若い農業人の働き方モデル創造事業 ~丹波版半農半公制度による農業

若い農業人の働き方モデル創造事業
~丹波版半農半公制度による農業後継者の育成~
丹波市地域おこし協力隊の隊員募集要項
◆この募集要項は、
「丹波市地域おこし協力隊設置要綱(平成 28 年2月5日施行)
」及
び「丹波市地域おこし協力隊員活動助成金交付要綱(平成 28 年2月5日施行)
」に基
づきます。
1.募集人員
丹波市地域おこし協力隊の隊員
2名
※選考結果が合格基準に満たない場合は不合格とするため、採用人員が募集人員に達し
ない場合があります。
2.概要
丹波市では、深刻な担い手不足や高齢化、耕作放棄地の増加、ブランド力の向上等の課
題に対し、市民、地域及び行政や関係機関が連携し、人材の確保やブランド作物の生産量
を増加させるための様々な施策を展開し、一定の効果を上げてきました。
しかし、依然として農業を取り巻く環境は厳しく、担い手の減少と高齢化による離農者
に歯止めがかからない状況です。
また、毎年新規就農を多くの方が希望されていますが、農業の知識や技術を習得し、安
定的な収入を得るまでに一定の年数が必要であることなどから、就農に結びつく方は多く
はありません。
こうした課題を解決するため、都市部から丹波市に移り住んで農業を行いたいと考える
方を地域おこし協力隊(市の非常勤一般職員)として採用し、週5日の勤務の内、1~2
日は内部事務を行い、3~4日は農場等の現場で課題の把握や農業技術の習得を行い期間
終了後の就農を目指す「若い農業人の働き方モデル創造事業~丹波版半農半公制度による
農業後継者の育成~」を実施します。
将来の丹波市の農業を支える人材として、農業と向き合い積極的な活動をしていただけ
る方の応募をお待ちしております。
3.活動内容及び支援体制
(1)活動内容
《現場活動(週 3~4 日)
》 ※半農半公の半農部分
① 指定された農家・集落営農組織の農場での農業の実践(3年間で4~5カ所程度の
農場で農業に携わる)
② 自らの農業の実践を通した丹波市農業の課題、ニーズ等の体験的把握
③ 丹波市農業の課題、ニーズ等の聞き取り
④ 丹波市における六次産業化の現状と課題の把握
⑤ 丹波市における若い農業人の実態や思考、課題等の聞き取り
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⑥ 若い農業人の交流会、意見交換会等の開催
《内部事務(週1~2 日)
》 ※半農半公の半公部分
① 現場活動で把握した丹波市の農業の課題やニーズ等の整理
② 丹波市の農業施策への提案、提言の作成
③ 丹波市における若い農業人の実態や思考、課題等の把握整理、分析
④ 若い農業人の交流の機会、ネットワークづくりについての企画立案
⑤ 市民目線でのわかりやすい農業支援制度や支援施策を紹介した資料の作成
⑥ その他農業振興課が指示する事務補助(丹波市認定農業者会事務局の事務局業務、
経営改善計画の認定業務に係る事務補助など)
(2)支援体制
① 活動現場(農場)の指定
活動の現場となる農場を自力で見つけることは困難であることから効果的に知識、
技術等を習得できるよう、この事業目的に賛同・協力する農家や集落営農組織を市
が選定し、円滑な現場活動の支援を行います。
※隊員が希望される作目に応じて可能な範囲で研修先を確保いたします。
② エルダーの選定
農業経験もなく、地域の「人」も知らない中での活動の開始となることから、地
域おこし協力隊と同年代の農業人をエルダーとして選定し、エルダーのサポート
のもと円滑な活動が展開できるように支援を行います。
③ 地域おこし協力隊の活動期間終了後の支援
地域おこし協力隊の活動期間終了後、活動の経験を生かして丹波市内で新規就農者
として農業に従事できるよう次のような積極的な支援を行います。
・地域ぐるみで受け入れてくれる地域や集落営農組織の紹介、斡旋
・貸借できる農地の紹介、斡旋
・新規就農者が住むことが可能な空き家等の紹介、改修費の支援
4.応募資格
(1)「2.概要及び3. 活動内容及び支援体制」に沿った活動が可能な者。
(2)「都市地域」又は「政令指定都市のうち、条件不利地域の指定対象区域外の区
域」に生活の拠点を置く者、又は他の市町村の地域おこし協力隊員経験者で、隊員
に任用された後に丹波市に住民票を異動できる者。ただし、既に丹波市に住民票の
異動を行った者は対象外とします。
※上記の住所要件については、地域により条件非該当となる場合がありますので、
「12.質問」により事前に必ずお問い合わせ下さい。
注1.都市地域とは
3大都市圏内外のうち、条件不利地域に該当しない市町村をいう。
注2.3大都市圏とは
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、
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兵庫県及び奈良県の区域の全部をいう。
注3.政令指定都市とは
さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、名古屋市、大阪市、堺市、神戸市、札幌市、
熊本市、京都市、相模原市、仙台市、新潟市、静岡市、浜松市、岡山市、広島市、
北九州市、福岡市をいう。
注4.条件不利地域とは
次の①~⑦のいずれかの法律による対象地域・指定地域を有する市町村をいう。
①過疎地域自立促進特別措置法(平成 12 年法律第 15 号)、②山村振興法(昭和
