企業の災害食検討委員会 設置についてのご案内

○企業の災害食検討委員会の設置について
避難生活への備えについては、農林水産省が家庭向けには「家庭用食料品備蓄ガ
イド」を、内閣府(防災)が避難所向けについて「避難所における良好な生活環境
の確保に向けた取組指針」を発表し、具体的な推進を急いでいます。企業につい
ては、これまで事業継続計画 BCP の策定が進められてきましたが、被災時に事
業継続を実行する社員の食生活については、具体的なガイドライン等はありま
せんでした。今後の大規模地震災害、特に首都直下地震では企業の多くも被災す
る可能性が高く、事業継続の実行を支える視点での備えが急務となっています。
一方、企業の立地、被害の種類、業務内容、BCP 計画の内容など企業の被災時の
活動に影響する条件はさまざまで、一律な対策では対応が難しいことがわかっ
ています。
新しく設置される委員会では、事業継続計画を実行する企業にとって検討すべ
き条件を整理し、企業などの組織が各々の対策を考える道筋を示す方法を検討
したいと考えています。
○委員募集について
委員会設置に当たっては、下記条件で委員を募集いたしますので、企業の事業継
続および被災生活研究などに知見をお持ちの会員の皆様にボランティアとして
参加いただきたく、ご検討をお願いいたします。
・開催場所
・募集人数
東京都内
6 名程度
・募集期間
・交通費
・委員会設置期間
9 月 16 日まで
自己負担となります。
10 月~2017 年 3 月の間 4~5 回程度 2 時間程度/回
多くの委員が出席できる日時で日程調整いたします。
会議参加、提案、資料作成
応募者多数の場合は、関係分野での知見について資料を提出
いただき、選定の参考とすることがあります。
・委員の役割
・関係資料
2016 年 8 月 31 日
日本災害食学会
「企業の災害食検討委員会」設置準備担当
別府 茂