福祉 - 大分市ホームページ

福 祉
要介護認定までの流れ
介護保険制度
長寿福祉課
長寿福祉課
みんなで支えあう制度です
介護保険制度は、市区町村が保険者となって運営しています。40歳以上
のみなさんは、加入者(被保険者)となって保険料を納め、介護が必要に
なったとき、
費用の一部を支払ってサービスを利用できるしくみです。
介護保険に加入する人(被保険者)
介護や支援が必要と認められたら、
介護保険のサービスが利用できます。
●介護保険料を納付します。
●サービスを利用するため、
要介護認定の申請をします。
●サービスを利用し、
利用料を支払います。
第1号
被保険者
主治医の意見書
●指定を受けた社会福祉法人、医
療法人、民間企業、非営利組織
などが提供
●在宅サービスや施設サービス、
地域密着型サービスを提供
市の依頼により主治医が意見書を作成します。
認定結果
非 該 当
利用者に合ったサービスを
提供します。
医療・保健・福祉の専門家
により審査します。
認定調査員が訪問し、心身の状態や介助の状況な
どを調査します。
要支援1
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利用料の支払い
●介護保険被保険者証
●主治医の氏名、
医療機関名
●健康保険被保険者証
(40∼64歳の場合)
●特定疾病名
(40∼64歳の場合)
●マイナンバー(個人番号)カードまたは個人番号を確認できる書類
認定審査会
要支援2
問 長寿福祉課 ☎097-537-5741
サービスの提供
サービス事業者
申請に必要なもの
訪問調査
要介護1
加入している医療保険の保険料に上乗せして納めます。
要介護
認定
要介護2
医療保険に加入している人
普通徴収
第2号被保険者は、加齢が原
因とされる病気(特定疾病)に
より介護や支援が必要となっ
たとき、市区町村の認定を受
け、
サービスを利用できます。
●被保険者証の交付
●要介護認定
●サービスの確保と整備
要介護3
40歳以上
65歳未満の人
被保険者証の交付・要介護認定
要介護4
第2号
被保険者
介護保険制度の運営は、
市区町村が行います。
保険料の納付・要介護認定の申請
年金が年額18万円未満
送付される納付書また
は口座振替で、保険料
を各自納めます。
長寿福祉課に要介護認定申請をしてください。申
請は、本人または家族のほか、成年後見人、地域
包括支援センター、またはケアマネジャーなどに
代行してもらうこともできます。
要介護5
特別徴収
年金 の定 期 支 払いの
際、保険料が天引きさ
れます。
認定の
申請
市区町村(保険者)
第1号被保険者は、介護や日常
生活の支援が必要になったと
き、市区町村の認 定を受け、
サービスを利用できます。
年金が年額18万円以上
サービスを利用するためには、市区町村に申請して要介護(要支援)
認定を受けることが必要です。
介護報酬の支払い
65歳
以上の人
☎097-537-5679
☎097-537-5743
要介護度は7段階に分かれ「介護サービ
ス」または「介護予防サービス」を受けら
れます。非該当でも介護予防事業等を
受けられる場合があります。
介護サービス
介護予防サービス
(予防給付)
※
介護予防事業・
高齢者福祉サービス
居宅介護支援事業所 に依頼
地域包括支援センター に依頼
地域包括支援センター に依頼
(介護給付)
※平成29年4月から介護予防サービス(予防給付)の一部が介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)に移行します。
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介護保険料について
高齢者
長寿福祉課 ☎097-537-5741
65歳以上の人の保険料は、本人の所得や世帯の市民税課税状況などに応じて12段階に設定されています。賦課期日(保
険料算定の基準となる日)は、
その年度の4月1日です。
※3年ごとに見直します。
対象者
所得段階 27∼29年度の保険料額(年額)
生活保護を受給している人
本人 が市民 税非課税
老齢福祉年金(※3)を受給している人
同じ世帯の全員が 課税年金収入額(※2)+合計所得金額(※1)が80万円以下の人
非課税
