インド:炭化水素探査許可政策にて CBM 民間企業 新た

インド:炭化水素探査許可政策にて CBM 民間企業 新たな許可が必要
2016 年 9 月 1 日掲載
8 月 12 日付けの地元報道によると、炭層メタン(CBM)の石炭鉱区を開発する民間企業は、政府が新たに公
表した炭化水素探査許可政策(Hydrocarbon Exploration and Licensing Policy : Help)に基づき、新たな許可
を求められる。
石油・天然ガス省(P&NG)大臣は、石炭公社(CIL)のみが、既存の石炭鉱区での CBM 生産を許可されてお
り、既存の民間企業は、Help に基づき、新たな許可を取得しなければならないとした。
P&NG 省は、2016 年 5 月に、国内天然ガス生産量のうち、CBM 生産量を最低 5%との目標を立てたが、
CBM プロジェクトの進展は、ここ数年低迷している。CBM 資源量は 63 兆 ft3、うち 10 兆 ft3が確認され
ている。政府データによると、CBM 採集ガイドラインが作成された 1997 年以降、CBM の生産量は僅か 100
万 m3/日、国内天然ガスの 1%。CBM 生産大手は、Great Eastern Energy Company(GEECL)社、Reliance
Industries(RIL)社、Hindalco Industries 社、石油・天然ガス公社(ONGC)。
(石炭開発部 辻
誠)
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