X63□ パスカルポンプ ● エア駆動の超小型・高性能油圧ポンプです。 ● パスカルポンプは、駆動エア圧力をエアピストンと油圧ピストンの面積比(増圧比) により、高油圧力に変換する、油圧クランプに最適なパワー源です。 ● エア/油圧ピストンの高サイクルで確実なレシプロ運動により、吸引∼吐出を繰り 返し、設定圧力に達するにつれて低サイクルになり、最大吐出圧力で駆動エアと油 圧力がバランスして圧力保持をおこないます。 ● バランス状態ではまったく駆動エアを消費せず、電動ポンプのような動力損失や油 温上昇を生じることはありません。また駆動エアが絶たれても吐出側チェックバル ブにより油圧力を保持します。 パスカルポンプ model X63 ● 負荷圧力が減圧すると高応答で作動し、油圧力を保持します。 X6312 型 式 HCD4H-W HCSD-H4U HCT-4 ユニット型式 X6316 HCD4H-S HCSD-H4A HCD5H-W HCSD-H5U HCT-5 24 増圧比 HCD5H-S HCSD-H5A 使用エア圧力範囲 :0.2 ∼ 0.7 MPa 最 大エア消 費 量 :0.4 Nm 3/min 騒 :78±1 db (A) 音 使用周囲温度 15 :0 ∼ 70 ℃(凍結なきこと) 2.6 kg 質 量 能力線図 [作動油 ISO-VG32 (20℃)のデータ] PH = 24 (PA-0.05) X6312 PH = 15 (PA-0.05) X6316 エア圧力 PA [MPa] エア圧力 PA [MPa] 16 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 10 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 吐出圧力 PH [MPa] Pa 0.3 MP a 吐出油量 Pa 6 5 1.0 1.5 Pa 0.4 吐出圧力 MP a 4 0.3M Pa 吐出油量 3 0.2MPa X63 1 ② 0.5 7 0.5 M 2 2 パスカルポンプ Pa 吐出圧力 PH [MPa] 0.4 Pa Pa 吐出圧力 M 4 0.2M 0 6M 0. ① 5M 0. 0.4 0.3 .7M Pa 8 Pa M 6 9 .7M 0.6 8 0.2 :0 :0 パスカルポンプ X X63 12 10 0.1 PA PA 14 0 2.0 2.5 3.0 吐出油量 [L/min] 3.5 4.0 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 吐出油量 [L/min] 1. 吐出圧力PH(シリンダの動作および昇圧が完了した際の吐出圧力)の求め方 [例:X6312] 吐出圧力PHが6MPa必要な場合、上グラフの破線①から、エア圧力PAは0.3MPaとなります。 2. 吐出油量の求め方 [例:X6312] エア圧力PAが0.3MPaの時、シリンダ動作中は配管抵抗などの負荷によって吐出圧力が2MPaとなるとすると、吐出油 量は上グラフの破線②から、1.6L/minとなります。 (シリンダ動作中の吐出圧力は回路により変わります。) メールでのお問合せは [email protected] CAD データのダウンロードは www.pascaleng.co.jp 397
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