め、予備審査を受ける。
通
研 究 指 導 内 容
健康科学特別研究ⅡB
1 年時に作成した研究計画に基づき、 2 年目の研究を遂行する。研究遂行の途上で研究テーマや研究方法
の変更が必要になった場合は速やかに研究計画を立て直す。その際には、研究テーマ変更書類や倫理審査
の再提出など必要な手続きを行う。
具体的な学修内容や方法は指導教員の指導に基づくが、以下の内容を含む。
①研究結果を分析して博士論文の基本的構想を考える。
②実施した研究データをまとめ、関連学会等での発表を目指す。
③学術雑誌への投稿を目標に研究論文の原稿作成を開始する。
試 験 場 の 案 内
健康科学特別研究ⅠB
健康科学特別研究ⅠB、ⅡB、ⅢBと 3 年間にわたって指導教員の指導下で研究活動を行う科目の 1 年目
である。研究テーマを決定し、 3 年間の研究計画を立てる。研究の目的と方法を明確にし、博士論文研究
計画書を作成し、それに基づいて研究を開始する。具体的な学修内容や方法は指導教員の指導に基づくが、
以下の内容を含む。
①研究倫理の基本的事項を学ぶ。e-learningによりCITIとICRのコースを修了する。
②研究計画の倫理審査を受ける(倫理審査申請書類の作成方法を修得する)。
③研究テーマの関連領域から課題や問題点を探り、文献を収集し、最新の知見や研究資料を検討・分析す
る。
合格発表・入学手続
健康科学特別研究ⅢBと対をなす科目である。最終学年に当たるため、博士論文の研究結果に関連した演
習を行う。国内外の文献を批判的に読む能力や、研究結果の考察力を修得する。指導教員との討論を通じ
て、研究分野の理解を一層深め、独立した研究者としての能力を養う。
続
健康科学特別演習ⅢB
手
健康科学特別研究ⅡBと対をなす科目で、博士論文の研究テーマに沿った演習を行う。国内外の文献を読
んで発表することや、指導教員や他の大学院生との討論を通じて、研究分野の理解を深め科学的思考力を
身につける。
願
健康科学特別演習ⅡB
出
健康科学特別研究ⅠBと対をなす科目で、博士論文の研究テーマに沿った演習を行う。国内外の文献を読
んで発表することや、指導教員や他の大学院生との討論を通じて、研究分野の理解を深め科学的思考力を
身につける。同時に研究倫理に関する知識・理解を広げる。
共
健康科学特別演習ⅠB
※共通科目は、全分野で科目名は共通ですが、それぞれの研究テーマに沿って指導教員のもと研究を進めていく科目のため、具体的な内容は各人で
異なります。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
40
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 鍼灸学分野
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
鍼灸学特講
本講義では、これまでに習得した鍼灸学領域の知識をさらに発展させ、将来独創性の高い基礎研究を遂行
できる研究者の育成を目的とする。鍼灸刺激が神経系や免疫系など生体調節機能に対して作用する際の機
序について、鍼灸治効理論の先端的知見に焦点をあて理解を深める。
中医学特講
山田慶児氏の「中国的思考の構造」、「中国医学の起源」を講義することにより、中医学はいかにつくられた
か、中医学を根本とする気の思想はなにかを深く理解する。日本的な視点で中医学を深く吟味し、中医学
に対して自分なりの思考、洞察力等の学問力を高める。
疼痛医学特講
疼痛医学特講では、疼痛医学特論の内容をさらに発展させ、かつ実践的なものを展開する。具体的にはま
ず鍼灸及びその関連技術の基礎知識を整理する。特に鍼灸が他の西洋医学的手法や代替医療に比べてユニ
ークなのは気血水、臓腑などの東洋医学的概念に則っている点であることを考慮して議論を深める。また
気≒エネルギー≒波動である点に注目し、これらの概念を共有している他の代替医療との比較も行い、鍼
灸の将来像を検討する。
統合医療学特講
統合医療の臨床的有効性のメカニズムの解明を目指すべく、臨床疫学的研究から試験管内実験、特に病態
動物を使った病理学的研究や遺伝子を対象にした試験管内実験などの幅広いアプローチの必要性を紹介す
る。その過程で、基礎から臨床医学までの研究手技から解析・評価手法に親しむ。具体事例として、糖化
と血管内皮細胞機能が、未病発症や経絡概念において果たす役割を明らかにすることで、東西医学が統合
できる可能性を紹介する。
鍼灸臨床演習
本演習では、患者の病態を的確に判断した上でエビデンスに基づく鍼灸治療方針を立案できる臨床知識を
修得する。さらに、患者からインフォームドコンセントを取得し、安全な鍼灸治療を行い、患者の信頼を
得るという一連のプロセスを遂行できる臨床力の育成を目的とする。また、診療情報をもとに他の医療機
関と連携した鍼灸臨床を行える能力を養う。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
41
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 鍼灸学分野
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
教
授
精神神経免疫学
鍼灸刺激または機能性食品成分など生物反応修飾物質の介入が
脳および腸機能に影響を及ぼす際の効果や作用機序について解
明することを研究の目的とし、客観的根拠に基づいた自然科学
領域の研究遂行に必須となる知識や技術のみならず独創的な思
考力の修得についても指導を行う。
教
授
博士(医学) 久
島
達
也
神経科学
鍼灸刺激による脳機能および自律神経機能への効果や作用機序
の解明を研究の目的とし、神経科学分野において自ら独創的な
課題を発想し研究活動を遂行していくために必要となる知識、 教
技術および思考能力を養い、近年広く利用されている脳機能計
測などの技術を研究に応用できる人材を育成する指導も行う。
