統計情報 VOL.2 地価公示(平成 28 年 3 月公表) 1 要 ● 全国平均では、全用途平均で 8 年ぶりに上昇に移行。用途別では、住 宅地はわずかな下落だが 下落幅の縮小傾向 が継続。商業地は 8 年ぶりに 上昇に転じ、工業地は昨年の下落から横ばいに転じた。 ● 三大都市圏では、住宅地はほぼ前年並みの小幅な上昇。商業地は最近 3 年間、上昇基調を強める。工業地は東京圏で上昇基調を強め、大阪圏 および名古屋圏 では昨年の下落から上昇に転じた。 ● 地方圏では、地方中枢都市では住宅地・商業地と も三大都市圏を上回 る上昇。その他の地域でも全ての用途で下落幅が縮小。 2 概 圏域別・用途別対前年変動率 用途別 全 用 途 平成27年 変動率 △ 0.3 全国平均 三大都市圏平均 0.7 △ 1.2 地方平均 ※ 地方 中枢 都市 1.8 そ の 他 △ 1.5 圏域別 平成28年 変動率 0.1 1.1 △ 0.7 3.2 △ 1.1 住 宅 地 平成27年 変動率 △ 0.4 0.4 △ 1.1 1.5 △ 1.3 平成28年 変動率 △ 0.2 0.5 △ 0.7 2.3 △ 1.0 商 平成27年 変動率 0.0 1.8 △ 1.4 2.7 △ 1.8 業 地 工 平成28年 変動率 0.9 2.9 △ 0.5 5.7 △ 1.3 平成27年 変動率 △ 0.6 0.2 △ 1.5 1.1 △ 1.7 ※ 数字はすべてパーセンテージ(%)を表す。 ※ △はマイナス(下落)を示す。 ※ 三大都市圏とは、東京圏、大阪圏、名古屋圏を意味する。 ※ 地方中枢都市とは、札幌市、仙台市、広島市、福岡市を意味する。 業 地 平成28年 変動率 0.0 0.9 △ 0.9 1.8 △ 1.2 なお、タキザワ宅建予備校では「統計」の出題傾向や出題ポイントを解説す る「統計対策講座」を 8 月中にWebで配信します。無料ですので、ぜひご利 用ください。 タキザワ宅建予備校 代表 瀧澤 宏之
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