定期監査結果報告書 平 成 2 7 監 査 年 度 第 2 回 (平成 28 年 1 月~平成 28 年 7 月執行分) 監査対象機関 ○知事部局所管の各課・現地機関 ・政策部 各課 ・政策部 現地機関 ・危機管理・報道局 各課 ・総務部 各課 ・総務部 現地機関 ・地域交流部 各課 ・地域交流部 現地機関 ・文化・スポーツ交流局 各課 ・県民環境部 各課 ・県民環境部 現地機関 ・健康福祉部 各課 ・男女参画・こども局 各課 ・産業労働部 各課 ・産業労働部 現地機関 ・農林水産部 各課 ・農林水産部 現地機関 ・県土整備部 各課 ・出納局 各課 ○教育委員会所管の各課 ○公安委員会所管の警察本部 ○その他の委員会等所管の事務局 合 佐 102機関 4機関 1機関 2機関 7機関 4機関 6機関 1機関 3機関 8機関 1機関 8機関 3機関 8機関 6機関 10機関 19機関 9機関 2機関 7機関 1機関 6機関 計 賀 県 116機関 監 査 委 員 目 第1 次 監査の概要 1 1 監査実施期間 1 2 監査対象機関 1 3 監査の着眼点 1 第2 監査の結果 2 1 監査の結果の概要 2 2 重要な指摘事項 3 3 その他指摘事項・検討を要する事項 3 4 監査対象機関ごとの監査結果 5 知事部局所管の各課・現地機関 ・政策部 各課・現地機関 ・危機管理・報道局 ・総務部 5 各課 6 各課・現地機関 ・地域交流部 7 各課・現地機関 ・文化・スポーツ交流局 各課 12 ・県民環境部 各課・現地機関 13 ・健康福祉部 各課 15 ・男女参画・こども局 各課 17 ・産業労働部 各課・現地機関 18 ・農林水産部 各課・現地機関 21 ・県土整備部 各課 28 ・出納局 各課 教育委員会所管の各課 第3 10 30 31 公安委員会所管の警察本部 33 その他の委員会等所管の事務局 33 組織及び運営の合理化に資するための意見 別冊 (地方自治法第 199 条第 10 項の規定に基づく意見) 用語の解説 35 監 査 第 5 5 4 号 平成28年9月2日 佐賀県議会議長 中 倉 政 義 様 佐賀県知事 山 口 祥 義 様 佐賀県教育委員会教育長 古 谷 佐賀県公安委員会委員長 溝 上 泰 弘 様 佐賀県選挙管理委員会委員長 大川正二郎 様 佐賀県人事委員会委員長 大 西 憲 治 様 佐賀県労働委員会会長 前 田 和 馬 様 佐賀県有明海区漁業調整委員会会長 德 永 重 昭 様 松浦海区漁業調整委員会会長 川 嵜 和 正 様 定期監査(平成27監査年度 宏 様 佐賀県監査委員 池 田 巧 同 森 田 信 彦 同 三 竿 博 史 同 石 倉 秀 郷 第2回)の結果について(提出) 地方自治法第199条第1項、第2項及び第4項の規定により定期監査を実施したので、 同条第9項の規定に基づき、その結果に関する報告を別添のとおり提出します。 また、同条第10項の規定に基づき、組織及び運営の合理化に資する意見を提出します。 第1 監 査 の 概 要 地方自治法第 199 条第 1 項、第 2 項及び第 4 項の規定により定期監査を実施したが、そ の状況は次のとおりである。 1 監査実施期間 平成 28 年 1 月~平成 28 年 7 月執行分 2 監査対象機関 知事部局所管の各課・現地機関 教育委員会所管の各課 公安委員会所管の警察本部 その他の委員会等所管の事務局 102機関 7機関 1機関 6機関 (組織・所管は平成 28 年 4 月 1 日時点) 3 監査の着眼点 平成 27 年度の予算執行を中心に、次の事項について重点的に監査を実施した。 (1) 計数は正確であるか (2) 事務事業は予算議決の趣旨に沿って、経済性、効率性及び有効性の観点から 適切に執行されているか ① ② 目的に即応し、かつ計画的に運営管理されているか 予算の執行時期及び財源確保は適正か (3) 経理事務は関係法令等に従い適正に処理されているか ① 調定漏れ、調定金額の誤りはないか ② 契約書の内容は適正か ③ 工事の執行管理は適正か ④ 補助金等の申請時の審査、実績報告時の確認は適正か ⑤ 歳入歳出外現金(保証金等)の管理は適正か (4) ① ② 財産の管理・運用及び取得・処分は適切に行われているか 財産等の管理、処分の手続等は適正か 債権及び基金の管理、運用は適正か 用語の解説については、35 ページから 45 ページを参照 -1- 第2 監 査 の 結 果 1 監査の結果の概要 監査の結果、各機関における予算の経理、財産の管理など財務に関する事務の執行及 び経営に係る事業の管理は、総括的には、おおむね適正に処理されていると認められた。 しかしながら、一部において、次に述べるように、指摘事項及び検討事項が認められ たので、該当機関に対し、是正又は改善を要する旨の通知を行った。 このほか、軽易な事項については、監査の折りに現地で指導した。 今後とも事務の執行等に当たっては、関係法令等を遵守し、適正な執行に努められた い。 区分別指摘事項及び検討を要する事項の件数 (単位:件) 区 分 重 要 な 指摘事項 そ の 他 指摘事項 検討を要 する事項 合 計 予 算 給与・ 工事の 収 入 支 出 契 約 補助金 財 産 その他 旅 費 執 行 1 1 2 計 1 1 1 24 24 14 14 12 2 2 1 14 4 2 5 14 7 80 3 5 14 7 85 (参考) 区分別指摘事項及び検討を要する事項の件数(平成27監査年度合計) (単位:件) 区 分 重 要 な 指摘事項 そ の 他 指摘事項 検討を要 する事項 合 計 予 算 給与・ 工事の 収 入 支 出 契 約 補助金 財 産 その他 旅 費 執 行 1 1 2 2 3 3 42 42 27 27 1 1 27 9 2 3 30 13 計 4 5 28 9 5 5 28 9 注:「定期監査結果報告書 平成 27 監査年度 第 1 回(平成 27 年 10 月~平成 28 年 3 月執行 分)」の区分別指摘事項及び検討を要する事項の件数との合計 -2- 151 160 2 重要な指摘事項 【男女参画・こども局】 ○ 予算事務に関し適正でないものがあった。 (こども未来課) 佐賀県安心こども基金について、基金条例で「予算の定めるところにより、処分す ることができる」と定められているにもかかわらず、歳入予算額を上回る基金繰入(処 分)を行っていた。 歳入予算額 基金繰入額 差 額 1,100,000 円 26,979,000 円 25,879,000 円 【警察本部】 ○ 工事費で積算誤りがあった。 光ファイバケーブルの接続工事の積算について、ケーブルを接続するクロージャ毎 に歩掛を適用すべきところを、ケーブルの構成単位であるテープ心毎に歩掛を適用し たため、積算が過大になっていた。 工 事 名 佐賀県高度情報通信基幹網光ファイバケーブル地下埋設管 引き込み工事 工 期 平成 28 年 1 月 29 日~平成 28 年 3 月 25 日 契 約 額 9,396,000 円 過大積算額(請負) 3,177,560 円 3 その他指摘事項・検討を要する事項 (1) 予算関係 (1 件) ① 繰越手続きで適正でないもの (2) 給与、旅費関係 (1 件) ① 時間外勤務手当で追給を要するもの (3) 収入関係 (24 件) ① 調定金額を誤っているもの ② 領収証書の発行事務で適正でないもの ③ 収入未済があるもの ④ 証紙収入の報告で遅延しているもの、また金額を誤っているもの ⑤ 国庫支出金の受入で遅延しているもの ⑥ 戻出事務で遅延しているもの ⑦ 貸付料の算定で適正でないもの -3- (4) 支出関係 (14 件) ① 支出負担行為で遅延しているもの ② 資金前渡の精算で適正でないもの ③ 緊急用前渡資金の出納が適正でないもの ④ 債権者を誤って支出しているもの、また重複して支出しているもの ⑤ 戻入すべき返還金を収入調定しているもの ⑥ 支出負担行為額を誤っているもの (5) 契約関係 (14 件) ① 契約書の内容で適正でないもの ・契約書に収入印紙が貼付されていないもの、また金額が誤っているもの ・契約者(所属長)の押印や割印がないもの ② 契約書に定める主任技術者又は監理技術者が設置されていないもの ③ 再生資源利用促進実施書が提出されていないもの ④ 契約書に定める現場代理人及び主任技術者等の通知を受けていないもの ⑤ 業務委託で、完了検査の結果通知をしていないもの ⑥ 業務委託で、法に定める証明書の交付を受けていないもの ⑦ 契約書に定める主任技術者の資格を証明する書類の提出を受けていないもの ⑧ 委託料の積算基準、積算方法について検討を要するもの (6) 工事の執行関係 (3 件) ① 設計、施工が適正でないもの ② 設計変更を行っていないもの ③ 工事費の積算で検討を要するもの (7) 補助金関係 (5 件) ① 年度繰越に伴う実績報告書の提出を受けていないもの ② 変更承認を行わず、変更後の内容で額の確定をしているもの (8) 財産関係 (14 件) ① 物品の返納や不用の決定手続をしないで処分しているもの ② 備品の現物確認を行っていないもの ③ 財産台帳の記載漏れ、記載誤りがあるもの ④ 基金の運用利息の処理で適正でないもの ⑤ 備品で亡失しているもの (9) その他 (7 件) ① 契約保証金の還付手続きで適正でないもの ② 入札保証金を契約保証金として受け入れているもの、また契約保証金を売買代金 の一部に充当する処理を科目更正により行っているもの ③ 歳入歳出外現金の社会保険料で受入、払出が適正でないもの ④ 委任出納員又は物品管理員の引き継ぎで適正でないもの (注)指摘事項には複数あるものがあり、件数とは必ずしも一致しない。 -4- 4 監査対象機関ごとの監査結果 知事部局所管の各課・現地機関 ・政策部 各課・現地機関 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 政策課 平成28年 監査委員 7月13日 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 企画課 平成28年 監査委員 6月28日(書面による監査) 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 秘書課 平成28年 監査委員 6月 6日 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 広報広聴課 平成28年 6月29日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 消防学校 平成28年 監査委員 6月 3日 森 田 信 彦 石 倉 秀 郷 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 -5- ・危機管理・報道局 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 各課 危機管理・報道課 平成28年 6月30日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 消防防災課 平成28年 7月13日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 補助金の年度繰越に伴う実績報告書の提出を受けていないも のがあった。 ② 備品の処分で、物品返納手続きを行わず、棄却処分をしてい るものがあった。 ③ 物品管理員の引き継ぎで適正でないものがあった。 -6- ・総務部 各課・現地機関 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 法務私学課 平成28年 7月15日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 国庫支出金の受入で、遅延しているものがあった。 人事課 平成28年 監査委員 7月19日 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(退職手当返納金) ② 支出負担行為で、遅延しているものがあった。 ③ 業務委託で、法に定める証明書の交付を受けていないものが あった。 財政課 平成28年 監査委員 7月19日 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 税政課 平成28年 監査委員 7月14日 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 契約書で、収入印紙が貼付されていないものがあった。 -7- 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 資産活用課 平成28年 7月 7日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 証紙収入の報告で、遅延しているものがあった。 ② 契約書で、収入印紙が貼付されていないものがあった。 ③ 財産台帳(土地・建物)で、金額や登記年月日の記載がない ものがあった。 統計分析課 平成28年 6月27日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 情報・業務改革課 平成28年 7月13日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 貸付料の算定で適正でないものがあった。 ② 契約書に定める主任技術者の資格を証明する書類の提出を受 けていないものがあった。 ③ 備品で、亡失しているものがあった。 公文書館 平成28年 監査委員 7月15日 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 -8- 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 佐賀県税事務所 平成28年 6月29日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(個人県民税 ほか) 唐津県税事務所 平成28年 6月29日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(個人県民税 ほか) 武雄県税事務所 平成28年 6月30日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(個人県民税 ほか) -9- ・地域交流部 各課・現地機関 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 さが創生推進課(移住支援室) 平成28年 6月27日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 市町支援課 平成28年 6月17日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 国際課 平成28年 監査委員 7月 1日 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 空港課 平成28年 監査委員 7月14日 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 支出負担行為で、遅延しているものがあった。 ② 契約書で、収入印紙が貼付されていないものがあった。 ③ 工事で設計、施工が適正でないものがあった。 (改善を指示した所属:佐賀空港事務所) 新幹線・地域交通課(身近な移動手段確保推進室) 平成28年 7月 8日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 10 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 港湾課 平成28年 監査委員 6月17日(書面による監査) 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 国際交流プラザ 平成28年 7月 1日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 11 - ・文化・スポーツ交流局 各課 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 文化課(世界遺産推進室) 平成28年 6月13日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 備品の現物確認を行っていないものがあった。 スポーツ課(国民体育大会・全国障害者スポーツ大会準備室) 平成28年 6月17日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 支出負担行為で、遅延しているものがあった。 観光課 平成28年 監査委員 7月 7日 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 緊急用前渡資金の出納を現金出納簿に記帳していないものが あった。 - 12 - ・県民環境部 各課・現地機関 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 県民協働課 平成28年 6月17日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 契約書で、収入印紙が貼付されていないものがあった。 