授
博士(医学) 久
島
達
也
鍼灸科学
鍼灸の生体に及ぼす作用とそのメカニズムについて評価・解析
を行う。生理学および神経科学的な実験技法を用いて、鍼灸刺
激の末梢受容から中枢・末梢神経系を介した臓器・器官への作
用を明らかにする。
授
博 士
(鍼灸学)
井
賢
治
医学博士
出
伝統医療
世界の伝統医療の共通点として、心と体への統合的アプローチ
となる頭部ケアがある。頭部ケアの高齢者疾患の治療・予防へ
の有効性と作用機序について、薬理・生理・心理・生化学的評
価法を使って研究し、個人差に従って応用する世界初の頭部ケ
ア・システムの創生と英文による発表を行う。それ以外に、個
人差評価の問診票、生理機能遠隔モニター装置、皮膚AGEs測
定装置、頭皮吸角療法装置なども創生する。
上馬塲 和 夫
願
手
合格発表・入学手続
今
続
教
試 験 場 の 案 内
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
42
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 柔道整復学分野
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
柔道整復学特講
柔道整復学特講演習
講義等の内容
柔道整復における治療の標準化と治療水準の向上を図り、他の医療分野との関連を理解し、柔道整復術に
よる治療の実践と研究・教育を結びつけながら、研究・教育・臨床の場において必要な能力を修得する。
「柔道整復学特講」で学んだ知識や科学的思考法をもとに、随時プレゼンテーションおよびディスカッショ
ンの機会を設ける演習形式で授業を行う。臨床技量の向上や新しい治療法の開発、治療システムの構築を
目的とした臨床現場における演習や、柔道整復術の効果に関する科学的分析に必要な運動生理学、生体工
学、物理学など関連領域に関する演習も行う。
柔道整復学分野の治療技術の確立や、治療の標準化と治療水準の向上を図るためには、臨床データの収集
専 門 科 目
柔道整復臨床データ解析
とそのデータ解析が不可欠である。研究テーマの設定、研究計画の立案、データの解析手法、研究結果の
特講
表示法、さらには研究論文の作成まで、研究の一連の流れを自立して遂行できるようにする。
模擬研究データによる演習をまず行って、一連のプロセスを体得する。次に実際の研究テーマ設定とデー
柔道整復臨床データ解析
タ収集を行い、データ解析を行うことで実践能力を養成する。随時プレゼンテーションおよびディスカッ
特講演習
ションを行いながら、データ解析を通じて柔道整復学分野の研究に関する理解を深める。
柔道整復スポーツ医学
特講
柔道整復術はそのルーツとして柔術の活法があり、柔道整復とスポーツの関連は深い。授業では、スポー
ツ外傷に対する応急手当の理論と実践、ケガからのスポーツ復帰後に起こる種々の障害に対する適切な対
処方法の理論と実践について学修する。
柔道整復スポーツ医学
特講演習
スポーツにおけるケガの応急手当やスポーツ復帰後の痛みに対するケアなど、健康維持に関して柔道整復
が果たす役割は大きい。これらの領域・課題については、運動器疾患のみの知識では対応できないため、
内科疾患や栄養学、心理学に関する知識も必要になる。生活習慣病全般や、高齢化社会でADL/QOLを高
め健康寿命を延ばす身体活動などについて自分で調べ、プレゼンテーションおよびディスカッションを通
じて知識と理解を深める。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
43
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 柔道整復学分野
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
医学博士
今
村
哲
夫
基礎医学史、
運動器解剖学、
運動生理学
古代から伝わる日本の徒手療法の変遷の歴史を学ぶとともに、
現代の整復・接骨術の作用機序を他国由来の徒手療法との比較
教
検討も交えて解剖学・運動生理学的に検証を加える基礎的研究
を行う。
授
医学博士
今
村
哲
夫
臨床柔道整復学
柔道整復の治療における効果検証の研究をおこない、手技療法
を中心にそのエビデンスを探求し、技術の開発研究を行う。
授
博 士
樽
(健康科学)
本
修
和
手
続
教
願
授
出
運動器の病理学(形態学)、 修士課程での研究課題に、より専門的、高度に、先端的に挑戦
教
する。
臨床病理学
合格発表・入学手続
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
44
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 健康栄養学分野
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
食材供給学特講
食と栄養の専門家として身に着けなければならない食料の生産と供給の実態を学ぶことを目的とする。我
が国は食料の多くを海外に依存していることから、世界的に見た食料生産・供給の安定性や、生産現場か
ら食卓までの食料供給工程の各段階における安全性確保の仕組み、関連の法制度などを深く学ぶとともに、
食材汚染に起因する食品事故の発生メカニズムを解析する高度な能力を養う。修士課程で修得した知識・
技能をさらに深める。
食品衛生学特講
近年、食の安全が社会問題になっている。細菌・ウィルス性食中毒や食物に発生するカビの発生要因、発
生機構、発生動向、汚染食物摂取によるヒトの症状、対応を深く理解する。食中毒発生時の対応に関して
も学ぶ。さらに、食中毒およびカビ発生の予防対策を理解する。
また、食物・食材の放射性核種の存在に関しても、要因、分析法、汚染リスク評価、被ばくと健康影響に
