平成28年度埼玉県保育士会 『 秋の研修会 開催要綱 豊かな子どもの育みを実現するために 』 ~子どもと保護者の最善の利益を目指して~ 1 趣旨 子ども子育て支援新制度の施行より 1 年余りが経ち、子どもの教育・保育とその家庭支援を一体的 に推進する仕組みが一層求められています。 私たち保育にかかわるすべての者は今まで以上に保育の質の向上のために、 「保育所保育指針」 「幼 保連携型認定こども園教育・保育要領」をもとに未来を担う「こどもの最善の利益」を追求し、それ にふさわしい養護と教育をもって豊かな人間性を育んでいくためのより幅の広い役割と責任を担うこ とが求められ、専門的知識、技術及び判断を持って日々の保育を実践し充実させる責務があります。 そして東日本大震災を忘れることなく、子どもの命を守るための防災対策を考えることや保育所利 用者のみでなく地域のすべての子育て家庭に対する支援も求められています。 本研修会では、 「豊かな子どもの育みを実現するために」語りあう場とすると共に、保育の専門職と してのさらなる資質向上を図ることを目的に開催するものです。 2 主 催 埼玉県保育士会 3 後援(予定) 埼玉県 社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会 埼玉県保育協議会 4 日 程 平成28年10月25日(火)~26日(水) 5 会 場 彩の国すこやかプラザ セミナーホール他 6 定 員 200名(先着順の受付とし、定員を超えたところで締め切らせていただきます。) 7 研修日程 【1日目】 9:00 9:30 10:00 10:45 受付 開会 行政 式 説明 12:15 13:15 昼食 基調講演 16:00 グループ討議 休憩 【2日目】 9:30 受付 9:45 12:00 分科会 13:00 13:30 昼食休憩 分科会 報告 16:00 記念講演 閉 会 8 研修内容 【1 日目】 (1) 開会式 (2) 行政説明「埼玉県の保育の動向について」 講 師:埼玉県福祉部少子政策課 主幹 渡邊 隆弘氏 (3)基調講演 テーマ:「保護者支援で大切なこと」 講 師:玉川大学大学院教育学研究科・教授 大豆生田 啓友氏 青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻終了後、青山学院幼稚園教諭等を経て、現 職。専門は乳幼児教育学・保育学・子育て支援。日本保育学会副会長、墨田区子ども・ 子育て会議会長を務める。 『映像で見る主体的な遊びで育つ子ども あそんでぼくら は人間になる』 『 「対話」から生まれる乳幼児の学びの物語』等著書多数。 (4)グループ討議 テーマ: 「保護者との関係を考える」 ナビゲーター: 帝京大学教育学部初等教育学科 教授 清水 玲子氏 【2日目】 (1) 分科会 ○ 第 1 分科会(保育全般)定員50名 テーマ: 「保育記録から保育の質の向上を図る」 記録の意味、目的に応じた記録方法について考える。 講 師:文京学院大学人間学部児童発達学科 教授 椛島 香代 氏 東京学芸大学大学院卒。教育学博士。専門は幼児教育学、保育学、乳幼児の人間 関係の発達。日本保育学会、日本乳幼児教育学会、日本発達心理学会等所属。 (社) 保育士養成協議会『保育士養成研究』編集委員。 ○ 第2分科会(保健・健康)定員50名 テーマ: 「小児のメタボリック症候群~生活習慣と食育を考える~」 講 師:熊谷市森医院こどもクリニック 医師 森 庸祐 氏 帝京大学医学部卒業。医学博士。日本小児栄養消化器肝臓病学会認定医で、メタボリ ック症候群など小児の栄養疾患や慢性便秘症などの小児消化器疾患を専門とする。子 どもに寄り添った診察をし、おもちゃコンサルタントマスターの資格を持つ子どもの 笑顔が大好きな小児科専門医。 ○ 第3分科会(造形)定員50名 テーマ: 「子どもの表現(主に造形)の理解と援助について」 講 師:白梅学園短期大学保育科 教授 花原 幹夫 氏 乳幼児の表現(主に造形表現)と遊びについて、保育者養成教育と研究を行って いる。