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公募要領
1. 事業名
地域政策等に関する調査研究~子供の貧困対策支援システムの在り方と運用方法に関す
る実証研究~
2. 事業の趣旨
「子供の貧困対策に関する大綱」
(平成 26 年8月 29 日閣議決定)において、「子供の
将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、また、貧困が世代を
超えて連鎖することのないよう、必要な環境整備と教育の機会均等を図る。全ての子供
たちが夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指し、子供の貧困対策を総合的
に推進する。」という目的・理念の下、「第一に子供に視点を置いて、切れ目のない施策
の実現等に配慮する」等の基本的な方針に沿って市町村において各種事業が実施されて
いるところ。
そこで、市町村において、幼児期から高等学校段階まで切れ目なく一人ひとりの子供
の支援を早期かつ効果的に行うため、子供を取り巻く家庭状況等の環境要因や学習状
況・成績情報等の多様な情報を一元的に収集分析して、定期的にリスク判定し、早期に
必要な支援等を行うために必要な子どもの貧困対策に資する支援システム(以下「支援
システム」という)とその運用の在り方について実証的な研究を行う。合わせて、支援
システムを活用することで生じる波及効果について推計を行う。
3. 事業の内容
(1)子供の成長並びに家庭環境等の変化を定期的に追跡・分析(リスク判定を含む)する支
援システムとその運用の在り方について調査し研究する。具体的には、下記の内容を含
むものとする。
① 利用情報の特定
当支援システムに必要な情報である、
「子供の成長に関する情報(子供の学力、体
力、生活状況及び健康状況等)」並びに「家庭環境に関する情報(家庭の経済状況、
保護者の状況及び福祉施策の利用情報等)
」等を明らかにすること。
② リスク判定ロジックの在り方
市町村による生活支援及び学習支援等を行う必要がある子供及び家庭について、
①の支援システム上の情報を分析してリスク判定するロジックを明らかにすること。
③ 当支援システムの運用の在り方
リスク判定ごとに、関係機関と連携した取組内容(リスク別関係機関、取組、運
用フロー及び支援システムから出力される帳票等)を明らかにすること。また、情
報の取扱に関する注意点も明らかにすること。
(2)当支援システムで出力されるリスク判定に応じて、子供や家庭が抱える課題に早期かつ
適切に対応することで生じる子供の成長や家庭環境に与える良い影響、貧困の世代間連
鎖の予防に資する効果、社会保障費の減少等の波及効果について調査し研究する。具体
的には、下記の内容を含むものとする。
① ロジックモデルの作成
ロジックモデルを作成して取組の結果及び成果の項目を明らかにすること。また、
その結果及び成果の項目について測定指標を明らかにすること。
② 波及効果の推計
当取組が将来どの程度の波及効果を生み出すかを推計すること。なお、取組と効
果の関係については、測定可能な方法(ランダム化比較試験、共分散構造分析、因
子分析、回帰分析、前後比較、単純比較等)で因果関係を明らかにすること。
(3)(1)及び(2)をまとめた調査研究報告書を作成し、100部製本して提出する。
4. 委託先(公募対象)
市町村
5. 企画競争に参画する者に必要な資格に関する事項
(1)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。
なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得て
いる者は、同条中、特別な理由がある場合に該当する。
(2)文部科学省の支出負担行為担当官等から取引停止の措置を受けている期間中の者でない
こと。
6. 企画提案書の提出方法等
(1)企画提案書の作成について
企画提案書は、「地域政策等に関する調査研究委託要項」で定める「実施計画書」(別紙
様式1)を提出することをもって、企画提案書の提出があったものみなす。
(2)企画提案書の提出場所・問い合わせ先
住 所: 〒100‐8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
文部科学省生涯学習政策局参事官(連携推進・地域政策担当)付
TEL: 03-5253-4111(内線3464)
FAX: 03-6734-3620
E-mail: chiiki@mext.go.jp
(3)企画提案書の提出方法等
① 用紙サイズをA4縦版、横書きとする。
② 提出方法は、E-mailで送信 かつ 2部を郵送若しくは持参すること。
◇E-mail