ついて学ぶ。上記のことに関して、日本のみならず世界的な動向も調査する。
その他、微生物でないが食性病害をもたらす物質や、食品の加工・調理・貯蔵の過程で出現する衛生学上
の問題物質についても学ぶ。独自に関連分野の研究論文を調べ、理解し、発表する能力を身につける。こ
れらの学習を通して、本領域の課題に対して率先して取り組み、課題解決の能力を養う。
食品機能学特講
近年、機能性食品やサプリメント(栄養補助食品)の普及が著しい。これら食品には、免疫、神経、循環、
消化などの人体の生理機能を補助する作用がある。機能性食品やサプリメントに関わる人体の生理機能の
知識を深め、これら食品およびその成分が生理機能に及ぼす影響を理解する。さらに、独自に関連分野の
研究論文を調べ、理解し、発表する能力を身につける。食品機能に関する課題を取り上げ、研究し、その
成果を発表する。これらの特論、演習、研究を習得することにより、機能性食品やサプリメントの使用に
関して適切な助言と指導を行う高度な能力を身につける。
臨床栄養学特講
肥満症や生活習慣病などの予防と食事療法、食事療法が重要な役割を持つ疾患の診断・治療の理解、入院
(所)患者の栄養管理、Nutritional support team(NST)での中核的役割などに関する高度な専門的知識
を修得する。また、演習を行うことにより、実践力を身につける。独自に国内外の関連分野の研究論文を
調べ、理解し、発表する能力を培う。
栄養教育学特講
食育などの栄養教育の現場で、行動科学理論に基づいた栄養教育プログラムの開発や実践・評価法が研究
されている。本特論では、高度な栄養教育の行動科学理論や方法論、実践的な栄養教育プログラムに関す
る理解を深める。また、演習を行うことにより、実践力を身につける。さらに、国内外の関連分野の研究
論文を調べ、理解し、発表する能力を培う。
給食経営管理学特講
ライフステージに応じた高度な栄養管理学を習得する。様々な給食施設(保育園、学校、病院、重症心身
障がい児施設、高齢者入所施設など)における栄養管理システムを理解し、研究する。さらに、独自に関
連分野の研究論文を調べ、理解し、発表する高度な能力を身につける。給食・栄養管理学に関する課題を
取り上げ、研究し、その成果を発表する。これらの特論、演習、研究を習得することにより、給食施設で
栄養管理を行う高度な能力を身につける。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
45
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 健康栄養学分野
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
医学博士
児
玉
浩
子
栄養教育学
食育推進での課題を取り上げて、研究計画を立て、研究を行い、
研究成果をまとめて国内外の学会で発表する。さらに成果を国内
教
外の学術雑誌に投稿する。国内外の関連領域の研究論文を読解す
る能力、栄養教育現場で栄養指導を行う能力を修得する。
授
医学博士
児
玉
浩
子
食材供給学
現在我が国は比較的豊かな食環境に囲まれ、食材としての農産物・
畜産物・水産物は国内・世界の各地域から様々な経路で届けられ
ている。国内の人口動態・農業構造の変化や現在生産額ベースで
見て1/3を占める輸入食料の動向によっては、食材の供給過程は 教
大きく変化する可能性もある。生産現場から食卓までの食材供給
過程についていくつかの食材に焦点を当て、統計数値を元にした
解析を通し、流通システムに関する解析能力を身につける。
授
農学博士
山
岸
徹
食品機能学
我が国では以前より食品による健康維持について関心が高く、医
食同源という思想が通常の食生活に深く関わっている。食物には、
生体活動の調整、生体の自然治癒力等の機能が備わっており、こ
教
の食品の機能を科学的に検証し健康維持、健康促進、病気の予防、
医療への応用等機能性食品や補助食品の役割について明らかにす
る。
授
医学博士
松
井
輝
明
機能栄養学
摂食・代謝調節に与る自律神経と内分泌機能に関する最新の知見
を原著論文で調べ、その調節異常や疾病に関する研究を指導する。
その成果を学会発表するとともに、原著論文を作成し、学術雑誌 教
に投稿していく。これらの過程を通じて研究能力を身につけるよ
うに指導する。
授
医学博士
川
野
仁
願
授
出
臨床栄養学
生活習慣病などの疾患での食事療法に関する高度な専門知識を修
得する。臨床栄養に関する課題を取り上げて、研究計画を立て、
研究を行い、研究成果をまとめて国内外の学会で発表する。さら 教
に成果を国内外の学術雑誌に投稿する。国内外の関連領域の研究
論文を読解する能力、臨床現場で栄養指導を行う能力を修得する。
手
続
合格発表・入学手続
試 験 場 の 案 内
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
46
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 言語聴覚学分野
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
言語聴覚学特講
言語聴覚障害の基本として、健常者の言語・非言語コミュニケーションの生涯発達について研究する。言
語・コミュニケーション過程にはさまざまな要因が関与しており、視線、表情などの非言語的要因や、話
しことばの受容に関連する聴覚機能や注意機能、表出に関連する構音、語用論的問題などの言語的要因な
どが関わっている。それらの要因について考察し、さらに乳幼児期から老年期にいたる言語・コミュニケ
ーションの発達とそれぞれの発達段階で出現する問題や障害、加齢変化を、生涯発達の視点から学び、理
論的・実践的研究を行う基礎力をつける。
言語聴覚学特講演習
言語・非言語コミュニケーションに関与している諸要因、さらに乳幼児期から老年期にいたる言語・コミ
