開 催 要 綱 - 全国社会就労センター協議会

平成 28 年度 全国社会就労センター協議会 課題別専門研修会
開 催 要 綱
【テーマ】
社会就労センターで働く職員の現場で活きる
専門性を獲得しよう! ● 開催趣旨
平成 27 年 12 月に、社会保障審議会障害者部会における障害者総合支援法施行3年後の見直し検
討のとりまとめ(部会報告書の作成)が行われました。このとりまとめを受けて、平成 28 年通常国
会において改正障害者総合支援法の審議が行われ、5月 25 日に成立、6月3日に公布されました。
平成 30 年4月の完全施行に向けて、次期(平成 30 年度)障害福祉サービス等報酬改定等、引き続
き関連制度の検討が進められることとなります。
このような状況の中で、本会としてもこうした国の制度検討の動きに対応すべく、制度政策、事業
振興に係る検討を進めております。その一方で、社会就労センターに日々通われる障害のある方に対
し、これまでと同じサービスを提供し続けるだけではなく、いかに日々変化するその人のニーズや状
態にあった支援を展開していくか、この点の追求も欠かすことはできません。国の制度の見直しの議
論の中では “ 就労支援の在り方 ” が継続して問われているところであり、全国の社会就労センターに
おける支援力の向上が求められています。
支援力の向上のためには、各社会就労センターの管理者のリーダーシップは勿論のこととして、そ
こで働く現場の職員の役割も大きなものがあります。その役割に応えるうえでは、日々の支援活動に
携わるうえで “ 拠り所 ” となる、そこで働く者として必要な専門性について理解し、実践に活かして
いけるスキルを習得することが肝要です。
本研修会では、① 社会就労センターの職員が働くことを希望する障害者への支援に従事するにあた
り、基本的な視点や求められる取り組み等について学ぶこと、② 働くことから派生する多様なニーズ
に応えるために幅広いサービスを提供する社会就労センターにおいて、一般就労への支援、センター
内での作業支援、商品開発や営業活動、住まいの場も含めた生活面での支援等、配属部署によって異
なる必要な知識や姿勢等について学ぶことを目的に開催いたします。
● 主 催
■ 社会福祉法人全国社会福祉協議会 全国社会就労センター協議会
■ 特定非営利活動法人 日本セルプセンター
● 後 援
■ 厚生労働省(予定)
● 日 程 平成 28 年 10 月 13 日(木)~ 14 日(金)【2日間】
● 会 場 ①全国社会福祉協議会「灘尾ホール」(新霞が関ビルLB階)〔1日目〕
「会議室」(新霞が関ビル5階)〔1日目情報交換会、2日目〕
〒 100-8980 東京都千代田区霞が関 3―3―2 TEL 03―3581―6502(全社協 高年・障害福祉部)
②尚友会館8階会議室〔2日目〕 〒 100―0013 東京都千代田区霞が関 3-3-1
※ 会場地図およびアクセスは、別添「参加、情報交換 ・ 名刺交換会、宿泊、昼食のご案内」2ページ参照
● 定 員 150 名
● 対 象 社会就労センター(就労支援事業所等)の職員等
● 参 加 費
全国社会就労センター協議会/日本セルプセンター会員施設 13,000 円
〃 未加入施設 35,000 円
(参加申込みと同時に加入申し込みされた場合、会員施設・事業所扱いとなります)
1
(締切日前でも定員に達した時点で締め切りとなります)
● 参加申込 締切日 平成 28 年9月 29 日(木)
※研修参加、情報交換 ・ 名刺交換会、宿泊、昼食の申込みについては、すべて名鉄観光サービス
株式会社新霞が関支店が行います。別添「参加・情報交換 ・ 名刺交換会・宿泊・昼食のご案内」をご
確認いただき、別添「参加申込書」に必要事項を記入のうえお申込みください。
※車いす利用や、手話通訳・要約筆記希望等の希望については、申込書の備考欄にてできるだけお早目
にお知らせください。
※参加費の領収証が必要な方につきましては、申し込みとあわせてご連絡ください。(申込書の備考欄
に希望する旨の記載をお願いいたします)
■申込先・問合先
名鉄観光サービス株式会社 新霞が関支店(担当:波多野、山辺)
〒 100―0013 東京都千代田区霞が関3―3―2 新霞が関ビルLB階
Tel 03―3595―1121 Fax 03―3595―1119 ※ 受付時間 平日 9:30 ~ 17:30、土日祝日休業