主な著書『保育内容 表現』 『すべての感覚を駆使してわかる乳幼児の造 形表現』等著書多数。 参加者持ち物:古新聞(1 枚)、クレヨンあるいはクレパス(8色以上) 、携帯用 ウェットテッシュ ○第4分科会(気になる子・発達障害)定員50名 テーマ: 「発達障害をもつ子どもの内面世界の成長を支える保育とは」 ~家族支援をとおして考える~ 講 師:社会福祉法人戸田蕨福祉会あすなろ学園 施設長 島﨑 利行 氏 日常生活全体を通じて、子どもの育ちの支援と安定した親子関係の支援を行って いる、戸田市にある児童発達支援センター施設長。戸田・蕨市内の保育園・幼稚 園を訪問・巡回し、集団適応が難しい児童への関わり方など訪問先職員の希望に 応じて相談や支援を行っている。戸田市の特別支援保育の審議会議助言者。 (2)記念講演 テーマ: 「子育ては未来育て~豊かな環境をつくるには~」 紙芝居とは何か、年齢・対象に合わせた紙芝居の選び方を実演を交えて取り組みます。 講 9 師:子ども文化研究家 さいたま紙芝居研究会会長 中平 順子氏 子ども文化研究家、紙芝居グループ「紙ふうせん」代表。1965年桑原デザイ ン研究所卒業。ファッションコーディネートとして活躍の後、 一時主婦業に専念。子育ての中で子ども文化に魅せられ、「手作り絵本」「紙芝 居」「草花遊び」の活動を始める。 「感動する心や生きる喜びを育む出会いづくり」を基本に活動し、日本国内のみ ならず中国・韓国・フィリピン・ベトナム・インドなど 海外でも活躍。紙芝居サミット事務局。紙芝居文化の会運営委員。埼玉県文化と もしび賞、ふるさとづくり賞受賞。 申込み (1) 別紙「参加申込書」に必要事項を記入して、平成28年10月14日(金)までに事務 局宛にお申込みください。先着順で受付けます。 (2) 希望する分科会が定員に達した場合、第2希望で調整をさせていただく場合があります。 調整がある場合のみ連絡をいたします。なお、研修会の当日に参加を申込むことはできま せん。 10 参加費 1人 1,000円(当日受付でお支払いください。) (1)ただし、平成28年度保育士会会員に限ります。会員でない方は、参加費とは別に年会 費2,000円をお支払いください。 (2)1日だけの参加でも参加費は1,000円となります。 11 昼 食 各自御用意ください。また550円で弁当の斡旋販売をおこないます。研修会当日弁当販売 にて食券を購入いただき、昼休みに弁当と交換してください。 12 問い合わせ 埼玉県保育士会事務局 〒330-8529 さいたま市浦和区針ヶ谷 4-2-65 埼玉県社会福祉協議会 施設業務課 担当:園田 TEL 048-822-1191 FAX 048-822-3078 13 研修会場案内図 ※10月14日(金)までに事務局あてにご回答ください。先着順で受付けます。 本会の FAX 番号と酷似した個人宅のファクシミリに、本会あての文書が届くトラブルが頻発しました。御手数をおかけい たしますが、FAX 送信の際は、必ず番号をお確かめ下さるようお願いいたします。 平成28年度埼玉県保育士会 秋の研修会「参加申込書」 埼玉県保育士会 会長 様 平成28年 市町村名 保育所(園)名 行政職の場合 月 公立・私立 市・町・村 部 課 住所 〒 TEL FAX 連絡担当者名 下欄にすべて御記入ください。 「会員」については○印をつけてください。 氏 名 所属保育所等名 職 名 会 員 1~4分科会希望 第 1 希望 会 員 1 非会員 会 員 2 非会員 会 員 3 非会員 通信欄 <問い合わせ先> 埼玉県保育士会事務局(担当:園田) TEL 048-822-1191 FAX 048-822-3078 参加申込書の記載事項は ①当会での出席等の管理を行うこと、 ②研修当日に参加者名簿として作成し配布すること以外の目的には使用いたしません。 第 2 希望 日
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