ュニケーションの発達とそれぞれの発達段階で出現する問題や障害、加齢変化に関する基礎・臨床研究に
ついて理論的・実践的研究を行う。
言語聴覚障害学特講
言語・コミュニケーションが阻害される要因として、知的・認知的発達、その基盤となる運動機能の発達、
対人社会性の発達、聴覚機能の発達、摂食・嚥下機能の発達、構音発達など発達上の問題と、言語・コミ
ュニケーション能力獲得後に障害を受けた場合の後天性障害がある。ここでは先天的または後天的諸要因、
および個人を取り巻く環境要因、双方によってもたらされる言語・コミュニケーションの多様な諸問題に
ついての評価・分析法について研究する。当事者が日常で抱える問題性も含め、個人を包括的に捉える方
法論について理論的・実証的研究を行う。
先天的、または後天的諸要因と個人を取り巻く環境要因双方によってもたらされる言語・コミュニケーシ
言語聴覚障害学特講演習 ョンの諸問題を評価・分析するための様々な方法論に関する基礎・臨床研究を行う。また、具体的な臨床
研究データをもとに、個人を包括的に捉える方法論について理論的・実証的研究を行う。
言語聴覚療法学特構
言語・コミュニケーション障害をもつ対象者に対する機能訓練の技法と訓練効果の検証法、および障害特
性に応じたAACの適用等について理論的、実証的研究を行う。また、生活支援、家族支援、教育支援、
就労支援の視点から、障害をもった個人および彼らを取り巻く人々への臨床実践のあり方や、地域社会へ
の働きかけの方法について、理論的・実証的研究を行う。
言語聴覚療法学特講演習
言語・コミュニケーション障害、その基礎となる認知機能、高次脳機能、発声・発語機能、聴覚を中心と
した感覚機能の障害に対する訓練方法と訓練効果の検証法、および障害特性に応じたAACの適用等に関
する基礎・臨床研究を行う。また、リハビリテーション研究の具体例を通して障害をもった個人および彼
らを取り巻く人々への臨床実践のあり方や、地域社会への働きかけの方法論について理論的・実証的研究
を行う。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
47
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 言語聴覚学分野
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
構音障害の診断と治療法について、最新の文献をもとに深く学
ぶとともに研究を指導する。
担当教員
教 授
認知神経心理学
後天性・先天性脳疾患により生じる認知機能障害の脳内メカニ
ズムに関して、臨床症例に基づいた研究の方法を指導する。
教 授
真
弓
博 士
黒
(人間環境学)
田
生
子
博士(医学) 永 井 知代子
博 士
(老年学)
植
田
恵
試 験 場 の 案 内
高次脳機能障害の評価・治
療・介入および加齢による 認知症などの高次脳機能障害、および加齢による認知機能の低
准教授
認知機能の低下に関する領 下に関する神経心理学的手法を用いた研究について指導する。
域
實
合格発表・入学手続
授
廣
続
聴覚障がい児・者のコミュ 聴覚障がい児・者が「より良く生きる」ための支援について、関
ニケーションとQOL、 臨 与観察とエピソード記述の手法を用いて吟味し、質的な研究を 教
行う。
床支援
博 士
(言語学)
手
授
願
コミュニケーション障害、
談話分析、
高次脳機能障害、 コミュニケーション障害や高次脳機能障害に対する言語病理学
教
神経心理学、全人的リハビ 的、神経心理学的観点からの評価、介入について指導する。
リ
博士(歯学) 山 下 夕香里
出
構音障害の診断と治療
研究指導内容
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
48
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 作業療法学分野
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
本特講では、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)モデルを軸に、
身体障害作業療法学特講 身体障害における心身機能・器質が活動および参加にどの様な影響を及ぼすか、その相互作用について、
主にリハビリテーション医学の視点から探索し、考察を深める。
身体障害作業療法学特講 本演習では、特講を踏まえ、身体障害リハビリテーション医学に関する最新の国内外文献を検索し、各自
の研究テーマに関する文献を精読する。精読した文献についてさらに討論を深める。
演習
専 門 科 目
作業活動分析学特講
本特講では、作業を遂行する上で必要となる上肢機能と姿勢に焦点を当てながら、諸条件と作業遂行の関
係を分析し、より効率的な作業環境を探索し、提案に結びつける。
作業活動分析学特講演習
本演習では、特講を踏まえ、上肢機能と作業遂行に関する国内外の知見を検索し、各自の研究テーマに関
する文献を精読する。精読した文献についてさらに討論を深める。
本特講では、身体障害をはじめ、精神障害、知的障害、および発達障害まで幅広い対象者の教育や就労お
生活障害作業療法学特講 よび地域生活上の障害を明らかにし、社会参加を阻害する要因や課題について包括的な評価や支援の手法
を探索し、考察を深める。
生活障害作業療法学特講 本演習では、特講を踏まえ、生活障害に関する全ての領域について、関連する最新の国内外文献を検索し、
各自の研究テーマに関する文献を精読する。精読した文献についてさらに討論を深める。
演習
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
49
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 作業療法学分野
