ハローワーク国分１就職支援業務報告（平成２７年度）所長による分析（業務運営の総括）（１）特に重点的に取り組んだ事項当所では、雇用保険受給者の早期再就職件数の目標達成を重点的に取り組むこととし、受給のための説明会や初回認定日等の早い段階から再就職手当を活用した早期の再就職のメリットを丁寧に案内するようにしました。その結果、前年度実績より約１１％、２７年度の目標に対しても約１８％上回ることが出来ました。また、「地方自治体との連携の推進」を重要な取組みの一つと考え、生活保護受給者等の就職促進のため市の担当者と毎朝打合せを行い緊密な連携に取り組みました。その結果、生活保護受給者の就職件数は目標の２倍以上と大きく上回る数値となりました。（２）サービス改善・業務改善を図った事項来所者の待ち時間短縮と十分な職業相談時間の確保を目的に、来所者の内、雇用保険受給者で就職申告のみの来所者へ専用の呼出し番号を発券することとしました。職業相談以外の手続きで来所された方の事務処理がスムーズに行われ、お待たせする時間を短くすることが出来ました。これにより十分な職業相談を必要とする求職者の方への相談時間を確保することに繋がり、就職件数の目標達成に貢献することが出来ました。（３）今後のサービス・業務改善の取組について求人の増加・求職者の減少傾向が継続している中で、充足件数の向上が課題となってきています。職業相談時に多くの事業所情報を求職者に提供出来るように計画的な事業所訪問を実施して、求人募集にあたっての事業主の考えをお聞きし、実際の作業風景を見学することで紹介に役立てていきます。所管内の有効求人倍率は長い間、局平均より低い状態が続いていましたが、平成２７年末あたりから局平均と同程度、特に国分本所だけでみると局平均を上回ってきていることから、今後は充足対策により力を入れて取り組むことが必要と考えています。特に人手不足感のある看護・介護・保育分野の充足対策については関係機関との連携等により取り組んでいきます。 1 ２総合評価（※）良好な成果 ※ ３業務量や業務の特徴などが同じようなハローワークとの比較による評価特記事項地方自治体との連携の推進の一つとして、雇用対策協定の締結に向けた協議を重ねました。その結果、当所管内の二つの自治体と協定を締結するに至りました。その中の１自治体は県内では最初の協定締結となりました。４マッチング関係業務の成果（主なもの）雇用保険受給者就職件数満足度満足度紹介充足件数早期再就職件数（求人者）（求職者）成功率（受理地）生活保護受フリーター正給者の就職社員就職件件数数正社員求人正社員就職数件数介護・看護・保育分野就職件数実績 6,751 5,632 1,656 97.0% 97.8% 32.7% 293 1,292 7,717 3,209 1,313 目標 6,650 5,666 1,402 90.0% 90.0% 27.8% 117 1,130 6,938 3,078 1,409 目標達成率 102% 99% 118% 108% 109% 118% 250% 114% 111% 104% 93% （参考）過去３年度平均 6,705 5,610 1,411 ※ 「目標達成率」は年度当初に設定した目標値に対する達成率 2