平成 28 年 8 月 25 日 各 位 バークレイズ・バンク・ピーエルシー 「iPath® 商品指数連動受益証券発行信託」 (証券コード 2021) 信託契約変更(確定)のお知らせ 「iPath® 商品指数連動受益証券発行信託」 (証券コード 2021) (以下「当 ETN-JDR」といいます。 )の受 託者である三菱UFJ信託銀行(以下「MUTB」といいます。 )は、信託法第 149 条第 4 項、 「2040 年満期 iPath® S&P GSCI®トータル・リターン指数連動債上場信託受益権信託契約及び発行会社に係る契約に関する個別契 約書」(以下「信託契約」といいます。 )第 4 条及び「上場信託受益権信託契約及び発行会社に係る契約条 項」 (以下「契約条項」といいます。 )第 51 条第 3 項の規定に基づき「非軽微な信託の変更」として、信託 の終了に係る信託契約の変更を予定し、権利確定日を平成 28 年 6 月 21 日として受益者に対しご案内のう え、平成 28 年 8 月 22 日まで信託契約の変更について異議申立期間を設けました。 このたび、平成 28 年 8 月 22 日までに到着した異議申立書を MUTB が集計した結果、異議を述べられた受 益者が保有する受益権口数が、総受益権口数の 2 分の 1 を超えなかったため、当初の予定通り、本日平成 28 年 8 月 25 日付で信託契約の変更を実施し、平成 28 年 9 月 28 日の経過により信託を終了することになり ましたので、ここにお知らせいたします。 記 1 対象 ETN-JDR 「iPath® 商品指数連動受益証券発行信託」 発行会社:バークレイズ・バンク・ピーエルシー 委 託 者:バークレイズ証券株式会社 受 託 者:三菱UFJ信託銀行株式会社、日本マスタートラスト信託銀行株式会社 2 信託契約の変更及び信託の終了に関する日程 信託契約の変更実施日 平成 28 年 08 月 25 日(木) 取得請求開始日 平成 28 年 08 月 26 日(金) 取得請求終了日 平成 28 年 09 月 14 日(水) 信託終了日 平成 28 年 09 月 28 日(水) 残余財産給付開始日 平成 28 年 11 月 07 日(月) 最終計算報告書発送(予定) 平成 28 年 11 月 18 日(金) 1 3 東京証券取引所における売買に関する日程 「整理銘柄」への指定 平成 28 年 08 月 25 日(木) 東京証券取引所における最終売買日 平成 28 年 09 月 23 日(金) 上場廃止日 平成 28 年 09 月 26 日(月) ※最終売買日までは東京証券取引所での売買が可能です 4 信託契約変更の内容及び理由 (内容) 信託終了日を平成 28 年 9 月 28 日といたします。 (理由) 当 ETN-JDR は平成 23 年 8 月 23 日に純資産総額(信託財産である外国指標連動証券(以下「当 ETN」 といいます。)の一口あたりの償還価額に本受益権の口数を乗じた額)が約 4 億 29 百万円で東京証券取 引所に上場いたしました。上場来約 5 年間、市場での流通に努めてまいりましたが、純資産総額は伸び 悩む状況が続いております。今後も、大幅な改善が見込めず、当初の目的に沿った商品の継続及び効率 的な運用が困難な状況と考え、信託を終了することといたしました。 5 新旧対照表 信 託契 約の変 更: 第 3 条の 2 の新設 下線部は変更部分を示します。 新 旧 第 3 条の 2 本契約条項第 60 条の規定にかかわら (新設) ず、本信託は、平成 28 年 9 月 28 日の経過により終 了します。 6 残余 財産の 給付 残 余財 産につ いては 、契約 条項 第 63 条 及び 信託契 約第 3 条の 規定に 基づ き信託 終了日(平 成 28 年 9 月 28 日) 現在 の受益 者に対 し、 金銭で 給付い たし ます。 ( 1)給 付の方 法 残 余財 産の給 付につ いて は、平成 28 年 11 月 7 日か ら支払 を開始 する 予定で すが、 お 支 払 方法 は、 受益 者が 指 定さ れて いる 「配 当金 受領 方 法」 によ り異 なり ます 。 証券 会社 に ご登 録され ている 「配 当金受 領方法 」を 確認の うえ、 下表 に従っ てご認 識く ださい 。 2 残 余 財産 給付 金受 取の た め、 お取 引の ある 証券 会社 に 対し て、 例え ば「 株式 数 比例 配分 方 式」 の指定 を解除 し、 「登録 配当金 受領 口座方 式」と 指定 されま すと、 当 ETN-JDR 以外 に受益者が保有している銘柄の配当金の受取方法も変更されてしまいますので、ご留意ください。 なお、残余財産給付金が確定いたしましたら、以下のアドレスにて開示いたします。 