◦教育研究および担当教員
担当教員
障がい者の就労支援、キャ
リア構築、QOLの向上に
ついて作業療法教育方法に
ついて
障害の有無や領域を問わず、支援が必要な対象者に対する就労
やキャリア支援のための現状分析および支援法の開発につい
て、および、作業療法教育のあり方と教育方法について、現状
分析と新たな手法の開発について研究指導を行う。QOLの向
上では、高齢・障がい者の衣服に関する研究指導を行う。
教
授
障がい者等の活動・動作時
の身体機能分析と介入分析
に基づく生活支援機器など
を用いた環境調整
障がい者・高齢者の作業遂行能力障害について、主として身体
機能面の運動学・生体力学的手法による分析と機能改善、障害
に応じた生活支援機器や住環境などの環境調整による作業療法
介入の方法について研究指導を行う。
教
授
博士(医学) 菊 池 恵美子
願
研究指導内容
出
研究指導分野
悟
子
池
和
美
続
本
手
博 士
(老年学)
菊
合格発表・入学手続
高齢者とその家族の支援、 主に高齢者とその家族を対象に、彼らの諸活動や社会参加など
および生活の構築に関する の生活上の問題を明らかにし、生活の構築に有効な手法を探索 准教授
する。
研究
博 士
根
(作業療法学)
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
50
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 理学療法学分野
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
理学療法評価・分析学
特講
人間の各種の障害や高齢者を研究対象とした臨床研究であり、人間の運動や生活動作(活動)とその異常や
障害に焦点をあて、その障害を臨床的に、各種測定機器を利用して測定し、その特性を解析、分析を学習
する。また、リハビリテーション医療、介護予防、福祉機器、義肢装具、介護保険、障害者自立支援法な
どの視点からも障害を解析、分析法を学習する。また、障がい者・高齢者に必要な生活環境改善について、
建築学、ユニバーサルデザインの視点から解析法を学習し、具体的な研究テーマを設定し、研究レポート
を完成させる。
理学療法評価・分析学
特講演習
理学療法評価・分析学特論・理学療法評価・分析学特講を踏まえて、人間の運動や生活動作(活動)とその
異常や障害に焦点をあて、その障害を臨床的に、各種測定機器を利用して測定し、その特性について解析、
分析を実践する。また、リハビリテーション医療、介護予防、福祉機器、義肢装具、介護保険、障害者自
立支援法、生活環境、建築学、ユニバーサルデザインの視点から障害を解析、分析法について演習し、具
体的な研究テーマを設定し、研究レポートを完成させる。
理学療法治療学特講
脳血管障害などの中枢神経系運動障害、姿勢調節異常、コミュニケーション障害、半側視空間無視などの
高次脳機能障害を対象にして、評価法並び機能回復の方法、技術について講義する。また、健常者並び障
がい者・高齢者の健康増進に焦点をあてて、適切な運動処方の在り方、運動負荷が生体に与える生理的影
響について講義する。また、各種のスポーツ障害に対する評価、解析、リハビリテーションプログラム(運
動療法)について学習する。具体的な研究テーマを設定し、研究レポートを完成させる。
理学療法治療学特講演習
理学療法治療学特論・特講を踏まえて、脳血管障害などの中枢神経系運動障害や高次脳機能障害を対象に
して、評価法並び機能回復の方法、技術について研究開発する。また、健常者並び障がい者・高齢者の健
康増進に焦点をあてて、適切な運動処方の在り方、運動負荷が生体に与える生理的影響について測定し、
解析する。また、各種のスポーツ障害に対する評価、解析、リハビリテーションプログラム(運動療法)に
ついて実践し、データ解析を行う。関心領域から具体的な研究テーマを設定し、研究レポートを完成させ
る。
統合リハビリテーション学
特講
理学療法学を基盤とした介護予防および地域リハビリテーションの観点から、地域で生活する障がい者、
小児障がい者、神経難病そして高齢者の特徴とニーズを知り、地域を基盤として活動する理学療法士によ
る専門的支援の知識・技術的シーズについて学習する。各種制度についてディベート方式で討議を進行さ
せて、地域リハビリテーションの視点で地域の社会保障制度の立案、実施に関する研究を行うとともに研
究テーマを設定して、研究レポートを完成させる。
統合リハビリテーション学
特講演習
統合リハビリテーション学特論・特講を踏まえて、理学療法学を基盤とした介護予防および地域リハビリ
テーションの観点から、地域リハビリテーションの現地視察・実態調査から客観的な課題を把握する能力
を高め、模擬患者のケアマネージメントプランの演習形式で確認し、課題事業についての事業計画書、許
認可申請書等の作成を通して、将来の事業責任者または地域リハビリテーションのリーダーとしての資質
を高める。地域リハビリテーションの施設にて実践実習を行う。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
51
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 理学療法学分野
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
義肢・装具・福祉機器に関する評価、有効活用に関する文献抄
読、関連研究などを通じて学習し、動作分析から開発につなが
教
る研究を指導する。また、糖尿病の足病変に関する評価、治療、
義肢装具に関する研究指導を行う。
授
末梢神経学
顔面神経麻痺評価表の相互関係の研究-Sunnybrook法、柳原
40点法、House-Brackmannグレード分類について研究を行
う。
教
授
医学博士