課税年金収入額+合計所得金額が80万円を超え120万円以下の人
課税年金収入額+合計所得金額が120万円を超える人
第1段階
32,360円(基準額×0.45)
高齢者の在宅生活を支える
▶愛の訪問
75歳以上の安否確認を必要とするひとり暮らしの高齢
者に、日曜日、祝日以外、乳酸菌飲料(原則2日に1本)を配
達し、
安否の確認をします。
▶生活支援ホームヘルプサービス
第2段階
46,750円(基準額×0.65)
65歳以上(介護保険対象者を除く)で、日常生活を営む
のに支障のあるひとり暮らしの高齢者などの世帯をホー
ムヘルパーが訪問し、生活援助などを行います。
第3段階
53,940円(基準額×0.75)
▶生きがい対応デイサービス
本人 が市民税 課税
同じ世帯に市民税 課税年金収入額+合計所得金額が80万円以下の人
課税者がいる
課税年金収入額+合計所得金額が80万円を超える人
第4段階
59,690円(基準額×0.83)
第5段階
71,920円(基準額) 合計所得金額(※1)が120万円未満の人
第6段階
77,680円(基準額×1.08)
合計所得金額が120万円以上190万円未満の人
第7段階
89,900円(基準額×1.25)
合計所得金額が190万円以上290万円未満の人
第8段階
107,880円(基準額×1.50)
合計所得金額が290万円以上400万円未満の人
第9段階
115,080円(基準額×1.60)
合計所得金額が400万円以上500万円未満の人
第10段階 133,060円(基準額×1.85)
合計所得金額が500万円以上600万円未満の人
第11段階 140,250円(基準額×1.95)
合計所得金額が600万円以上の人
第12段階 154,640円(基準額×2.15)
※1 「合計所得金額」とは、年金等の雑所得、給与所得など各種所得(各収入から必要経費等を差し引いたもの)を合計したもので、次の
各種控除を引く前の金額のことです。
(地方税法第292条第1項第13号)
扶養控除、社会保険料控除、医療費控除などの所得控除
株式や土地・建物等の譲渡により生じた損失の繰越控除
株式や土地・建物等の譲渡所得など申告分離課税の所得がある場合の特別控除
※2 「課税年金収入額」とは、老齢(退職)年金など、市民税の課税対象となる年金の収入金額です。遺族・障害・老齢福祉年金などの非課
税年金の収入金額は含みません。
※3 「老齢福祉年金」とは、明治44年4月1日以前に生まれた人などで、一定の所得がなかったり、他の年金を受給していない人に支給さ
れる年金のことです。
※当該年度の介護保険料は、前年中の課税年金収入額および合計所得金額により算定します。
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長寿福祉課 ☎097-537-5747
65歳以上で介護保険対象外の高齢者に対し、デイサー
ビスセンターなどの施設で、レクリエーションなどを行
い、社会的孤立感の解消・心身機能の維持向上を図り、要支
援・要介護状態への予防を行います。
▶生活支援ショートステイ
介護保険対象外の高齢者などのうち、見守りが必要な高
齢者などを特別養護老人ホームで短期間お預かりします。
▶日常生活用具の給付・貸与
在宅の介護保険の対象とならない援護の必要な高齢者
などに対し、入浴補助用具などの給付または特殊寝台など
の貸与を行います。
▶食の自立支援
65歳以上のひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯
などで、身体的な衰えなどにより調理が困難な世帯に対し
て、地域包括支援センターによる聞き取り調査を行ったう
えで、栄養のバランスがとれた食事を1食につき400円で、
身体状況に応じて週に最高6回(食)
まで提供します。
▶軽度生活援助
65歳以上のひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯
などで、その世帯全員が市民税非課税の高齢者に対し、軽
易な日常生活上の援助を行います。
(例)草取り、
ごみの搬出
▶寝具類洗濯乾燥消毒サービス
65歳以上のひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯
などで、その世帯全員が市民税非課税で、寝具類の衛生管