まなび課 平成28年 監査委員 6月20日 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 物品管理員の引き継ぎで適正でないものがあった。 人権・同和対策課 平成28年 6月15日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(貸付金元利収入) くらしの安全安心課 平成28年 6月14日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 13 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 環境課 平成28年 監査委員 6月20日 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 原子力安全対策課 平成28年 6月15日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 有明海再生・自然環境課 平成28年 6月23日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 循環型社会推進課 平成28年 6月17日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 基金の運用利息で、基金への直接積立と一般会計からの積立 が重複し、二重に計上されているものがあった。 消費生活センター 平成28年 6月14日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 14 - ・健康福祉部 各課 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 福祉課 平成28年 監査委員 6月28日 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 時間外勤務手当で追給を要するものがあった。 ② 国庫支出金の受入で、遅延しているものがあった。 ③ 備品の処分で、不用及び処分の決定をしないまま、棄却処分 をしているものがあった。 長寿社会課(地域包括ケア推進室) 平成28年 6月24日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 基金の運用利息で、基金への直接積立と一般会計からの積立 が重複し、二重に計上されているものがあった。 障害福祉課(就労支援室) 平成28年 7月 1日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。 (心身障害者扶養共済保険料負担金、心身 障害者扶養共済制度年金過払返納金) ② 資金前渡の精算で適正でないものがあった。 ③ 補助金の年度繰越に伴う実績報告書の提出を受けていないも のがあった。 - 15 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 医務課 平成28年 監査委員 7月 1日 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(看護師等修学資金貸付金) ② 支出負担行為で、遅延しているものがあった。 ③ 契約書に収入印紙が貼付されていないもの、また金額が誤っ ているものがあった。 国民健康保険課 平成28年 6月13日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 健康増進課 平成28年 6月23日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 薬務課 平成28年 監査委員 6月16日(書面による監査) 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 生活衛生課 平成28年 6月16日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 16 - ・男女参画・こども局 各課 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 男女参画・女性の活躍推進課 平成28年 6月13日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 こども未来課 平成28年 6月24日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 歳入予算額を上回る基金繰入(処分)を行っているものがあ った。 こども家庭課 平成28年 6月20日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(児童扶養手当返納金) - 17 - ・産業労働部 各課・現地機関 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 産業企画課 平成28年 7月15日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 有田焼創業400年事業推進グループ 平成28年 6月20日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 ものづくり産業課(コスメティック構想推進室) 平成28年 6月28日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 新エネルギー産業課 平成28年 7月 5日 監査委員 三竿博史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 企業立地課 平成28年 6月28日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 補助金の年度繰越に伴う実績報告書の提出を受けていないも のがあった。 - 18 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 産業人材課 平成28年 7月 5日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 流通・通商課(国際経済室) 平成28年 6月24日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 支出負担行為で、遅延しているものがあった。 経営支援課 平成28年 7月 5日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。 (小規模企業者等設備導入等事業支援貸付 金、弁償金) ② 証紙収入の報告で、誤っているものがあった。 関西・中京事務所 平成28年 1月28日 監査委員 三竿博史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 有田窯業大学校 平成28年 5月10日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 19 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 窯業技術センター 平成28年 4月28日 監査委員 三竿博史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 工業技術センター 平成28年 4月11日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 備品の処分で、物品返納手続きを行わず、棄却処分をしてい るものがあった。 産業技術学院 平成28年 4月11日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 授業料の減免承認に伴う戻出事務で、遅延しているものがあ った。 ② 債権者を誤って支出しているもの、また重複して支出してい るものがあった。 東部工業用水道管理事務所 平成28年 5月26日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 20 - ・農林水産部 各課・現地機関 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 農政企画課 平成28年 7月12日 監査委員 三竿博史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 生産者支援課 平成28年 7月 1日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。 (農業改良資金貸付金、林業改善資金貸付 金) 農産課 平成28年 監査委員 7月 6日 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 予算の繰越事務手続きで適正でないものがあった。 園芸課 平成28年 監査委員 6月21日(書面による監査) 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 21 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 畜産課 平成28年 監査委員 7月 6日 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 戻入すべき返還金を収入調定しているものがあった。 ② 支出負担行為で、遅延しているものがあった。 農山漁村課 平成28年 7月11日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 補助金の変更承認を行わず、変更後の内容で額の確定をして いるものがあった。 ② 備品の処分で、物品返納手続きを行わず、売却処分をしてい るものがあった。 農地整備課 平成28年 7月 5日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 林業課 平成28年 監査委員 6月27日 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 契約保証金の還付手続きで適正でないものがあった。 - 22 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 森林整備課 平成28年 7月 7日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 水産課 平成28年 監査委員 6月17日 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 佐賀中部農林事務所 平成28年 3月16日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 財産台帳(土地・県有林)で、面積の記載誤りがあった。 ② クリーク防災機能保全対策事業現場監督補助業務の委託料の 積算について、検討を要するものがあった。 (検討を指示した所属:農山漁村課) ③ 森林整備事業の集材作業の積算について、検討を要するもの があった。 (検討を指示した所属:森林整備課) ④ 建設機械器具の運搬、組立・解体に要する費用の共通仮設費 の率計算について、検討を要するものがあった。 (検討を指示した所属:農山漁村課、建設・技術課) 東部農林事務所 平成28年 2月24日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 23 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 唐津農林事務所 平成28年 2月23日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 領収証書の発行事務で適正でないものがあった。 ② 契約書で、契約者(所属長)の押印がないものがあった。 ③ 入札保証金を契約保証金として受け入れているもの、また契 約保証金を売買代金の一部に充当する処理を科目更正により行 っているものがあった。 ④ 委任出納員の引き継ぎで適正でないものがあった。 伊万里農林事務所 平成28年 2月26日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 建設機械器具の運搬、組立・解体に要する費用の共通仮設費 の率計算について、検討を要するものがあった。 (検討を指示した所属:農山漁村課、建設・技術課) 杵藤農林事務所 平成28年 2月26日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 備品の処分で、不用及び処分の決定をしないまま、棄却処分 をしているものがあった。 ② 建設機械器具の運搬、組立・解体に要する費用の共通仮設費 の率計算について、検討を要するものがあった。 (検討を指示した所属:農山漁村課、建設・技術課) - 24 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 農業技術防除センター 平成28年 4月15日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 上場営農センター 平成28年 4月11日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 農業試験研究センター 平成28年 4月15日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 行政財産使用料の調定で、金額を誤っているものがあった。 ② 証紙収入の報告で遅延しているものがあった。 ③ 契約書に定める主任技術者又は監理技術者が設置されていな いもの、また再生資源利用促進実施書が提出されていないもの や建設リサイクルチェックリストを作成していないものがあっ た。 農業大学校 平成28年 4月19日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 25 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 果樹試験場 平成28年 4月 7日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 支出負担行為で、遅延しているものがあった。 茶業試験場 平成28年 5月 9日 監査委員 池 田 巧 石 倉 秀 郷 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 畜産試験場 平成28年 5月 9日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 中部家畜保健衛生所 平成28年 4月28日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 北部家畜保健衛生所 平成28年 4月25日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 26 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 西部家畜保健衛生所 平成28年 5月10日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 玄海水産振興センター 平成28年 4月 7日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 有明水産振興センター 平成28年 4月 7日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 工事請負契約に定める現場代理人及び主任技術者等の通知を 受けていないもの、また業務委託契約に定める作業管理者の通 知を受けていないものがあった。 高等水産講習所 平成28年 4月 7日 監査委員 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 林業試験場 平成28年 4月11日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 27 - ・県土整備部 各課 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 県土企画課 平成28年 7月12日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 建設・技術課 平成28年 6月13日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 入札・検査センター 平成28年 6月21日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 道路課 平成28年 監査委員 7月12日 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 土地対策課 平成28年 6月24日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 28 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 都市計画課 平成28年 6月23日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 資金前渡の精算で適正でないものがあった。 