サリドマイド胎芽症に
関する評価・分析
サリドマイド胎芽症の50年後の障害と問題点について研究を行
う。
教
授
顔面筋の評価・分析
表情筋23個の拮抗関係の研究を行う。表情筋は皮筋であり、四
肢の伸筋と屈筋のような拮抗関係でない。しかし眼周囲、口周
囲を中心に拮抗関係は存在する、このことについて研究する。
教
授
博士(医学) 青
主
税
栢
森
良
二
医学博士
栢
森
良
二
医学博士
栢
森
良
二
願
木
出
義肢装具学・
糖尿病の理学療法
手
続
合格発表・入学手続
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
52
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 病院前救急医療学分野
◦授業科目の概要
科目
区分
授業科目の名称
講義等の内容
専 門 科 目
病院前救急医療学特講
地域の救急医療において病院前救護(プレホスピタルケア)の重要性が高まりつつあり、救急救命士の指導
者となり得る人材が求められている。病院前救護の現状と課題を分析し、病院前救護における学問体系を
構築するための議論を通じて、救急救命士の指導者としての使命と役割を理解する。
水難救助システム特講
世界の水難救助システムを科学的手法によって解析する。さらに、水難から生還するための要素をさまざ
まな事故例から顕在化する。このような知見に基づき、より合理的な水難救助システムのあり方について
考察することのできる実力を身につける。
蘇生学特講
重症外傷や救急疾患に基づく心肺停止やショックは、医学研究者のみならず病院前救護の担い手である救
急救命士にとって、極めて重要な研究分野である。生命危機の迫った傷病者を想定した救護訓練による蘇
生方法の効果比較と施行者自身が晒されるストレス反応を中心に研究を行う。同時に、内外から発信され
る研究論文の抄読を通して論文作成の具体的指導を行う。
外傷学特講
外傷傷病者に対する適切な対応は、救急医療の重要な課題の一つである。重症外傷の疫学や病態の理解を
深め、病院前救護から病院内での治療へと連携していくための知識や技能の習得には常に新しい知識の吸
収が必要である。欧米から発信される最新の外傷診療事情を学ぶために、英文臨床雑誌の抄読を行う。ま
た、広く生体侵襲学の視点から博士論文作成に直結するさまざまの知識を学ぶ。
災害医学特講
災害現場においては、医療関係者の一員として医師、看護師、薬剤師などのほか警察官、自衛隊員、行政
職員、などと適切な情報交換を行うことが大切である。救急救命士が災害現場で適切な働きができるよう
災害医学について理解を深め、あわせて災害医療における種々の問題点について考察する能力を身につけ
る。
病院前救急医療の向上には諸外国のシステムを知ることが大切である。特に米国のパラメディックを知る
病院前救急医療国際比較 ことにより救急救命士の問題点を理解できる。近年救急救命士など救急活動に関わる職員の殉職者を減ら
す目的で「EMSセーフティー」が国際的に注目されている。EMS組織において安全文化を根付かせるため
特講
のリーダーシップ論やマネージメント論等の知識を学ぶ。
◦授業科目名等は変更になる場合があります。
53
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
健康科学研究科 博士課程 健康科学専攻 病院前救急医療学分野
◦教育研究および担当教員
研究指導分野
研究指導内容
担当教員
教
授
医学博士
小
林
國
男
外傷と生体侵襲
外傷の病態、外傷傷病者の病院前救護などについて最新の文献
を基に深く学ぶとともに研究指導を行う。
教
授
医学博士
小
林
國
男
急性中毒学
病院前救急医療に必要な急性中毒の病態や対応について学ぶと
ともに研究指導を行う。
教
授
博士(医学) 鈴
木
宏
昌
災害と遺伝子
各種災害時における被災者や医療従事者の意識調査を行い、災
害経験が与える身体的・精神的変化だけでなく、免疫反応や生
体恒常性の維持に関連する遺伝子変化について学び、その結果
から生体侵襲の軽減を図る方法を見出す研究指導を行う。これ
に関連し、ヒトのテロメアを微量検体から遺伝子増幅する方法
で特許を取得している(特許第5288387号)。
教
授
田
修
願
我が国と諸外国の救急医療システムの違いを英語の文献で学
び、救急救命士制度の現状と課題、指導者教育のあり方などに
ついての研究指導を行う。
出
病院前救急医療システム
手
合格発表・入学手続
山
続
医学博士
◦担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。
試 験 場 の 案 内
研 究 指 導 内 容
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
54
Q&A 帝京平成大学大学院 健康科学研究科【修士課程・博士課程】
出願資格について
Q:専門学校を卒業して、理学療法士として勤務して 5 年になりますが、大学院に入学できますか?
A:平成29年 4 月 1 日現在で満22歳以上であり、本大学院において個別の出願資格審査により、大学を卒
業した者と同等以上の学力があると認められれば、出願できます。
また、入学試験に合格すれば入学できます。
※出願資格審査とは、専攻により申請条件が異なりますので、詳しくはP. 5 をご確認ください。
Q:特別に国家資格を持っていませんが、大学院に入学して各専門分野の知識や技術を身につけたいと
思っています。入学は可能でしょうか?
A:出願資格に該当していれば、出願可能です。また、入学試験に合格すれば入学できます。
在学年限について
Q: 2 年間での修了が困難なのですが、在学期間に制限はありますか?
A:在学年限は修士課程に関しては 4 年、博士課程に関しては 6 年です。
長期履修学生制度について
Q:長期履修学生制度はありますか?