理が困難な高齢者に対し、掛布団、敷布団、毛布各1点一式
の洗濯乾燥消毒を行います。
▶大分市高齢者ファミリー・サポート・センター事業
高齢者やその家族が、安心して暮らせるように、簡単な
家事・買い物などを支援する事業です。援助を行いたい人
(援助会員)と受けたい人
(依頼会員)が会員登録し、有料(1
時間600円∼700円)で援助し合うシステムです。
○援助会員、
依頼会員登録受付け
長寿福祉課内 ☎097-538-3180
月∼金曜日
(祝日を除く) 午前9時∼午後4時
▶家族介護用品の購入助成
介護保険の要介護認定が要介護4または要介護5の在宅
高齢者を同一世帯内で介護している市民税非課税世帯の
ご家族に、介護消耗品用の金券を支給します。
▶家族介護慰労金の支給
介護保険の要介護認定が要介護4または要介護5の市民
税非課税世帯の在宅高齢者で、過去1年間介護保険のサー
ビスを受けなかった人(7日以内のショー卜ステイ利用を
除く)を現に介護している同一世帯のご家族に介護慰労金
を支給します。
▶高齢者ワンコインバス
65歳以上で、引き続き1カ月以上大分市に住んでいる高
齢者がワンコインバス乗車証を提示することで、市内路線
バスの運賃が一律1乗車100円となります。
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▶後期高齢者などがはり・きゅう・マッサージなどの
施術を受けるときの補助制度
市指定の鍼灸院などで施術を受ける場合、施設利用者証
を提示すれば、1回1,100円(1日1回に限る)の補助が受け
られます。
○対 象 市内に居住し、
次に掲げる市民税非課税の人
①75歳以上の人
②65歳以上75歳未満で後期高齢者医療被保険
者証を持っている人
○利用回数 年度内に30回まで
※事前に施設利用者証の交付申請が必要です。
▶緊急通報サービス
65歳以上のひとり暮らしの高齢者などに、急病や事故
の際の緊急連絡用の通報機器を設置します。
▶長寿祝金(品)
大分市に引き続き3カ月以上住んでいる高齢者に、市か
ら次のとおり祝金などを差し上げます。
満90歳(卒寿)
:20,000円
満100歳(紀寿)
:100,000円 101歳以上:祝品
▶敬老行事
70歳以上の高齢者を対象に各種施設の優待券を交付し
ます。
施設での「居住費」
「食費」
介護保険施設における「居住費」および「食費」、ショー卜
ステイにおける「滞在費」および「食費」について、低所得者
に対しては申請に基づいて軽減措置がとられます。
○介護保険施設の居住費・食費の負担限度額(単位:円/日)
居住費(居室の種類により異なる)
多床 従来型 ユニット型 ユニット型 食費
室 個 室 準個室 個 室
非課税年金を
含む年金収入
額と合計所得
金額の合計が
80万円超の人
上記以外の人
か つ 、預 貯 金 等 が 単 身 で 、1,0 0 0万
円
︵夫婦で2,000万円︶
以下
市 民税非 課税世 帯
非課税年金を含
む年金収入額と
合計所得金額の
合計が80万円
以下の人
老齢福祉年金受給者
区分
世帯の
上限額
個人の
上限額
利用者負担 15,000円 15,000円
第1段階 24,600円 15,000円
課税年金収入額と合
利用者負担
24,600円 15,000円
計所得金額の合計が
第2段階
80万円以下の人
利用者負担
利用者負担
24,600円 24,600円
第1段階、第2段階以
第3段階
外の人
市民税課税世帯の人
利用者負担
37,200円 37,200円
第4段階
同一世帯内に65歳以上
利用者負担
で現役並み所得者の人
44,400円 44,400円
第5段階
※1
がいる場合
敬 老
老齢福祉
年金受給者
対象者
市民 税非課税 世帯
在宅の65歳以上の高齢者(世帯全員の所得税が非課税)
に、床段差を解消したり、手すりを設置するなどの小規模
な住宅改造工事の経費を助成します。
○助成額 工事費の9割を補助
(限度額18万円)
※介護保険認定者は対象外です。
※新築・増築は対象外です。
生活保護受給者
要介護・要支援者が居宅サービスや施設サービスを利用
して支払った自己負担(1割または2割分)が、上限額を超
えたときは、高額介護(介護予防)サービス費として、超え
た分が介護保険から払い戻されます。