提案1つにつき送信1回で上記(2)のE-mailアドレス宛に送信する。
その際、メールを送信したことを電話連絡すること。

送信メールの題名は、
「【市町村名:テーマ名】」とすること。

添付ファイル名は、
「
【市町村名:テーマ名】」とし、送信する電子ファイルが複
数ある場合には、その順番などがわかるように番号を付記すること。

電子ファイルは、下記③で示すファイル形式で作成すること。

ファイルを含めメールの容量が5MBを超える場合は、メールを分割し、件名
に通し番号を付して送信すること。
※ メール送信上の事故(未達等)について、当方は一切の責任を負わない。
※ E-mailによる提出があった際には、受信した旨を、送信者に対して
メールにて返信します。
◇郵送

提案書類は、紙媒体及び下記③で示すファイル形式の電子記録媒体で提出する
こと。
※ 郵送により提案書類を受領した際には、受領通知をE-mailで送信す
るので、提出書類に担当者の連絡先を記載すること。
◇持参

提案書類は、紙媒体及び下記③で示すファイル形式の電子記録媒体で提出する
こと。

受付時間は、平日10時00分から18時00分までとする(12時00分か
ら13時00分は除く)
。ただし、提出期限の最終日は12時までとする。
③ その他

企画提案書に関して問い合わせをするための事務連絡先を明記すること。

企画提案書は、日本語により作成すること。

電子ファイルは Word、Excel、Powerpoint又はPDF形式
にて提出すること。
(4)提出書類
① 企画提案書「実施計画書」
(別紙様式1)
② その他必要と思われる書類
(5)企画提案書の提出期限
提出期限:平成28年9月16日(金曜日)12時まで
(6)その他

企画提案書等の作成費用については、選定結果にかかわらず企画提案書を提出
する者の負担とする。また、提出された企画提案書等については返却しないこ
ととする。

委託契約の締結は、企画提案書(実施計画書)の審査の終了後、随時行うもの
とする。
7. 事業規模(予算)及び採択数
事業規模(予算)
:4,800千円程度
採択数:予算の範囲内で若干数
8. 選定方法等
(1)選定方法
審査委員会において、提出された提案書類にて書類選考を実施する。
(2)審査基準
別途定める審査基準のとおり。
(3)選定結果の通知
選定終了後、10日以内にすべての提案者に選定結果を通知する。
9. 誓約書の提出
本企画競争においては、誓約書の提出は要しない。
10.
契約締結
選定終了後、契約予定者と企画提案書を基に契約条件を調整するものとする。なお、契
約金額については業務計画の内容及び文部科学省の予算額を勘案して決定することにな
るので、企画提案者の提示する金額と必ずしも一致するものではない。また、契約条件
等が合致しない場合には契約締結を行わない場合がある。
※ 国との契約は、契約書に契約の当事者双方が押印した時(契約締結)に確定するこ
ととなるため、契約予定者として選定されたとしても、契約締結後でなければ事業
に着手できないことに注意してください。なお、再委託先がある場合には、この旨
を再委託先にも十分周知してください。
11.
スケジュール
① 公募開始:
② 公募締切:
③ 審
査:
④ 契約締結:
⑤ 契約期間:
平成28年8月26日(金曜日)
平成28年9月16日(金曜日)
企画提案書(実施計画書)の提出後すみやかに実施
随時
契約締結日から平成29年3月31日まで
※ 契約書締結後でなければ事業に着手できないので、企画提案書作成にあたっては、
事業開始日に柔軟性を持たせた上で作成する必要があることに十分留意してくださ
い。なお、再委託先がある場合は、この旨を再委託先にも十分周知してください。
12.
その他
事業の実施に当たっては、法令並びに委託要綱及び契約書等を遵守すること。
〔契約締結に当たり必要となる書類〕
選定の結果契約予定者となった場合、契約締結のため、遅滞なく以下の書類を提出
いただく必要がありますので、事前の準備のほどよろしくお願いいたします。

実施計画書

経費の積算根拠書類(謝金単価表、旅費規程、見積書等)

再委託承認申請書(再委託する場合に限る。再委託する経費の内訳含む。
)

銀行振込依頼書