A:あります。修士課程において、社会人入学者で、出願時に希望すれば、通常 2 年のところを 3 年かけ
て修了することができます(授業料についてはP.18参照)
。
単位認定について
Q:大学院中退ですが、以前通学していた大学院での修得単位は認定されますか?
A:修得内容を確認の上判断いたします。
Q:科目等履修生で、既に修得した単位は認定されますか?
A:修得内容を確認の上判断いたします。
研究テーマ・指導教員について
Q:研究テーマ・指導教員はどのように決めるのですか?
A:入学試験時に指導教員が決まり、入学後指導教員と学生で研究テーマを決めます。
55
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入 学 試 験 概 要
学費について
Q:学費の減免について教えてください。
A:本学の卒業生は、入学金免除となります。
研究環境について
Q:研究室、実習室等の研究環境について教えてください。
A:「帝京平成大学臨床心理センター」や「帝京池袋鍼灸臨床センター」をはじめ、帝京平成大学附置の
図書館の開館曜日・時間帯はどのようになっ
願
Q:図書館ではどのようなサービスを提供していますか?
出
研究機関として「東洋医学研究所」が設置されています。
ていますか?
手
A:図書館では、図書の貸出・予約・購入希望申込受付・文献複写・情報端末の利用・コピー等のサービ
スを提供しています。図書の貸出冊数は 5 冊まで、期間は28日間です(長期休暇時は長期貸出を行い
続
ます)。開館時間は、平日8:30~21:30、土曜日8:30~17:00です(長期休暇時は時間変更の場合があ
ります)。日曜・祝祭日・年末年始などは休館です。
合格発表・入学手続
願書の受付について
Q:願書の窓口受付はしていますか?
A:受験料の納付を済ませてから、出願書類を池袋キャンパス入試課へ出願期間内に持参してください。
受付時間 平日9:00~16:00 土曜日9:00~12:00
日曜、祝日の事務取扱いはいたしません。
池袋キャンパス以外では窓口受付はしておりません。
試 験 場 の 案 内
入学選考関係について
Q:出願書類に不備があった場合は、どうなりますか?
A:出願書類に不備がある場合は受理できませんので注意してください。
Q:合否判定の基準はありますか?
A:書類審査・筆記試験・面接で総合的に判定します。
研 究 指 導 内 容
Q:入試の際、宿泊の斡旋はしてもらえますか?
A:特にありません。なお、試験場付近の宿泊施設のご案内はP.20をご覧ください。
Q:合格発表はどのような方法で行われますか?
A:合格発表日に限り(13:00~20:00)
、Webおよび電話による合否照会を実施いたします。
なお、合否照会の方法については、P.15〜17をご覧ください。
Q
&
A
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
56
その他
Q:合格し入学手続を完了したが、事情があり入学を辞退したい場合、納付金は返還してもらえますか?
A:入学手続を完了した方で入学を辞退する方は、平成29年 3 月31日(金)16:00までに本学池袋キャン
パス会計課(TEL03-5843-3166)まで入学辞退の旨、ご連絡ください。
入学辞退の旨確認後、会計課より「入学辞退届」をお送りします。必要事項を記入の上、
「入学許可書」
とともに提出することにより入学金を除いた納付金の返金(最大 1 ヶ月程度かかります)を受けるこ
とができます。
※なお、ご連絡後の入学辞退の取消はできかねますのでご了承ください。
Q:学生向けの駐輪場・駐車場はありますか?
A:本館には、駐輪場はありますが、駐車場はありません。
1号館には、駐輪場・駐車場ともにありません。
Q:就職活動の支援を受けられますか?
A:在学中は、本学の就職支援室を利用できます。本学に届いた求人票を「帝京平成大学キャリアナビ」
(本学の求人情報検索サイト)で検索することができます。
また、本学では帝京大学グループとして「新宿サテライトオフィス」を開設しています。このオフィ
スでは在学生はもとより、卒業後も無料で就職に関する相談などの就職支援サービスを受けることが
できます。
57
帝京平成大学大学院 平成29年度 入学試験要項
入学資格審査申請書
この度、貴大学院を受験いたしたく、出願書類一式を添えて入学資格の審査を申請いたします。
氏 名
生年月日
西暦 年 月 日
.修士課程 はり灸学専攻
.修士課程 柔道整復学専攻
.修士課程 健康栄養学専攻
課 程
.修士課程 言語聴覚学専攻
.修士課程 作業療法学専攻
.修士課程 理学療法学専攻
.修士課程 病院前救急医療学専攻
専 攻
分 野
性 別
男 ・ 女
年 齢
歳
8 .博士課程 臨床心理学専攻
9 .博士課程 健康科学専攻 鍼灸学分野
10.博士課程 健康科学専攻 柔道整復学分野
11.博士課程 健康科学専攻 健康栄養学分野
12.博士課程 健康科学専攻 言語聴覚学分野
13.博士課程 健康科学専攻 作業療法学分野
14.博士課程 健康科学専攻 理学療法学分野
15.博士課程 健康科学専攻 病院前救急医療学分野
〒 ―
住 所
TEL ― ― 上記住所と同一の場合は記入不要
審査結果
〒 ―
の連絡先
*1
TEL ― ― 受験料の
振
込
先
銀行 支店
返金先
*2
預 金 種 目
普通・当座
口座番号
フ リ ガ ナ
口座名義人
〒 ―
口座名義人
住
所
TEL ― ― *1
平日の昼間に連絡可能な連絡先を記入すること
*2
審査の結果、出願が認められなかった場合のみ返金される
留学生個人票
※留学生は日本語で記入の上、必ず提出のこと
課 程
分 野
カタカナ 漢 字
氏 名
アルファベット
姓(FAMILY NAME)
籍
専 攻
.博士課程 臨床心理学専攻
.博士課程 健康科学専攻 鍼灸学分野
10.博士課程 健康科学専攻 柔道整復学分野
11.博士課程 健康科学専攻 健康栄養学分野
12.博士課程 健康科学専攻 言語聴覚学分野
13.博士課程 健康科学専攻 作業療法学分野
14.博士課程 健康科学専攻 理学療法学分野
15.博士課程 健康科学専攻 病院前救急医療学分野
国
1.修士課程 はり灸学専攻
2.修士課程 柔道整復学専攻
3.修士課程 健康栄養学専攻
4.修士課程 言語聴覚学専攻
5.修士課程 作業療法学専攻
6.修士課程 理学療法学専攻
7.修士課程 病院前救急医療学専攻
名(FIRST NAME, MIDDLE NAME)
※パスポート上での表記にて大文字で記入
※漢字名がある場合のみ記入
【 保護者 】
住
〒
所
氏 名
フリガナ
続柄( )
TEL: ( )
【 在日保証人 】
住
〒
所
氏 名
フリガナ
勤務先
勤務先住所
志願者との関係( )
TEL: ( )