● プログラム
※2日目は分科会となり、計4会場に分かれての開催となります。以下のプログラムの中で主な対象と
して考えられる職種を上げていますので、ご参照ください。
(管理者の方、対象職種として上げた職種以外の方でもご受講いただけます。自身の所属事業所や業
務と関わりの深いものを選択ください。)
※昨年5月に刊行しました「改訂版『社会就労センターハンドブック』」が本研修会のテキストとなり
ますので、ご持参をお願いいたします。(施設・事業所内に同ハンドブックがなくご購入の場合は、
「全
社協出版部受注センター」までご連絡ください。
℡ 049―257―1080 / fax049―257―3111 /E-mail [email protected]
(※敬称略)
12:00 ~
受付開始
13:00
開 講 進行:全国社会就労センター協議会 調査・研究・研修委員会
13:00 ~ 14:00
(60 分)
<開講挨拶・基調報告>
「障害福祉制度改革の動向と社会就労センターに求められる取組」
全国社会就労センター協議会 会長 阿由葉 寛
障害者就労支援の動向について、セルプ協の対応及び関連事業とあわせて報告します。
14:00 ~ 14:15
休 憩
14:15 ~ 14:45
(30 分)
<報告>「日本セルプセンターの事業について」
日本セルプセンター 会長 川俣 宗則
10
月
13 14:45 ~ 15:00
日 15:00 ~ 16:00
(木)
(60 分)
セルプ協と車の両輪として、事業振興に係る活動を進める日本セルプセンターの
事業について報告します。
休 憩
<講義>「障害者の権利擁護と差別禁止・合理的配慮の推進(仮)」
毎日新聞 論説委員(社会保障審議会障害者部会委員)野澤 和弘
障害者の権利擁護の現状を把握・理解し、各施設・事業所に求められる差別禁止・
合理的配慮について学びます
16:00 ~ 16:15
休 憩
16:15 ~ 17:45
(90 分)
<講義>「障害者の就労支援の目的」
全国就業支援ネットワーク 事務局長
大阪府(福)日本ライトハウス常務理事 關 宏之
せき
各担当・職種共通で、障害者の就労支援に携わる職員に求められる視点について
学びます。
17:45 ~ 18:00
移 動
18:00 ~ 19:30
情報交換・名刺交換会(希望者のみ)※立食形式
2
◎ 2日目は、終日4会場に分かれての分科会となります。(いずれの分科会も開場は 9:00)
各会場の進行:全国社会就労センター協議会 調査・研究・研修委員会
【第1分科会】「“ 一般就労支援 ” 担当者分科会」
利用者の一般就労に向けた支援、就職後の定着支援等を担当している職員の方が主な対象となります。
例.就労移行支援事業所の就労支援員やジョブコーチ。障害者就業・生活支援センターの就業支援担当者。
就労継続支援事業所にて一般就労に向けた支援を担当している職員の方。 等
9:30 ~ 10:30
(60 分)
<導入講義>
埼玉県立大学 社会福祉子ども学科 教授 朝日 雅也
○「社会就労センターハンドブック」第2章『支援の方針とその方法』の「支援・
援助の具体的方法」の項の執筆者である。セルプ協では中央推薦協議員(学識者)
を務める
10:30 ~ 10:45
休 憩
10:45 ~ 12:00
(75 分)
<報告>
テーマ「就労支援担当者に求められる支援の視点と取り組み」
○ その人の希望や能力・特徴にあった働く場所を探すうえで必要なことは
○ 就職をした方への定着支援をするうえで必要なことは
○(上2つの支援を)他機関と連携して進めていくうえで必要なことは
※報告者調整中
12:00 ~ 13:00
休憩・昼食
13:00 ~ 14:40
(100 分)
グループ討議
10
月
14 14:40 ~ 15:00
日 15:00
(金)
※上記テーマを基に行います
発表・まとめ
閉 講
【第2分科会】「“ 作業支援 ”・“ 商品開発 ”・“ 営業活動 ” 担当者分科会」
生産活動の場面での作業等に係る支援、社会就労センターの製品・サービスの受注拡大と工賃向上を目
的に営業活動や商品開発等を担当している職員の方が主な対象となります。
例.就労継続支援事業所や就労移行支援事業所の職業指導員。就労継続支援B型事業所の目標工賃達成指
