生産性向上と省エネ化の推進

対象国:中南米各国
低炭素技術輸出促進人材育成支援事
中南米改善ファシリテーター養成研修コース [LAPM]
HIDA
ハ イ ダ
- 生産性向上と省エネ化の推進 2017年2月1日 ~ 2月14日 開催場所:HIDA関西研修センター(予定)
本コースの狙い
「中南米5S・改善ファシリテーター養成研修コース(LAPM)」は、AOTSラテンアメリカ同窓会連合
(FELAAS)の協力により行われる研修コースです。中南米の製造企業にける中・上級管理者が自社における
生産活動を効率よく進め、省エネルギー化を推進するために必要な生産管理能力向上を目的とした研修コースで
す。
対象者
原則として、中南米各国の製造業において生産管理に携わる中・上級管理者の方
実施言語
すべての講義及び見学はスペイン語通訳付きで実施します。
日本への
派遣経費に対し
日本政府からの
補助金が一部適用
されます。
研修のステップ
【プレ・ステップ】
事前レポート(1)および(2)に記載された自社のエネルギー管理における取り組み状況、課題、問題、改善目標数
値等を活用して、コース最終日の発表に向けて準備を進めることになります。そのため、参加者は事前に記入し
た現状数値、目標数値の根拠となるデータ等を来日に向けて準備し、持参いただきます。
【第一段階】
日本の製造業におけるエネルギー管理の現況、低炭素化社会の実現に向けて企業に求められる環境配慮型経営の
基本的な考え方、企業経営における省エネルギー化の目的などについて学びます。
【第二段階】
日本の効率的な生産システム、生産保全、ムダ排除などの改善手法、改善活動の推進方法について講義や演習を
通じて学びます。また企業見学を通して、実際にそれらの管理手法がどのように現場で実践されているかについ
て理解を深めます。
【第三段階】
事前レポートに当初記載した省エネ等につながる改善の数値目標の実現可能性について再度検討すると共に、自
社の生産性向上を妨げている原因を明確にします。その上で、研修を通じて学習した日本的生産管理手法をどの
ように自社で実践・推進し、課題を達成していくかについて、具体的な行動計画を策定し、最終日に発表します。
日程表(案)
月 日
午前
1月31日
(火)
2月1日
(水)
2日
(木)
3日
(金)
4日
5日
(土)
(日)
6日
(月)
7日
(火)
8日
(水)
9日
(木)
10日
(金)
11日
12日
(土)
(日)
13日
(月)
14日
(火)
15日
(水)
午後
来日
講義・
演習:
講義・
演習:
オリエンテーション
日本の製造業におけるエネルギー管理(1)
講義:
開講式
-生産活動とエネルギー、日本企業の省エネ活動
日本的生産システムにと生産性向上
-JIT(流れ生産、タクトタイム、後工程引取りとかんばん)、自働化
5S、改善、ムダ排除による生産性向上
-ムダの概念、7つのムダ、5S、動作分析、1個流し生産、ラインバランスとサイクルタイム
休日
講義・
演習:
改善演習
-5S、改善、ムダとりの成功のためのポイント、IE手法を活用した演習
企業見学:5S、目で見る管理等改善活動の実践事例
企業等
見学
(遠隔地)
企業見学:生産性向上と改善活動の実践事例 企業見学:省エネ改善の実践事例
講義・
演習:
全社的保全活動による生産性向上
-設備効率とロスの構造、自主保全活動と個別改善
企業見学:生産保全における改善活動の実践事例
休日
講義・
演習:
発表:
日本の製造業におけるエネルギー管理(2)
-生産性向上と省エネ化に向けた改善活動のステップ、改善活動推進のための管理者の役割と企業組織
最終レポート発表
最終レポート発表及び研修評価会
発表:
修了式
帰国
上記のスケジュールは、講師や協力企業の都合、その他のやむをえない事情のために変更されることがあります。
募集要項 http://www.hidajapan.or.jp/jp/ikusei/management/files/16lapm_j.pdf をご覧ください。
お申込締切:2016年11月22日