下水道課 平成28年 監査委員 6月22日(書面による監査) 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 建築住宅課(施設整備室) 平成28年 7月 7日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(住宅使用料、弁償金) ② 工事で設計変更を行っていないものがあった。 ③ 補助金の年度繰越に伴う実績報告書の提出を受けていないも のがあった。 河川砂防課(水資源調整室) 平成28年 7月 8日 監査委員 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 国庫支出金の受入で、遅延しているものがあった。 ② 支出負担行為で、遅延しているものがあった。 ③ 業務委託で、完了検査の結果通知をしていないものがあった。 - 29 - ・出納局 各課 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 会計課 平成28年 監査委員 6月29日(書面による監査) 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 備品の処分で、不用及び処分の決定をしないまま、棄却処分 をしているものがあった。 総務事務センター 平成28年 7月13日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 備品の処分で、物品返納手続きを行わず、売却処分をしてい るものがあった。 - 30 - 教育委員会所管の各課 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 教育総務課(県立高校再編整備推進室) 平成28年 6月17日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(佐賀県育英資金貸付金) 教育振興課(特別支援教育室) 平成28年 6月 8日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 支出負担行為額を誤っているものがあった。 教育情報課 平成28年 6月17日 監査委員 三竿博史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 教職員課 平成28年 監査委員 6月13日 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 31 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 学校教育課(人権・同和教育室) 平成28年 6月13日 監査委員 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(地域改善対策奨学金) ② 歳入歳出外現金の社会保険料で受入、払出が適正でないもの があった。 保健体育課 平成28年 6月14日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 文化財課 平成28年 監査委員 6月 6日 森 田 信 彦 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 備品の処分で、物品返納手続きを行わず、棄却処分をしてい るものがあった。 - 32 - 公安委員会所管の警察本部 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 警察本部 平成28年 監査委員 7月15日 池 田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められたものの、一部に是正又は改善を要するものが見受 けられた。 ① 収入未済があった。(放置違反金、弁償金) ② 契約書に定める主任技術者の資格を証明する書類の提出を受 けていないもの、また再生資源利用促進実施書が提出されてい ないものや建設リサイクルチェックリストを作成していないも のがあった。 ③ 光ファイバケーブルの接続工事の積算が過大になっているも のがあった。 ④ 歳入歳出外現金の社会保険料で受入、払出が適正でないもの があった。 その他の委員会等所管の事務局 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 議会事務局 平成28年 7月 4日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 選挙管理委員会事務局 平成28年 6月17日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 - 33 - 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 監査対象機関名 監査執行年月日 監 査 執 行 者 監 査 の 結 果 人事委員会事務局 平成28年 6月23日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 労働委員会事務局 平成28年 6月23日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 海区漁業調整委員会事務局 平成28年 6月17日 監査委員 池田 巧 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 監査委員事務局 平成28年 6月23日(書面による監査) 監査委員 池 田 巧 森 田 信 彦 三 竿 博 史 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理は、おおむね 適正と認められた。 ※監査実施期間開始から報告書提出までの監査委員交代について 木 原 奉 文 平成 28 年 4 月 21 日退任 石 倉 秀 郷 平成 28 年 4 月 22 日就任 - 34 - 用語の解説 用 定 期 語 監 説 査 監査結果の報告 地方自治法 第 199 条 監 査 委 員 は 、 普 通 地 方 公 共 団 体 の 財 務 に 関 する事務の執行及び普通地方公共団体の経営に係る 事業の管理を監査する。 2 監査委員は、前項に定めるもののほか、必要があ ると認めるときは、普通地方公共団体の事務(自治 事務にあっては労働委員会及び収用委員会の権限に 属する事務で政令で定めるものを除き、法定受託事 務にあっては国の安全を害するおそれがあることそ の他の事由により監査委員の監査の対象とすること が 適 当 で な い も の と し て 政 令 で 定 め る も の を 除 く 。) の執行について監査をすることができる。この場合 において、当該監査の実施に関し必要な事項は、政 令で定める。 4 監査委員は、毎会計年度少くとも 1 回以上期日を 定めて第 1 項の規定による監査をしなければならな い。 地方自治法 第 199 条 9 監査委員は、監査の結果に関する報告を決定し、 これを普通地方公共団体の議会及び長並びに関係の ある教育委員会、選挙管理委員会、人事委員会若し くは公平委員会、公安委員会、労働委員会、農業委 員会その他法律に基づく委員会又は委員に提出し、 かつ、これを公表しなければならない。 10 調 定 明 監査委員は、監査の結果に基づいて必要があると 認めるときは、当該普通地方公共団体の組織及び運 営の合理化に資するため、前項の規定による監査の 結果に関する報告に添えてその意見を提出すること ができる。 調定とは、地方公共団体の歳入を徴収しようとする 場合 .に お い て 、 地 方 公 共 団 体 .の 長 が 、 そ の 歳 入 の 内 容 を調査して、収入金額を決定する行為をいいます。 地方自治法 第 231 条 普通地方公共団体の歳入を収入するとき - 35 - は、政令の定めるところにより、これを調定し、納 入義務者に対して納入の通知をしなければならな い。 