ただし、
この自己負担額には日常生活費や施設における食
費・居住費は含まれません。また、福祉用具購入費、住宅改修
費、
おむつなど介護用品購入費の自己負担分も、
対象外です。
生活保護受給者
▶高齢者住宅改造費助成(未着工のもの)
利用者負担
の区分
高額介護(介護予防)サービス費
0
①320
②490
490
820 300
370
①420
②490
490
820 390
370
①820
1,310 1,310 650
②1,310
施設との契約により設定されます。
※1 現役並み所得者とは、課税所得145万円以上で年収が520
万円(単身世帯の場合で383万円)以上の人です。ただし、申
請により上限が引き下がる場合があります。対象となり得
る人には、申請用紙をお送りします。
高額医療、高額介護合算制度
介護保険と医療保険の上限額を適用した後に、世帯内で
同一保険の1年間の自己負担合計額が基準額を超えた場
合、その超えた分が「高額医療合算介護(介護予防)サービ
ス費」
として、
申請により払い戻しが受けられます。
低所得者対策
利用者のうち特に生計困難な人が、社会福祉法人の提供
する介護サービスを利用する場合は、申請に基づいて利用
料の軽減を受けられる場合などがあります。
おむつなど介護用品購入費の助成
在宅でおむつなどを常時必要とする人に対して、その購
入に要した費用のうち、1年度につき最高48,000円を限
度にその9割を支給します。
○対象者 在宅で介護を受けている要介護1∼5で日常生
活上、
常時おむつを必要とすると市が認めた人
○支給対象品目 紙おむつ、布おむつ、失禁パンツ、おむつ
力バー、尿とりパッド
*購入費の支給を受ける場合は、事前に市へ受給資格申請
が必要です。申請の内容によっては対象とならない場合
があります。
*領収証は市の指定した様式のものに限ります。
(指定し
た様式以外は支給できません)
memo
※①特別養護老人ホーム、
(介護予防)短期入所生活介護の場合。
②老人保健施設、介護療養型医療施設、
(介護予防)短期入所療
養介護の場合。
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地域包括支援センター
地域包括支援センターは、高齢者の総合相談窓口です。中学校区を基本として大分市内に23カ所設置しています。地域
で暮らす高齢者が、いつまでも健やかに住み慣れた地域で過ごせるよう、介護・福祉・保健・医療などさまざまな面から支援
します。お気軽に地域包括支援センターをご利用ください。
市外局番は
(097)です。
圏域名
(中学校区)
地域包括支援センターの名称
所在地
電話番号
上野ヶ丘
上野ヶ丘地域包括支援センター
金池町4丁目2番1号 フジタコーポ
513-5103
碩田
碩田地域包括支援センター
城崎町3丁目2-30 井上ビル101
560-0437
王子
王子地域包括支援センター
王子南町9番25号
544-1223
大分西
大分西地域包括支援センター
東八幡4丁目6組 リバーサイド91 101号
576-8282
南大分
南大分地域包括支援センター
畑中7組1-2 コーポ矢野第2 102号
573-6688
城南・賀来
城南・賀来地域包括支援センター
荏隈町2丁目2組
545-1030
城東
城東地域包括支援センター
大津町2丁目1番41号
大分県総合社会福祉会館1階
558-6285
滝尾
滝尾地域包括支援センター
下郡東1丁目3番15号
567-1720
明野
明野地域包括支援センター
明野北2丁目15番2号 第2岩本ビル101号
556-3600
原川(明治北小学校区除く) 原川地域包括支援センター
高松1丁目2番2号 R73番館103
547-8201
鶴崎(別保小学校区除く)
北鶴崎2丁目7番7号
594-1501
大東(明治北小学校区含む) 大東地域包括支援センター
大字松岡5461番地1 モンべル安達103号
528-7660
東陽(別保小学校区含む)
東陽地域包括支援センター
大字常行450番地
524-0892
大在
大在地域包括支援センター
大在中央1丁目4番13号B
528-9295
坂ノ市
坂ノ市地域包括支援センター
坂ノ市南3丁目4番35号
592-6686
稙田
稙田地域包括支援センター
大字上宗方590番地の10