〒
TEL: ( )
【 学費および生活費負担者 】※志願者本人が負担する場合は、志願者本人が署名・押印してください。
住
〒
所
氏 名
フリガナ
勤務先
勤務先住所
志願者との関係( )
TEL: ( )
〒
TEL: ( )
上記志願者が貴大学院に入学した際は、学費および生活費等について私が責任を持って負担します。
氏名 印
※印鑑がない場合は押印不要
【 家族状況 】
氏 名
(カタカナ)
続柄
年令
職 業
備 考
受 験 番 号
研究業績一覧
※記入しないでください
フリガナ
氏 名
学 術 論 文・研 究 報 告・
発行 又 は 発 表
発行所・発表誌(巻(号)、ページ)
・
備 考(共 著 者 名 又 は
特
の
発 表 学 会 等 の 名 称
共 同 発 表 者 名)
許
等
の
名
称
年
月
日
年 月 日
年 月 日
年 月 日
年 月 日
年 月 日
年 月 日
年 月 日
記入枠を超える場合は、代表的な業績について記載すること。
平成29年度
入学試験要項
大 学 院
健康科学研究科
はり灸学専攻
(修士課程)
柔道整復学専攻
(修士課程)
健康栄養学専攻
(修士課程)
言語聴覚学専攻
(修士課程)
作業療法学専攻
(修士課程)
理学療法学専攻
(修士課程)
病院前救急医療学専攻
(修士課程)
臨床心理学専攻
(博士課程)
帝京平成大学 入試課
HP
http://www.thu.ac.jp/
お問い合わせ
0120 918 392
入試相談
TEL.03 5843 3200 FAX.03 5843 3210
池袋キャンパス
中野キャンパス
千葉キャンパス
ちはら台キャンパス
〒170
〒164
〒290
〒290
8445
8530
0193
0192
東京都豊島区東池袋2 51 4
東京都中野区中野4 21 2
千葉県市原市うるいど南4 1
千葉県市原市ちはら台西6 19
「個人情報の取り扱いについて」
出願においてお知らせいただいた個人情報
(氏名、
住所等)
は本学におきまして入学案内、
入学試験
に関する業務を行うために利用します。
この業務の一部は、本学より当該業務の一部を委託した業者(以下、
「受託業者」
という)
にて行い
ます。業務委託にあたり、個人情報の保護に関する契約を締結した受託業者に、
お知らせいただいた
個人情報の全部又は一部を提供する事があります。
健康科学専攻
鍼灸学分野
(博士課程)
柔道整復学分野
(博士課程)
健康栄養学分野
(博士課程)
言語聴覚学分野
(博士課程)
作業療法学分野
(博士課程)
理学療法学分野
(博士課程)
病院前救急医療学分野
(博士課程)
アドミッションポリシー .................................................... 1
入学試験概要
健康科学研究科
修士課程 .............................................................................. 5
博士課程 .............................................................................. 7
出願手続
出願から入学手続まで .................................................... 9
出願に必要な書類 ........................................................... 10
志願票の記入例・注意事項 ....................................... 11
受験料の納付 ..................................................................... 13
出願方法 ................................................................................ 13
受験上の注意 ..................................................................... 14
合格発表・入学手続
合格発表 ................................................................................ 15
入学手続 ................................................................................ 17
納付金 ..................................................................................... 18
試験場の案内
試験場案内図 ..................................................................... 19
研究指導内容
健康科学研究科
修士課程 ........................................................................... 22
博士課程 ........................................................................... 37
Q&A ....................................................................................
55
入学資格審査申請書 ................................................. 巻末
留学生個人票 ................................................................. 巻末
研究業績一覧 ................................................................. 巻末
コンビニエンスストア、
クレジットカード、
ペイジー、
ネットバンキングでの
受験料払込方法 ...................................................... 巻末
志願票・振込依頼書 .................................................... 添付
志願票郵送用封筒 ...................................................... 添付
帝京平成大学大学院