佐賀県財務規則 第 42 条 収 支 等 命 令 者 は 、諸 収 入 金 を 収 入 し よ う と す る と き は 、次 に 掲 げ る と こ ろ に よ り 区 分 し 、調 定( 受 入 )決 議 書 に よ り 徴 収 の 決 定( 以 下「 調 定 」と い う 。) を行わなければならない。 (1) 次 号 及 び 第 3 号 に 掲 げ る 収 入 金 以 外 の 収 入 金 の 調定(以下「一般調定」という。) (2) 令 第 154 条 第 2 項 に 規 定 す る 納 入 の 通 知 を 必 要 としない収入金及び同条第 3 項ただし書に規定す る 納 入 通 知 書 に よ り が た い 収 入 金 の 調 定( 以 下「 払 込調定」という。) (3) 公 金 振 替 に よ る 収 入 金 の 調 定 ( 以 下 「 公 金 振 替 調定」という。) 債 権 整 理 簿 債権整理簿とは、誤払金等に係る返納金の債権を除 き、県のすべての債権について、当該債権が発生して から調定するまでの管理を行うための帳簿です。 佐賀県財務規則 第 168 条 収 支 等 命 令 者 は 、 そ の 所 掌 に 属 す る 債 権 が 発生し、及び県に帰属した場合は、債権整理簿に記 入しなければならない。ただし、債権発生と同時に 調定及び戻入の手続を行う債権については、この限 りでない。 領 収 証 書 領収証書とは、納入義務者から諸収入金を収納した ときに、収納の証明として納入義務者に対して交付す る書類をいいます。 佐賀県財務規則 第 47 条 会 計 管 理 者 、出 納 員 又 は 経 理 員 は 、納 入 通 知 書 等 又 は 返 納 通 知 書 等 に よ ら な い 諸 収 入 金 (マ ル チ ペ イ メ ン ト ネ ッ ト ワ ー ク に よ る も の を 除 く 。)を 収 納 したときは、領収証書を納入義務者に交付しなけれ ばならない。 3 第 1 項 の 場 合 に お い て 、 出 納 員 (委 任 出 納 員 で あ る 者 を 除 く 。以 下 こ の 項 に お い て 同 じ 。)又 は 経 理 員 が 収納したときは、直ちに、当該諸収入金を会計管理 - 36 - 者又は委任出納員に引き継ぎ、第 1 項の規定により 交付した領収証書の原符又は収納金額を確認するこ とができる書面に現金領収日付印を受けなければな らない。 支出負担行為 支出負担行為とは、予算に基づいてなされる支出の 原因となる契約その他の行為です。すなわち普通地方 公共団体が、支払いの義務を負う予算の執行の第1段 階の行為をいうもので、次のような決定行為等が含ま れています。 ① 工事、製造等の請負契約又は物品の購入契約のよ うな債務を負担する行為 ② 補助金の交付の決定行為 ③ 普通地方公共団体の不法行為に基づく損害賠償金 の支出の決定行為 ④ 給与その他の給付の支出の決定行為 地方自治法 第 232 条 の 3 普 通 地 方 公 共 団 体 の 支 出 の 原 因 と な る べき契約その他の行為(これを支出負担行為とい う 。) は 、 法 令 又 は 予 算 の 定 め る と こ ろ に 従 い 、 こ れ をしなければならない。 公 金 振 替 公金振替とは、歳入歳出金、歳入歳出外現金及び基 金について、現金の移動を生ぜず単に県内部の公金を 振替えることをいいます。 佐賀県財務規則 第 82 条 収 支 等 命 令 者 は 、次 に 掲 げ る 振 替 が 同 一 取 引 店内で行われる場合に限り、公金の振替の手続を行 うものとする。 (1) 歳 入 金 と 歳 出 金 と の 振 替 (2) 歳 入 歳 出 金 と 歳 入 歳 出 外 現 金 と の 振 替 (3) 歳 入 歳 出 金 と 基 金 と の 振 替 (4) 歳 入 歳 出 外 現 金 内 の 振 替 資 金 前 渡 資金前渡とは、前渡を受けた資金を保管し、自己の 名と責任において正当債権者に支払いをすることをい います。 地方自治法施行令 第 161 条 次 に 掲 げ る 経 費 に つ い て は 、 当 該 普 通 地 方 公 共 団 体 の 職 員 を し て 現 金 支 払 を さ せ る た め 、そ の 資 - 37 - 金を当該職員に前渡することができる。 17 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 経 費 の 性 質 上 現 金 支 払 をさせなければ事務の取扱いに支障を及ぼすような経 費で普通地方公共団体の規則で定めるもの 佐賀県財務規則 第 70 条 令 第 161 条 第 1 項 第 17 号 の 規 則 で 定 め る 経 費は、次に掲げるものとする。 (14) 会 議 、 講 習 会 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 会 合 に お い て即時支払を必要とする経費 概 算 払 概算払とは、支払うべき債務金額が確定する前に概 算をもって債権者に対して支出することをいいます。 債権確定後に精算が必要となります。 地方自治法施行令 第 162 条 次 に 掲 げ る 経 費 に つ い て は 、 概 算 払 を す る ことができる。 6 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、経 費 の 性 質 上 概 算 を も つて支払をしなければ事務の取扱いに支障を及ぼ すような経費で普通地方公共団体の規則で定めるもの 佐賀県財務規則 第 77 条 令 第 162 条 第 6 号 の 規 則 で 定 め る 経 費 は 、次 に掲げるものとする。 (1) 委 託 費 ( 契 約 書 に 概 算 払 の 定 め を し た も の に 限 る 。) 前 金 払 前金払とは、金額の確定した債務について、相手方 の義務履行前又は給付すべき時期の到来前に債権者に 支出することをいいます。後日債務の不履行その他の 事由により金額に変更が生じる場合のほかは、精算手 続は行う必要はありません。 地方自治法施行令 第 163 条 次 の 各 号 に 掲 げ る 経 費 に つ い て は 、 前 金 払 をすることができる。 2 補助金、負担金、交付金及び委託費 8 前各号に掲げるもののほか、経費の性質上前金をも つて支払をしなければ事務の取扱いに支障を及ぼ すような経費で普通地方公共団体の規則で定めるもの - 38 - 佐賀県財務規則 第 79 条 令 第 163 条 第 8 号 の 規 則 で 定 め る 経 費 は 、次 に掲げるものとする。 (1) 研 修 、 講 習 、 会 議 、 試 験 及 び 登 録 等 の 経 費 (2) 有 線 テ レ ビ ジ ョ ン 放 送 の 受 信 料 (3) 保 険 料 (4) 訴 訟 に 関 す る 経 費 (5) 前 金 払 に よ り 経 費 の 節 減 を 図 る こ と が で き 、 か つ、確実な履行が認められる経費 随 意 契 約 随意契約とは、入札やせりのような競争によらない で、普通地方公共団体が任意に特定の相手方を選定し て締結する契約方法をいい、次のような要件に該当す る場合に限られています。 ① 売買、賃借、請負その他の契約で、その予定価格 が規則で定める範囲を超えないものをするとき ② その性質又は目的が競争入札に適しない契約を締 結するとき ③ 社会福祉施設等からの物品の買入等をするとき ④ 認定業者開発の新製品の買入をするとき ⑤ 緊急の必要により競争入札に付すことができない とき ⑥ 競争入札に付すことが不利と認められるとき ⑦ 時価に比して著しく有利な価格で契約を締結する ことができる見込みのあるとき ⑧ 競争入札に対し入札者がないとき、又は再度の入 札に対し落札者がないとき ⑨ 落札者が契約を締結しないとき 地方自治法施行令 第 167 条 の 2 入 札 保 証 金 入札保証金とは、入札に参加しようとする者が見積 る 契 約 金 額 の 100 分 の 5 以 上 に 相 当 す る 金 額 の 保 証 金 のことをいいます。 地方自治法施行令 第 167 条 の 7 普 通 地 方 公 共 団 体 は 、 一 般 競 争 入 札 に よ り契約を締結しようとするときは、入札に参加しよう とする者をして当該普通地方公共団体の規則で定める 率又は額の入札保証金を納めさせなければならない。 - 39 - 佐賀県財務規則 第 103 条 収 支 等 命 令 者 は 、 一 般 競 争 入 札 、 指 名 競 争 入 札 及 び 競 り 売 り ( 以 下 「 競 争 」 と い う 。) を 行 う と きは、競争に参加しようとする者に当該参加しよう と す る 者 が 見 積 る 契 約 金 額 の 100 分 の 5 以 上 に 相 当 する金額の入札保証金を納入させなければならな い 。