日生第3マンション103号
542-7147
稙田西
稙田西地域包括支援センター
富士見が丘東2丁目27番2号
576-7573
鶴崎地域包括支援センター
稙田南
(寒田小学校区除く) 稙田南地域包括支援センター
大字田尻659番地
547-7886
稙田東
(寒田小学校区含む) 稙田東地域包括支援センター
大字鴛野929番地の7 ユタカビル1階
568-3310
竹中・判田
竹中・判田地域包括支援センター
大字中判田1593番地
コンフォート山下D棟102号
597-4111
戸次・吉野
戸次・吉野地域包括支援センター
大字中戸次4577番地3
586-7170
野津原
野津原地域包括支援センター
大字野津原字久保1505番地1
586-4020
佐賀関・神崎
佐賀関・神崎地域包括支援センター
大字佐賀関2174番地1
575-0337
memo
80
81
障がいのある人
障害福祉課 ☎097-537-5658
各種手帳の交付
障がいがあり日常生活に支障がある人を対象に、身体障
害者手帳(身体障がい者)、療育手帳(知的障がい者)、精神障
害者保健福祉手帳(精神障がい者)をそれぞれ交付していま
す。手帳を取得すると各種福祉サービスが受けられます。
▶日常生活用具の購入費の助成
在宅の心身障がい者で、身体障害者手帳1級∼3級または
療育手帳A1・A2を所持している人(手帳の内容によって受
給できない場合があります)
のための住宅設備を改造すると
きに、
その費用の一部を助成します
(所得制限があります)
。
▶自立支援医療
▶居宅介護(ホームヘルパー)
20歳以上の人で、重度の障がいなどがあり、日常生活に
おいて常時特別の介護を要する人に、特別障害者手当を支
給します(所得制限があります)。
▶障害児福祉手当
▶障害者医療費の助成
▶大分市障害者福祉手当
大分市に住所を有する身体障がい、知的障がい、精神障
がいのある人に、福祉手当を支給します(支給制限があり
ます)
。
○対象者 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福
祉手帳の交付を受けている人
▶特別障害者手当
20歳未満の人で、著しく重度の障がいなどがあり、日常
生活において常時の介護を要する人に、障害児福祉手当を
支給します(所得制限があります)。
▶特別児童扶養手当
大分市に住所を有し身体障がい者(1級∼3級)、知的障
がい者(A1∼B2)、精神障がい者(1級)の手帳を所持して
いる人が、1カ月に同一の病院などで支払った1,000円以
上の医療費自己負担金(保険診療分)を助成します(所得制
限があります)
。
※精神障がい者(1級)については、精神科病院入院分は除
きます。
▶補装具の購入(修理)費の補助
▶タクシー利用券の交付
障がいのある20歳未満の児童を監護している父母また
は養育者に、特別児童扶養手当を支給します(所得制限が
あります)。
身体に障がいのある人が日常生活における体の不自由
を補うため、日常的・長期的に使用する補装具の購入(修
理)
費を助成します。
補装具の種類は、義肢、装具、座位保持装置、盲人安全つ
え、義眼、眼鏡、補聴器、車いす、電動車いす、座位保持いす、
起立保持具、歩行器、排便補助具、歩行補助つえ、重度障害
由1・2級(上肢のみを除く)、または内部障がい1級(単独で
の等級)
であることが交付の条件となります。
※自動車税・軽自動車税の減免または有料道路通行料金の
割引を受けている人には交付できません。
身体に重度の障がいのある人の日常生活を容易にする
ため、点字図書、特殊寝台、電磁調理器、ファクス、盲人用体
重計、入浴補助用具、拡大読書器、住宅改修費、人工喉頭、点
字器、人工内耳電池購入費、ストマ用装具、収尿器などの購
入費を助成します。原則助成対象額の一割負担となり、事
前申請のみの受付です。
○更生医療
18歳以上の身体障害者手帳所持者で、状態の軽減や機
能の回復を図ることを目的とした医療費の給付を行いま
す
(所得の状況によって、
負担上限額の設定があります)。
○育成医療
18歳未満の身体に障がいのある児童、または疾病を放
置すれば、将来障がいを残すと認められる児童(確実な治
療効果ができるもの)に医療費の給付を行います(所得の
状況によって、
保護者に負担上限額の設定があります)。
