バイオビジネス経営学特論Ⅰ(2 単位)

2016 年度
農学研究科
博士前課程
国際バイオビジネス学専攻
バイオビジネス経営学特論Ⅰ(2 単位)
担当者氏名
鈴村源太郎
◆学習・教育目標(到達目標を記載)
バイオビジネス経営学特論Ⅰ・Ⅱでは、日本農業における構造問題に関する基礎知識を踏まえた上で、農
業ビジネスの現況と課題、展開方向を深く理解し、個別農業経営の経営成長理論や経営評価および経営支援
に関わる理論を学ぶ。また、本講義を受講することで、当該研究領域に関する基礎知識を習得し修士論文執
筆に必要な基礎的研究能力を身につけることを目標とする。特にバイオビジネス経営学特論Ⅰでは下記のテ
キストを用い、輪読をしながらプレゼンテーションを行い、実践的なディスカッションの方法を学ぶ。
◆取り扱う領域(キーワードで記載)
農業経営管理
農業構造問題
経営成長理論
農業ビジネス
経営支援
◆授業の進行等について
準備学習(予習復習)等
テーマ
内
容
の内容と分量
○オリエンテーション ・講義の年間スケジュールを説明した上で、受講生と
テキストとして示す 2
(第 1 講)
のディスカッションを行う。
冊の書籍についてはそ
○「日本農業の構造変
・2010 年センサス分析から日本農業の構造問題につ
れぞれ、内容の要約を
動」に関する学習(第 2
いて学ぶ。
プレゼン形式に則って
まとめる。なお、プレ
講~第 6 講)
○「現代日本の農業ビジ
・現代日本の農業ビジネスの要諦について学ぶ。
ゼン資料の作成に際し
ネス」に関する学習(第
ては、①予習段階で理
7 講~第 11 講)
解ができなかった用語
○農業経営の成長理論、 ・農業経営成長理論、農業経営支援に関する問題を取
等の整理と②5 項目以
農業経営支援問題に関
り扱った学会誌掲載論文を選定し、課題設定の方法や
上の論点の提示を必須
する直近の学会誌論文
分析手法、論文としてのとりまとめの方法について学
とする。予習・復習に
の精読(第 12 講~第 15
ぶ。
はそれぞれ 1.5h 以上
講)
を要する。
◆教科書及び資料(授業前に読んでおくべき本・資料)
書名/著者/発行所(発行年)
日本農業の構造変動―2010 年農業センサス分析―/安藤光義著/農林統計協会(2013)
現代日本の農業ビジネス/八木宏典著/農林統計協会(2006)
◆授業をより良く理解するために便利な参考書・資料等
書名/著者/発行所(発行年)
農業経営学術用語辞典/農業経営学会/農林統計協会(2006)
ポケット農林水産統計(最新版)/農林水産省大臣官房統計部
◆評価の方法(レポート・小テスト・試験・課題等のウェイト)
授業への積極的な参加度・発言量、適宜課題を出すレポートの提出状況等により評価する
◆オフィスアワー
火曜日 2 限、水曜日 4 限/研究室または学科事務室(事前にメール等で連絡いただくと確実です)
◆その他受講上の注意事項
Formver.15-1215