https://ipath.barcap.com/JP/16/ja/home.app 配当金受領方法 当 ETN-JDR の残余財産給付金の受取方法 ① 株式数比例配分方式 ② 配当金領収証方式 ③ 登録配当金受領口座方式 受益者が証券会社に対して指定されている口座へ振り込みい たします。 ④ 個別銘柄指定方式 受 益者 が証券 会社に 対し て個別 銘柄毎 に指 定され て い る口 座へ振 り込み いた します 。 領収証(もしくは払出証書)を受益者へご郵送いたしますの で、ゆうちょ銀行もしくは、郵便局へ持ち込むことで、残余 財産給付金をお受取ください。 ( 2)残 余財産 給付 時の課 税の取 扱い につい て 残 余 財産 給付 時の 課税 の取 扱い につ いて は、 受 益者 の区 分に より 異な りま す。 居住 者 ま たは 国内に 恒久的 施設 を有す る非居 住者 は、租 税特別 措置 法第 37 条の 10 第 4 項 によ り 譲 渡所 得等 に係 る収 入 金額 とな り源 泉徴 収い たし ま せん が、 譲渡 所得 に対 す る課 税が な さ れる ため 、確 定申 告 を行 う必 要が あり ます 。ま た 、内 国法 人及 びお よび 国 内に 恒久 的 施設 を有す る外国 法人 は配当 所得と なり ますが 、租税 特別 措置法 第 9 条 の 4 の 2 第 1 項 によ り源泉 徴収い たし ません 。 上 記 以外 の受 益者 につ いて は、 配当 所得 とし て 残余 財産 が平 均信 託金 (※ )を 超え た 部 分 につ いて 源泉 徴収 い たし ます 。な お、 確定 申告 を 行う 際は 、同 封の 残余 財 産計 算書 を 添付 書類と してご 使用 いただ けます 。 ※ 信託 終了時 におい て信 託され ている 金額 を受益 権総口 数で 除した 額 区分 所得 税 金に ついて 居 住者 譲 渡所 得 源 泉徴 収しま せんの で、確 定申 告 非 居住 者(恒久 的施 設有) 内 国法 人 が 必要 です 配 当所 得 外 国法 人(恒久 的施 設有) 非 課税 となり 源泉徴 収し ません 非 居住 者(恒久 的施 設無) 配 当所 得 平 均信 託金と の差額 が配 当所得 と 外 国法 人(恒久 的施 設無) な り、 源泉徴 収しま す 3 ( 3)少 額投資 非課 税制度 ( NISA(ニ ーサ) )につ いて 国 内の 個人受 益者が 少額 投資非 課税制 度( NISA( ニーサ )) の口座 で当 ETN-JD R を 保 有 され ていて 、且つ 、当 ETN-JDR の 残余 財産給 付金受 領時 に譲渡 益が発 生す る場合 、当 該 譲渡 益につ いて は NISA の適 用を受 ける ことが できず 、確定 申告を 行う 必要が ありま す。 ただ し、東 京証券 取引 所の最 終売買 日( 平成 28 年 9 月 23 日) までに 証券 会社を 通じ て 市場 売却さ れる場 合は 、 NISA の 適用を 受ける こと ができ ます。 ( 4)特 定口座 につ いて 国内 の個人 受益者 が特 定口座 で当 ETN-JDR を 保有 されて いて 、且つ 、当 ETN-JDR の 残 余 財 産給 付金 受領 時に 譲渡 損益 が発 生す る場 合、 当該 譲渡 損益 につ いて は特 定口 座内 にお い て 他の 譲渡 損益 との 損益 通算 を行 うこ とが でき ませ ん。 ただ し、 個別 に確 定申 告を して 損 益通 算を行 うこと が可 能です 。 ※ 税 金の 取扱 いに つい ては 、そ の内 容に つい て弊 社が 保証 す るも ので はあ りま せん 。詳 細 につ いて は、税 理士 及び 証券会 社等 にご確 認さ れる ことを お勧 めし ます。 7 信託 契約変 更に 異議を 述べら れた 受益者 の受益 権取 得請求 ( 1)異 議を述 べら れた受 益者の 受益 権取得 請求に つい て ・ 手続 き書類 提出期 限: 平成 28 年 9 月 14 日まで にお取 引の 証券会 社に提 出 (必 着 )※ ・ 受益 権取得 代金支 払: 平成 28 年 10 月 14 日(予 定) ※ 提出 先は、MUTB では ござい ません ので ご注意 くださ い。な お、手 続き書 類とは 、「受 益 権取 得請求 書 兼 受 益権口 座振替 依頼 書」なら びに「振 替連絡 兼 受益 権取得 請 求 手続 依頼書 」をい いま す (以下 同じ )。 ※ 証券 会社が 受益権 取得 請求を 受付し た日(手続 き書 類を受 付した 日)におい て、受益 者 の証 券会社 におけ る振 替口座 簿の残 高口 数が 、権利 確定 日に有 する本 受益 権の口 数以 下 とな る場合 には、 振替 口座簿 の残高 口数 に限ら れます 。 ※ 証 券 会社 が 受益 権 取 得請 求 を受 付 した 後 (手 続 き書 類 を受 付 した 後 )は 取 り消 し でき ま せん ので 、ご検 討のう えご 請求く ださい 。また 、受益 権取 得請求 をした 場合 、当 該受 益 権に ついて 前述の 残余 財産の 給付を 受け る権利 はなく なり ますの でご了 承 く だ さ い 。 ( 2)受 益権取 得請 求手続 きの方 法に ついて 受益 権取得 請求を 行う 場合 、取得 請求開 始日(平成 28 年 8 月 26 日 )以 降 、お早 目に MU TB あて にお 電話に て手続 き書 類をご 請求く ださ い。 MUTB は受 益者が 異議 を述べ られ た こと を確認 したう えで 、手 続き書 類を 権利確 定日時 点で 登録さ れてい る住 所にご 郵送 4 し ます 。手 続き書 類到着 後 、「 受益権 取得 請求書 事 項を ご記入 ご捺印 いた だき 、「 振替連 絡 兼 兼 受益 権口座 振替依 頼書 」に 必要 受 益権取 得請 求手続 依頼書 」(証 券会 社 が記 入いた します ので 、受 益者は 記入す る必 要あり ません 。)と 共に 、速 やかに お取 引 先の 証券会 社にご 提出 くださ い。なお 、複数 の証券 会社 により当 ETN-JDR を 保有 され て いる 場合 は、 証券 会社 毎に 手続 きが 必要 とな りま すの で、 手続 き書 類を ご請 求の 際、 そ の旨 お申し 出くだ さい 。 ご 提出 期限に つきま して は、受益 権取得 代金 支払い の都合 上、平成 28 年 9 月 14 日 ま で (必着 )に証 券会社 にて 手続き いただ きた く、手続き 書類 のご提 出が同 日を 過ぎた 場合 は 、受 益権取 得請 求を放 棄され たも のとみ なしま すの でご了 承くだ さい 。また 、手 続き 書 類に 不備が あり 、平成 28 年 9 月 14 日 までに 当該不 備が 解消し ない場 合も 同様の 取扱 い とい たしま すので お早 めにお 手続き くだ さい。 な お、異 議を述 べら れた 受益者 が必 ず受 益権取 得請 求を しなけ れば なら ないわ けで は あ りま せん。最終 売買 日まで は、東京証 券取 引所 での売 買が 可能で あり 、また 、信 託終 了 日ま で保 有し、 残余 財産 給付開 始日 以降、 残余 財産 の給付 を受 ける ことも 可能 で す 。 ( 3)受 益権取 得代 金の支 払につ いて 受 益権 取得代 金の支 払に ついて は、平 成 28 年 10 月 1 4 日 に「受 益権 取得請 求書 兼 受 益権 口座振 替依頼 書」によ りご 指定い ただく 銀行 口座へ 振込に より お支払 する予 定で あ り、 あわせ て計算 書を ご住所 宛に送 付い たしま す。 ( 4)受 益権取 得価 額 契 約条 項第 52 条第 2 項及 び信託 契約第 3 条 の規定 に基 づき算 定した 価額 受 益権 1 口あ たり : 2,530 円 なお、受益権取得代金にかかる税金の取扱いにつきましては、特定口座(源泉徴収あり)において 他の譲渡所得等との損益通算を行うことができません。当該受益権取得請求に係る所得税、地方税等 の税金につきましては、受益者ご自身で確定申告等の手続きを行っていただく必要がございます。 NISA の取扱いにつきましては、MUTB から計算書をお送りしますので、お取引先の証券会社にご相談 ください。 また、受益権取得代金のお支払いに際し発生する振込手数料は、受益権取得代金より差引かせて いただきますので、ご了承ください。 ※税金の取扱いについては、その内容について弊社が保証するものではありません。税理士及び証 券会社等にご確認されることをお勧めします。 5 ( 本件 に関す るお問 い合 わせ先 ) ① 契 約変 更の内 容、ほ か本 件全般 に係る お問 い合わ せに関 して バ ーク レイズ 証券株 式会 社 エ クイ ティ・ ファン ド・ ストラ クチャ ード ・マー ケッツ 本部 東 華 七子 ( TEL:03-45 30-112 3) ② 受 益権 取得請 求、及 び受 益者へ の残余 財産 の給付 に係る お手 続きに 関して 三 菱U FJ信 託銀行 株式 会社 証 券代 行部コ ールセ ンタ ー フ リー ダイヤ ル: 0120-69 6-242 〈 営業 時間: 午前 9 時~ 午後 5 時/土 日・ 祝祭日 を除く 〉 6
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