地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型

地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業実施結果報告
本事業における重要業績評価指標(KPI)
【交付金対象事業名】
事業内容
指標
指標値
(目標年月)
案して、近隣市町村と連携し、地域
の特性を踏まえ、今後の展望を見据
えた「喜界版総合戦略」を策定す
る。
【オペレーター育成事業】
○喜界町では、雇用創出のためコー
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ルセンターを誘致する。誘致には、
経営資源となる人材育成・確保や求
職者のスキルアップが必要となるた
め、企業内研修を委託する。
雇用者数
20人
(H29.3)
企画観光課
【「あるもの再利用」による移
住・定住促進事業】
○喜界町では、学校跡地施設を改修
整備して、大学の研究施設を誘致す
る。研究施設の誘致により、交流人
口拡大及び研究者等の定住促進を図
る。
事業実施内容・効果・
今後の展開
外部有識者からの
意見
【内容】
○喜界町人口ビジョン及び喜
界町まち・ひと・しごと創生
企画観光課 総合戦略策定のため、各種会
議の開催、人口分析業務委託
等を行った。
【喜界版総合戦略策定事業】
○国の長期ビジョンと総合戦略を勘
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担当課
実績値
(H28.3現在)
移住希望研究者
1人
(H29.3)
1人
入込客増加
500人
(H29.3)
2,807人
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【内容】
○現在、コールセンターの誘
致に向け、条件等について交
渉を行っている。
【内容】
○平成27年8月、サンゴ礁科
学研究所が旧早町小学校に開
設した。開設に伴い、施設改
修費等の補助を行った。
【効果】
○研究員が1人定住
○大学等の研究者が25人来島
し、調査・研究活動を行っ
た。
○入込客52,674人(H26)→
企画観光課 55,481人(H27)で2,807人増
加した。
○小中学生を対象にサンゴ礁
サイエンスキャンプを実施
し、島内外から16人が参加し
た。
【今後の展開】
○イベントの継続開催と研究
所との連携による教育活動支
援
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○研究所の設置により、国内外から
多くの研究者が訪れ、特性を活かし
たイベントの開催でメディア等でも
大きく取り上げられたことから、集
客に一定の効果があった。今後も研
究者の活動やイベントを複数回開催
できるよう支援する必要がある。
地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業実施結果報告
本事業における重要業績評価指標(KPI)
【交付金対象事業名】
事業内容
【農産物直売施設設置促進事
業】
○喜界町では、小規模農家や高齢化
した農家の収入確保と生産意欲の向
上及び女性の活躍の場を創出するた
め、農産物直売所設置を促進する。
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指標
指標値
(目標年月)
年間利用者
1,800人
(H29.3)
日100人
生産農家増加率
20%
(H29.3)
127%
女性雇用者数
3人
(H29.3)
2人
【「おもてなしゲストハウス」
モニターツアー事業】
○喜界町では、集落が主体となって
空き家を改修した宿泊施設がオープ
ンした。移住希望者等がおためしで
中長期的に滞在できるよう低廉な価
格設定となっている。今後の経営安
定、サービス向上に向けて調査を実
移住希望者おためし
施する。
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受入数(年間)
50人
(H29.3)
担当課
実績値
(H28.3現在)
28人
事業実施内容・効果・
今後の展開
外部有識者からの
意見
【内容】
○農産物直売所設置
・事業者へ補助金交付
(施設整備費、備品購入費
等)
【効果】
○利用者は、1日平均100人
○持ち込み生産者数が22人か
農業振興課 ら50人と大幅に増加
○レジ係等2人を雇用
【今後の展開】
○直売所へ持ち込みができな
い高齢者への対応を検討す
る。
○直売所設置により、生産農家が大
幅に増加したのは評価できる。利用
者数については、今後の動向に注目
したい。
○高齢者農家の活力維持や地産地消
につながる取り組みであるため、今
後も継続して支援する必要がある。
【内容】
○モニターツアー事業を2回
(夏、冬)実施した。
○事業者への補助金交付
【効果】
○2回の実施で、海外からの
映画スタッフ、学生、家族等
5組17人が参加した。
○ツアー参加の学生らは翌月
企画観光課 にも、友人ら11人と宿泊し
た。
【今後の展開】
○今後は、ツアー参加者のア