導員。生活介護事業所で生産活動の場面での支援を担当している職員の方。等
9:30 ~ 10:30
(60 分)
<導入講義>
徳島県(福)徳島県身体障害者連合会 眉山園 園長 三橋 一巳
○「社会就労センターハンドブック」第4章『販売・生産管理』の「マーケティング」
の項の執筆者であり、セルプ協では事業振興委員を務める。
10:30 ~ 10:45
10:45 ~ 12:00
(75 分)
休 憩
<報告>
テーマ「作業支援・商品開発・営業担当者に求められる支援の視点と取り組み」
○より高い工賃につなげるために、仕事の開拓、商品改良や商品開発をしていくう
えで、必要なことは
○ 作業の場、販売の場で利用者の能力をより引き出すうえで必要なことは
※報告者調整中
12:00 ~ 13:00
休憩・昼食
13:00 ~ 14:40
(100 分)
グループ討議
14:40 ~ 15:00
発表・まとめ
15:00
閉 講
※上記テーマを基に行います
3
【第3分科会】「“ 生活支援 ” 担当者分科会」
生産活動の場面で工賃向上を支援の柱とすることが難しい利用者への支援をしている職員の方、“ くら
す ”(住まい)の場面も含めた利用者の生活面での支援をしている職員の方が主な対象となります。
例.生活介護事業所、就労継続支援事業所、就労移行支援事業所の生活支援員。就労継続支援B型事業所
で支援の必要性が高い利用者の支援をしている方。障害者就業・生活支援センターの生活支援担当者。
グループホームの世話人や生活支援員。等
9:30 ~ 10:30
(60 分)
<導入講義>
東京都(福)けやきの杜 希望園 多機能型事業所 総合施設長 大竹 眞澄
○「社会就労センターハンドブック」第3章『経営方針とその管理』の「運営規程
とサービス利用計画」の項の執筆者であり、セルプ協では調査・研究・研修委員
を務める。
10:30 ~ 10:45
10:45 ~ 12:00
(75 分)
10
月
14 12:00 ~ 13:00
日
(金) 13:00 ~ 14:40
(100 分)
休 憩
<報告>
テーマ「生活支援担当者に求められる支援の視点と取り組み」
○障
害の重い方、生活面で様々な支援ニーズがある方に工賃(働くこと)を意識し
た支援を行ううえで、必要なことは
○働く場に限らずその人の地域生活を支えていく支援を行ううえで、必要なことは
※報告者調整中
休憩・昼食
グループ討議
※上記テーマを基に行います
14:40 ~ 15:00
発表・まとめ
15:00
閉 講
【第4分科会】「“ 法人・事務担当者 ” 分科会」
社会就労センターの日々の経営を支える事務職員、経理担当職員の方が主な対象となります。平成 28
年4月に施行された改正社会福祉法について、平成 29 年4月施行分の内容の調整も現在進められている
ところですが、同法への対応をテーマとして開催いたします。
9:30 ~ 11:00
(90 分)
<分科会基調報告>「改正社会福祉法について(概説)」
厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課
11:00 ~ 11:15 休 憩
11:15 ~ 15:00 <解説>「改正社会福祉法の施行に伴う会計処理の留意点(仮)」
(165 分)
日本公認会計士協会
※途中 60 分の
昼食休憩時間除く
15:00
閉 講
研修会に関する問い合わせ先 全国社会就労センター協議会(「セルプ協」)事務局[担当:源馬、山崎]
〒 100―8980 東京都千代田区霞が関3―3―2 新霞が関ビル4階
社会福祉法人全国社会福祉協議会 高年・障害福祉部内
TEL:03―3581―6502 FAX:03―3581―2428 E-mail:[email protected]
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平成 28 年度 全国社会就労センター協議会 課題別専門研修会
参加、情報交換・名刺交換会、宿泊、昼食のご案内
■参加費について 全国社会就労センター協議会/日本セルプセンター
〃
会 員 施設 13,000 円
未加入施設 35,000 円
(参加申込みと同時に加入申し込みされた場合、会員施設・事業所扱いとなります)
■申込締切日
9 月 29 日(木)
※締切日前でも定員(150 名)に達した時点で受付終了となります。