40 年法律第 64 号)、③離島振興法(昭和 28 年法律第 72 号)、④半島振興法(昭
和 60 年法律第 63 号)、
⑤奄美群島振興開発特別措置法
(昭和 26 年法律第 189 号)
、
⑥小笠原諸島振興開発特別措置法(昭和 44 年法律第 79 号)、⑦沖縄振興特別措
置法(平成 14 年法律第 14 号)
注5.生活の拠点とは
現在、住民票を置いている住所をいう。
注6. 他の市町村の地域おこし協力隊員経験者とは
一定期間(2年以上)の隊員経験者、かつ、解嘱から1年以内の者をいう。
注7.特別交付税の該当になることを条件とする。
(3)心身共に健康で誠実に活動することができ、地域住民と協力しながら、課題の
把握や農業技術の習得を、積極的に行うことができる者。
(4)普通自動車運転免許を有している者。
(5)パソコン等を所有し、ホームページ・ブログ等により自己の協力隊員としての
活動状況等を情報発信できる者。
(6)地方公務員法第 16 条(欠格条項)のいずれかに該当する者は受験できません。
①成年被後見人又は被保佐人
②禁固以上刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがな
くなるまでの者。
③日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴
力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した
者
(7)任期終了後も本市に定住しようとする意欲がある者。
(8)その他、家族での移住も可能です。
5.活動場所
兵庫県丹波市内
6.勤務日数及び勤務時間
(1)勤務日数
週5日
(2)勤務時間
1日7時間 45 分
7.休日及び有給休暇
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(1)休日
原則、土曜日・日曜日・祝祭日及び 12 月 29 日~1月3日
※勤務の都合で、休日を振り替えることがあります。
(2)有給休暇 年次休暇と夏季休暇を含む特別休暇
8.雇用形態及び期間
(1)丹波市非常勤一般職員として採用
(2)任用期間は、任用日(着任日:平成 28 年 11 月 1 日予定)から平成 29 年3月
31 日までとします。任用更新については、活動状況等を勘案した上で、最長3
年間(平成 31 年 10 月 31 日まで)雇用を更新することが可能です。
(3)地域おこし協力隊員としてふさわしくないと判断した場合は、任用期間中であ
っても、任用を解くことがあります。
9.報酬及び通勤手当等
(1)報酬 月額 200,000 円(住居費含む)
(2)通勤手当
市の規定により支給
市内移動に自動車等を使用するため、対人無制限、対物1千万円以
上の任意保険への加入が必要です。
(3) 社会保険 健康保険、厚生年金、雇用保険に加入
10.その他
その他勤務条件等は、一般職に属する職員で非常勤の職員の任用等に関する条例に
よります。
11.応募手続
(1)応募期間
平成 28 年8月 26 日(金)から平成 28 年9月 26 日(月)まで ※必着
郵送にてご応募下さい。応募書類を受付後、確認メールを送信致します。
なお、提出された書類は返却しません。
(2)応募書類
・応募用紙兼履歴書(丹波市のホームページよりダウンロードして下さい)
※写真を添付し、必ず携帯電話・スマートフォン以外のメールアドレスを
記載すること。
・住民票(住所履歴の記載があるもの、応募日から1ケ月以内に発行されたもの)
・隊員活動目標レポート
800 字程度(400 字原稿用紙)のレポートを提出して下さい。
◆テーマ
『農村地域における農業が抱える課題とその打開策について』
※「3.活動内容及び支援体制、(1)活動内容」を参考に作成下さい。
(3)申し込み・お問い合わせ先
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〒669-4192
兵庫県丹波市春日町黒井 811
丹波市役所
春日庁舎 産業経済部
農業振興課
TEL
0795-74-1465(直通)
FAX
0795-74-1055
E-Mail
[email protected]
農政係(担当:高見)
0795-74-0221(代表)
12.質問
(1)募集に関する質問は、「丹波市地域おこし協力隊員募集に係る質問事項」(丹
波市のホームページよりダウンロードして下さい)に記入し、送信メールの標題
を「丹波市地域おこし協力隊質問事項」とし、前記のメールアドレスへ送信をお
願いします。
(2)質問の回答については、質問のあった日の翌日から起算して3日以内(土・日・
祝日は除く)に回答します。
13.選考
(1)第1次選考
書類受付後、概ね 7 日程度で結果を郵送にてお知らせします。
(2)第2次選考
第1次選考合格者を対象に、10 月上旬に丹波市役所春日庁舎にて第2次選考
(面接)を実施します。詳細な日時は、第1次選考結果を通知する際にお知ら
せします。
※上記、第2次選考試験(面接)に出席される方は、旅費等は個人負担で出
席下さい。
(3)最終結果の報告
第2次選考の面接結果により、合否の判定を、面接日の翌日から起算して7日
以内に電子メール及び文書により通知します。
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