ンケート結果をもとに、おも
てなしゲストハウスの経営安
定、サービス向上が図られる
よう支援する。
○アンケート調査の結果は概ね良好
であるが、モニターツアー参加者が
KPIに達していない。今後は効果
的な広報活動に取り組む必要があ
る。
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地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業実施結果報告
本事業における重要業績評価指標(KPI)
【交付金対象事業名】
事業内容
指標
指標値
(目標年月)
【子育て世代元気ドック費用等
助成事業】
○喜界町では、子育て世代の妊娠・
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出産・育児において、早世の起因と
なる疾病等の有無にかかる不安や疾
病の早期発見・早期治療を支援し、
健全出産、安心安全に生み育てるこ
とを支援し、少子化対策の1つとす
る。
年間出生数
60人
(H29.3)
52人
【在宅ワーカー支援事業】
○喜界町では、介護をしている家族
や子育て中の女性が安心して就業で
きるよう在宅就業を推進する。その
ため、在宅ワーカーとしてのスキ
ル・能力を身につけてもらうなどの
支援を行う。
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在宅就業者数
30人
(H29.3)
担当課
実績値
(H28.3現在)
13人
事業実施内容・効果・
今後の展開
外部有識者からの
意見
【内容】
○子育て世代の支援として有効な事
○概ね20~49歳の子育て世代 業である。継続することで、KPI
を対象にドック費用(上限80 を達成することができる。
千円)を助成した。(定員15
人)
【効果】
○受診希望者が短期間で定員
(15人)に達し、健康に対す
る意識の高さがうかがえた。
保健福祉課 【今後の展開】
○今後は、ブライダルドック
の周知も図り、結婚、出産、
子育てを支援する。
【内容】
○㈱南西テレワークセンター
がサテライトオフィスを旧志
戸桶小学校に開設したことに
より、在宅ワーカーの育成支
援を実施した。
・在宅ワーカー支援事業委託
【効果】
企画観光課 ○地元管理者2人雇用
○在宅ワーカー13人と契約
【今後の展開】
○在宅ワーカーの増員を図
る。
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○就業機会の増加、確保及び地域経
済の活性化が図られる事業である。
継続してテレワーク事業を推進する
必要がある。
地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業実施結果報告
本事業における重要業績評価指標(KPI)
【交付金対象事業名】
事業内容
【就農希望学生応援事業】
○本町では、大学等と連携して就農
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を希望する学生の農業体験研修の受
入を行う。農業民泊をしながら農業
技術・経営手法や離島農家の心構え
を会得してもらい、喜界町での就農
を喚起する。
指標
指標値
(目標年月)
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事業実施内容・効果・
今後の展開
外部有識者からの
意見
【内容】
○大学側との日程が合わず、
今年度は事業実施できなかっ
た。
学生受入数
5人
(H29.3)
農業振興課
就農者数
1人
(H29.3)
【まち・ひと・しごと創生推進
事業】
○本町では、多種多様の在来柑橘類
を地域の宝としてとらえ、加工品へ
の有効活用を促進している。柑橘樹
は町内ほとんどの家庭で育成されて
いるが、害虫によって5年間(20~24
年)で800本も減少している。大切な
資源を守るためにも柑橘樹を保護す
る必要がある。講習会等を行い、柑
橘類保護の意識を高め、担い手確保
につなげていきたい。資源を守るこ
とにより、加工品の開発・販売での
雇用創出が生まれ、さらに在来柑橘
の魅力をインターネット等で発信し、I・U
ターン者の担い手を確保していく。
担当課
実績値
(H28.3現在)
新規柑橘農家
3人
(H29.3)
0人
加工食品の開発
2商品
(H29.3)
0商品
【内容】
○薬剤設置作業員を雇い、町
内全域にバイオリサカミキリ
SLIM(薬剤)やミカンコミバ
エ防除用誘殺剤を設置した。
【効果】
○具体的な数字はないが、害
虫の死骸が多数見られたた
め、駆除効果があったと思わ
れる。
農業振興課 ○複数の事業者が柑橘類を活
用した商品を開発中である。
【今後の展開】
○在来柑橘の苗木を増やした
り、栽培暦を作成して、柑橘
栽培の推進を図る。
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○KPIには達していないが、地域
資源の保全や活用は、地方創生にお
いて重要なことであり、継続して本
事業を実施していく必要がある。