■宿泊のご案内
研修期間中のご宿泊として下記の宿泊施設のご手配を承ります。ご希望の方は申込書にてお申込みください。
料金は朝食付・税金、サービス料込のお一人様1泊あたりの金額です。
宿泊施設名
申込記号
宿泊料金
所在地・最寄駅
新橋愛宕山東急REIホテル
A
シングル
(1室1名利用)
13,900 円
マロウドイン赤坂
B
シングル
(1室1名利用)
9,500 円
会場より徒歩約 12 分
地下鉄銀座線「虎ノ門」駅徒歩 7 分
会場より地下鉄利用で約 20 分
地下鉄千代田線「赤坂」駅徒歩 5 分
※ 客室数に限りがございますので先着順にて受付をさせていただきます。上記宿泊施設が満室となりました場合は近隣の他ホテルをご案内
させていただくことがございます。予めご了承ください。
■情報交換・名刺交換会のご案内
<10 月 13 日(木)>
お一人様 3,000 円(税込)
研修1日目に情報交換会を開催します(18:00~19:30 立食形式)。
参加をご希望の方は、別紙申込書にてお申込みください。
■昼食のご案内
<10 月 14 日(金)>
1,250 円(税込・お茶付)
研修 2 日目の昼食手配を承ります。ご希望の方は別紙申込書にて事前にお申込みください。
■申込方法および費用のお支払いについて
・申込書に必要事項をご記入の上、名鉄観光サービス㈱新霞が関支店まで FAX または郵送にてお申込みく
ださい。
・申込締切日以降、開催日の 1 週間前に参加券及び費用の振込依頼書を発送させていただきます。到着後、
振込依頼書記載の口座へ費用総額をご送金ください。
■変更・取消について
・変更・取消が生じた場合は、申込の際の申込書を変更箇所がわかるよう訂正の上、名鉄観光サービス株式
会社新霞が関支店まで FAX にてご連絡ください。
・申込締切日以降の参加取消については、研修会後に資料一式をお送りし、参加費の返金はいたしません
ので予めご了承ください。
・その他の取消に関しましては、取消日により下記の取消料を申し受けます。予めご了承ください。
取消日
14~8 日前
7~2 日前
前日
当日 12:00 まで
宿 泊
20%
30%
40%
昼 食
無料
100%
情報交換・名刺交換会
無料
100%
50%
当日 12:00 以降
および無連絡
100%
※受付時間外にいただいた変更・取消のご連絡は、翌営業日の受付扱いとさせていただきます。ご了承ください。
■申込先・問合先
名鉄観光サービス株式会社 新霞が関支店
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階
電話 03-3595-1121 Fax 03-3595-1119 担当 波多野、山辺
受付時間 平日 9:30~17:30 土日祝日休業
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<案内図>
1日目:全体会(LB 階 灘尾ホール)
情報交換会(5 階 会議室)
2日目分科会
2日目: 分科会(5 階 会議室)
※ 2日目分科会の会場は、4つの分科会の参加者数に応じて決定します(3会場は新霞が関
ビルの「全社協会議室」
、1会場は「尚友会館」での開催を予定)
。事前にお送りする参加券
の中でご案内いたします。
<交通機関のご案内>
地下鉄(東京メトロ)銀座線「虎ノ門駅」11 番出口より徒歩5分
地下鉄(東京メトロ)千代田線/丸の内線/日比谷線「霞ヶ関駅」A13 番出口より徒歩8分
地下鉄(東京メトロ)千代田線/丸の内線「国会議事堂前駅」3番出口より徒歩5分
【個人情報の取り扱いについて】
(1)「申込書」にご記入いただいた個人情報につきましては、申込受付等委託業者(名鉄観
光サービス㈱新霞が関支店)とセルプ協事務局で共同利用させていただきます。
(2)個人情報は、参加申込受付、参加にあたり希望される宿泊等のサービス提供など、研修
会運営に必要な範囲内で使用いたします。
(3)参加者の把握、交流に資するため、
「申込書」をもとに参加者名簿(都道府県名、参加
者氏名、施設・事業所名、施設・事業種別、役職名、参加分科会等)を作成し、当日参加
者に配布いたしますのでご了承ください。
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