京都臨床検査技師セミナー2016 時下、先生方におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。 また平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、この度弊社では下記の要領にて講演会を開催する運びとなりました。 先生方におかれましてはご多忙と存じますが、万障お繰り合わせの上 是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。 日時 : 平成28年 9月9日(金) 19:00~ 場所 : ホテルグランヴィア京都 3F 『源氏の間』 京都市下京区烏丸通塩小路下ル JR京都駅中央口 TEL: 075-344-8888 講演Ⅰ 座長:京都府立医科大学附属病院 臨床検査部 副部長 稲葉 亨 先生 「 B型肝炎再活性化予防のために 臨床検査部が果たす重要な役割 」 演者:京都府立医科大学 消化器内科学 講師 角田 圭雄 先生 講演Ⅱ 座長:京都大学医学部附属病院 検査部 技師長 志賀 修一 先生 「 多発性骨髄腫の診断と治療の最前線 」 演者:京都鞍馬口医療センター 副院長 島崎 千尋 先生 なお、講演会終了後ささやかではございますが情報交換の場をご用意しております。 主催: 後援:京都府臨床検査技師会 「 B型肝炎再活性化予防のために 臨床検査部が果たす重要な役割 」 京都府立医科大学 消化器内科学 講師 角田 圭雄 先生 強力な免疫抑制・化学療法の普及により、B型肝炎ウイルス(HBV)キャリア からのHBV再活性化に加えて、既往感染者における再活性化による肝炎 (de novo肝炎)の報告が増えています。 De novo肝炎は劇症化することがあり、一旦劇症化すると生命予後が不良です。 免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドライン(2016年5月改訂)を 中心に、HBV再活性化予防のために臨床検査部が果たす重要な役割について 述べます。 「 多発性骨髄腫の診断と治療の最前線 」 京都鞍馬口医療センター 副院長 島崎 千尋 先生 多発性骨髄腫は複数のクローン(intraclonal heterogeneity)からなり、 再発を繰り返す毎に新たなクローンが優勢となり増殖してくる難治性の 造血器悪性腫瘍である。 近年、サリドマイド、レナリドミド、ボルテゾミブなどの新規薬剤が導入され、 その予後は著明に改善されてきた。しかし、多くは再発し治癒を得ることは 困難である。このため、抗体薬を含む新たな新規薬剤が開発されつつある。 また、治療戦略上、微少残存腫瘍(MRD)測定の重要性も明らかになりつつある。 本講演では新たな多発性骨髄腫の診断基準(2014年)と治療の進歩、 今後の展望について概説する。 Access
© Copyright 2024 ExpyDoc