県立高等学校における水泳指導中の事故について

記
者 発 表 資 料
平成28年8月29日
スポーツ健康課学校安全体育班
担当:赤平(内線)3667
県立高等学校における水泳指導中の事故について
平成28年8月25日(木)午前に宮城県宮城広瀬高等学校・プールにおいて発生した
水泳指導中の事故について、生徒が回復するとともに、事故原因や課題について現時点で
のまとめをしたのでお知らせします。
1
事故生徒の状況
8月28日(日)に意識を取り戻し、現在は、会話や食事ができるまでに回復してい
る。
2
事故原因の概要等
(1)プール施設の故障(排水溝への足の吸い込み等)ではない。
(2)「いじめ」との関連性はなかったものと考えている。
(3)何らかの身体的トラブル等が発生し、その後、溺れたものと推定される。
(4)授業担当教員は、プールに入ってゲームの審判をしており、生徒が沈んでいること
に気づくのが遅れたが、溺れている生徒を引き上げて以降の救急救命措置は適切で
あったと考えている。
3
今後の対応
(1) 警察による調査の実施(事故・事件の両面から)
(2) 学校からの事故報告書を基に、県教育委員会が課題等について検討
(3) 水泳指導中の監視体制や指導上の配慮等について、文書通知及び研修会(体育・養
護教諭等対象)を実施予定。