○精神通院
精神に障がいのある人(てんかんの人を含む)が通院に
よる精神医療を、継続的に要する病状にある場合、申請に
より医療費の一部を給付します(所得の状況によって、負
担上限額の設定があります)
。
障がい児(者)への福祉手当・補助金など
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者用意思伝達装置。原則一割負担となり、事前申請のみの
受付です
(所得制限があります)。
肢体不自由者1級・2級(上肢のみを除く)、視覚障がい者
(1級・2級)、内部障がい者(1級)、知的障がい者(A1・A2)、
精神障がい者1級(顔写真付きの方)に、小型タクシー利用
券を交付します。
なお、福祉タクシー利用券とリフト付福祉タクシー利用
券については、車いすを常用していること、かつ肢体不自
▶住宅設備改造費の助成(未着工のもの)
日常生活を営むのに支障があり、介護を必要とする身体
障がい者、知的障がい者、精神障がい者、障がい児、難病患
者(対象疾病)の自宅をホームヘルパーが訪問し、日常生活
の支援をします。
▶手話通訳者の派遣
聴覚障がい者などが社会生活を円滑に営むためのコ
ミュニケーションを図る手段として、手話通訳者を派遣し
ています。
▶要約筆記奉仕員の派遣
聴覚障がい者などが社会生活を円滑に営むためのコ
ミュニケーションを図る手段として、要約筆記奉仕員を派
遣しています。
▶短期入所
在宅の身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者、障が
い児、難病患者(対象疾病)を介護している者が疾病などに
より、家庭における介護が困難になった場合に一時的に入
所できます。
▶緊急通報サービス
ひとり暮らしの重度身体障がい者の家庭に、急病や事故
の際の連絡用の発信機を設置します(近隣の協力者が必ず
2∼3名必要です)。
▶配食サービス
おおむね65歳未満のひとり暮らしの障がい者または障
がい者のみの世帯などで調理することが困難な障がい者
(身体障害者手帳1∼2級の人、療育手帳、精神障害者保健
福祉手帳の交付を受けている人)に対して、栄養のバラン
スがとれた食事を提供します(利用者負担があります)。
▶その他
自動車運転免許取得助成、心身障害者扶養共済制度など
の助成、斜視・弱視用矯正眼鏡購入費助成、軽度・中度聴覚
障がい児補聴器購入費助成などがあります。
※ただし、補装具・日常生活用具購入費の助成、ホームヘル
プサービス、短期入所など、介護保険と重なるサービス
については、
原則として介護保険が優先となります。
暮らしにお困りの人
生活福祉課 ☎097-537-5706
生活福祉東部事務所 ☎097-527-2104
生活福祉西部事務所 ☎097-541-1254
生活保護
病気や失業その他の事情により、
自力ではどうしても生活
できなくなった人に対し、自立できるまでの間、最低限度の
生活を保障し、
自立を援助するために生活保護の制度があり
ます。困っている状況や程度に応じて、健康で文化的な生活
ができるように、また、一日でも早く自分たちの力で生活で
きるように援助していくことを目的としています。
このこと
から、生活保護を受けようとする人は、次のことについて自
分たちの力で生活できるよう努力する必要があります。
働ける人は自分の能力に応じて働き、収入を得る。
資産
(預金・不動産など)を生活維持のために活用する。
年金・恩給・各種手当など他の法律や制度で受けられる
給付などはすべて受ける。
扶養義務者(親子・兄弟など)の援助をできる限り受ける。
これらのことを十分努力してもなお生活できないとき
に、初めてその不足分について生活保護で援助することに
なります。生活保護費は、国で定められた基準により算定
された最低生活費とその世帯の収入を比較して、その世帯
の収入の方が少ない場合についてのみ、その不足分を補う
ために支給されます。
生活にお困りの人は、生活福祉課窓口で相談してくださ
い。面接相談員が困っている状況をお聞きし、生活保護を
受けるための申請手続きなどを説明します。
大分市障害者虐待防止センターについては114ページを
ご覧ください。
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