( 以 下 条 文 略 ) 契 約 保 証 金 契 約 保 証 金 と は 、普 通 地 方 公 共 団 体 が 契 約 す る 際 に 、 契約の相手方が、契約上の義務を履行しない場合の損 失の発生に備え、契約締結前に契約の相手方から預か る保証金をいいます。契約履行後は契約の相手方に返 還され、また、契約上の義務を履行しないときは、当 該普通地方公共団体に帰属することになります。 地方自治法 第 234 条 の 2 2 普通地方公共団体が契約の相手方をして契約保証 金を納付させた場合において、契約の相手方が契約 上の義務を履行しないときは、その契約保証金(政 令の定めるところによりその納付に代えて提供され た 担 保 を 含 む 。)は 、当 該 普 通 地 方 公 共 団 体 に 帰 属 す るものとする。ただし、損害の賠償又は違約金につ いて契約で別段の定めをしたときは、その定めたと ころによるものとする。 佐賀県財務規則 第 115 条 収 支 等 命 令 者 は 、 契 約 を す る と き は 、 契 約 の 相 手 方 に 対 し 、 当 該 契 約 に 係 る 金 額 の 100 分 の 10 以上に相当する額の契約保証金を納付させなければ ならない。ただし、知事が別に定める場合は、この 限りではない。 2 収支等命令者は、前項の規定により契約保証金を 納付させるときは、契約締結の際に納付し、契約履 行後一定の期間内に返還する旨及び利息を付けない 旨を契約しなければならない。 仕 様 書 仕様書とは、工事や業務委託等の契約を締結する際 に添付する設計図書の一部で、契約書の内容を補完す るものです。 仕様書には、共通仕様書とそれを補足する特記仕様 書があります。 - 40 - 例 え ば 、工 事 に お け る 共 通 仕 様 書 に は 、作 業 の 順 序 、 使用材料の品質、数量、仕上げの程度、施工方法等工 事を施工するうえで必要な技術的要求、工事内容を説 明したもののうち、あらかじめ定型的な内容を盛り込 み作成されています。 また、特記仕様書では、工事の施工に関する明細又 は工事に固有の技術的要求を求めています。 工 事 打 合 簿 工事打合簿とは、工事や設計委託業務等において、 現場の状況等により受注者が契約内容どおりに業務を 遂行できない場合に、発注者側と受注者側が事前に協 議を行うことで、契約内容の変更を確認したことを証 する書面です。 この書面に基づき、後日、変更契約を締結すること となります。 請負工事及び委託業務における設計変更の取扱要領 [2] ( 変 更 に 係 る 協 議 及 び 指 示 ) 請 負 工 事 及 び 委 託 業 務 に お い て 、金 額 の 大 き な 増 工 、 廃工、手戻り、重大な工法の変更や隣接しない工区を 追 加 す る 場 合 な ど の 設 計 変 更 が 生 じ た 都 度 、監 督 員 は 、 所長と協議し、その結果により変更指示を行うことを 原則とする。 なお、本庁と協議を要するものについては、変更協 議の承認を受けて変更指示を行うこと。 1 金 額 の 大 き な 変 更 が 生 じ た 都 度 、所 長 は 変 更 内 容 を 把握すること。 2 金 額 の 大 き な 増 工 、廃 工 、手 戻 り な ど は 、所 長 、副 所 長 、課 長( 最 上 位 監 督 員 が 主 任 監 督 の 場 合 )と の 協 議 結 果 を 踏 ま え 、監 督 員 が 工 事 打 合 簿( 指 示 )に 決 裁 し、請負者及び受託者に変更指示を行う。 3 監 督 員 は 、そ の 変 更 内 容 が 予 算 の 範 囲 内 で 処 置 で き る こ と を 確 認 し た う え 、工 事 打 合 簿( 指 示 )に 図 面 及 び仕様書等を添付して請負者及び受託者に指示する。 4 変 更 指 示 を 行 っ た と き は 、請 負 者 及 び 受 託 者 よ り 工 事打合簿(承諾)を提出させる。 財 シ 務 ス 経 テ 営 ム 財務経営システムとは、業務効率化と予算執行管理 の強化を図ることを目的とした、予算編成から歳入執 行、歳出執行、決算管理、決算統計までの統一的な管 理及び、備品、公有財産、固定資産管理を行うシステ ム で 、 平 成 24 年 度 予 算 か ら 運 用 さ れ て い ま す 。 - 41 - 財 産 台 帳 財産台帳とは、県が保有する土地建物等の公有財産 を管理する帳簿のことで、財務経営システムにより管 理しています。 佐賀県公有財産規則 第 34 条 財 産 管 理 者 は 、次 の 各 号 に 掲 げ る 財 産 に つ いて、それぞれ当該各号に掲げる様式により財産台帳 及び履歴台帳を備え、常に財産の状況を明らかにして おかなければならない。 (1)土 地 別 記 様 式 第 23 号 の 1 及 び 様 式 第 23 号 の 2 (2)建 物 別 記 様 式 第 23 号 の 3 及 び 様 式 第 23 号 の 4 (3)工 作 物 別 記 様 式 第 23 号 の 5 及 び 様 式 第 23 号 の 6 (4)立 木 別 記 様 式 第 23 号 の 7 及 び 様 式 第 23 号 の 8 (5)船 舶 別 記 様 式 第 23 号 の 9 及 び 様 式 第 23 号 の 10 (6)用 益 物 権 別 記 様 式 第 23 号 の 11 及 び 様 式 第 23 号 の 12 (7)無 体 財 産 権 別 記 様 式 第 23 号 の 13 及 び 様 式 第 23 号 の 14 (8)有 価 証 券 そ の 他 別 記 様 式 第 23 号 の 15 及 び 様 式 第 23 号 の 16 工 重 作 要 物 物 品 工作物とは、佐賀県公有財産規則で分類されている 区分で、発電設備、冷暖房装置等が該当します。 重要物品とは、県が保有する物品のうち、備品の中 で、特に管理を厳重に行うものをいいます。 佐賀県財務規則 第 143 条 物 品 は 、 そ の 性 質 、 形 状 等 に よ り 次 の 各 号 に掲げるところにより区分し、その意義は、当該各 号に定めるところによる。 (1) 備 品 性 質 及 び 形 状 を 変 え る こ と な く 比 較 的 長 期間の使用又は保存に耐えられる物品 (2) 消 耗 品 そ の 性 質 が 使 用 す る こ と に よ っ て 消 費 さ れ 、 又 は 長 期 間 の 使 用 に 耐 え ら れ な い 物 品 (試 験、研究、実習等の用に供される動物を含む。) (3) 生 産 品 県 に お い て 生 産 又 は 製 造 し た 物 品 (4) 不 用 品 不 用 の 決 定 を し た 物 品 第 144 条 前 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 す る 備 品 の う ち 次 に掲げる物品は、重要物品とする。 (1) 道 路 運 送 車 両 法 施 行 規 則 (昭 和 26 年 運 輸 省 令 第 74 号 ) 別表第 1 に掲げる自動車のうち、普通自動車、小 - 42 - 型 自 動 車 (三 輪 自 動 車 及 び 二 輪 自 動 車 (側 車 付 二 輪 自 動 車 を 含 む 。 )を 除 く 。 )及 び 大 型 特 殊 自 動 車 (2) 20 ト ン 未 満 の 機 動 船 舶 (3) 美 術 工 芸 品 類 (4) 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、1 品 の 取 得 価 格 又 は 取 得 評 価 額 が 100 万 円 以 上 の 物 品 需用品等出納・ 供用簿 需用品等出納・供用簿とは、消耗品のうち、受入後 直ちに交付する軽易な物品等以外のものについて、受 入、保管や払出について記録する帳簿です。 佐賀県財務規則 第 146 条 4 委任出納員又は物品出納員は、第 1 項の規定によ る送付又は前項の規定による通知を受けたときは、 次の各号に掲げる物品の区分に応じ当該各号に掲げ る帳簿(次項において「出納簿」という。)に記入 し、通知書等と照合のうえ、物品を受け入れなけれ ばならない。ただし、第 1 号及び第 2 号に掲げる帳 簿については、法令その他の規程により別に定める 帳簿への記入をもって、それぞれ第 1 号又は第 2 号 に掲げる帳簿への記入に代えることができる。 (1) 備 品 備 品 出 納 ・ 管 理 簿 (2) 消 耗 品 需 用 品 等 出 納 ・ 供 用 簿 (3) 生 産 品 生 産 品 出 納 ・ 処 分 簿 5 前項の規定にかかわらず、次に掲げるものについ ては、出納簿への記帳を省略することができる。 (1) 官 報 、 公 報 、 新 聞 、 雑 誌 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 物品 (2) 贈 与 又 は 扶 助 の 目 的 で 購 入 し 、 直 ち に 払 い 出 す 物品 (3) 受 入 後 直 ち に 交 付 す る 軽 易 な 物 品 ( 郵 便 切 手 類 、 薬品類、肥飼料、燃料及び原材料品を除く。) 第 149 条 物 品 管 理 員 は 、供 用( 自 己 の 管 理 に 係 る 物 品 を 自 己 の所属する本庁等の各課又はかいの職員に使用させ る た め の 交 付 を い う 。以 下 同 じ 。)を す る と き は 、次 の各号に掲げる物品の区分に応じ当該各号に掲げる 帳 簿( 以 下 こ の 条 に お い て「 管 理 簿 等 」と い う 。)に 必要な事項を記入しなければならない。 (1) 備 品 備 品 出 納 ・ 管 理 簿 (2) 生 産 品 生 産 品 出 納 ・ 処 分 簿 (3) 消 耗 品 需 用 品 等 出 納 ・ 供 用 簿 3 次に掲げる物品の供用を受けた職員は、管理簿等 に準じて作成した補助簿に、当該物品の使用状況を 記入しなければならない。 (1) 一 定 期 間 の 使 用 量 を 見 込 ん で 多 量 に 供 用 を さ れ た物品 - 43 - (2) 基 金 前号に掲げるもののほか、物品管理員から特に 指定された物品 基金とは、条例の定めるところにより、特定の目的 のために財産を維持し、資金を積み立て、又は定額の 資金を運用するために設けられる資金又は財産をいい ます。 国の経済対策に伴い、多くの基金が創設されていま す。 地 方 自 治 法 第 241 条 普通地方公共団体は、条例の定めるところにより、 特定の目的のために財産を維持し、資金を積み立て、 又は定額の資金を運用するための基金を設けることが できる。 収 支 等 命 令 者 収支等命令者とは、知事及び知事の委任を受けて、 収入金の徴収、支出負担行為、収入及び支出の命令、 歳入歳出外現金の出納通知などを行う者をいいます。 (主に所属長) 佐賀県財務規則 第 2 条第 9 号 知事及び知事の委任を受けて収支等の全部又は一部 を行う者をいう。 物 品 管 理 員 物品管理員とは、物品の管理(会計管理者、委任出 納 員 及 び 物 品 出 納 員 の 保 管 に 係 る も の を 除 く 。)を 行 う 者 を い い ま す 。( 主 に 所 属 長 ) 佐賀県財務規則 第 2 条 第 12 号 物品の管理(会計管理者、委任出納員及び物品出納 員 の 保 管 に 係 る も の を 除 く 。以 下 同 じ 。)を 行 う 者 を い う。 委 任 出 納 員 委任出納員とは、会計管理者の委任を受けて、会計 管理者の権限の全部又は一部を行うかいの出納員をい い ま す 。( 主 に 総 務 課 長 ) - 44 - 佐賀県財務規則 第 2 条 第 10 号 会計管理者の委任を受けて、会計管理者の権限の全 部又は一部を行うかいの出納員をいう。 経 理 員 経理員とは、会計管理者又は出納員の命を受けて、 現金や物品の出納など会計管理者又は出納員の事務を 補助執行する職員をいいます。 佐賀県財務規則 第 9 条 会計管理者の事務を補助させるため、出納員 及び経理員を置く。 第 14 条 本 庁 等 の 各 課 及 び か い に お い て は 、特 に 任 命 する者のほか、次に掲げる者は、経理員に任命され たものとする。この場合において、知事の補助機関 で あ る 職 員 以 外 の 職 員 で 、経 理 員 に 任 命 さ れ た 者 は 、 知事の補助機関である職員に併任されたものとす る。 (1) 庶 務 に 従 事 す る 職 員 (2) 出 納 局 の 職 員 (3) 生 産 品 の 販 売 を 担 当 す る 職 員 か い 現地機関のうち、出納その他の会計事務をつかさど ることのできる機関として指定されたものをいいま す。 佐賀県財務規則 第 2 条第 7 号 かい 本 庁 等 以 外 に 設 け ら れ た 行 政 機 関 、 公 の 施 設 等 (以 下 「 現 地 機 関 等 」 と い う 。 )の う ち 、 知 事 が 公 示 し て 指 定 するものをいう。 (注)関係条文を一部抜粋 - 45 - 別 冊 平成27監査年度 定期監査結果報告添付意見 1 基金の管理・運用について 2 営繕工事等の執行体制の強化について 佐賀県監査委員 (定期監査結果報告添付意見) 組織及び運営の合理化に資するための意見 この意見書は、地方自治法第 199 条第 10 項の規定に基づき、平成 27 年 10 月から平成 28 年 7 月までの間に執行した定期監査において 気付いた組織及び運営の合理化に資するための意見を述べたもので あり、今後の行政運営に当たり留意され、改善措置について検討さ れたい。 1 基金の管理・運用について 地方自治法において、条例の定めるところにより、特定の目的の ために財産を維持し、資金を積み立て、又は定額の資金を運用す るための基金を設けることができるとされている。 この基金の管理に関し、次のような事案が発生している。 ① 歳入予算を超える基金の処分(繰り入れ) 安心こども基金から一般会計に繰り入れ後、翌年度に繰 り越して実施していた補助事業について、不用額の発生が 見込まれたことから、年度末の基金残高を調整するため、 2 月補正予算において一般財源で不用額相当分を基金へ 積み戻したが、その後の事業精算に伴い不用額が減少した ことから、基金の残高が過大となった。 その解消を図るに当たり、歳入予算に計上することなく、 基金を取崩していた。 -1- ② 基金運用利息の重複積立 2基金(産業廃棄物税基金・介護保険財政安定化基金) の運用利息について、本来、一般会計に受け入れてから基 金に積み立てるところを、収入科目を誤って事務処理した ために、基金への直接積立と一般会計からの基金への積立 が重複し、二重に計上されていた。 こうした背景としては、会計事務を担う職員の財務会計に対す る知識不足、財務事務に関するチェック体制が十分でないことな どが考えられる。 また、基金の運用にあたっては、県資金管理方針に基づき、基金 の所管課長は基金の資金収支計画を作成し、預貯金又は債券により 有利な資金の運用に努めるとされているが、資金収支計画を立てて いないものが約半数、資金収支計画の見直しや短期運用が行われて いないものなども見受けられた。 財務会計事務に係る「内部統制の強化について」、前年度も意見 を申し上げているが、今監査年度においても前述のような事案が発 生していることから、改めて、基金の管理について、不適正な事務 処理に対する再発防止対策を講じるとともに、その適正な運用に努 められたい。 -2- 2 営繕工事等の執行体制の強化について 営繕工事等の執行に関しては、設計積算、現場の施工管理の監理 監督など専門的な知識が必要とされる。 規模が比較的大きい工事の場合は専門的知識を有する建築等の技 術職員が担当しているものの、現地機関等が行う小規模工事の場合 は、専門的知識を有しない事務職員が主に担当している状況にある。 このような状況の中、次のような事案が発生している。 ① 排水工事において、施工管理が不十分であったため隣接する 観覧席が崩壊したもの ② 改良杭工事において、出来高が不足しているにもかかわらず、 設計変更を行わなかったもの ③ 設備工事において、設置機器に必要な水圧、水量の現況確認 を行わず、設計を行ったもの ④ 光ファイバ敷設工事において、歩掛の適用を誤り、積算が過 大となったもの ⑤ 盛土工事において、地盤補強材の設計強度の過大見積や敷設 方向を誤ったもの これらの事案では、工事の設計積算・施工管理が適正に行われて おらず、工事の品質管理や経済性の観点から、問題があると考えて いる。 また、担当する事務職員からは、専門外であり適正な対応が出来 ないとの意見も数多く聞いている。 より適正な営繕工事等を行うためには、設計積算、発注及び施工 管理の各段階において、専門的知識を有する者の関与が不可欠であ り、現在の体制は脆弱であると言わざるを得ない。 -3- このため、設計積算、施工管理のサポート体制の充実を図るなど、 工事の執行体制を強化されたい。 とりわけ、一般競争入札を行う工事については、工事全体を統括 する監督業務の強化が不可欠であり、 ・専門的な知識を有する技術職員 OB の活用 ・専門機関への外部委託 などについて、検討されたい。 -4-
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